2017.03.21

【ボリビア】

■チリ、ボリビアの警察官らを拘束 Página Sieteの記事
チリの警察官が、ボリビアの警察官らを拘束する事件が19日、起きたという。ボリビア外務省が明らかにしたものだ。この事態が起きたのはオルーロ県のピシガと国境を接する、チリのコルチャネだ。拘束されたのは警察官7人と、兵2人の9人だ。越境しようとしていたトラック運転手に質問していたところ、現れた警察官らに突然取り押さえられたという。

■バチェレ、拘束を正当化 Página Sieteの記事
チリのミチェル・バチェレ大統領は、国境でボリビアの警察官ら9人を拘束した事件について、正当性を強調した。サンティアゴで会見に臨み語ったもので、拘束した9人は、越境しようとしたトラックから盗みを働こうとした、と断じた。拘束した地点もチリ側のコルチャネであり、問題はない、との見解を示した。

■タラパカ司法、拘束を正当と判断 El Díaの記事
第1(タラパカ)州の司法は、ボリビアの警察官と兵合わせて9人の拘束について、「正当」と判断した。司法側がこの判断についてツイッターで告知したものだ。オルーロ県のピシガの国境で、税関取締りを行なっていた7人と兵2人がチリの警察官らにより拘束さされたものだ。この9人について、チリ側の司法手続きに沿って処理されるとした。

■ボリビア、主権侵害と抗議 La Razónの記事
ボリビア外務省はチリに対し、主権侵害にあたるとして抗議した。オルーロ県のピシガの国境で、ボリビアの警察官と兵9人がチリ側に拘束された問題だ。外務省は、チリ側にこの拘束を行なう権限はなく、ボリビアの主権が侵されたと猛反発した。この上で9人の即時釈放を求めている。ボリビア、チリは海岸線問題をめぐり、緊張が高まっている状態だ。

■ムニョス外相、シララへ Página Sieteの記事
チリのエラルド・ムニョス外相がシララ水系の視察を行なった。ポトシ県からチリに流れるシララ水系だが、チリはボリビア国内から100年以上にわたり無許可取水を行なっている。チリ側は国際河川であり問題はないとしているが、ボリビアは「水の権利」が侵されたとしてこの問題をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。

■米国、関係改善に意欲 Página Sieteの記事
米国政府は、ボリビアとの関係改善に強い意欲を示した。同国の国務副長官が言及したものだ。2008年、パンド県で起きた事件をきっかけに、ボリビアと米国は相互に大使を帰国させる措置を取り、両国関係は冷え切ったままだ。しかしこの1月、ドナルド・トランプ新政権が誕生し、関係を見直す機会が生じている。

■ボリビアの海の2Bs硬貨 Página Sieteの記事
中央銀行(BCB)は、「ボリビアの海」の思いを込めた新しい2ボリビアーノ硬貨のデザインを発表した。ボリビアは19世紀末の太平洋戦争でチリに海岸線を奪われた。この際、ボリビアのヒロインとなったヘノベラ・リオスを描いた新デザインの2Bs硬貨を新たに発行することになった。ボリビアは今もチリに対し、主権ある海を求めている。

■サンアウレリオ、小型機墜落 El Díaの記事
サンタクルス県のサンアウレリオで、小型機が墜落する事故が起きた。この機は、同県で発生しているイナゴの農作物被害を防ぐための薬剤散布に向かうため、サンタクルス市内のエル・トロンピーリョ空港を発った。その後技術的問題が生じ、墜落に至ったものだ。乗っていた操縦士1人は無事だった。

■イナゴ対策でハチミツに被害 El Díaの記事
イナゴ対策による薬剤散布で、ハチミツ生産に被害が生じている。カベサスでイナゴの大群が発生し、この地やボユイベなどで薬剤によりこの鎮圧を図る作戦が展開されている。この薬剤が、ハチミツを集めるミツバチに影響を及ぼし、ミツバチの大量死や集める蜜の量の減少などを招いている。

