2017.03.25

【ボリビア】

■チリを米州人権委員会に告発 Info Defensaの記事
政府はチリを、米州人権委員会(CIDH)に告発した。オルーロ県のピシガの国境で、職務中の税関職員7人と兵2人の合わせて9人が、チリ側に拘束された問題だ。レイミ・フェレイラ国防相はこの告発の理由について、チリ側による国際的な人権の侵害を挙げた。同大臣は、この拘束は事実上の拉致、誘拐であると強い言葉で表した。

■拘束邦人の家族ら、イキケに BioBio Chileの記事
オルーロ県のピシガの国境でチリに拘束された9人の家族の代表らが、チリ北部のイキケに到着した。マリア・デル・カルメン・アルメンドラス副大臣を団長とする一団は、アマスソナス航空の便で同空港に着いた。9人はイキケの司法から、120日間の拘留を認められており、一団はこの9人との面会などを求める方針だ。

■チリ、今度は記者らに弾圧か El Díaの記事
チリが今度は、ボリビアTVの記者とフォトグラファーを拘束したという。政府のヒセラ・ロペス広報官が明らかにしたものだ。この2人は、チリ北部のイキケで取材活動を行なっていたが、当局による拘束を受けたという。入国時の書類の不備などを指摘されたが、政府側の確認で問題点は見つからなかった。チリ相次ぐ「嫌がらせ」の一つと、同広報官はチリを批判した。

■チリに対する団結が高まる Opinionの記事
チリ側の行為により、ボリビア国民間での同国へ対抗する団結心が高まっているという。23日の海の日、レイミ・フェレイラ国防相が明らかにしたものだ。アントファガスタの領事館が地域警察から干渉を受け、さらにオルーロ県のピシガの国境でボリビアの税関職員と兵らが拘束される事態が起きた。これらの「嫌がらせ」により、ボリビア国民のチリへの反発心が煽られているとした。

■エボ、9人のために闘う姿勢示す Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、オルーロ県のピシガの国境で拘束された9人の解放に向け、闘う姿勢を示した。拘束された税関職員と兵は、密輸の疑いのあるトラックの調べを進めていたところ、突然拘束された。チリ側はこの9人が密輸に関わったとしているが、その具体的証拠は挙げられていない。モラレス大統領は、こうした違法逮捕を認めることはできないと断じた。

■教員ら、24時間スト La Razónの記事
教員らの労働組合は24日、各地でストライキを行なっている。この24時間の時限ストは、教育分野への公共投資拡大や、賃金の見直しを求めた動きだ。教育省によると、国内のおよそ4分の1の学校が、このために休校となったという。教員らは今月、オルーロ県のチャリャパタからラパス市内に、この要求を掲げて行進を行なったばかりだ。

■ドイツ、大陸横断鉄道に高い期待 La Razónの記事
大陸横断鉄道計画に対し、ドイツ政府は高い期待を抱いている。今週ラパスでは、この鉄道計画についての各国による協議が行われた。ドイツも参加し、ボリビアに対して資金、技術を協力する覚書の調印を行なっている。参加したドイツ交通相は、エボ・モラレス大統領が「陸のパナマ運河になる」と発言した通り、今後の南米の物流を占う大きな計画になるとの見解を示した。

■喫煙規制強化へ La Razónの記事
政府は、閉鎖的な公共スペースでの喫煙を全面禁止する方針を示した。現在この措置は、レストランやカフェ、バーなどに限られているが、文化施設やギャラリー、スポーツ施設などさまざまな方面に拡大する。ボリビアではもともと喫煙率は高くはないが、近年こうした規制の強化が段階的に図られている。

■オルーロ、風邪の流行 Página Sieteの記事
オルーロ県は、風邪の流行を宣言した。県保健局によると、風邪で医療機関の診療を受けた人が今週5817人と、前の週から2500人近く増えているという。インフルエンザの流行ではないが、季節の変わり目で風邪が流行りやすい時季にあるとして、注意を呼びかけた。とくにこどもと高齢者に対し、注意が必要だという。

■Ecobol、2億5千万Bs必要 Los Tiemposの記事
ボリビア郵便(Ecobol)は、経営安定化のために2億5千万ボリビアーノの資本注入が必要とした。労働組合側が明らかにした数字だ。Ecobolは多額の負債を抱え、企業としてはすでに破綻状態にある。政府側の処理策が決まっていないが、その必要性は変わっておらず、組合側は政府による資本注入が必要との見方をあらためて示した。


