2017.03.17

【ボリビア】

■領事館の国旗、降ろされる Los Tiemposの記事
チリ、アントファガスタのボリビア領事館に掲げられていた国旗が、降ろされたという。領事館側が16日、告発したものだ。現地の警察官らが、「ボリビアには国旗を掲げる権利はない」として降ろす要求をした。ボリビアはチリに主権ある海岸線を求め、この件をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。このことから、両国関係は冷え切った状態にある。

■エボ、チリを痛烈批判 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、チリを痛烈に批判した。アントファガスタの領事館で、警察官がボリビアの国旗を降ろすよう命じたことを受けたものだ。この行為は、1879年にチリがボリビアに軍事攻撃をかけたことと変わらない、とモラレス大統領は断じた。ボリビアとチリの間には正規の外交関係はなく、大使館がないため領事館が外交の玄関口となっている。

■ワナクニ外相「海を持とう」 La Razónの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は国民に対し、「海を持とう」と呼びかけた。「ボリビアは海とともに生まれた」と語り、チリに奪われた海岸線を取り返そう、と語ったものだ。ボリビアはチリに海岸線を求め、この件をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。国内では3月23日、海の主権を取り返すための「海の日」を迎える。

■アチャカチ、緊張続く Página Sieteの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチでは、緊張が続いている。市民団体が首長の辞任を求め、社会闘争に入っているものだ。市内などでは幹線道路の封鎖が行なわれ、一部の市民は県都ラパスを行進した。この社会闘争では今月、略奪が横行する事態に至り、対話が行われたが決裂している。アチャカチの行政そのものも、事業停止状態だ。

■若手格闘家殺害、2人を逮捕 El Díaの記事
サンタクルスで若手のルチャ・リブレ(プロレス)の選手が殺害された事件で、警察は20歳と14歳の男2人を逮捕した。ロニー・ペロゴンさんが市内で殴られ、死亡した事件だ。警察によると、交際女性をめぐる対立からこの事件に至ったとみられるという。ペロゴンさんは将来を期待される18歳だった。

■COB、例外なき賃上げ求める La Razónの記事
有力労働組合連合COBは、政府に対し「例外なき賃上げ」を求めた。COBは、最低賃金の大幅な引き上げを求めている。政府側は賃上げには応じる姿勢ながら、COBの要求幅については「行き過ぎ」との見方を示している。エボ・モラレス大統領を交え、COBと政府側の対話が行われ、COBが賃金労働者の生活の質向上の必要性を訴えた。

■ウルボ、テーマパーク詐欺 La Razónの記事
ラパス県ポロンゴのウルボに新たなテーマパークを建設するという投資話で、多くの人が詐欺被害にあっているという。相談を受けた弁護士が告発したものだ。この地に「エテルニーランド」というテーマパークを設け、ホテルなどを建設するという架空の投資話だ。現在の時点で、120人がこの詐欺にあったとみられるという。

■コチャバンバで交通スト La Razónの記事
コチャバンバで16日、交通ストライキが行なわれた。市街の主な道路を、ミクロ(バス)やミニバス車輛が塞ぎ、封鎖を行なった。また公共交通機関の便はこの日、運転されなかった。政府が薬物取締の法を強化し、輸送犯が公共交通機関を使用した場合、この運転手も罪に問われる可能性が生じたことに、反発、抗議した動きだ。

■アロマ郡で事故 Los Tiemposの記事
ラパス県のアロマ郡でミニバスが事故を起こした。チョリトトラで、乗客を乗せたミニバスが橋から転落し、川の中に突っ込んだという。この事故でバス車輛は大破し、3人が死亡し、8人が負傷した。負傷者らはエルアルト市内の医療機関に、緊急搬送されている。事故当時現場一帯は悪天候で、視界不良が事故原因とみられるという。

■アンコタンガ、太陽光発電 La Patríaの記事
オルーロ県のアンコタンガで、大規模な太陽光発電計画が浮上している。オルーロ県内で消費される電力のほとんどは、県外で発電されたものとなっている。しかしこの発電公園が設けられると、県内需要の62.5%をまかなえるようになる計算だ。政府は国内での電源開発にも積極的で、この計画が実現する可能性は高いとみられる。

