2017.03.16

【ボリビア】

■ペルー、横断鉄道再評価 La Razónの記事
ペルー政府は、ボリビア政府が主導する大陸横断鉄道計画を再評価する。ボリビア国内鉄道網を活用し、ブラジル側の大西洋とペルーの太平洋岸を結ぶ鉄道網を整備する計画だ。ペルーはイロ港が太平洋の出口となることを評価しており、この計画を推進する立場を示している。国内コンセンサスを得るため、さらなる評価を行なうことを決めた。

■中絶合法化、女性の支持高い El Díaの記事
政府が進める中絶合法化の議論について、与党MASの女性支持者層の間で、支持が高いという。政府は、やむを得ない事情がある場合に中絶を合法的にできるよう、改正を図ろうとしている。国内では闇中絶が横行している状態で、この合法に対し女性の間で理解が広まっているという。一方、国内に社会的影響力を持つカトリック教会は、この合法化に反対している。

■CAO、イナゴ対策強化を求める El Deberの記事
東部の農家の団体CAOは、政府に対しイナゴ対策の強化を求めた。サンタクルス県のカベサスでイナゴの大群が発生し、農作物が食い荒らされる事態が広がった。このイナゴについては鎮静化しつつあるが、CAOは農家に対する新たな脅威と位置づけ、農業行政に対し対策を強化するよう、要求したものだ。

■COB、危険業務について対話へ La Razónの記事
有力労働組合連合COBは、危険業務の賃金について、政府側と協議を行なうことを明らかにした。ギド・ミトマ委員長が明らかにしたものだ。COBは最低賃金の大幅引き上げを求めているが、政府側は要求幅での引き上げに難色を示している。しかし危険業務については、そのリスクに見合った賃金が支払われるべきとして、本筋と切り離し議論を進めるという。

■アチャカチ市民、ラパスを行進 Página Sieteの記事
ティティカカ湖畔のアチャカチの市民が、ラパス市内を行進した。市民団体などは、アチャカチの首長の辞任を迫り、社会闘争に入っている。今月初めにはこの運動が激化し、店舗からの略奪が横行する事態にも至った。その後対話が続けられていたが不調となり、再び社会闘争圧力が強まっているものだ。

■若手ルチャ・リブレ選手、殺害される El Díaの記事
サンタクルスで、若手のルチャ・リブレ(プロレス)選手が殺害された。ロス・ロテス地区の住宅街で、ロニー・ペロゴン選手が倒れているのを近所の人が発見した。病院に搬送されたが、同選手は死亡が確認された。同選手は身体に殴られた跡が多く残っていたという。警察は殺人事件として捜査を開始した。

■ガスボンベ、年に一度は交換を Los Tiemposの記事
コチャバンバの消防は市民に対し、家庭用エネルギーの液化ガス(GLP)用ガスボンベを、年に一度は交換するよう求めた。市内では都市ガスが普及していない地域が多く、GLPが広く使用されている。しかしボンベの老朽化から、爆発や出火などの事故が相次いでおり、この扱いについて適切に行うよう、異例の呼びかけを行なったものだ。

■市議会、ターミナル再開を目指す La Patríaの記事
オルーロ市議会は、新バスターミナルの早期再開を目指す。ペドロ・チャリャパ議長はこの施設を訪れ、内部などを視察した。このターミナルは2月にオープンしたばかりだが、旧ターミナルからの移管が進まず、12日をもって閉鎖されている。同議長はこの施設そのものには問題はなく、移管がスムーズに進むよう、市議会としても協力すると断じた。

■ラパス県議、イロへ Página Sieteの記事
複数のラパス県議が、ペルー南部のイロを訪れるという。3月23日は、ボリビアでは「海の日」だ。国民にとっては海岸線回帰は悲願で、この日の取り組みの一環としてイロ訪問を行なうという。イロは港町で、ボリビア政府は新たなボリビアの「外港」としてこの港を使用する計画を示している。

■豚肉の80%はサンタクルス県産 El Deberの記事
国内で消費される豚肉の、実に80%はサンタクルス県産だという。サンタクルス県の豚肉生産者の団体が明らかにし、県内産豚肉のさらなる消費拡大を目指す方針を示したものだ。国内での国民一人あたりの年間豚肉消費は5.5キロだが、サンタクルスは産地だけに多く、8キロに達する。県内の豚肉生産は、年間2億2500万ドルにのぼる。


