2017.04.27

【ボリビア】

■リチウム、競争激化へ Los Tiemposの記事
ボリビア、チリ、アルゼンチンの三か国間での、リチウムをめぐる競争は今後激化する。アルゼンチンは国内北西部のリチウム資源開発を2019年を目標に進めることを決めた。この資源開発で先行するチリ、これを追うボリビアとともに、シェアの争いが今後本格化するとみられる。一方この3か国の間では、リチウムの輸出国の機関設立の提言もある。

■地熱発電、いよいよ着工へ Erbolの記事
国内初の地熱発電施設の建設が、間もなく始まる。チリ国境のポトシ県ラグーナ・コロラダに建設されるこの施設は2020年からの稼働が予定されている。当初は50メガワット、2023年にさらに50メガワットを追加し、100メガワットの発電能力を備える見通しだ。この技術、資金協力を日本政府から受け、JICAから人材派遣を受ける。

■2国との国境、なお閉鎖中 La Razónの記事
パラグアイ、ブラジルとの国境は、今もなお閉鎖中だ。カルロス・ロメロ大臣が明らかにしたものだ。パラグアイのシウダー・デル・エステで、ブラジルの犯罪組織がセキュリティ会社を襲い、多額の現金を奪う「世紀の強盗」事件が起きた。この事件を受け、ボリビアは自衛のため国境を一時閉鎖したものだ。今の時点で再開の見通しは立っていないという。

■COBとの協議、27日にも結論 Página Sieteの記事
政府と有力労働組合COBとの間の協議で、27日にも一定の結論が出される見通しだ。COBは労働者の生活の質向上のため、最低賃金を大幅に引き上げることを求めている。政府側はこれを6%としたい考えで、双方の主張には隔たりがある。26日からエボ・モラレス大統領も参加し新たな協議が開始され、27日にも方向性が示されるとみられる。

■報道の自由度、10ランク低下 El Deberの記事
ボリビアの報道自由度は、世界順位を10ランク落とした。国境なき記者団が明らかにした今年のこの順位は107位で、前年の97位から大きく下がったことになる。ボリビアについては法の正義の独立性や表現の自由に対し、厳しい評価がなされた。ラテンアメリカでこのランクがトップだったのはコスタリカとなっている。

■スポーツ省、BoAと提携 Página Sieteの記事
スポーツ省は、国営ボリビアーナ航空(BoA)と提携した。フットボールの選手の移動などで、同社の国内線、国際線の便を利用する場合、今後50%のディスカウントを受けられるようになるという。同社はオルーロ、コビッハに乗り入れ、国内すべての県に路線を持つことになった。この提携は今後1年間有効だという。

■ビルビルハブ化、週内に結論 El Deberの記事
サンタクルスのビルビル国際空港ハブ化計画について、今週中に結論が出される。ミルトン・クラロス公共事業相が明らかにしたものだ。この空港を拡張し、南米のハブを目指す計画を示しているが、投資し工事を請け負う中国企業と最終的な結論を出すという。この空港は、日本のODAにより建設された。

■タリキア、インディヘナの行進 Página Sieteの記事
タリハ県のタリキアで、インディヘナ(先住民)らがデモ行進を開始した。現在このインディヘナらが暮らす地域では、ボリビア石油公社(YPFB)が新たな資源開発計画を進めている。しかしインディヘナらは、伝統的生活が破壊されるおそれがあるとしてこれに反対し、3日間の行進を予定しているという。

■マルティネス大臣に批判 Página Sieteの記事
大統領府のルネ・マルティネス大臣に、批判が起きている。同大臣のきょうだい4人が、政府系の機関で働いていることが明らかになった。4人はそれぞれ別の機関で仕事をしているが、一家族から多くの公務員が生まれている状態に違和感を覚える国民が少なくない。同大臣が口利きやコネの利用などをした可能性があるとの指摘がなされている。

■コチャバンバ、鉄道計画目途立たず Los Tiemposの記事
コチャバンバの鉄道計画の、進展の目途が立たない。政府はコチャバンバとサンタクルスで、既存鉄道網を活用し新たな都市交通を整備する計画だ。コチャバンバでもルートなどは策定されているものの、いまだに工事開始の日程が決まっていない状況にある。すでにこの施工は、スペイン企業が行なうことが内定している。

