2017.03.20

【ボリビア】

■国内各地で国旗運動 Página Sieteの記事
国内各地で、「カントゥータ」と呼ばれる国旗を掲げる運動が行なわれている。チリ、アントファガスタのボリビア領事館前に掲げられていた国旗が、現地警察官の手により降ろされる事態が起きた。1913年の領事館設置から初めての事態だ。ボリビア側は敬意を欠いた嫌がらせと反発している。ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)駅では、小さな国旗が家族連れなどに配られた。

■バルセロナで海の行進 El Díaの記事
スペイン、バルセロナで、現地在住のボリビア国民が行進を行なった。23日は、ボリビアの「海の日」で、海岸線の回帰を訴える日となっている。ボリビアはチリに対して主権ある海岸線を求め、この件をハーグの国際司法裁判所に求めている。バルセロナでの行進には、数百人が参加し海の回帰を訴えた。

■マディディ、新種の発見 El Deberの記事
ラパス県北部のマディディ国立公園で、新種の生物が複数、確認されたという。生物学者らがこの公園内で巡検を行ない、この結果見つかったものだ。新種が見つかったのはサルやヘビ、蝶などで、現在それぞれの生物の生態につしての調べが進められているという。今後、マディディの名前にちなんだ命名がされる見通しだ。

■ボユイベ、イナゴとの闘い続く El Deberの記事
サンタクルス県のボユイベでは、イナゴとの闘いが続いている。同県のカベサスでイナゴの大群が発生し、農作物が食い荒らされる被害が生じた。このイナゴは隣接地のボユイベで現在、同様の被害をもたらしている。現地では薬剤散布と卵の除去による、制圧を目指す取り組みが今も続いている。

■若者の88%、避妊せず Página Sieteの記事
若者の実に88%は、コンドーム使用などの妊娠対策をとっていないという。与党MAS側が、調査結果を明らかにしたものだ。15~29歳の若者を対象に調査を行なったもので、ほとんどの若者が性交渉の際、避妊を考えていない実態が明らかになった。国内では現在、中絶の合法化議論が起きており、一方で不必要な妊娠を防ぐための啓発の必要性が指摘されている。

■海の運動、チリからの妨害 Correo del Surの記事
ボリビアの海の運動は、チリからの明確な妨害を受けているという。ヒセラ・ロペス政府広報官が明らかにしたものだ。太平洋戦争でチリに海岸を奪われたボリビアはこの回帰を目指している。23日の「海の日」を前に、さまざまな運動が行なわれているが、こうした活動に対するチリによる妨害行為が後を絶たないという。

■ミシクニ、進捗85% >Página Sieteの記事
コチャバンバ県のミシクニに建設中の水力発電所は、進捗率が85%となったという。建設を進める国側が明らかにしたものだ。ルイス・アルベルト・サンチェス大臣は、この新発電所が9月にも稼働するとの見方を示した。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、国内での電源開発を積極的に進めている。

■元大統領邸、取り壊し進む El Deberの記事
サンタクルスの第3環状線にある、元大統領の邸宅の取り壊しが進んでいる。サンマルティン通りに面するこの建物は、ウゴ・バンセル・サンチェス元大統領の住まいだった。しかし2か月前から取り壊しが進み、間もなく工事が終了するという。同氏は1971~1978年の軍事政権、1997~2001年の民政で大統領を務めた。跡地には車のショールームが設けられる。

■ミクロ、モニュメントを破壊 El Deberの記事
サンタクルスでミクロ(路線バス)が事故で、モニュメントを破壊した。72番のミクロが第2環状線で事故を起こし、パラグア通りとムトゥアリスタ通りの角にあったモニュメントに衝突した。このモニュメントは、市民の人権活動に尽力した夫婦の功績を記念し建てられていたものだ。モニュメントは倒れ、大破している。

■カルナバル、300万Bsの利益 La Patríaの記事
ユネスコ無形文化遺産のカルナバルは、オルーロ市に300万ボリビアーノの利益をもたらしたという。今年はこのパレードは2月25日に行われ、国内外から多くの観光客を迎えた。市側が、今年の開催についての収益を分析し、市議会で発表した数字だ。この数字を含め、経済効果などの指標が4月3日に発表される。


【ペルー】

■大雨禍、死者75人に Carcol Radioの記事
大雨被害による国内の死者数は、75人となった。国内では中部から北部のコスタ(海岸)地方で大雨による、川の氾濫や洪水、土砂災害が相次いだ。国の緊急オペレーションセンターによると、これらの災害の影響を受けた人は63万人で、避難者数は10万人となった。全部または一部が損壊した住宅の数も1万2千棟に達している。

■トルヒーリョが水浸し El Comercioの記事
ラ・リベルタ県都のトルヒーリョ中心部が、水浸しになっている。今週で6度めとなる鉄砲水が発生し、市街地に泥流が入り込んだものだ。歴史的景観地区を含む中心市街地は水に覆われる状態となった。また同県のビル郡では、ビル橋が川の増水で流出し、広い範囲が交通困難となった。