【ペルー】

■アレキパ空港、濃霧の影響 Gestionの記事
アレキパのアルフレド・ロドリゲス・バリョン空港が、濃霧の影響を受けた。空港側によると視界不良のため同空港は3時間にわたり滑走が閉鎖され、ペルービアン航空、アビアンカ・ペルーのリマ行きの便などに大幅な遅れが生じたという。ターミナル内は、便を待ちわびる多くの人で、ごった返した。

■渡欧、22万人に Perú21の記事
欧州を訪れたペルー国民は、22万人に達したという。シェンゲン協定加盟国に入国するペルー国民に対し、ビザ免除が適用されて15日で1年となった。この期間中に、ビザなしで欧州を訪れた人の数だ。国別でもっとも多いのはスペインで64.0%を占め、以下オランダが20.8%、フランス11.8%となっている。

■メトロ1号、3億7千万人に Perú21の記事
リマのメトロ(電車)1号線の利用者数は、この2月末までで延べ3億7千万人となったという。この1号線は市内11の行政地域を通る34.6キロ区間だ。運営側は、今年年末には延べ利用数は4億6100万人になると予想している。現在2号線の建設が始まり、3、4、5号線建設の計画が進められている。

 width=■エミレーツ・スカイカーゴ、リマへ Gestionの記事
エミレーツ航空傘下の貨物会社、エミレーツ・スカイカーゴがリマに乗り入れた。同社はリマ乗り入れを視野に、試験飛行を行なったという。アラブ首長国連邦とラテンアメリカ各国の通商が増えていることから、新たな乗り入れ地としてリマが検討されている。今の時点で、定期化の具体的プランはないという。

■アレキパ、路上にペリカン Correo Perúの記事
アレキパの路上にペリカンが現れ、多くの人を驚かせた。15日朝8時頃、市内のサチャカの住宅地の路上に、ペリカンがいるのを周辺の住民が見つけた。この渡り鳥は負傷し、飛べなくなりこの地に降り立ったとみられる。市の自然保護局がこのペリカンを捕獲し、手当てを行なっている。渡り鳥としてこの鳥を見ることはあるが、市街地に舞い降りるのは異例だ。


【チリ】

■ビーニャ・デル・マール火事場泥棒 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州のビーニャ・デル・マールに、火事場泥棒が現れた。林野火災のため人々が避難しているネルソン・マンデラ文化センター内で、避難者が金品を盗まれる事件が報告されたものだ。少なくとも2件の被害があったという。避難者らは、警備体制などの不備など、行政の責任を訴えている。


【アルゼンチン】

■フライボンディ、下半期運航開始へ La Nacionの記事
航空参入の認可を受けたLCC、フライボンディは今年下半期に、国内線の運航を開始するという。同社が明らかにしたもので、ボーイング737-800型機を使用し、この7~9月にも便の運航を開始する準備を進めている。同社はすでに、ブエノスアイレスのプエルト・マデーロに事務所を設けている。

■エセイサ窃盗、盗難品押収 Infobaeの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港での集団窃盗で、警察は盗難品の一部を押収した。空港職員らが預け荷物を勝手に開け、中から品を盗んでいたものだ。男11人、女3人の合わせて14人が逮捕されている。逮捕者の車輛の中から、携帯電話や香水、デジタルカメラなどが押収された。これらの品々は、インターネットを通じて販売されていたとみられる。

■バス運賃、値下げの措置 Los Andesの記事
長距離バス会社が、運賃の値下げや割引を行なっているという。メンドサからチリのビーニャ・デル・マールに向かう便は、通常の運賃は600ペソだが、400ペソ程度まで下げられている。国内では今年、LCC参入が相次ぐことから、利用客を引き留めようとする動きだ。多くのバス会社は、先行きに不安を抱いている。

■イスラエルと航空交渉 Los Andesの記事
アルゼンチン、イスラエル両国は航空交渉を行ない、合意に達した。スサナ・マルコラ外相が明らかにしたものだ。この交渉により、アルゼンチン航空とイスラエルのエルアル航空が、両国間の直行便を運航できることとなった。エルアル航空は以前、ブエノスアイレスに乗り入れていたが、今は運休中となっている。

