2017.04.08

【ボリビア】

■外相、国際社会に協力呼びかけ La Razónの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、国際社会に協力を呼びかけた。ボリビアはチリに対して海岸線を要求しており、この件についてのハーグの国際司法裁判所による裁定が、来年3月に出される。この裁定結果がボリビア側に有利な内容だった場合、チリに対してその最低に従うことを求めるよう、国際社会に呼びかけたものだ。

■10日、9人解放に向けた手続きへ La Razónの記事
ボリビア側は、チリに拘束された9人の解放に向けた手続きを10日に着手する。オルーロ県ピシガの国境で先週、税関と兵らがチリの警察に突然拘束された。チリ側から盗みなどの嫌疑をかけられているが、9人はいずれも否定している。ボリビア側は不当逮捕と訴えており、この9人の解放に向けた手続きを開始することを明らかにした。

■YPFB、オイル漏れは軽微 Página Sieteの記事
ボリビア石油公社(YPFB)は、チュキサカ県での発生が伝えられたオイル漏れが、軽微なものであったと発表した。1日夜、県内を通るパイプラインからオイルが漏れたことが地域で報じられていた。YPFBは現地で調査を行なったが、流出量は少なく、環境への影響は軽かったという。流出量は10バレル程度だ。

■スペイン企業、踏み倒しか Página Sieteの記事
公共事業を受注したスペインのコルサン・コルビアン社が、踏み倒しを行なったとみられる。同社はイクシアマスとサン・ブエナベントゥーラを結ぶ道路の建設工事を請け負い、3月31日に国から4990万ドルの交付を受けた。しかしその後工事を中断し、国内の同社の事務所はもぬけの殻となっている。

■政府、COBと再協議へ La Razónの記事
政府は、有力労働組合連合COB側と、最低賃金についての協議を再び行なう。COBは賃金労働者の生活向上のため、最低賃金を大幅に引き上げることを求めている。しかし政府側はこの要求に応じることは難しいとしていた。両者間の協議は中断していたが、来週にも再開される見通しとなった。新たな最低賃金額は、5月1日にも示されるとみられる。

■エントレ・リオス、学生が溺死 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のエントレ・リオスで、学生が溺れて死亡した。マヨール・デ・サンシモン大学(UMSA)の農学部に通う22歳の学生が、浸水地域を渡ろうとして、水に流された。その後この学生の遺体が発見、収容されたという。コチャバンバでは大雨の影響で、熱帯地方を中心に浸水被害が広がっていた。

■1~3月のインフレ率、0.48% El Díaの記事
国内のこの1~3月の物価上昇は、0.48%だった。消費者物価指数が示されたもので、とくにこの3月の上昇幅は0.1%と、この7年でもっとも低い水準だった。国内ではこの数年、南米各国の中でも比較的高い水準の経済成長を示し、これにともない物価の上昇も顕著だった。経済の専門家は、国内の経済の足踏みが背景にあると指摘する。

■天候の変化、オレンジ色警報 El Deberの記事
気象機関は国内に、大雨や川の氾濫、強風についての警報を出した。とくにサンタクルス県やコチャバンバ県、ラパス県北部、ベニ県南部には、上から2番めのランクのオレンジ色警報が出されている。大雨の影響で、今後土砂災害の発生や道路などへの影響が起きるおそれもあるという。

■サンタクルス、インフルエンザ警報 El Díaの記事
サンタクルスの保健局は、県内にインフルエンザに対する警報を出した。同局によると県内で、AH3N2型感染による2例めの死者が確認されたという。県内では同時に、AH1N1型の感染者も出ており、注意が必要だという。同局はこどもや高齢者に対し、予防接種を受けるよう呼びかけている。

■オルーロ、マリファナ735キロ摘発 Página Sieteの記事
オルーロ県で、マリファナ(大麻草)735キロが摘発された。警察によると県都のルミ・カンパナ地区で摘発されたもので、この押収量は時価250万ドルに相当するという。688の包みに分けられたこれらのマリファナは、「消費地」であるチリへの密輸が準備されていたとみられる。このマリファナ保持で、2人のボリビア国籍男性が逮捕されている。