■バナナ輸出、3600万ドル El Díaの記事
ボリビアからのバナナ輸出は、年間3600万ドルだ。代替作物開発基金側が明らかにした数字だ。国内ではコチャバンバ県の熱帯地方を中心に、バナナが生産されている。輸出の大半は、アルゼンチン向けとなっている。バナナひと箱あたりの価格は昨年、それまでの2ドルから6.5ドルに大幅上昇した。

■タラブコ、プフリャイ委員会設立 Página Sieteの記事
チュキサカ県タラブコの行政は、新たに「プフリャイ委員会」を設立した。プフリャイはこの地に伝わるフォルクローレのダンス、音楽だ。2014年、政府はユネスコ無形文化遺産登録を申請している。この実現を目指し、またプフリャイの文化的価値を守るため、行政側と民間が協力し、この委員会を立ち上げたという。


【ペルー】

■ワイコロ川が氾濫 El Comercioの記事
リマ、サンフアン・デ・ルリガンチョでは、ワイコロ川が氾濫し、被害が広がっている。雨季の大雨で起きた事態で、川の周囲では鉄砲水の発生も報告された。住宅地に泥流が入り込んでいる。この地域では1月26日にも同様の被害があり、橋が流され、仮設橋が設置されていたが、この橋も今回の被害で流された。

■FAP、北部で無料輸送 Perú21の記事
ペルー空軍(FAP)は、トルヒーリョとチクラヨの間で、無料輸送を開始した。国内北部では各地で大雨の被害が生じ、幹線道路の寸断も起きている。陸路輸送に障害が生じたため、空軍機による無料輸送を始めたものだ。また携帯電話会社Claroは、トゥンベス、ピウラ、ランバエケ県について、ショートメールを無料で送ることができる措置をとった。


【チリ】

■LAW、サンティアゴ-カラカス線 Diario Financieroの記事
新航空会社LAWは、サンティアゴとベネズエラのカラカス、マルガリータ島を結ぶ路線に就航する。今月、国内線の運航を開始したばかりの同社は、ベネズエラのエステラール航空が設立した新会社だ。この新国際路線は、今月25日からの運航となる。同社はLCCではなく、往復570ドルの運賃が示されている。

■チリャン火山、活発化 La Terceraの記事
第8(ビオビオ)州のネバド・デ・チリャン火山が、活発な状態となっている。アンデス山脈にある標高3212メートルのこの火山では、火口から盛んに噴煙が上がっている状態で、観測機関は周囲一帯に上から3番めのランクの「黄色警報」を出している。この火山は直近では2015年末から2016年初めにかけて、活発化した。

■ホモフォビア事件が増加 Caracol Radioの記事
国内では、ホモフォビア(同性愛憎悪)による事件が、大きく増加しているという。LGBT団体のMovilhが明らかにしたものだ。2016年、国内で同団体に報告されたホモフォビア件数は332件と、前年比で74件、28.6%の増加だった。同性愛男性が暴力を受け殺害された事件から国内では「サムディオ法」が制定され、ホモフォビアの暴力や差別行為は禁止されている。

■サンティアゴ、また暑くなる La Terceraの記事
サンティアゴはこの週末にかけて、また暑くなるという。気象機関が予報し、注意を呼びかけたものだ。サンティアゴ首都圏から第6(オイヒンス)、第7(マウレ)、第8(ビオビオ)州にかけて、熱波が到来する。サンティアゴでも、日中の最高気温が摂氏34度に達する可能性がある。熱中症への対策が必要とした。


【アルゼンチン】

■マクリ、アスンシオンへ Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領はパラグアイのアスンシオンを訪れた。同国の大統領府でオラシオ・コルテス大統領と会談を行なった。会談後、記者に対し貧困対策などを共同で進めることに合意したことなどを明らかにしている。コルテス大統領も、アルゼンチン側との信頼関係が深まっている、と評価した。