■教員ら、ラパスに到着 Página Sieteの記事
教員らの行進が、ラパス市内に到達した。教員らは、教育分野への投資促進や教員の給与改善などを求め、オルーロ県のチャリャパタからラパス市内に、行進を行なった。教員らはラパス市内の教育省施設前でデモを行ない、声を上げた。この行進に対し政府側は、批判的な見方を示している。


【ペルー】

■橋の損壊、159個所 El Comercioの記事
大雨被害の影響で、国内では橋159個所が損壊している。国内中部から北部のコスタ(海岸)で、大雨による川の氾濫、洪水、土砂災害が頻発ししている。ラ・リベルタ県ではビル橋が崩落し、孤立地域が生じていることが報じられているが、交通通信省のまとめで橋梁被害だけで159個所に上ることが分かった。道路インフラの完全復旧には、相当の時間がかかるとみられる。

■カジャオ、線路被害 La Tribunaの記事
リマに隣接する港町カジャオでは、貨物線の線路が大雨被害を受けた。国内のコスタ(海岸)の広い範囲で被害が出ているが、この地では川の氾濫の影響で、貨物線の土台が流出したという。この線路は、カジャオ港に向かう貨物便が多く通過している。線路の管理側によると、復旧の見通しは立っていないという。

■支援物資270トンが被災地へ Perú21の記事
国内中部から北部のコスタ(海岸)の大雨被災地に、合わせて270トンの支援物資が入っている。今回の一連の雨被害で、合わせて10万人が避難していると政府は発表している。食料や医薬品、衣類などの物資が、これらの地域に空輸されている。エクアドルやコロンビア、ボリビアなどの近隣国からも、支援物資が届いている。

■犬など500匹を救助 Perú21の記事
国内中部から北部コスタ(海岸)の大雨被災地では、犬などの動物500匹が、救助されている。動物愛護団体が明らかにしたものだ。鉄砲水や洪水、土砂災害の被害地域で、家庭などで飼われていた犬などのペットも被災している。こうしたペットの保護活動を行なうプロジェクトによると、国内全土で500匹が保護されているという。

■アマゾン大水害のおそれ El Comercioの記事
ロレト県は、県内のアマゾン水系の河川流域に、注意を促している。上流部での大雨の影響で、ワジャガ、マラニョン、ウカヤリ川が大幅に増水し、複数個所で氾濫する危険性が高まっている。すでに一部の地域では浸水被害もおきているが、こうした状況が広大な面積に広がるおそれがあると警告した。

■ビバ・アエロ・ペルー、発売延期 Gestionの記事
新規参入のLCC、ビバ・アエロ・ペルーはチケット発売を急遽、延期した。間もなく運航を開始する同社は、3月20日ウェブサイト上でチケットの販売を開始すると発表していた。しかし就航予定の11路線について認可が遅れているとしてこれを無期限で延期した。この判断に、FacebookなどSNS上で、批判が起きている。


【チリ】

■ブラジルからの食肉輸入を停止 BioBio Chileの記事
チリ当局は、ブラジルからの食肉輸入を停止した。同国では検査官買収により、危険な食肉が流通し、輸出されていた可能性が指摘されている。チリ農業省はこの事態を受け、国内市場への危険肉流通を避けるため、同国からの食肉の輸入を禁じた。ミシェル・テメル政権は、同国産食肉の安全性を保証するとしているが、チリ側は事態の推移を見守る姿勢だ。

■ATM窃盗でスーパー火災 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州都コンセプシオンで20日未明、スーパーで火災が起きた。この事態が起きたのはサンタ・サビーナにあるウニマルクの店舗だ。犯罪グループが閉店後の店に侵入し、店内にあった銀行自動機(ATM)から現金を盗もうとした。この際に何らかの理由で火が発生し、燃え広がったとみられる。


【アルゼンチン】

■管制官居眠りで着陸できず El Paísの記事
ラ・リオハの空港で、管制官の居眠りにより便の着陸に影響が生じたという。18日朝7時頃、ブエノスアイレスからのアウストラル航空の便が、同空港に着陸しようとした。機長が管制官とコンタクトをとっても反応がなく、同機は1時間近くも、この一帯を旋回したという。この事態が、管制官の居眠りであったことが、後に判明した。