■コビッハ、ワクチンで副作用か El Deberの記事
パンド県のコビッハでは、ヒトパピロマウイルスへのワクチンを受けた女児15人が、副作用とみられる症状を起こしたという。保健省は、女性に子宮頸癌を起こすおそれがあるこのウイルスに対するため、すべての女児にワクチン投与することを決めている。しかし同省は副作用の危険性については言及していなかった。

■アンデアン・トレックに疑問 Página Sieteの記事
消費者保護行政は、旅行会社アンデアン・トレックに疑問を呈した。先週末、サンタクルス県サマイパタ近くで、バンジージャンプをした女性が川に着水する事故を起こした。行政はこれを受け、この地でのこのアトラクションを禁じたが、同様のアトラクションをラパス県などで行ない、参加者の募集を続けているという。


【ペルー】

■落書きの5人、自ら消去 Perú21の記事
クスコ中心部の建物の壁に落書きをした外国人観光客ら5人は、自らこれらの落書きを消去した。司法からの命令を受け、懲罰として行なったものだ。作業にあたったのはチリ、アルゼンチン、ペルー国籍の若者らで、スプレーで描いた落書きを、上から塗りつぶした。クスコでは落書きは重罪となっている。

■LATAM、ハウハへ El Comercioの記事
LATAMペルーは新たに、リマとフニン県のハウハを結ぶ路線を新設する。同社が明らかにしたもので、7月5日から一日1往復の体制で運航する。ハウハは同県都ワンカヨに近く、観光、ビジネス両面での需要が期待できるとした。この路線はすでにペルービアン航空とLCペルーが運航しており、競争がいっそう激化することになる。

■ピウラ、依然デング拡大 El Comercioの記事
ピウラでは、依然としてデング感染の拡大が続いている。同県では大規模水害が続き、この影響でデングを媒介するネッタイシマカが増えているとみられている。県保健局によると県内での感染者は1285人を数え、死者は8人となったという。同じ蚊が媒介する黄熱病、チクングニヤ熱、ジカ熱が流行するおそれもあり、同局は薬剤散布で蚊を抑える努力を続けている。

■性交渉で男性器損傷 Perú21の記事
フニン県ワンカヨの20歳の男性が、性交渉の際に性器に大きな損傷を負ったという。この事態は、事故によるもので、男性はハウハの病院で緊急の手術を受け、懸念された性器喪失のおそれはなくなった。専門家によると、性交渉中の事故で、年間10万人の男性が性器に損傷を負っているという。


【チリ】

■プンタ・アレーナスにも買い物の波 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州都プンタ・アレーナスにも、アルゼンチンから買い物旅行者が押し寄せている。物価の問題などから、アルゼンチンからチリに日用品などを買いに来る人が増えている。国内南端地域でもこの傾向がみられ、週末にはおよそ4千人が越境し、チリ国内で買い物しているという。

■「青いクジラ」に注意喚起 BioBio Chileの記事
国内でもゲーム「青いクジラ」に対し、注意喚起がなされた。インターネットを通じたこのゲームが、自殺を誘発しているというものだ。ロシアでつくられたこのゲームにより、同国を中心にすでに数百人が自殺しているとみられる。このゲームは50日続け、最終的に自殺に至るというもので、国内でも若者らに対し注意が呼びかけられた。


【アルゼンチン】

■マクリ訪米、前向き評価 Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領の訪米に対し、国民の42%は前向きな評価をしている。世論調査の結果だ。ドナルド・トランプ大統領からの招待を受け、マクリ大統領は米国ワシントンを訪れる予定となっている。前向きに評価した国民は、両国関係の前進と、そのインパクトを評価の理由に挙げた。マクリ大統領とトランプ大統領は、実業家時代から面識がある。

■サルタにアマスソナス就航 Hot Newsの記事
サルタに、アマスソナス・パラグアイが就航した。同社が開設したのはアスンシオン-サルタ-イキケ線だ。25日、第一便がサルタの空港に到着し、フアン・マヌエル・ウルトゥベイ知事が出迎えた。サルタ州はこの就航で、新たな観光ルート開発が図れると期待を高めている。同社はボリビアのアマスソナスとスペイン企業が合弁で立ち上げた。