■スブテ車輛、また販売へ Día al Díaの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の廃止車輛が、また販売される。運営側はリネアD、Hで使用されていた8輛について、購入者の募集を始めた。今回は2度めの販売で、1度めの販売が話題となったことから、需要があると判断した。前に販売された1輛は、ハードロックカフェが購入し、今月25日にウシュアイアでオープンする新店舗で利用されることが決まっている。

■ベルグラノ・ノルテ線、リモデル La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道、ベルグラノ・ノルテ線の駅舎のリモデル事業がスタートする。交通省が明らかにしたものだ。同路線の23の駅について、23億ペソを通じて改修を行なう。チケット売り場やホーム、トイレなどの施設改善を行ない、照明器具のLED化も進める。この入札を開始することが発表された。

■ビー玉会社、生産を再開 La Nacionの記事
ビー玉の生産を行なう企業が、工場を再開させる。サンタ・フェ州サンヘロニモの、サンホルヘにあるTinka社が明らかにしたものだ。現政権が助成を見直し、電気やガスなどの公共料金の上昇が伝えられ、同社は昨年5月に生産を中止していた。ビー玉の市場規模は小さいが、一定の需要があるとして生産再開を決めたという。

■メンドサで雷 Los Andesの記事
メンドサ市内とウコ谷は14日夕方、雷をともなった悪天候に見舞われた。この悪天候の影響で市内では道路の冠水や倒木が相次いだ。雷や風の影響による停電が広い範囲で発生し、地域によっては復旧に相当の時間を要した。この悪天候による、人的な被害については、報告されていない。


【エクアドル】

■キト北部で陥没 El Comercioの記事
キト市内北部で、道路が陥没する事故が起きた。15日午前0時15分頃、この事態が起きたのはアナ・マリア・バホ地区のセサル・ビジャクレス通りだ。道路の一部が突然陥没し、路上に駐車していた車輛1台が落下した。この通りに面する住宅の10人が、一時避難した。この陥没は、地下水の変化により生じたものとみられる。

■米国の嵐、国内にも影響 El Universoの記事
米国東海岸で生じた悪天候の影響は、国内にも生じている。グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港では、LATAM航空のニューヨーク線が欠航になり、多くの乗客が行き場を失った。米国ではおよそ6千の航空便がこの悪天候で欠航となっている。代替便の運航の目途も立っていない状態だという。

■キトでバスが橋に衝突 El Comercioの記事
キト南部のグアハロで、バスが橋に衝突して大破する事故が起きた。カラプンゴから、キトのキトゥンベバスターミナルに向かっていたバスがシモン・ボリバール通りを走行中の15日午前8時15分頃、この衝突事故を起こした。この事故で1人が死亡し、9人が負傷している。運転手によるとブレーキが突然効かなくなり、事故に至ったという。


【コロンビア】

■サントス、選挙時に資金か El Universoの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、初めて当選した2010年選挙の際に、ブラジルの建設会社Odebrechtから資金供与を受けた可能性があるという。同国検察が指摘したものだ。Odebrechtはラテンアメリカ各国で贈賄の容疑がかけられているが、サントス大統領に裏金を渡した疑惑が生じていた。

■法王来訪準備会、始動へ Caracol Radioの記事
ローマ法王フランシスコ1世の来訪を準備する委員会が、近く立ち上げられる。コロンビア政府と、訪問地の一つとなっている首都ボゴタ市が共同で立ち上げる準備会だ。法王が9月にコロンビアを訪問することが発表された。この準備にあたるため、各方面の専門家らが準備を進めるための委員会を設けるものだ。


【ベネズエラ】

■ティントリ氏、エクアドルを告発 El Universoの記事
野党指導者で、収監されているレオポルド・ロペス氏の妻、リリアン・ティントリ氏がエクアドルを告発した。同氏は野党運動の活動を行なっているが、この目的で訪れたエクアドルで入国を阻まれたという。この際、グアヤキルの空港で5時間にわたり待たされ続けた。ベネズエラ国民はエクアドル入国にビザなどは必要ない。同氏は政治的圧力の可能性を示している。

