2017.03.22

【ボリビア】

■委員会、チリによる拉致と指摘 El Deberの記事
ボリビアの税関職員と兵合わせて9人が、チリの警察に拘束された事件について、視察を行なった委員会は「チリによる拉致」と表した。オルーロ県のピシガの国境で起きたこの事態についてチリ側は、ボリビアの9人が盗みをはたらいたとその拘束理由を示している。しかし現地視察を通じ、この拘束地点がボリビア領内であったと確認されたという。

■チリ側は「拘束は正当」 La Razónの記事
オルーロ県のピシガの国境地域でボリビアの9人が拘束された事件について、チリ司法は「正当」と断じた。チリ側は、この9人が盗みをはたらくため越境したと主張し、違法な越境者は国内法に基づき拘束される、とした。これに対しボリビア側は、チリ警察が拘束を行なったのはボリビア領内と主張している。

■ピシガの動画公開 Correo del Surの記事
オルーロ県のピシガの国境でボリビアの9人がチリ側に拘束された事件で、この直前に撮影されたとみられる動画が公開された。越境しようとしたトラックに税関職員らが質問しているもので、この動画を受けボリビア政府は、このトラックが「密輸犯」であると断じた。この上でチリ側は、密輸犯を守り、正当な行動をとったボリビア人を拉致したと指摘している。

■エボ、チリを厳しく批判 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、オルーロ県ピシガでの邦人9人拘束を受け、チリを厳しく批判した。モラレス大統領は1879年の太平洋戦争で「チリがボリビアから海を盗んだ」と指摘し、今度は「盗みをボリビアのせいにしている」と表した。税関職員ら拘束された9人は、密輸トラックを取り締まろうとした際、突然チリの警察に拘束されたとみられている。

■大陸横断鉄道協議、始まる Página Sieteの記事
太平洋と大西洋を結ぶ、大陸横断鉄道実現に向けた協議がラパスで始まった。ボリビア国内の鉄道網を活用する計画で、政府が推進し、ペルー、パラグアイが建設に合意しているものだ。今回はブラジル、アルゼンチン、ウルグアイのほか、建設計画と技術支援に関心を示すドイツ、スイスの代表も参加している。

■マチカオ氏、BIDボリビア代表に El Deberの記事
前文化大臣のマルコ・マチカオ氏が、米州開発銀行(BID)のボリビア代表に就任する。BIDはラテンアメリカ、カリブ海地域の経済開発や社会基盤整備を目的に、米州機構が設けた金融機関だ。ボリビアも加盟しており、マチカオ氏がボリビア側の窓口を務めることになる。今月末から4月初めにかけてパラグアイで行われる、BIDの会合が最初の仕事となる。

■食肉、緊急調査へ Los Tiemposの記事
農業省と消費者保護行政は、国内で流通する食肉の安全性について、緊急に調べを行なう。隣国ブラジルで、検査官買収により安全性に問題がある肉が国外に輸出された可能性が指摘されているためだ。ボリビアにも同国産食肉が輸入されており、品質などについての調べが行なわれる。今の時点で、ブラジル産食肉の輸入停止などの措置はとられていない。

■アチャカチ、最終通告 Página Sieteの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町、アチャカチの市民が「最終通告」を行なった。この町の市民団体は、アチャカチの首長の辞任を求め、社会闘争を行なっている。この闘争が暴徒化したことを受け、政府が斡旋し協議が行われたが結論が出ないままとなっていた。市民らはアチャカチやラパス市内でデモを行ない、最終通告を行なったものだ。

■オルーロ、自転車行進 La Razónの記事
オルーロでは自転車による行進が行われる。この23日はボリビアでは「海の日」で、海岸線回帰を求めるデモ行進が各地で予定されている。オルーロでは、海を象徴する青いシャツを着た人々が、自転車で行進することが予定されている。ボリビアは主権ある海の回帰をチリに求め、この件をハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいる。

■シマウマの先行きは不透明 Correo del Surの記事
スクレでは、シマウマの活動の先行きは不透明だという。市内ではシマウマの着ぐるみの若者たちが、交通整理や指導を行なっている。交通マナー向上と若者の雇用開発を図るためラパスで導入されたモデルが、採用されたものだ。しかしシマウマへの賃金遅配でしばらく、活動が行なわれていなかった。今週からシマウマの姿が復活したが、先行きには不透明感があるという。