■プーマの解放を求める El Diario24の記事
環境団体などは、捕獲されたプーマ(ピューマ)の解放を求めている。ミシオネス州のイグアス国立公園内に出没したメスのプーマが捕獲された。現在施設に収容されているが、その劣悪な環境が指摘されている。環境団体などはこの収容施設に対し、国内の国立公園などに解放するよう、申し入れを行なった。

■メンドサ、また水浸し La Nacionの記事
メンドサ市内がまた、水浸しとなった。市内では強い雨が降り、一部の地域で排水能力を上回る降雨量となった。このため街路が水に覆われる地点が続出したもので、一部では住宅への浸水も報告されている。この雨季、市内では局地的雨が降ることが多く、今月に入りこのような水浸しはすでに3度起きている。


【エクアドル】

■キト、計画断水 El Comercioの記事
キトではこの週末、断水が予定されている。市内南部の180地域では29日から30日にかけ、水道水の供給が止まる。市内に水道水を送る浄水処理場の施設の工事を行なうため、やむを得ずとられる措置だ。この期間中、市内を給水車が巡回し、家庭向けの水の供給を行なうが、市側は該当する地域の市民に対し、水の汲み置きなどを呼びかけている。

■ドゥラン、M4.3の地震 El Comercioの記事
グアヤス県グアヤキル近郊のドゥランで26日午前3時46分頃、軽度の地震が起きた。観測機関によると震源の規模はマグニチュード4.3、震源の深さは45.02キロだ。揺れはドゥランやグアヤキル、サンボロンドンなどグアヤス県の広い範囲で感じたが揺れは小さく、人や建物への被害はない。

■キト、21歳男性が不明 El Comercioの記事
キトで、21歳の男性が今月24日から不明となっている。消息を絶ったのはアントニー・サンブラノさんで、母親が24日に交通機関を利用するのを目撃したのを最後に、足取りが不明だ。サンブラノさんの携帯電話が、市内の商業施設に放置されているのが後に発見された。警察は何らかの事件に巻き込まれた可能性があるとみて、公開捜査に踏み切った。


【コロンビア】

■在ベネズエラ邦人、帰還の助けを Caracol Radioの記事
ベネズエラに居住するコロンビア国民が、コロンビア政府に対し帰還のための援助を求めている。コロンビア国民による団体が求めているものだ。ベネズエラでは反政府デモが繰り返され、国内は大きく混乱している状態だ。一時帰国を考えるコロンビア国民が多いものの、交通などもデモの影響を受け、ままならない状態にあるという。

■モコア、69人の捜索続く Diario del Huilaの記事
プトゥマヨ県都モコアでは、不明となっている69人の捜索が今も続けられている。3月31日から翌朝にかけての局地的大雨で3つの河川が同時氾濫し、市内では大規模土石流が発生した。この災害で328人の死亡が確認されているが、今もなお69人の行方が分かっていない。市内だけでなく、下流のカケタ川一帯でも、捜索が行なわれている。


【ベネズエラ】

■反政府デモ、死者27人に El Pa&aicute;sの記事
国内で続く反政府デモによる死者は1人増えて、27人となった。26日もカラカス中心部では多くのデモ隊が繰り出し、警官隊が催涙ガス弾で応戦する事態が生じている。デモ隊はニコラス・マドゥロ政権の退陣と、選挙の前倒し実施を求めている。このデモを見守った77歳の市民女性は、「独裁体制を脱したベネズエラで死にたい」とメディアの取材に語った。

■米州機構脱退に言及 El Paísの記事
デルシー・ロドリゲス外相は、ベネズエラが米州機構を脱退する可能性に言及した。米州機構はベネズエラ問題を受け、緊急の外相会談を26日に行っている。しかし米国の強い意向を受けやすいこの機関の「圧力」について同外相は不快感を示し、この枠組みから脱退する可能性もあると言及したものだ。

■脱退報道でデモ激化 CNN Españolの記事
デルシー・ロドリゲス外相がベネズエラの米州機構脱退の可能性に言及したことが報じられ、カラカスのデモはさらに激化した。反政府デモを主導する野党は、米州機構主導による平和的解決に期待を示していた。野党はこの日から、全土でのデモを再開したがこの報道を受け、さらなる参加を国民に呼びかけている。