■ピウラ、デングの増加 Perú21の記事
大雨被害が相次ぐピウラ県内では、デング感染が増加している。県保健局によると、県内でのデング感染事例は水害発生後、246件となった。水被害の影響で衛生状態が悪化し、媒介するネッタイシマカが増えているとみられる。また同じく細菌感染症であるレプトスピラ症の発症数も56と、増加傾向にある。

■航空各社、無料輸送 El Comercioの記事
国内航空各社は、水害被災地関連の輸送のため、無料の旅客輸送に応じている。交通通信省の要請を受け、ピウラとリマを結ぶ路線などで、この措置がとられている。最大手のLATAM航空は専用の2便、アビアンカ・ペルーも1便を運航する。すでに無料輸送については、ペルー空軍(FAP)が実施している。

■アレキパ、被災者受け入れ Correo Perúの記事
アレキパは、国内中部から北部のコスタ(海岸)地方の、大雨被害の被災者の受け入れを発表した。南部コスタに位置するアレキパ県は、雨の状態は落ち着いている。現在リマやチクラヨなどから、この地に一時身を寄せる避難者を受け入れる体制を整えているという。また県側は、市民からの援助物資や献血を受けつけている。

■ペットの保護センターを設置 El Comercioの記事
リマのプンタ・ネグラには、ペットの保護センターが設けられた。国内の中部から北部のコスタ(海岸)で、大雨による被害が続いている。この現場で保護された犬などのペットや、避難者のペットを保護、預入する施設が、動物保護団体により設けられたものだ。今の時点で、すでに100匹ほどがこの施設に保護されているという。


【チリ】

■ペルーで52人と連絡とれず Caracol Radioの記事
大雨被害に見舞われているペルーで、チリの52人と連絡がとれていないという。在リマの大使館が明らかにしたものだ。同国内では中部から北部のコスタ(海岸)地方で、大雨による川の氾濫、洪水、土砂災害が相次いでいる。国内に居住登録しているチリ国民と連絡をとっているが、この52人については安否不明の状態にあるとした。

■トルテン川、水質調査 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のフレイレの行政は、トルテン川の水質調査を緊急に実施する。昨年、この川を渡る鉄橋が崩落し、貨物列車の貨車が水没する事故が起きた。これらの貨車を引き上げる作業が行われたが、この作業による新たな汚染がないかどうかを確認するという。チリ国鉄(EFE)側は、新たな汚染はないとの見解を示していた。


【アルゼンチン】

■アンデス、満席の船出 Latitud 2000の記事
アンデス航空のメンドサ初就航便は、満席となったという。19日朝8時15分、ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)を発った同社初のメンドサ便が、到着した。同社は昨年、実質的なLCCへの転換を行なっており、メンドサからの国内線LCC便の発着もこれが初めてだ。2006年創業の同社は、LCC展開で航空界での存在感を示そうとしている。

■レティーロ、街路樹の論争 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのレティーロで、街路樹が論争となっている。市側は、この街区のアロヨ通りについて、歩行者専用化を図る事業を進めている。この一環で、街路にある街路樹を一度伐採し、別の樹木に入れ替える計画を示した。しかしこの街路の住民グループがこの伐採に反対する運動を展開している。今の時点で、結論は出ていない。

■ラ・トロチータ、運転継続 El Patagónicoの記事
パタゴニアを走る蒸気機関車「ラ・トロチータ」の運転延長が決まった。エスケルとナウルパンを結ぶ区間で毎週火、土曜に運転されている観光列車だ。この1月以来の68便の利用者が7千人と好調だったことから、夏季の季節運航の予定だったものを当面、延長することを運営するチュブ州の企業が決めた。

■工事現場から先コロンビア時代の人骨 Tucuman Alas7の記事
トゥクマン州で、工事現場から先コロンビア時代のものと推定される人骨が見つかった。出土したのは州都から70キロのトランカスのティクチョだ。作業員が土を掘り返していたところ、人骨が見つかったものだ。当初は事件かと思われたが、現場に赴いた考古学の専門家が1500~2000年前のものと判断したという。


【エクアドル】

■大統領選、ラッソ氏がややリード El Paísの記事
大統領選では、中道右派のギジェルモ・ラッソ氏が、ややリードしている。2月に行なわれた大統領選で、既定の40%に達する候補がいなかったため、上位2候補による決選が4月2日に行なわれる、世論調査でラッソ氏が50.8%の指示で、中道左派で現政権からの継承を狙うレニン・モレノ氏が49.2%だった。

■ペルーに支援を申し出 El Comercioの記事
エクアドル政府はペルーに対し、人道物資などの支援を申し出たという。政府側が明らかにしたものだ。政府は18日、大雨の甚大な被害を受けたペルーに対し連帯の意を示し、犠牲者に哀悼をささげた。この上で、避難者などへの物資支援などについて同国に働きかけを行なったという。