■コンスティトゥシオン、壁が崩落 Clarín.comの記事
ブエノスアイレス、コンスティトゥシオンで建物の壁が崩落する事故が起きた。20日午後、この事態が起きたのはビレイ・セバリョス通りとウンベルト・プリモ通りの角にある古い邸宅だ。一階と二階の壁が崩れ、駐車していた車を押しつぶした。この事態による人的被害はない。この建物は、メンテナンスがなされていなかった可能性が高いという。

■リネアC、集改札スト Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCでは20日朝、集改札ストが行なわれた。通常通りに便は運行されたものの、改札をオープンにしたものだ。同路線の労働組合が、運営側が「人減らし」を図っていると指摘し、抗議した動きだ。このストは午前5時から8時まで行われ、利用者らは運賃を払わず、利用できる状態となった。

■また航空参入の動き La Nacionの記事
また新会社が航空に参入する動きを見せた。2008年に設立されたアラス・メディテラネアスが、国内線の旅客航空事業に参入する姿勢を示した。コルドバの空港をハブに、ロサリオやカタマルカ、サンティアゴ・デル・エステーロなどに乗り入れる計画だ。規制緩和により今年、国内にはLCC5社が参入予定となっている。

■サンティアゴ、ミステリーサークルか Minuto Unoの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州の農場で、ミステリーサークルをうかがわせる現象が起きたという。農家がドローンで撮影した画像が捉えた珍現象だ。キミリの農場のトウモロコシ畑に、大きな輪が出現したもので、この事態が生じた原因は不明となっている。同様の現象は7号線に近いカルメン・デ・アルコでも報告されたことがあるという。

■携帯電話依存対策の信号機 La Nacionの記事
ロサリオに、国内では初めてとなる「携帯電話依存者」対策の信号機が設置された。国内でも、携帯電話を使用しながらあるく「ながらスマホ」が社会問題となっている。欧州から輸入されたこの信号機は、信号待ちの際に足元にも信号機の色が分かる光が表示されるものだ。市側は、交通安全を最優先に、この導入を決めたという。


【エクアドル】

■エル・オーロ、道路分断 El Comercioの記事
エル・オーロ県で土砂災害があり、幹線道路が分断された。この事態が起きたのはピーニャス郡の、ピーニャスとサラカイを結ぶ道路だ。大雨の影響で土砂が崩れ、道路そのものの一部が流出し、現場は土砂や岩石に覆われている。このため地域の9万人が、事実上の孤立状態となっている。

■キト、また建物倒壊 El Comercioの記事
キト市内で20日未明、また建物の倒壊事故が起きた。キト消防によると市内北部のラ・フロレスタ地区の、ロス・コンキスタドーレス通りに面する古い建物が、突然崩落したという。この事態による人的な被害は出ていない。大雨による浸食が原因とみられており、市内ではこの雨季、同様の崩落事故が相次いでいる状態だ。

■国内各地、ヘビへの注意 El Universoの記事
保健当局は国内各地に向け、ヘビへの注意を呼びかけている。国内のコスタ(海岸)からシエラ(アンデス)は雨季で、各地で大雨が記録されている。川の増水や土砂災害などの影響で、思わぬところにヘビが出現する事態が相次いで報告されている。大都市であるグアヤキルでも報告があり、中には毒蛇もいることから、注意が必要な状態だ。

■空軍機、脱出者を輸送 El Comercioの記事
空軍機が、ペルーから脱出者を輸送した。ペルーでは中部から北部のコスタ(海岸)で大雨による被害が相次いでいる。道路の分断などで身動きがとれなくなっていたエクアドルの73人、コロンビアの12人を、グアヤキルの空港に輸送したものだ。この空軍機は、エクアドルからペルーへの援助物資を輸送した帰りに、この輸送を行なった。