■ナッツ不振で廃業も Página Sieteの記事
国産ブラジリアン・ナッツの不振で、廃業する企業もあらわれた。国内ではアマゾン地方でこのナッツの生産が盛んで、名前を冠せられたブラジルよりも生産量が多い。しかし気候変動などでこの収穫が減るなどの影響が生じ、パンド県コビッハにあるトゥアマヌ社が事業断念を決めた。

■チョンチョコロ、三重衝突 El Díaの記事
ラパスの道路で、車三台がからむ衝突事故があった。7日、ラパス市とエルアルトを結ぶ高速道でこの事故が起きたもので、チョンチョコロ刑務所の受刑者を運んでいたミニバスが巻き込まれた。この事故で車輛に被害が生じたが、負傷者は出ていない。警察は事故車輛の運転手の注意不足と、スピードの出しすぎが原因とみている。

■狂犬病、105件に El Díaの記事
サンタクルス県での狂犬病発生が止まらない。保健省は同県内の狂犬病発症件数が105件と、前回発表の88件から大幅に増えたことを明らかにした。オルーロ県の33件、コチャバンバ県の27件などに比して、突出して多い水準だ。同局は飼い犬などに対するワクチン接種の体制強化を検討している。

■サンフランシスコ聖堂、公開 Correo del Surの記事
スクレのサンフランシスコ大聖堂(バジリカ)の博物館としての公開が7日、再開された。500年前に建造されたこの建物の公開は、来週に迫るセマナサンタ(聖週間)に合わせて再開されたものだ。この公開再開を記念して、この日の夕方には特別のミサも行なわれる。そびえたつ塔内部も公開されている。


【ペルー】

■ピウラ、17日に授業再開 Perú21の記事
ピウラではこの17日に、学校の授業が再開される。ピウラでは大雨の影響で、地域を流れるピウラ川の堤防が決壊し、広い範囲が浸水した。この影響で学校施設が被害を受けたり、施設が避難所となったりして、多くの学校が休校となっている。教育局は17日から授業を再開することを指示し、各校は今後準備を始めることになる。

■ユングーヨ、風の被害 Correo Perúの記事
プーノ県のボリビア国境の町ユングーヨで、強風による被害が広がった。ティティカカ湖岸のこの一帯では強い雨にともない、7日午前0時前後に突風が吹いたという。地域行政のまとめでは、合わせて16棟の住宅の屋根が飛ばされた。またこの風で、域内では倒木も相次いでいる。


【チリ】

■パスクア島で髄膜炎の死者 La Terceraの記事
パスクア(イースター)島で、髄膜炎による死者が出た。島内のクラボ・マッケンナ病院で治療を受けていた女性が、髄膜炎発症を確認された6時間後、死亡したという。この女性の1歳半の娘も同様の症状を示したが、今は危険を脱している。髄膜炎はウイルスなどにより炎症を起こす感染症で、発症の仕方によっては命の危険がある。

■司法、レジ袋規制に「待った」 La Terceraの記事
サンティアゴ、ラス・コンデスの司法は、行政側が求めていたレジ袋の禁止に「待った」をかけた。環境対策などで行政側は、この無料配布の禁止などの方針を示したが、不服の申し立てを審査していた司法側は、店舗の自主的判断にまかせるべきとの結論を出した。これを受け行政側は、域内の商店主などに対し、レジ袋の使用自粛を求める方針を示した。


【アルゼンチン】

■コモドロ、激甚災害宣言 Infobaeの記事
チュブ州のオイル産業の町コモドロ・リバダビアは、激甚災害を宣言した。マリオ・ダス・ネベス知事が宣言したものだ。この町では局地的な大雨で水害が起きたが、雨が繰り返され災害がまた発生した。市内には16個所の避難所が用意され、7600人が身を寄せている状態だ。インフラなどへの被害は今後、拡大するおそれがある。

■コモドロ水害、死者も La Nacionの記事
チュブ州のコモドロ・リバダビアで新たに起きた水害で、死者も出ている。局地的大雨の影響で川の氾濫や市街地の浸水などを招いたが、44歳の男性が流され、死亡したことが確認された。市内ではこの水害の影響で広い範囲で断水し、一部の地域は電力供給も途絶えている。市民は「大きな地震に見舞われたようだ」とこの状態を表した。

