2017.03.10

【ボリビア】

■コカ葉管理、強化 La Razónの記事
政府は、国内でのコカ葉生産、流通についての管理を強化する方針だ。カルロス・ロメロ大臣がこの方針を示したものだ。政府は、コカ葉の合法生産枠を2万2千ヘクタールへ、大幅に増やした。コカ葉の産業使用などについて促進する一方、コカイン生産に歯止めをかけるため、政府として管理徹底を敷く方針を示したものだ。

■EU、コカ葉政策に疑問 La Razónの記事
欧州連合(EU)は、ボリビアのコカ葉政策に疑問を投げかけた。EU大使が語ったもので、ボリビア政府が実行した、コカ葉の合法生産枠拡大について疑問を呈し、重大な懸念を示したものだ。アンデス原産のハーブであるコカ葉はコカインの原料になることから、国連は禁輸作物に指定している。この増枠で、欧州連合を初め国際社会にも影響が生じかねないと警告した。

■COB委員長「不満」 Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBのギド・ミトマ委員長は、強い不満を示した。COBは政府に対し、最低賃金の大幅な引き上げを求めた。しかし政府側は、引き上げそのものは応じる姿勢ながら、要求されたレベルが高すぎると回答した。ミトマ委員長はこの回答に強い不満を示し、社会闘争化する可能性を示唆した。

■エボ、Tipnis道諦めず Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、イシボロ・セクレ国立公園内を通る道路建設を、諦めていないという。コチャバンバ県のビジャ・トゥナリと、ベニ県のサンイグナシオ・デ・モクソスを結ぶこの道路は、ブラジルとペルー、チリを結ぶ大陸横断道路の一部となる。しかし地域のインディヘナ(先住民)が根強く反対し、計画は暗礁に乗り上げている。

■エボ、移民サミットを提唱 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、移民問題をテーマとしたサミット開催を提唱した。米国のドナルド・トランプ政権が移民政策について、強硬な姿勢を見せている。一方で、アフリカや中東から欧州への移民の動きが止んでいない。こうした問題を世界規模で話し合うサミットの開催を提案たものだ。

■FAO、ボリビアに農作物対策 El Díaの記事
国連食糧農業機関(FAO)は、ボリビアなどラテンアメリカ6か国に、農作物対策への協力を行なう。国内ではサンタクルス県のカベサスで、イナゴの大群が発生し、農作物が食い荒らされる被害が起きたばかりだ。こうした動物や細菌による農作物の病害対策について、FAOが協力するという。

■ドイツ、大陸横断鉄道に協力明言 El Díaの記事
ドイツは、ボリビア政府が進める大陸横断鉄道計画への協力を明言した。国内鉄道網を活用し、大西洋と太平洋を結ぶ鉄道を整備するものだ。在ラパスのドイツ大使が、この計画への参画を明言した。同大使はこの計画が、パナマ運河建設に匹敵する国際的プロジェクトであると位置づけた。

■BoA、ペルーとメキシコへ Eju.tvの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、年内にペルーのリマ、メキシコのカンクンに乗り入れるという。ロナルド・カッソ会長が9日、明言したものだ。またドミニカ共和国のプンタ・カーナ、キューバのハバナの乗り入れも検討している。またサンタクルスのビルビル国際空港について、ハブ化を一層進展させる姿勢も示した。

■ワヌニ、683トン産出 La Patríaの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山はこの2月、683トンを産出したという。鉱山の運営会社側が明らかにした数字だ。同鉱山は国内最大の錫(スズ)鉱山で、前の月の450トンから233トン増えたことになる。錫など金属価格の国際市場での低迷が続いていたが、この月には持ち直し、同鉱山としては明るい展開となった。

■ワリカナ、氾濫被害 La Patríaの記事
ラパス県のワリカナで川が氾濫し、農作物に被害が広がっている。地域行政によると、アバホ川が増水して氾濫し、地域の農地を水浸しにしているという。被害面積は、同行政の把握では80ヘクタールにのぼる。現場はラパス市から30キロ南、メカパカの近郊だ。国内の広い範囲は、現在は雨季の末期にあたる。

■UMSA、セクハラ免職 La Razónの記事
ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)では、セクシャル・ハラスメントで講師ら10人が免職となった。同大学のワルド・アルバラシン学長が明らかにしたものだ。告発があった件などを学内で調査し、セクハラが明らかとなった件について、処分を行なったという。学内でも立場を悪用した、こうしたハラスメントが起きていることが指摘されていた。

■航空運用の責任明確化 El Deberの記事
ミルトン・クラロス公共事業相は、航空の運用についての責任明確化の方針を示した。航空便の運休や遅れなどについて、航空会社や管制官などの責任分担を明確に示すという。曖昧な対応を避けることで責任を明示し、航空分野の運用について透明化を図る。問題のある対応については、航空局が速やかな処分を下す体制を導入する。