【ペルー】

■水害死者は85人に Perú21の記事
一連の水害による死者数は、85人となった。国の緊急オペレーションセンターが明らかにした数字だ。この水害による避難者総数は11万1283人、被災住宅件数は15万3329棟、被害を受けた人の総数は67万2892人となっている。被害がとくに大きいのはアンカッシュ、ラ・リベルタ、ランバエケ、ピウラの4県だ。

■チクラヨ-ピウラ間、再開見通し立たず Perú21の記事
パンアメリカン道の、チクラヨとピウラを結ぶ区間の通行再開の見通しが立たない。同エリアでは水害が各地で発生し、浸水や土砂災害により道路が分断されている。とくにセチュアとバヨバールを結ぶ区間の被害が大きく、交通通信省も再開の目途が立たないとした。こうした道路の問題から、被災地一帯では食料や物資の価格上昇が起きている。

■オヨン郡、6千人孤立 El Comercioの記事
リマ県のオヨン郡では、6千人以上が孤立した状態となっている。地域を流れる川の増水で橋が浸水し、リマ市内などと結ばれる道路の通行ができなくなっている。今の時点で、同郡の15のコミュニティが陸路での連絡がない状態だ。県はヘリコプターを使用し、食料や医薬品などの必要物資を届けている。

■航空三社、緊急便を運航中 Gestionの記事
水害による道路分断を受け、航空3社が緊急に、臨時便の運航を行なっている。LATAM航空、アビアンカ・ペルー、ペルービアン航空はリマとトルヒーリョ、ピウラなどを結ぶ路線を増便している。パンアメリカン道北部が分断され、都市間交通が麻痺しているためだ。被災した人に対しては、無料での利用も認めているという。


【チリ】

■サンティアゴも消灯 BioBio Chileの記事
サンティアゴでも25日、消灯が行なわれる。この日、WWFが提唱する「プラネット・アワー」が実施されるものだ。地球環境などを考える機会として、19時30分から20時30分まで、一斉消灯を行なう取り組みだ。サンティアゴでは、もっとも高い建物であるスカイ・コスタネーラで今回初めて、消灯が行なわれる予定となっている。

■トランサンティアゴ衝突事故 BioBio Chileの記事
サンティアゴの交通システム、トランサンティアゴのバス車輛同士の衝突事故が起きた。24日朝、ニュニョアのグレシア通りで、トランサンティアゴの車輛が、前を走る車輛に追突した。この事故で、合わせて13人が負傷し、病院に搬送されているが、重傷者はいないという。警察が事故原因などについて調べを進めている。


【アルゼンチン】

■5月広場、反マクリデモ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの5月広場では24日、マウリシオ・マクリ政権に対する大規模デモが行われた。この日は1976年の軍によるクーデターから41年となる日だ。軍政時代にこどもを奪われた「5月広場の祖母たち」や、クリスティナ・フェルナンデス前政権の支持層などがこの広場に集まり、市内を行進した。マクリ政権による政治経済改革に、抗議の声を上げている。

■コンドル、毒を盛られたか Diario Jornadaの記事
フフイ州のリンコナーダで、コンドルが毒殺されたとみられる。標高5千メートルの地点で、19羽のコンドルが死んでいるのが発見された。状況から、ビクーニャの死骸を食べた後、この状況に陥ったとみられ、このビクーニャに毒があった可能性が指摘されている。絶滅が危惧される種の大量死について、地域の保護活動を行なう団体は「この25年で最悪の事態」と表した。

■AA機、コルドバから動けず La Nacionの記事
アメリカン航空の旅客機が、コルドバの空港から動けなくなった。24日朝、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港が霧による視界不良のため、多くの便がコルドバに迂回した。マイアミから到着した同社便は天候回復後、エセイサ国際空港に動く予定だったが、乗務員の数の問題などからこの空港から動けなくなってしまったという。

■イグアス、LCC就航は7月か Radio Cataratasの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスの空港へのLCC就航は、7月になるとみられる。今年、LCC5社が国内航空に参入予定で、観光地イグアスの滝を抱える同空港にも4社が就航予定だ。ボリビアで開催された観光フェアの場で、地域の観光局側がこの就航見通しを示したものだ。


【エクアドル】

■エル・オーロ、4河川が氾濫 El Comercioの記事
エル・オーロ県では4つの河川が、同時に氾濫した。氾濫したのはサンタ・エレーナ川やサンタ・ロサ川などだ。この影響で、県内の4つの行政地域で浸水などの被害が生じている。国内のコスタ(海岸)は現在雨季で、各地で雨が多い状態で、県側は今後もこうした被害が広がるおそれがあるとの警報を出している。


