2017.03.23

【ボリビア】

■チリ司法、9人の拘留を許可 Página Sieteの記事
チリの司法はボリビアの税関職員7人と兵2人の拘留を許可した。オルーロ県のピシガの国境で、職務に当たっていたこの9人がチリの警察に捕えられたものだ。ボリビア側は越境による不法逮捕であると訴えているが、チリ司法は捜査、聴取に必要な期間の拘留を認めた。ボリビア側はこの9人の即時解放、引き渡しを要求している。

■ボリビア、CIDHに訴えも La Razónの記事
政府は、チリの警察にボリビアの9人が拘束された事件を受け、米州人権委員会(CIDH)に訴える準備を始めた。オルーロ県のピシガの国境での職務中に拘束を受けたもので、ボリビアは不当逮捕と訴えている。CIDHは米州人権条約加盟国による委員会で、国家間の人権侵害などを審議する。

■フェレイラ大臣、不買呼びかけ Página Sieteの記事
レイミ・フェレイラ国防相は、チリ産品の不買を国内に呼びかけた。オルーロ県のピシガの国境で、ボリビアの9人がチリ警察官に拘束されたことを受けた発言だ。拡散している動画で、この拘束がボリビア領土内で行われたとの見方を示し、主権を侵した国の産品を消費するべきではない、と断じたものだ。

■ペルーに物資届ける El Deberの記事
ボリビア空軍の輸送機が、ペルーに物資を届けた。ペルーでは中部から北部で、大雨による被害が広がり、多くの死傷者を出し、さらに10万人を超える避難者を出している。ボリビア政府は飲料水などの物資を、同国北部に向けて送った。また政府は専用の口座を開設し、義捐金や寄付金を募っている。

■横断鉄道、ドイツと覚書 Página Sieteの記事
ボリビア、ドイツ両国は、横断鉄道整備についての覚書を交わした。国内鉄道網を活用する形で、太平洋と大西洋を結ぶ鉄道を建設する計画だ。ドイツ政府は、この計画への技術、資金支援を申し出、ボリビア側もこれを歓迎した。この建設計画についての各国協議がラパスで行われ、この場で調印が行われたものだ。

■ブラジル、計画への参加表明 La Razónの記事
ブラジルは、大陸横断鉄道整備計画に正式に参加を表明した。ラパスで行われた関係各国協議の場で、明らかにされたものだ。ボリビア、ペルー、パラグアイに続く表明で、本支線が通るすべての国が表明したことになる。この鉄道網はボリビア国内の鉄道を活用し、ブラジルのサントス港とペルーのイロ港を結ぶもので、パラグアイへの支線も設けられる。

■海の日の行事始まる El Díaの記事
国内では23日の「海の日」の行事が始まった。チリに海岸線を奪われた太平洋戦争が1879年に始まったことを記念する日だ。海岸線の回帰はボリビア国民の悲願で、国民はハーグの国際司法裁判所の司法判断に注目している。チリの現在の第2(アントファガスタ)州にあたる地域は、もともとはボリビアのリトラル県だった。

■イナゴ、4千ヘクタールに被害 El Deberの記事
サンタクルス県の農地のイナゴ被害は、4千ヘクタールにのぼるという。1月27日、同県のカベサスでイナゴの大群が発生したことが第一報として入った。この被害は拡大し、今もボユイベで制圧展開がなされている。農村開発省の分析で、被害を受けたのは4千ヘクタールで、農家2千世帯が被害をこうむったという。

■オルーロ-コチャバンバ道制限 Página Sieteの記事
オルーロとコチャバンバを結ぶ道路は22日から24日にかけて、通行制限が敷かれる。ボリビア道路管理局(ABC)が明らかにしたものだ。4車線化工事の関係で、カラコリョとコンフィタルを結ぶ区間の通行時間が制限されるものだ。この影響で、オルーロ、コチャバンバを出発するバスの便の時間変更などが行なわれる。

■食肉スキャンダル、国産肉に利点か P&aactue;gina Sieteの記事
ブラジルの食肉スキャンダルで、ボリビア産肉に光があたる可能性がある。ブラジルで検査官買収で安全性が低い肉が市場に流れた可能性があり、同国産食肉への不安が生じている。こうした中、国際的にはあまり注目されていないボリビア産肉が、相対的に有利になる可能性があると輸出業協会と畜産業者の団体が指摘したものだ。