■スカイ航空、攻めの価格 La Nacionの記事
チリのLCC、スカイ航空が思い切った価格を提示している。ウェブサイトを通じて販売している最低価格のチケットは、ブエノスアイレス-サンティアゴ線で29ドルだ。利用にはこのほか空港使用料と税金がかかる。また同社は、機内サービスについてすべて有料化している。国内では今年、LCC5社が参入予定で、同社は先んじてLCCサービスを展開している。

■ビジャ・ソルダティ、新ターミナル La Nacionの記事
ブエノスアイレスのビジャ・ソルダティに、新しいバスターミナルが完成したという。3千万ドルが投じられ、官民が協力して建設整備された施設だ。市内のレティーロバスターミナルの慢性的混雑を受け、国内各地へのバスの便の新たなハブとなることが期待される。新ターミナルは一日800便の発着が可能で、最大利用数は70万人を想定している。

■食料、化粧品の流通差し止め Clarín.comの記事
消費者保護行政は、食料品や化粧品数十銘柄について、流通を差し止めた。商品などについて調べたところ、適正さを欠く表示がなされているものが多く発見されたという。この中には、天然はちみつをベースとした化粧品が含まれるが、この商品ははちみつそのものを使用していなかった。


【エクアドル】

■カトリック教会、選挙運動に注意喚起 El Comercioの記事
カトリック教会は、大統領選の選挙運動について、注意喚起を行なった。2月に投票が行われたこの選挙は、4月2日に決選投票が予定されている。この選挙運動で、ローマ法王フランシスコ一世の言葉の引用が行なわれているが、この言葉を法王が発した事実はない、と教会側は指摘した。

■キトでまた土砂災害 El Universoの記事
キト市内でまた土砂災害が起きた。中心部からやや西寄りのラス・カンテラス地区で、住宅地の斜面が崩れたものだ。さらに北部のサンフランシスコ・デ・ミラバリェでもやはり土砂災害が起きている。雨季の雨の影響で、地盤が緩んだり、地下水に影響が生じたものとみられる。市内では住宅地の街路で、大きな陥没が起きたばかりでもある。

■ロス・リオス、害虫との闘い El Universoの記事
ロス・リオス県では、害虫との闘いが続いているという。プエブロビエホ近郊のエステーロ・オンドでは、トウモロコシ畑に害虫が発生し、葉などが食い荒される被害が広がっている。地域の農家によると、体長3センチほどの虫が増加し、この事態ですでに3千ドルほどの被害が出ているという。


【コロンビア】

■航空会社、イエローカード提示要求か Caracol TVの記事
国内航空会社は、利用客に対し「イエローカード」の提示を要求する可能性がある。このカードは、黄熱病の予防接種を受けたことを証明するものだ。隣国ブラジルでこの感染症が広がっていることを受け、リスクが高い国内アマゾン地方やチョコ県などを訪れる乗客に、この提示を求める。交通機関は間もなく、セマナサンタ(聖週間)の繁忙期を迎える。

■リオ・ネグロ空港、一時閉鎖 Caracol Radioの記事
メデジンのリオ・ネグロ空港は16日早朝、一時滑走路が閉鎖された。空港側によると、悪天候による視界不良の影響で、便の発着を一時差し止めたという。この影響でカリ行きのビバ・コロンビアの便など6便が欠航となり、このほか40便に遅れなどの影響が出た。午前8時に、同空港は正常化している。

■ボゴタなど揺れる Caracol Radioの記事
16日午前10時38分頃、国内中部の広い範囲で地震による揺れを感じた。観測機関によるとこの地震の震源はカサナレ県タウラメナから20キロの地点で、震源の強さはマグニチュード4.9、深さは30キロだ。この地震の揺れを感じた首都ボコタでは、驚いた人が建物から飛び出すなどした。人や建物への被害報告はない。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「アルマグロはクズ」 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、米州機構のルイス・アルマグロ総裁について「クズだ」と切り捨てた。アルマグロ総裁は、信用できる選挙が行われていないといて、ベネズエラを米州機構から資格停止にすると発表している。この発表を受けマドゥロ大統領は、アルマグロ総裁について「人間性のないクズだ」と吐き捨てた。