【コロンビア】

■コギ族不審死、インフルエンザと判明 La Razónの記事
ナティーボと呼ばれる、伝統的生活を踏襲するコギ族の人々の不審死の原因が、インフルエンザだったことが分かった。サンタマルタ近郊で11人が相次いで死亡したもので、保健省がこの原因を特定した。当初、黄熱病などの発生が疑われていたという。同省はこのコミュニティの人々に対し急遽、ワクチン投与を実施した。

■ペルーに物資30トン送る Caracol Radioの記事
コロンビア政府は、ペルーに人道支援物資など30トンを送った。ペルーでは中部から北部のコスタ(海岸)で、大雨による川の氾濫、洪水、土砂災害が頻発している。多くの死傷者が出ており、また10万人が避難していることが伝えられている。送られたのは食料や保健関連品、毛布といった物資だ。

■カルタヘナ、水痘の流行 Caracol Radioの記事
カルタヘナの学校で、水痘(水ぼうそう)が局地的に流行しているという。この事態が起きているのはエル・ポソンにある、カミロ・トーレス学校だ。児童40人が水痘を発症したもので、市側はこの事態を受け学校を一時閉鎖する措置をとった。水痘は感染力が強く、感染が周囲一帯に広がる懸念もある。


【ベネズエラ】

■アルマグロ氏、制裁を説明 La Cuarta Columnaの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は、ベネズエラの資格停止について会見で説明した。同総裁は、ベネズエラ政府による人権弾圧を問題視し、この措置を発動した。この中で同氏は、軍事独裁を脱する方法は選挙しかない、と力説している。この会見の場には、弾圧により収監されている野党指導者の妻、リリアン・ティントリ氏も同席した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、火消しに躍起 News24の記事
ブラジルのミシェル・テメル政権は、食肉偽装問題の火消しに躍起になっている。検査官買収などで危険肉が国内外に流通していた可能性がある問題だ。政府は流通する食肉について政府保証を宣言し、輸出している各国の大使に事態の説明をした。この中で、買収された検査官は一部で、大半の肉の安全性は確保されているとしている。

■幸福度、地域トップはコスタリカ El Salvadorの記事
「世界幸福度報告2017」が発表され、ラテンアメリカのトップはコスタリカだった。国連の報告によるもので、今回のトップはノルウェーとなっている。ラテンアメリカではコスタリカが12位、チリ20位、ブラジル22位、アルゼンチン24位で、もっとも下位にランクされたのはハイチの145位だった。

■エルサルバドル、ミッシング3300人 Caracol Radioの記事
エルサルバドルでは2016年、3300人の人が失踪したという。同国検察が、議会に報告したものだ。このミッシングには、自ら失踪したケースや、何らかの事件に巻き込まれた疑いがあるケースなど、すべてが含まれる。国内で台頭が続く、パンディージャと呼ばれる麻薬カルテルメンバーらによる事件のケースが、少なからず含まれると推定される。

■グアテマラ、刑務所で暴動 News24の記事
グアテマラの刑務所で暴動が起きた。現場となったのは首都から20キロのサンホセ・ピヌラにある受刑施設だ。受刑者による暴動があり、刑務官2人が死亡し、複数の負傷者が出た。この事態を鎮静化するため警察が出動し、催涙ガスを使用したという。この町では2週間前、少女らの収容施設で大きな火災があり、40人が死亡したばかりだ。

■エンカルナシオン、リサイクル施設で火災 ABC Colorの記事
パラグアイ、エンカルナシオンのリサイクル施設で火災があった。排出されたゴミを分別する施設で火災が起きたもので、この火により多量の有毒ガスが発生した。このガスを吸うなどし、職員の28歳の男性が市内の病院に運ばれ手当てを受けている。火はすぐに消し止められ、環境面への影響調査が行われている。

 width=■パナマ、税関申告が必要に Caracol Radioの記事
パナマを出国するすべての人について、税関申告が必要になるという。同国が明らかにしたもので、この27日から申告などの措置が厳格化される。輸出とみなされる機械類の持ち出しや、1万ドルを超える現金の輸送などについて、取り締まりが強化されるものだ。パナマシティのトクメン国際空港などで、こうした措置が取られる。