■ラパス、渇水脱したか Página Sieteの記事
ラパスは、渇水を脱した可能性がある。昨年からラパスでは、雨不足による渇水が続いていた。昨年11月には、市内の広い範囲で断水が行なわれる事態となっていた。今も市内では節水が呼びかけられているが、その後の雨の影響で、水源の水量が90%まで回復したことが明らかになった。

■最低賃金議論は4月から Página Sieteの記事
政府側は、最低賃金についての議論を4月から始める姿勢だ。ハイメ・ドゥラン副大臣が明らかにしたものだ。中央銀行による経済指標などをもとに、引き上げ幅などを検討するものだ。有力労働組合連合COBはこの大幅な引き上げを求めているが、財界側はこれに反対している。例年通り、引き上げ幅は5月1日のメーデーに発表されるのが有力とみられる。


【ペルー】

■ラ・リベルタ、チルコ川が氾濫 Perú21の記事
ラ・リベルタ県では新たに、チルコ川が氾濫した。県側によるとパサスマヨ郡のサンペドロ・デ・リョックの広い範囲が、この事態により浸水しているという。地域行政は政府や県に対し、支援を求めている。国内では中部から北部コスタ(海岸)などで雨被害が広がり、10万人以上が避難している状態だ。

■大統領府、100トン集める Perú21の記事
リマの大統領府前では、およそ100トンの支援物資が集まった。大雨被害を受けた地域の人々への支援のため、リマでは市民に対し、衣類や保存食料などの物資の供出を募っている。セルカドの大統領府前には、こうした寄付物資を持った多くの人が集まった。同様の物資募集はクスコやアレキパなど、各地で行われている。

■ワンカベリカで鉄砲水 Perú21の記事
中央アンデスのワンカベリカ県で、鉄砲水と土砂災害が起きている。県側によると3つの行政地域で被害が生じ、合わせて2706棟の住宅が全壊、半壊、一部損壊などの被害を受けた。同県はこうした災害復旧費用の援助を、国に求めている。県内では37の医療機関施設、80の教育施設も何らかの被害を受けているという。

■水害被災地、鶏肉価格が上昇 La Repúblicaの記事
大雨被害を受けた地域を中心に、鶏肉の価格が顕著に上昇しているという。トルヒーリョやカハマルカの市場やスーパーでは、キロ当たり17ソルと、過去例を見ない水準に達した。北部地域を中心に道路被害が相次ぎ、物流に支障が生じているため、品薄から多くの物品の価格が上昇していることが指摘されている。

■マンコラも浸水 El Comercioの記事
ピウラ県の観光地マンコラも、浸水している。マンコラの市街地の道路は水に浸かり、車が通るたびにさざ波が立つ状態だ。一連の大雨の影響でピウラ県内では甚大な被害が生じており、県都ピウラでは22日にも6時間にわたる大雨が降った。マンコラは国内北部有数の水浴地で、多くの観光客を集める。

■ウビナス、火山灰泥流 Correo Perúの記事
モケグア県では、ウビナス火山からの火山灰を含んだ泥流が発生している。県側が明らかにしたものだ。アレキパ県境にあるこの火山は、断続的に活発化し、火山周辺に多くの灰を降らせている。この灰を含んだ泥流が、サンチェス郡内で発生し、農地や住宅地に入り込んでいるという。


【チリ】

■プチュンカビ、有毒ガス禍 La Terceraの記事
第5(バルパライソ)州のプチュンカビで、有毒ガスが発生したという。アルデア・デ・ラス・ベンターナス学校で起きた事態で、300人以上の生徒らが呼吸困難などを起こした。学校側によると、18人の生徒が市内の病院に運ばれたという。この事態は坑内施設からのガス漏れが原因で起きたとみられる。

■建設業が不振に La Terceraの記事
国内の建設業が、不振に陥っている。建設業の団体CChCによると、この1月の建設業は前年同月比で5.9%のマイナスだった。建設業に雇用される人の数はこの月、2009年以来もっとも少ない水準となったという。新規の着工件数が伸び悩み、建築の需要そのものも落ち込んでいるためだ。