■チャベス派もカラカスでデモ NTN24の記事
カラカスでは、チャベス派の市民もデモを行なった。ウゴ・チャベス前大統領を支持する市民らが、チャベス前政権の流れをくむニコラス・マドゥロ現政権への支持を訴えるデモだ。この親政府デモは、カラカス市議会議員が殺害される事件が起きたことを受けた流れだという。同じ日、市内では反政府デモも激しく行なわれている。

■略奪で28人逮捕 La Vanguardiaの記事
カラカスでは、略奪の容疑で28人が逮捕されたという。20日、市内西部のエルバジェで、組織的な略奪事件が発生し、発砲と感電で合わせて12人が死亡した。この略奪は、19日国内で行なわれた反政府デモの混乱に乗じる形で計画されたものとみられる。カラカスの警察は、この略奪を行ない、または関わった者の特定を進めている。

■全裸のデモ男性、手には聖書 El Comercioの記事
先週、反政府デモの先頭に立った全裸の男性は、手に聖書を持っていたという。この男性の身元が特定され、市内に住む27歳のハンス・ウエリッチさんであることが分かった。男性は靴と鞄のみを身に着け、全裸の状態でゴム弾が着弾する先頭に立ち、また戦車によじ登った。男性は裸になることで徒手空拳であることを示し、非暴力を訴えたかったという。

■Celac会合は5月2日 Caracol Radioの記事
ベネズエラ政府が求めた、中南米カリブ海諸国共同体(Celac)の会合は、5月2日に議長国のエルサルバドルで開催される。デルシー・ロドリゲス外相が明らかにしたものだ。ベネズエラは、米国の強い意向を受けやすい米州機構ではなく、北米を外したCelacの場で協議を行なうことを求めていた。

■メルコスルに固執 El Paísの記事
ベネズエラ政府は、経済ブロックであるメルコスルに固執する姿勢だ。国内の経済問題や政治体制などを受け、ほかの4か国は昨年12月、ベネズエラのメルコスルからの資格停止を決めている。経済的孤立を恐れている同国は、この停止の無効などを求め、画策を続けている。

■東部の刑務所で暴動 Caracol Radioの記事
国内東部、バルセロナにある受刑施設で暴動が発生した。この事態が生じたのはホセ・アントニオ・アンソアテギ刑務所で、この暴動により受刑者ら12人が死亡し、12人が負傷した。犯罪グループ間の抗争と、受刑施設の環境悪化がこの暴動の背景にあるとみられている。国内の受刑施設での暴動は、後を絶たない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、カニの大行進 CN Travelerの記事
キューバでカニが大行進し、街路が埋め尽くされている。普段は森に棲むカニが、雨季を前に産卵のため海に移動するものだ。その数は数百万に上るとみられ、道路は赤や黄色、黒といった色のカニに覆い尽くされる。同様の現象はオーストラリアのクリスマス島でもみられ、キューバではこのカニの動きを新たな観光資源とする取り組みが始められようとしている。

■エア・ヨーロッパ、ホンジュラスへ Notimericaの記事
スペインの航空会社エア・ヨーロッパが26日、ホンジュラス北部のサンペドロ・スーラに乗り入れた。マドリードとを結ぶこの直行便は299座席のエアバスA330-200型機を使用し、週1往復の体制で運航される。この一番機を、フアン・オルランド・エルナンデス大統領も出迎えた。エア・ヨーロッパはラテンアメリカ路線を多く展開している。

■ウルグアイ、風の害 El Paísの記事
ウルグアイのとくに大西洋岸では、強風に対する注意が呼びかけられている。気象機関はモンテビデオ、カネロネス、マルドナード、ロチャの4つの行政地域に対し、上から3番めのランクの「黄色警報」を発令した。風速30メートルの風が吹き、雷をともなう可能性もあるという。天候が荒れる状態は数日続く可能性もある。

■パナマ-コスタリカ共同演習 La Estrellaの記事
パナマ、コスタリカ両国は国境地域での共同演習を実施した。国境地域の治安、安全を守るためのとりくみで、両国の警察と軍が捜査などの協力体制を確認した。ラテンアメリカでは麻薬カルテルや犯罪組織の暗躍が、国境を越えた問題となっている。この共同演習は、この事態に立ち向かうため行なわれた。