■ブラジルナッツ、難しい時間 Página Sieteの記事
国産のブラジルナッツは、難しい時間を迎えているという。ラパス、ベニ、パンド県ではこのナッツ生産が盛んだが、天候の問題などで現在、ブラジルナッツの採取が難しい状況となっている。現在の生産高は、通常の70%程度まで落ち込んでいる。国産ブラジルナッツは、名前の由来のブラジルを生産量で超えている。

■モモ、雨不足の影響 El Díaの記事
コチャバンバ県産のモモは、雨不足の影響を受けている。バジェ・アルト地方ではモモの生産が盛んだが、今期は雨不足の影響で生育不良などが生じ、生産量も通常よりも少なくなる見通しだ。国内で主に消費されるサンベニートのモモは、生産量が60パーセントまで落ち込むとみられる。


【ペルー】

■アヤワスカで観光客重体 El Comercioの記事
ロレト県で、「アヤワスカ」を使用した観光客が、重体となっている。アヤワスカはアマゾンのつる植物で、煮出した液体が強い幻覚作用を持つことで知られる。この米国人男性はこの煮出し液を飲んだ後、腹部の痛みなどを訴え、地域の病院に運ばれ手当てを受けている。病院側はこの男性の状態が、きわめて重いと説明した。

■サクサイワマンに遺体 Correo Perúの記事
クスコのサクサイワマン要塞で、男性の遺体が見つかった。この場所は遺跡公園となっており、クスコを訪れる観光客の間でもポピュラーな場所だ。見つかった遺体は20代半ばぐらいとみられ、まだ身元は特定されていない。警察は何らかの犯罪被害とみて、示死因を含め、調べを進めている。


【チリ】

■トーレス・デル・パイネ、一時閉鎖 La Terceraの記事
第12(マガジャネス)州のトーレス・デル・パイネ国立公園は、一時閉鎖された。森林組合によると大雨の影響で、国立公園内および公園に向かうアクセス道で、川の増水などによる影響が生じているためだという。観光客の安全を図るため、公園そのものを一時閉鎖した。事態が落ち着くまで、その措置は継続される。

■チリャン、登山者が死亡 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のネバド・デ・チリャン火山で、登山者の男性が死亡した。登山者ら3人が山歩きをしていたが、事故が起きたという通報があった。山岳救助隊が空と陸から救助に向かったが、このうちの1人である25歳女性については死亡が確認された。ほかの2人によるとこの女性は、登山中に滑落したという。


【アルゼンチン】

■オリーボス、嵐に見舞われる Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのオリーボスは、嵐に見舞われた。市内では9日、強風をともなった強い雨が降った。オリーボスではこの嵐による被害がとくに大きく、倒木が160個所で発生し、住宅の屋根が飛ばされる被害も12件報告されている。路上などの車輛の被害も多く、また送電線が絶たれ広い範囲で停電している。

■貧困率、むしろ悪化 La Nacionの記事
国内では貧困層の人口が増加し、貧困率も上昇しているという。アルゼンチンカトリック大学が明らかにしたデータだ。2016年第三四半期時点で貧困層の人口は150万人で、極貧層は60万人だ。貧困層の人口に占める割合は、32.9%と、前年同期の29.0%から3.9ポイント悪化している。

■イグアス観光は再開 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園の観光は9日、再開された。イグアスの滝をめぐる遊歩道近くにプーマ(ピューマ)が現れ、観光客の安全のため48時間、閉鎖されていたものだ。公園側によると、遊歩道を含む一部のエリアについて、継続して立ち入り禁止とするが、ほかの部分についてはこの日から観光を再開するという。

■ノルウェー・エアシャトル、BsAsへ La Nacionの記事
欧州のLCC、ノルウェー・エアシャトルが4月から、ブエノスアイレスに乗り入れる。同社が開設するのはロンドンとを結ぶ路線で、400ドル程度の運賃を設定するという。同社は今年国内にLCCとして市場参入するフランボンディの運営会社だ。また今年下半期には、エチオピア航空がアディスアベバとブエノスアイレスを結ぶ路線を就航することも明らかになった。

■マクリ搭乗便で「ムラ」 El Paísの記事
マウリシオ・マクリ大統領が利用したアルゼンチン航空の同じ便で、「ムラ」が行なわれたという。ムラは、胃の中に薬物入りのカプセルなどを仕込み、輸送する手口だ。マクリ大統領がローマから帰国した便を利用したコロンビア国籍の49歳と32歳の男らが、荷物の二重底に合成麻薬MDMA(エクスタシー)を入れて運び、さらにムラを働いた。