■25日にプラネットアワー La Razónの記事
25日に行なわれる「プラネットアワー」に、国内からも多くの参加があるとみられる。WWFが提唱する運動で、19時30分からの1時間、照明を消すというものだ。エネルギーの利用や環境問題を考える機会とする目的だ。国内では行政機関や民間企業、市民団体が多く参加し、ラパスのサンフランシスコ広場ではこの時間にイベントも開催される。

■新ターミナル、打開策見えず La Patr&aicute;aの記事
オルーロの新バスターミナルの打開策は、見いだせない状態だ。2月にオープンしたばかりのターミナルだが、旧ターミナルからの移管が進まず、この13日に閉鎖してしまった。新事業者の募集や国営化の検討など対策が協議されているが、今の時点で結論が出ていない。


【ペルー】

■大雨禍、死者78人に Perú21の記事
国内中部から北部の大雨災害による死者は増えて、78人となった。国の緊急オペレーションセンターが最新の数字を示したものだ。一連の災害による負傷者は263人、避難者総数は10万1104人にのぼる。また今もなお20人の行方が分かっていない。住宅の前回は1万1519棟、居住不能家屋は1万2440棟、半壊、一部損壊家屋は14万1149棟となっている。

■トルヒーリョ、物資涸渇 El Comercioの記事
大雨被害を受け、北部の町トルヒーリョでは物資不足、涸渇が起き始めた。川の氾濫や土砂災害などで道路交通、物流が麻痺しているため、この町に食料品を含む物資が入りづらくなっている。このため市内のスーパーなどでは、食料品などが大幅な不足に陥っている。ラ・リベルタ県はこの事態を受け、今後30日間、物資輸送規制を解除することを決めた。

■航空各社、被災地路線を増便 Portal de Turismoの記事
中部から北部コスタ(海岸)の大雨災害を受け、国内航空各社は被災地との間の便を増便している。トルヒーリョやチクラヨ、ピウラ、タララ、トゥンベス、ハウハとリマを結ぶ路線について、LATAM航空、アビアンカ・ペルー、ペルービアン航空、LCペルーの各社が臨時便の運航などを開始した。陸路交通に支障が生じているためだ。

■マチュピチュ水浸しの誤報 Correo Perúの記事
現在、世界的に「マチュピチュが水浸しになった」との誤報が流布しているという。中部から北部で大雨による災害が起き、この事態を国際的なメディアも伝えている。こうした中、事実ではないマチュピチュ水浸しが報道され、「観光客がヘリコプターで救助されている」などと伝えられているという。

■考古学博物館、雨漏り被害 Perú21の記事
ランバエケにあるブルニング考古学博物館が、雨漏り被害を受けているという。現地を訪れたサルバドール・デル・ソラール文化相が明らかにしたものだ。チクラヨに隣接するこの町も、大雨被害を受けているが、この施設は雨漏りの影響を受け、展示物が濡れるなどの被害を受けた。

■サバンカヤ火山が噴火 Perú21の記事
アレキパ県のサバンカヤ火山が、また噴火した。カイリョマ郡にあるこの火山は、噴火活動を断続的に続けている。21日朝8時過ぎに新たな噴火を起こし、噴煙が2000メートルの高さまで立ち上った。今後火山周辺に、大量の火山灰が降灰する可能性がある。県保健局は、周辺コミュニティの住民に対し、マスクを着用するよう呼びかけている。


【チリ】

■チリの67人、ペルーで被災 La Terceraの記事
水害に見舞われているペルーでは、チリの67人が被災したという。在リマの大使館が明らかにした数字だ。同大使館は、ペルー在住の邦人と個別に連絡をとり、安否を確認した。この結果、67人がこの被害を受け、中には避難している者もいるという。また被災した内の7人はリマからタクナに向かい、陸路でチリに帰還している。

■国内流通肉、危険性は低い BioBio Chileの記事
カルロス・フルチェ農業相は、国内流通肉の危険性は低いとの見方を示した。ブラジルで検査官買収により、安全性に問題がある肉が流通、輸出されていた可能性が高まった。チリは同国からの食肉輸入を全面停止している。フルチェ大臣は、国内にはブラジル産鶏肉が流通しているが、ルートを考えると危険性は低いとした。しかし今の時点で安全宣言は出せないという。