■コスタリカ、資格停止に反対 Caracol Radioの記事
コスタリカのルイス・ギジェルモ・ソリス大統領は、米州機構のルイス・アルマグロ総裁がベネズエラを資格停止にした件について、反対した。ソリス大統領は、ベネズエラで信用できる選挙が行われる必要性を認めた上で、資格停止を行き過ぎた措置と指摘した。米州機構は、米国の政治判断の影響を受けやすい傾向がある。

■ロペス氏、妻を励ます El Universoの記事
野党リーダーで、13年の刑を受けたレオポルド・ロペス氏は、妻のリリアン・ティントリ氏を励ました。ティントリ氏は活動家としてエクアドルに向かったが、不可解な判断で入国を拒まれた。ロペス氏は弁護士を通じて妻に書簡を送り、「民主主義への闘いは、国境を越える」とのメッセージを送ったという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、反政府デモ広がる News24の記事
ブラジルでは、反政府デモが広がりを見せている。最大都市サンパウロでは、金融省の建物の前で数千人の市民が、声を上げたという。政界では新たな汚職疑惑が生じ、国民からの不信が高まっている。昨年、ジルマ・ルセフ前大統領が弾劾で失職したが、その後副大統領から就任したミシェル・テメル現大統領周辺にも、疑惑が生じている。

■ホンジュラス、黄熱病への警戒 La Prensaの記事
ホンジュラス保健省は国内に、黄熱病への警戒呼びかけた。ブラジルではミナス・ジェライス州を震源に、この感染症の広がりが報じられている。国内での感染者の報告はないが、媒介するネッタイシマカが棲息するため上陸すれば、流行に至るおそれがある。とくにブラジルに渡航する人に対し、予防接種を受けることを推奨した。

■キューバ、71%で渇水 Caracol Radioの記事
キューバでは、国土の71%で渇水、旱魃が生じているという。国の水資源機構が明らかにしたものだ。国内168の行政地域のうち、141で雨不足などによる渇水、旱魃が起きている。5万8700人の国民が、水道などを現在、利用できない状態となっている。同機構は国民に対し、広く節水を呼びかけた。

■サンサルバドルでまた銃撃戦 La Prensaの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドルでまた、銃撃事件が起きた。首都近郊のサンマルティンで15日夜、銃撃戦が起きたという。パンディージャと呼ばれる麻薬カルテルのメンバーと、民間警備員との間で起きたものだ。国内ではこのパンディージャの暗躍が続き、殺人や暴力事件が頻発している。この前日にもサンサルバドルでは、銃撃が起きていた。

■ウルグアイ、移民1万8千人枠 El Paísの記事
ウルグアイは、2017年のメルコスル各国からの移民枠を、1万8千人とした。またメルコスルから資格停止を受けたベネズエラについては、2340人としている。この枠内の人員については、申請があればすぐに審査を行ない、その是非が示される。ウルグアイへの移民希望の42%はアルゼンチン国民となっている。

■ウルグアイ、受刑者過去最高に Caracol Radioの記事
ウルグアイ国内の受刑者の数が、過去最高となったという。議会受刑システム委員会のフアン・ミゲル・ペティ議員が明らかにしたものだ。この1月末時点の国内受刑者は1万1300人と、過去もっとも多い数となった。これまでもっとも多い数は1万690人だったという。同議員はこのことについて、「悲しい記録更新」と表している。

■トラックが川に落ちる ABC Colorの記事
パラグアイで、トラックが川の中に転落する事故が起きた。カアグアスのコロニア・グアヤキで、モロティ川をトラックが渡ろうとした。この際に別の車輛と衝突しそうになり、これを避けようとハンドルを切ったところ、川に落ちたという。このトラックが輸送していた2万7千キロの大豆が損なわれている。