■対マクリで混乱 El Paísの記事
マウリシオ・マクリ政権に対するデモで、ブエノスアイレスのレティーロは混乱した。有力労働組合CGTは、経済立て直しを訴えるマクリ政権に対し、「何の効果もない」としてストライキを行なうことを予告している。さらにコモドロ・リバダビアでは、労働組合が支持したクリスティナ・フェルナンデス前大統領に対する裁判が始まり、混沌とした状況になりつつある。


【エクアドル】

■マナビ、避難所の閉鎖 El Universoの記事
マナビ県のマンタとポルトビエホでは9日、避難所が閉鎖された。昨年4月16日、エスメラルダス県南部沖を震源とするマグニチュード7.8の大地震が発生し、マナビ県では甚大な被害が生じた。今も避難所でテント生活をする人がいたが、これらの避難所が閉鎖されたものだ。ポルトビエホの避難所に残っていた53世帯は、旧空港後の施設に移る。

■痴漢をメールで告発 El Comercioの記事
キトの交通機関、トロリーバス車内での痴漢行為について、メールで告発を受けつけるという。週明けの13日から、このサービスが開始されるもので、各トロリーバス車内に識別用の記号なども表示される。トロリーバスに限らず、市内では交通機関や路上などでの痴漢の被害報告が増加しているという。

■エクアドルから空手で世界へ El Comercioの記事
20歳の青年が、エクアドルから空手で世界を目指そうとしている。キューバ、ビジャ・クララ生まれのリ・ドゥアン・ディアスさんは2013年にクエンカに来て、以後空手の上達に励んだ。その努力が実り、21歳以下の世界大会に出場することになった。この出場に際し、エクアドルの国籍を取得したという。


【コロンビア】

■アンティオキア、150世帯避難 Caracol Radioの記事
アンティオキア県では、水害で150世帯が避難しているという。同県を含む国内内陸は現在、雨季の最中だ。大雨の影響で県内を流れるマリウンド川が増水、氾濫しているという。マリウンドの行政が、150世帯が避難していることを明らかにした。現在県と国が、避難者に対する人道援助物資を準備している。


【ベネズエラ】

■今年のインフレ、741%か Inter Economiaの記事
ベネズエラの2017年の物価上昇は、741%となる可能性がある。中央銀行は9日、ニコラス・マドゥロ政権にこの2月の数字を示した。この月のインフレは20.1%で、1月の16.7%を3.4ポイント上回った。このペースで物価が上昇し続けると、年間の上昇率が741%になるという。

■医師ら、10日にデモへ 2001.comの記事
医師らは10日、カラカスでデモを行なうという。医師らの団体が明らかにしたものだ。経済失政で物資不足が続くが、とくに医療分野では医薬品や部外品、衛生関連品の不足が続き、現場の混乱が起きている。政府に対し、対策などを求め声を上げる動きだ。デモ集会はアルフレド・サデル広場で行われる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ火災、死者31人に El Universoの記事
グアテマラで起きた児童保護施設火災による死者は大きく増えて、31人となった。8日、この火災が起きたのは首都から10キロのサンホセ・ピヌラにあるセグロ・ビルヘンデ・ラ・アスンシオンの家だ。家庭の問題などを抱える少女らが生活していた施設で、死亡したのはいずれも少女らだ。消防は、放火による火災の可能性を指摘している。

■フエゴ火山に警戒 Caracol Radioの記事
グアテマラのフエゴ火山に対し、警戒が呼びかけられた。国内でもっとも活発な活火山の一つであるこの火山は、再び噴火の可能性が高まっているという。観測機関によると火口からは噴煙が4900メートルの高さまで立ち上り、火山内部の活動は活発化しているという。この火山は首都から50キロの位置にあり、活発化を繰り返している。

■エア・ヨーロッパ、ハバナへ Caracol Radioの記事
スペインのエア・ヨーロッパが、キューバのハバナに就航した。同社が開設したのはマドリードのバラハス国際空港と、ハバナのホセ・マルティ国際空港を結ぶ直行便だ。同社にとって6機めとなる、最新のボーイング787型機を使用しての就航だ。この就航にキューバの観光相も立ち会い、今後の路線運航に期待を示した。

■ウルグアイ、4月中旬までに着工 El Paísの記事
ウルグアイ政府は、鉄道再開に向けた工事を、4月15日までに着工したい考えだ。鉄道リバイバルのきっかけは、セルロース工場の立地で、この産品輸送に鉄道を活用する案が浮上したものだ。この区間だけでなく、ドゥラスノとフロリダを結ぶ92キロ区間の貨物、旅客輸送の再開などが検討されている。