【アルゼンチン】

■マクリ、教育改革を発表 El Paísの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、教育改革を発表した。議会に送る改革法案の中身を、会見で明らかにしたものだ。まず掲げたのは国内での1千万人の児童生徒に対する、教育の質の向上だ。さらに英語、ポルトガル語などを話せる「バイリンガル教師」の比率を、50%に引き上げる方針も示した。授業時間数なども見直し、効率的な配分を目指すという。

■サルミエント線で事故、炎上 La Nacionの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道サルミエント線で、列車とタクシーが衝突する事故が起きた。リニエルスとモレノの区間にあるセグロラ通りの踏切で起きた事故だ。引きずられたタクシー車輛からは火が出て、炎上する事態となった。タクシーの32歳の男性運転手と妊婦の乗客は、救出され無事だった。この事故の影響で、サルミエント線の便に、支障が生じている。

■国内線航空機、50機増える Clarín.comの記事
国内線の旅客便に使用される航空機は、50機増えるという。コルドバで、ギジェルモ・ディエトリッチ交通相が明らかにしたものだ。政府はLCC5社に運航認可を出すなど、航空行政についての大改革を行なっている。国内線の航空便が今後大幅に増え、国民もより利用しやすくなると強調した。

■生活費、ブエノスアイレスは地域5位 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの生活費は、ラテンアメリカの都市別で5番めに高いという。経済誌エコノミストが、世界主要都市の生活費のランキングを示した。ブエノスアイレスは世界82位で、地域では5番めの高さだ。地域トップは、62位のモンテビデオだ。世界一となったのはシンガポールで、2位香港、4位東京などアジアの都市が上位の多くを占めている。


【エクアドル】

■道路19個所が不通 El Comercioの記事
大雨による土砂災害などの影響で、国内では現在、19個所の道路が不通となっている。隣国ペルーで大雨被害が出ているが、国内でも同様に各地で水害、土砂災害が頻発している。交通公共事業省は、大規模土砂災害が起きたピーニャスなど国内19個所の道路を示し、通行する車輛などに迂回を呼びかけている。

■ルミニャウイ、雨で建物被害 El Comercioの記事
ピチンチャ県のルミニャウイでは、大雨の影響で建物の壁が崩れる被害が生じた。21日夜、地域では局地的な大雨が降り、この影響で建物2棟の壁が崩落したという。これらの建物に住む人々は、避難して無事だった。同県都で首都のキトでも、大雨の影響で建物が全壊または一部損壊する事態が、相次いでいる。


【コロンビア】

■小型犬、機内持ち込み可能に Caracol Radioの記事
国内線の航空便内に、小型犬の持ち込みが可能となる。22日、民間航空局がこの解禁を発表し、この日から可能となったものだ。これまで犬などのペットは、ケースに入れた状態で預け荷物とする必要があった。今後、小型犬については機内に持ち込むことが可能となるという。中型、大型犬は引き続き不可だ。

■メデジンにもベネズエラ移民 Caracol Radioの記事
メデジンにも、ベネズエラからの移民が押し寄せているという。経済の問題を抱える同国からは、事実上の「経済難民」として多くの人が周辺国などに移民している。国内では国境地域の町やボゴタ首都圏への移民が多かったが、中西部にあるメデジンでも、ベネズエラ国籍の居住者が増加しているという。


【ベネズエラ】

■患者らの抗議デモ Segundo en Foqueの記事
病と闘う患者らが、怒りの声を上げた。カラカスの保健省機関前で抗議デモを行なったのは、癌やパーキンソン病、肺高血圧症、リウマチなどを患う人々だ。経済失政の影響で輸入が滞り、国内では医薬品の不足が続いている。こうした患者が治療や体調の維持に必要な医薬品も不足し、多くの人が苦しんでいる状態だ。

■医師や看護師、国外流出 El Nuevo Heraldの記事
国内から医師や看護師が、流出しているという。チリやコロンビア、エクアドル、パナマといった周辺国に、医師や看護師らが移民するケースが増えている。国内では経済問題から、移民が増えているが、こうした医師や看護師は、国内で十分な医療を施すことができず、職業的使命を果たせないと、この決断をする人が多いという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■食肉スキャンダル、経済直撃 El Economistaの記事
ブラジルの食肉スキャンダルは、同国の経済を直撃しつつある。検査官が買収され、安全性の上で問題のある食肉が流通、輸出されていた可能性がある問題だ。ミシェル・テメル大統領は22日、このスキャンダル表面化で同国産の牛肉、鶏肉輸出が99.87%落ち込んだことを明らかにした。当局側は買収に関わった21の業者を、事実上排除している。