【アルゼンチン】

■食肉検査体制を増強へ La Nacionの記事
農業省は、食肉検査の体制を増強する。ブラジルで、検査官の買収により安全性が低い食肉が流通したり、輸出されたりした可能性が高まった。アルゼンチンは同国から、とくに豚肉を多く輸入しており、国内でも不安が広がっている。農業省は今の時点で輸入制限は行なっていないが、輸入肉の検査を厳格化することを決めた。

■国産牛肉に「漁夫の利」はなし La Nacionの記事
アルゼンチン産牛肉に「漁夫の利」はないという。ブラジル産食肉の偽装問題で、同国産肉への厳しい目が国際社会から注がれている。アルゼンチン産牛肉はブラジル産に競合しているが、この問題による国産の引き合いの増加などは、ほぼ期待できないと業界団体が示した。国内の生産体制の問題で、大幅な輸出増加を図ることは難しいという。

■ペルーに人材と物資 Perú21の記事
アルゼンチン政府は、大規模水害を受けたペルーに、人道支援物資と人材を送った。外務省によるとアルゼンチン空軍気が、毛布や薬剤などを積んだ輸送機をペルー北部の被害地に送ったという。さらに、同国の水道インフラなどの復旧のため、エンジニアらを派遣したという。政府はペルーとの連帯を示している。

■スイスのフットボール選手が事故死 Clarín.comの記事
スイスのフットボール選手が、国内のパタゴニアで事故死した。ポインセノットを訪れたグループの男性2人が、滑落事故を起こしたものだ。この事故で死亡した28歳の男性は、スイス一部リーグ「SC Wipkingen」の選手だったという。一緒に滑落した33歳の男性も、命を落としている。

■2016年経済、2.3%のマイナス La Nacionの記事
2016年のアルゼンチン経済は、2.3%のマイナスだった。国立統計機構(Indec)が明らかにした数字だ。この年の第4四半期の経済は2.1%のマイナスとなった。しかしこの期の経済は、第3四半期との比較では0.5%のプラスとなっている。またIndecは、2016年の個人消費が前年から1.4%の増加となったとし、明るい材料もあることを指摘している。

■AR、バリロチェ線増便 Télamの記事
アルゼンチン航空は、リオ・ネグロ州のバリロチェへの路線を、増便する。同社が明らかにしたもので、現在運航しているブエノスアイレスとの間の便だけでなく、この4月からはコルドバとを結ぶ路線も運航するという。4月以降、バリロチェを出発する同社便は、これまでより18%増えることになる。


【エクアドル】

■キト、13棟強制移転へ El Comercioの記事
キト市は、市内のコンキスタドーレス通り沿いの13棟の住宅について、強制移転を図る方針だ。これらの13棟は、今後大規模な土砂災害に見舞われるおそれがあり、居住者の安全性を確保するための措置だという。市内では現在の雨季の間、土砂災害や住宅崩落が各地で続いている。

■グアヤキル南部で断水 El Universoの記事
グアヤキル市内南部で、断水が発生した。国内のコスタ(海岸)では各地で大雨の影響が続いている。この地域に水道水を送る施設の取水口があるダウレで、川の増水によりこの取水ができなくなったための事態だ。水道会社は、この川の水の状況が落ち着くまで、水道の供給はできないとの見方を示している。


【コロンビア】

■アビアンカ、ボストン線開設へ Minuto30の記事
アビアンカ航空は、ボゴタと米国東部のボストンを結ぶ直行便を開設する。同社が明らかにしたもので、6月2日から、週4往復の体制で運航を開始するという。ボストンは米国有数の学術都市で、この直行便開設で観光、ビジネス両面での需要開拓が図れると同社は分析している。

■メデジン、自家用車自粛要請 Caracol Radioの記事
メデジン市は、市の職員に対し自家用車による通勤の自粛を要請した。市内では大気汚染の悪化が問題化しており、窒素酸化物や二酸化炭素の排出を抑えるため、公共交通機関の使用を職員に要請したものだ。とくに幹部職員に対しては、自家用車の使用を事実上、差し止めた。