■バリック・ゴールド、50%売却 La Nacionの記事
カナダのバリック・ゴールド社は、サンフアン州バラデロの鉱山の株式50%を売却、放出した。売却先は中国のシャンドン・ゴールド・グループだ。この鉱山では先週、新たな汚染物質流出が起き、州側が鉱山の操業停止を命じている。この鉱山では過去2度にわたり、シアン(青酸)の流出が起き、水を汚染する事態が起きていた。

■AR、1億2千万ペソの損失 El Economista Americaの記事
アルゼンチン航空は一日で、1億2千万ペソの損失をこうむったという。同社が7日、明らかにしたものだ。アルゼンチン国内では6日、交通分野のゼネストがあり国内線、国際線の航空便は全便停止となった。この影響で同社は多額の損害を受けたという。このゼネストはマウリシオ・マクリ政権への圧力が目的で、今後またくりかえされるおそれもある。


【エクアドル】

■キト、この30年で最大の雨量 El Comercioの記事
キトはこの3月、ここ30年で最大の雨量だったという。北部のイニャキト、南部のイソバンバ、トゥンバコのラ・トラの3個所の観測所で、記録された雨量だ。この3月、市内では大雨が相次ぎ各地で浸水や土砂災害、道路の陥没などの被害が相次いだ。キトだけでなく国内では、コスタ(海岸)一帯でもこの3月、雨がきわめて多い状態だった。


【コロンビア】

■モコア、窃盗が相次ぐ El Colombianoの記事
大規模土石流に見舞われたプトゥマヨ県都モコアでは、窃盗が相次いでいるという。313人の死亡が確認され、今もなお464人が不明となっているこの町では、不明者の捜索や後片づけの作業が続く。こうした中、被災した家々などからの窃盗が後を絶たない状態だ。フアン・マヌエル・サントス大統領はこの事態を受け、兵1600人をこの町に派遣することを宣言した。

■支援物資の中に薬物 El Espectadorの記事
警察は、土石流災害に見舞われたモコアへの支援物資にまぎれて、薬物が輸送されていたことを明らかにした。モコアに物資を運ぶ車輛を装い、550キロものマリファナ(大麻草)が公然と輸送されていたという。バジェ・デル・カウカ県の検問を通り抜けようとした車を調べたところ、この事態が発覚した。

■カケタ県南部にも影響 Caracol Radioの記事
モコアの土石流災害は、カケタ県南部にも影響が及んだ。氾濫を起こした川の下流にあたるカケタ川が流れるクリーリョの町では、およそ5千人が断水の影響を受けた。上流の災害でこの川の水が汚染されているおそれかあるため、取水ができなくなっているものだ。またこの川には、上流から流された遺体が流れ着く可能性もあるという。

■カケタ川、増水のおそれ Caracol Radioの記事
今後、カケタ川が増水し、氾濫するおそれがあるという。3月31日夜から翌朝にかけて、プトゥマヨ県都モコアで局地的な大雨が降り、3つの河川が同時氾濫して大規模土石流が発生した。この水が下流のカケタ川に流れ、今後この川が増水するおそれがあるものだ。流域のカリやユンボ、カンデラリアなどで警戒が必要だという。

■セマナサンタ、予防接種推奨 El Espectadorの記事
セマナサンタ(聖週間)の旅行繁忙期を前に、国内では黄熱病の予防接種が推奨されている。保健省はアマゾン地方やカリブ海岸の一部地域などを訪れる旅行者に、この接種を受けるよう呼びかけている。今季国内での感染例はないが、隣国ブラジルで感染が広がっていることを受けた措置だ。国内36の国立公園を訪れる場合、イエローカードの提示が義務づけられている。


【ベネズエラ】

■カプリレス氏、15年資格停止 El Paísの記事
ミランダ州知事で野党指導者のエンリケ・カプリレス氏が今後15年、大統領選に出馬できないことを明らかにした。同氏が7日午後、ツイッターを通じて突然発表したものだ。詳細については明らかにしていないが、政府側による弾圧の一つとみられる。同氏はこれまで2度、大統領選に出馬していた。