■食肉マフィアによる損失、15億ドル Caracol Radioの記事
ブラジルで明るみに出た「食肉マフィア」により、食肉販売の10%が損なわれ、その額は年間15億ドルになるという。同国のブライロ・マッジ農業相が22日、明らかにした数字だ。検査官買収による食肉スキャンダルの表出で、あらためて食肉マフィアの存在がクローズアップされた。検察がこの事件の全容解明を急いでいる。

■ブラジル産食肉の輸入停止広がる El Observadorの記事
食肉スキャンダルを受け、ブラジル産食肉の輸入停止の動きが各国で広がっている。全面停止したチリ、香港に続き、新たにメキシコや南アフリカ共和国が輸入を停止した。さらに関与業者を指定した上で、ウルグアイなどが新たに、輸入の制限を実施している。同様の制限はすでに欧州連合(EU)などが行なっている。

■リオ、黄熱病3例め 20 Minutosの記事
ブラジル、リオデジャネイロ州の黄熱病感染例は3件となった。同州保健局が明らかにしたものだ。ミナス・ジェライス州を震源に感染が広がる黄熱病だが、同州でも1人の死者が出たことが報じられていた。新たに感染が分かったうちの1人は、死亡男性の親族だという。国内での一連の感染者数は449人、死者は144人となっている。

■ウルグアイ、道路封鎖の禁止 El Paísの記事
ウルグアイ政府は、社会闘争の手段としての道路封鎖の禁止の方針を示した。タバレ・バスケス大統領が明らかにしたものだ。国内では社会闘争などの際、街路が封鎖されることがある。同政権はこうした行為が、人々のアクセス権を侵害し、同時に経済に大きな負担を残すことを指摘し、禁止する方針を示した。

■パラグアイ、鉄道に強い意欲 La Naciónの記事
パラグアイは、大陸横断鉄道計画に強い意欲を示した。ボリビアのラパスで、この鉄道計画の推進のための協議が行われている。この場でパラグアイは、この新たな鉄道網が地域経済に果たす役割の大きさを強調し、実現に意欲を示した。この鉄道はボリビア国内の鉄道網を活用し、ブラジルのサントス港とペルーのイロ港を結ぶ。

■パナマでまた停電 La Estrellaの記事
パナマでまた停電が起きた。22日、首都パナマシティと港町コロンなどの広い範囲で、停電が起きている。電力会社は変電施設のトラブルによりこの事態が起きていると説明している。この地域では17日、変電所で起きた爆発で大規模停電が起きたばかりだ。わずか一週間以内に、大きな停電が繰り返されたことになる。

■ブラジルからの武器を摘発 El Paísの記事
ウルグアイのアルティガスで、国内に違法に持ち込まれたブラジル産の武器が大量に押収された。ミリタリーグッズなどを扱う店で売られていたのは刃物などの武器だ。摘発、押収されたのは500点以上で、これらの刃物は1点あたり100ドル前後で販売されていた。当局はこうした武器の流通の経緯などについて調べを進めている。

■グアテマラ火災、監禁状態だった News24の記事
グアテマラの少女らの保護施設で起きた火災で、死者が多かった背景には「監禁」の実態があったという。消火活動にあたった消防士らが証言しているものだ。首都近郊の施設で火災があり、家庭の問題で収容されていた40人が死亡したものだ。多くの死者を出した部屋は外側から鍵がかけられ、少女らは脱出することはできない状態だったという。

■中国産粗悪コンドーム摘発 Caracol Radioの記事
プエルトリコで、中国産の粗悪コンドームが摘発された。米国税関が摘発したもので、その数は4万個にものぼる。コンドームとして使用しても、避妊や性感染症の抑止などの効果に、疑問が生じる品質だったという。また同税関は、同じく中国産の化粧品の一部に危険な化学物質が含まれるとして、警報を出した。