【コロンビア】

■ビバ・コロンビア機、引き返す El Colombianoの記事
メデジンのリオ・ネグロ空港を発ったビバ・コロンビアの旅客機が、直後に引き返した。この事態を起こしたのは24日早朝のカリ行きの便だ。離陸から15分後、引き返すとのアナウンスがあった後、メデジンに着陸した。その後この理由などについての説明もなく、149人の乗客はビバ・コロンビアの窓口に詰め寄るなど、ものものしい状況になった。

■カルタヘナ、2194人上陸 Caracol Radioの記事
カルタヘナの港にクルーズ船が寄港し、2194人の乗客が一度に上陸した。観光地であるこの町には多くのクルーズ船が立ち寄るが、今回の受け入れ態勢は十分だ。観光客らはバスやレンタサイクルで、市街を観光している。この町にはクルーズ船は年間205隻が立ち寄り、その経済効果は6千万ドルにのぼる。


【ベネズエラ】

■アルマグロ総裁、14か国に感謝 El Paísの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は、賛意を示した14か国に感謝した。同総裁は、自由選挙が行われず独裁体制になったとしてベネズエラの資格停止の方針を示している。これにアルゼンチンやウルグアイなど14か国が賛成した。この資格邸処分が発効するには、18か国の賛成が必要となっている。米国は選挙の必要性を認めたが、停止については否定的だ。

■ガソリン、平常化に48時間 El Universalの記事
国内のガソリン流通の正常化には、48時間が必要だという。国営石油会社Pdvsaが明らかにしたものだ。国内ではガソリンの涸渇が生じ、各地で給油を待つ長い車列ができている。ベネズエラは世界有数の産油国で、ガソリン価格が「水よりも安い」と称されたほどだ。しかし経済失政による混乱で生産体制が維持できず、涸渇の事態に至ったとみられる。

■マドゥロ、医薬品で支援要請 Univisionの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は国連に対し、医薬品調達に対する支援を求めた。国内では経済失政の影響で輸入が滞り、多くの物資が不足している。多くを輸入に頼る医薬品の不足は深刻で、必要量の90%が不足しているとの指摘もある。難病患者などがこの不足により死亡しているケースも報告され、政府は国連に協力を求めた。

■2120億ボリバールが到着 VTVの記事
カラカスのマイケティア国際空港に、新紙幣2120億ボリバール分が到着した。政府は昨年12月から、新紙幣への切り替えを行なっている。24日、英国から新たに印刷された5千ボリバール札が到着したものだ。これまでの最高額紙幣100ボリバールの廃止が発表され、国内では大きな混乱が生じたが、今は落ち着きつつある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジルでも肉撤去 Caracol Radioの記事
食肉スキャンダル発覚から一週間が経ち、国内の大手スーパーでは肉類の撤去が相次いだ。ウォルマートでは、関与が指摘される21社が扱った肉「カルネ・フラカ」が売り場から撤去された。同チェーンでは、ストック分を含めこのカルネ・フラカの特定作業を急いでいる。カルフールでも同様に、カルネ・フラカの疑いのある肉が店頭から消えている。

■ウルグアイ肉、輸出増える Caracol Radioの記事
ウルグアイ産食肉の輸出は増えたという。輸出業の団体によると、1月からこの3月18日までの輸出は、前年同期比で8%増えた。全体の39%を占める中国向けが好調で、欧州や北米向けも堅調だった。隣国ブラジルで食肉スキャンダルが発覚し、今後ウルグアイ産食肉に対する引き合いが増える可能性もある。

■6か国、イエローカード提示義務づけ Diario de Queretaroの記事
ブラジル人やブラジルからの来訪者に対し、ラテンアメリカの6か国がイエローカード提示を義務づけている。ミナス・ジェライス州を震源に黄熱病感染が広がっているためだ。義務づけたのはパナマ、ニカラグア、ベネズエラ、コスタリカ、エクアドル、キューバの各国だ。ブラジル保健省によるとこれまでの感染者は449人、死者は144人となっている。

■ブラジル、汚職抗議行動高まる News24の記事
ブラジルでは、汚職に対する抗議行動の高まりが続く。同国では政財界をめぐる汚職スキャンダルが相次いでいる。昨年には、当時のジルマ・ルセフ大統領が弾劾により失職し、その後副大統領から昇格したミシェル・テメル現大統領周辺にも汚職の報道がある。17日に発覚した食肉スキャンダルを受け、汚職が国民の健康にも害を及ぼすおそれが生じ、国民間で危機感が広がった。

■アスンシオン空港、2便代替受入れ ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港は、国際線の2便の迂回を受け入れた。24日朝、ブエノスアイレスの悪天候で、エセイサ国際空港に向かうはずだったルフトハンザ航空、コパ航空の2便が降りられず、この空港に着陸した。天候回復を待って同空港に向かったが、長時間待つことを強いられたという。