■デモ隊との衝突で死者も El Universalの記事
デモ隊と警官隊との衝突で、死者が出たという。国内ではニコラス・マドゥロ政権退陣と選挙の前倒し実施を求めるデモが、国内各地で野党の呼びかけで行われた。一部では警官隊との衝突が起きていたが、ミランダ州のカリサルではデモにさんかしていた19歳の男性が死亡したことが明らかになった。銃撃を受けたとみられるが、この死因など詳細はまだ分かっていない。

■議会、司法に対抗措置 Caracol Radioの記事
議会は司法に対する対抗措置をとる。最高裁は司法を無視したとして議会の効力を否定する裁定を出し、その後国内外からの反発を受けこれを撤回した。野党が圧倒的多数を占める議会の副議長は、こうした最高裁の「暴挙」に対抗するべく、必要な措置をとっていくと宣言した。最高裁判断は、まさにニコラス・マドゥロ政権の立場を優先したものだった。

■ティントリ氏、メキシコへ Panoramaの記事
野党指導者で収監されているレオポルド・ロペス氏の妻、リリアン・ティントリ氏がメキシコ大統領府を訪れた。エンリケ・ペニャ大統領との会談を行ない、ベネズエラの現状などについて訴えた。ティントリ氏は、ベネズエラの弾圧、独裁体制などを訴える活動を行なっており、前の週にはアルゼンチンの大統領とも会談していた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■危険肉は13% El Comercioの記事
ブラジルで流通していた肉に占める「危険肉」の割合は13%だったという。食肉スキャンダルが発覚し、農業省側が調査結果を示したものだ。この危険肉の中には、サルモネラ菌やブドウ球菌に侵された肉も含まれていた。またハムやソーセージなどの加工肉の中に、人体に影響を及ぼすおそれがある化学物質が使用されていたケースもあったという。

■黄熱病、15の州 Ahoraの記事
ブラジルではすでに15の州に、黄熱病が広がっているという。同国保健省が明らかにしたものだ。感染が疑われたケースはすでに2千件近くに達し、この感染による死者は190人に達している。死者のうち138人は震源となったミナス・ジェライス州が占め、以下エスピリト・サント州が43人、サンパウロ州が10人となっている。

■ウルグアイ、船の捜索続く Caracol Radioの記事
ウルグアイ領海内で難破した貨物船の捜索が、今も続けられている。韓国船の「Stellar Daisy」が、ウルグアイ海岸から3700キロの海上で難破し、消息を絶った。ウルグアイ海軍と空軍が、海と空から捜索を続けている。この船には韓国人とフィリピン人の乗組員24人が乗っているとみられる。

■モロッコ国王がキューバへ Caracol Radioの記事
モロッコ国王のムハンマド6世が、キューバを訪れているという。キューバが西サハラ寄りの立場を示したことから、両国は1980年に事実上の断交となったままだ。しかし同国王は家族とともに、プライベートで同国のビーチを訪れているという。この訪問で、モロッコ政府、キューバ政府間で何らかの交渉があるかどうかは、まったく伝えられていない。

■ウルグアイ、観光が好調 Caracol Radioの記事
ウルグアイの観光業が好調だ。同国観光省によると、この1~3月に同国を観光で訪れた外国人は138万9470人に達したという。この数は、前年同期比で18.7%もの増加だ。この期、国内で観光客が消費した総額は10億ドルに達したとみられる。国別ではアルゼンチンからの観光客が24.5%、ブラジルからは28.3%の増加となっている。

■銀行強盗ら6人死亡 Caracol Radioの記事
ブラジル、パラナ州の銀行で強盗事件が起きた。7日、サンパウロと同州の銀行で、連携したとみられる事件が相次いだ。パラナ州クリティバの現場となった銀行では、警官隊と強盗団との間で銃の撃ちあいとなり、強盗容疑者ら6人が射殺された。警察は、綿密に計画された犯行だったとみている。