【コロンビア】

■イエローカード提示を要求 El Espectadorの記事
国内のアマゾン、熱帯地方などに向かう航空便利用者について、イエローカードの提示を要求する。隣国ブラジルで、黄熱病の感染が広がっていることを受けた措置だ。アマゾン地方や北部のカリブ海沿岸地域など、ネッタイシマカが媒介するこの感染症のリスクがある地域に向かう乗客に、この提示を求める。

■経済、2.3%成長予想 Caracol Radioの記事
国際通貨基金(IMF)は、今年のコロンビアの経済成長が、2.3%になるとの予想値を示した。同機関のホルヘ・ロルデス氏が国内を訪れ、評価を行なったものだ。この数字は、同機関の当初予想を下回るもので、同氏は原油価格の低迷などが国内経済に与える影響を加味したと説明した。

■ベンガルトラの赤ちゃん生まれる Caracol Radioの記事
アンティオキア県のプエルト・トリウンフォで、ベンガルトラの赤ちゃん3頭が生まれたという。ナポレス農園のテーマパーク側が明らかにしたものだ。この公園で飼われているトラのつがいから生まれたものだという。ベンガルトラは絶滅が懸念される種だが、同公園では8頭が飼育されている。

■バナナ輸出、0.78%減 Caracol Radioの記事
コロンビアからのバナナ輸出は2016年、前年比で0.78%減ったという。輸出業の団体が明らかにしたものだ。この年のバナナ出荷量は73万3566箱で、この輸出減により2500万ドルほどの減益となった。団体側によると、エル・ニーニョ現象による天候不順が、バナナ生育に及ぼした影響が大きいという。


【ベネズエラ】

■アルマグロ総裁、会見へ Caracol Radioの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は20日、メディア向けの会見を行なうという。同総裁は先週、公正選挙が行われていないなどの理由で、ベネズエラの資格停止を発表した。この件についての会見を行なうもので、この場には収監されている指導者、レオポルド・ロペス氏の妻であるリリアン・ティントリ氏も同席するという。

■トランプ氏、ベネズエラについて電話会談 Caracol Radioの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は、南米の首脳との電話会談で、ベネズエラの人権問題について触れたという。同大統領はブラジルのミシェル・テメル大統領、チリのミチェル・バチェレ大統領と相次いで電話会談した。この中でベネズエラの問題について意見交換をしたことが明らかにされた。会談した両大統領も、ベネズエラ情勢に大きな懸念を示したとした。

■100Bs札、6度めの延長 Al Momentoの記事
ベネズエラ政府は、100ボリバール札の使用期限を、再度延長した。政府はこの紙幣について昨年12月15日での廃止を発表したが、代替紙幣準備不足と混乱から延長を繰り返している。今回は6度めの延長で、新しい期限は4月20日となった。また政府は、昨年1月16日に出されていた国内の経済非常事態についても、延長を発表した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、肉は安全 Caracol Radioの記事
ブラジル政府は、同国産の食肉は安全と宣言した。安全検査をめぐり検査官の買収などが明らかになり、国産食肉の安全性に対する懸念が示されている。政府側は健康被害が起きることはない、と政府として保証する姿勢を示した。この上で消費者らに対し、冷静な対応、判断をするよう求めた。輸出肉に対する不安も、国外から指摘されている。

■パナマ停電、ニカラグアにも影響 El Nuevo Diarioの記事
パナマで17日夜に起きた大規模停電の影響が、ニカラグアにも生じたという。変電所のトラブルの影響で、首都パナマシティや港町コロンなどで、150万世帯が停電したものだ。中米各国は電力融通のための送電網を持っており、ニカラグア当局によるとこの停電の影響を同国も受けたという。国内の一部地域でも、最大15分間、停電した。

■アラス・ウルグアイの破産を求める El Paísの記事
ウルグアイの政府系基金は、航空会社アラス・ウルグアイの破産を求めた。同社は昨年、旅客定期便の運航を開始したが、資金繰り悪化などから10月に全便を停止した。投資金回収や損失の確定のため、同社について破産手続きをとるよう、政府側に要求した。アラス・ウルグアイは2012年に破綻したプルーナ航空の元職員らにより立ち上げられた。

■キューバでバス事故 Caracol Radioの記事
キューバ東部で19日、バス事故が起きた。現場となったのはハバナから800キロ、バマヨから8キロの地点だ。サンティアゴ・デ・クーバからヌエビタスに向かっていたバスが衝突事故を起こしたもので、この事故で55人が負傷し、このうち4人が重傷となっている。現在事故原因の調べが進められている。

■パナマ、ペルーに連帯表明 Caracol Radioの記事
パナマ政府はペルーに対し、連帯を表明した。フアン・カルロス・バレラ大統領が語ったものだ。ペルーでは中部から北部のコスタ(海岸)地方で、大雨による災害が発生している。同大統領は、この災害の犠牲者に哀悼の意を示すとともに、被災した人々への連帯を示した。また在留邦人の安否について、現地大使館と連絡を密にしているという。