■航空各社、使用料値上げに危機感 Caracol Radioの記事
メデジンのリオ・ネグロ空港の使用料引き上げに、航空各社が危機感を持っている。市側は、空港アクセス道の整備工事費調達のため、利用者から徴収する使用料を5千ペソに値上げする考えを示した。しかし航空各社の分析で、この値上げが行なわれると同空港の利用者そのものが減る可能性があるとした。


【ベネズエラ】

■コスタリカ、ベネズエラ移民に懸念 El Nacionalの記事
コスタリカのホセ・ギジェルモ・ソリス大統領は、ベネズエラからの大量の移民流入に懸念を示した。米国ワシントンを訪れ、ペンス副大統領と会談し、語ったものだ。ベネズエラでは経済混乱から、多くの国民が国外に脱出を図っていることが指摘されている。隣国ブラジルやコロンビアなどに、多くの移民が押し寄せていることが伝えられている。

■マドゥロ、ペルーに食料送る PanamPostの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、水害に見舞われているペルーに、食料を支援物資として送った。デルシー・ロドリゲス外相によると、合わせて1万箱の支援物資のパックを空輸した。国内では経済失政による混乱で、多くの国民が食料不足に直面しており、この物資支援に批判がある。この支援に対しペルーのペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は謝意を示した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■EU、ブラジル4社からの輸入停止 Ambitoの記事
欧州連合(EU)は、ブラジルの食肉4社からの輸入を停止した。ブラジルでは、検査官の買収により安全基準を満たさない食肉が国内外に流通していた可能性が生じている。この報道を受け欧州は、関わったとされる4社からの鶏肉や牛肉の輸入を停止した。この報道を受けチリや香港はブラジル産食肉の輸入を全面禁止し、日本も2社からの輸入を保留としている。

■ブラジル、21社の輸出を停止 Jornadaの記事
ブラジル当局は、21社による食肉の輸出を禁止した。検査官買収により安全ではない食肉が国内外に流通したおそれがあるとして、検察が捜査対象とした21社に対する措置だ。検察はこの事件を受け35人を拘束して事情を聴き、買収された可能性のある検査官33人の職務も停止されている。

■グアテマラ「安全が脅かされている」 Caracol Radioの記事
グアテマラのジミー・モラレス大統領は、国内の安全が「脅かされている」と語った。首都近郊の受刑施設で暴動が発生し、刑務官ら4人が死亡する事態が起きた。この施設には、パンディージャと呼ばれる、麻薬カルテルのギャングメンバーが多く収容されている。モラレス大統領はパンディージャの国内犯罪での暗躍に、あらためて危機感を示した。

■ルゴ氏「すでに自分は死んでいる」 Caracol Radioの記事
パラグアイの前大統領、フェルナンド・ルゴ氏は、自分はすでに「死んでいる」として次期選挙への出馬の可能性を否定した。同氏は中道左派の立場として2008年に大統領に就任したが、右派が多数を占める議会により弾劾され失職した。再出馬禁止の5年間が過ぎ、今回の選挙には出馬できるが、「考えていない」とこの可能性を否定した。

■鉄道ユニオン、外相を批判 El Paísの記事
ウルグアイの鉄道ユニオンは、ロドルフォ・ニン・ノボア外相を厳しく批判した。同組合がストライキを計画している件について、同外相が批判したことに反発したものだ。ユニオン側はウェブサイトを通じ、ニン・ノボア外相を「保護主義者」と呼び、批判している。ユニオン側と交通省の間で、今も協議が続いている。

■ボラリス・コスタリカ、マナグアへ La Repúblicaの記事
メキシコのLCCボラリスが新たに設立したボラリス・コスタリカが、4月5日からニカラグアの首都マナグアに乗り入れる。同社が開設するのはサンホセとマナグアを結ぶ直行便だ。同社は昨年12月から、サンホセとサンサルバドル、グアテマラシティを結ぶ路線を運航している。

■ニカラグア、ミスターコンテスト TN8の記事
ニカラグアではミスターコンテストが開幕する。この週末から行なわれるのは国内代表を選出する大会だ。マナグアの北米ニカラグア文化センターで開催されるこのコンテストの優勝者は、太平洋地区のミスター大会に出場する。最終的な優秀者は、4月22日にマナグア市内のホテルで発表されるという。