■カプリレス氏、マドゥロ批判 ABC Colorの記事
野党指導者で、ミランダ州知事のエンリケ・カプリレス氏が、ニコラス・マドゥロ政権を痛烈に批判した。メディアを通じて発言したもので、マドゥロ政権が憲法に定められた国民の権利を踏みにじっていると指摘した。その上で国際社会に対し、マドゥロ政権への圧力を強めるよう求めた。

■ベネズエラ人、ロライマ州に駆けこむ Razonの記事
ベネズエラ国民が今、次々とブラジルに駆けこんでいるという。国境を接するロライマ州によると、現在5千人のベネズエラ国民が、同国への移民許可を待っている。今年に入り、同州に移民した人の数は1000人と、昨年年間の2200人の半数近くに達している。生活が困窮し、同国国境に移民のため押し寄せる動きが、加速しているという。

■癌治療薬、70%不足 El Nacionalの記事
国内では、癌治療薬の実に70%が不足しているという。スリア州の実態について、同州の医師らが調査しまとめた結果だ。国内では経済失政の影響で輸入が滞り、医薬品を含む物資の不足が続いている。癌患者が治療や延命などのため必要としている医薬品が入手できず、死亡したり、苦しんだりする事例が増加しているという。

■人道的危機を採択 Aristeguiの記事
ベネズエラ議会は15日、国内が人道的危機にあるとの宣言を採択した。同議会は野党が圧倒的多数を占めるが、この採択は全会一致での可決となった。国内では経済失政や原油価格下落で、国民生活の困窮が続いている。また同日、米州機構のルイス・アルマグロ総裁はベネズエラ政府の人権問題などを理由に、資格停止を決めている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■リオで黄熱病死者 Terra Mexicoの記事
ブラジル、リオデジャネイロ州で初めての黄熱病死者が確認された。州保健局が明らかにしたもので、州都から130キロのカジミロ・デ・アブレウで、38歳の男性がこの感染で死亡したという。ミナス・ジェライス州を震源にこの感染症が広がっており、同州は州内で120万人を対象に、予防接種を行なう方針を示していた。

■キューバへの旅行バブル、はじける NBC Newsの記事
米国からキューバへの「旅行バブル」が、はじけたという。キューバへの直行便を運航している米国の航空会社シルバー航空とフロンティア航空は相次いで、キューバ便の減便を発表した。同様の動きは他社にも広がっており、関係正常化を受けたキューバ旅行ブームが沈静化し、航空需要が落ち込んでいることが背景にあるという。

■ブラジル政界、乱気流へ News24の記事
ブラジル政界は、乱気流に突入した。同国の検察が、新たな汚職疑惑についての捜査を開始した。今の時点で、容疑を受けている政治家などの名前は伏せられているが、大物も含まれていると伝えられている。同国では大型の汚職事件が相次ぎ、ジルマ・ルセフ前大統領はこの責任を問われ、弾劾でその職を負われたばかりだ。

■サンサルバドルで銃撃 Caracol Radioの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドル中心部で、銃撃戦があった。同国警察によると、多くの店舗などが並ぶ一角の路上で起きたもので、合わせて5人が死亡しているという。同国では麻薬カルテルのメンバーである、パンディージャと呼ばれるギャングの台頭が続き、殺人や暴力事件が頻発し、政府側が対応を強化していた。

■エルサルバドルで2度の地震 La Prensa Gráficaの記事
エルサルバドルで2度にわたり、地震が起きた。14日19時11分、フォンセカ湾を震源とするマグニチュード3.2の地震が発生し、直後の20時2分にも、ほぼ同域を震源とするマグニチュード3.0の地震が起きた。揺れは小さく被害はないが、同じ震源域で地震が連続発生したことで、地域の住民の不安が高まった。

■ウルグアイ、アルコール販売規制 El Paísの記事
ウルグアイ政府は、アルコール類の新たな販売規制の方針を示した。タバレ・バスケス政権は、若者層の飲酒の増加を受け、この対策に乗り出している。この一環で、22時から翌朝8時までの、アルコール類の販売、提供の禁止の方針を示した。国内では15%の国民に、アルコールの過剰摂取などの問題がみられるとの報告を、保健省が出している。