2017.04.29

【ボリビア】

■エボ、失業リスクを理解 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、失業率が上昇するリスクを理解していると述べた。政府と有力労働組合連合COBは、最低賃金を10.8%、賃金を平均で7%引き上げることに合意した。しかしこの引き上げで、国内では雇用を維持できないとして馘首に踏み切る企業が増える可能性がある。モラレス大統領は中小零細企業を中心に、この政策の影響が大きいことを認識しているとした。

■財界側も雇用に警告 Página Sieteの記事
財界側も雇用削減の可能性を指摘した。政府と有力労働組合連合COBが、想定を上回る賃金引上げ幅で合意した。財界団体はこの決定を「尊重する」姿勢を示したが、中小零細企業を中心に今後解雇が増える可能性を指摘し、同時に大手企業なども雇用の削減を図る可能性があるとした。

■キンタナ氏、キューバ大使に Página Sieteの記事
長年、大統領府の閣僚としてエボ・モラレス政権を支えたフアン・ラモン・キンタナ氏が、キューバ大使に指名された。政府から出された法案を両院議会が可決したもので、キンタナ氏は近くハバナに赴任することになる。同氏は2006年のモラレス政権発足時に入国し、今年1月に行なわれた内閣改造で、閣僚を離れていた。

■チリは密輸抑止を妨害 Terra Chileの記事
エボ・モラレス大統領は、チリが「密輸抑止を妨害した」と断じた。3月19日、オルーロ県のピシガの国境で、職務中の税関職員と兵合わせて9人が、チリ側に拘束、逮捕された。最高裁はこの解放の申し立てを否決する判断を示したが、モラレス大統領はこの件を受け、「チリ側が密輸抑止に動くボリビアの努力を無に帰した」と批判した。

■プエルト・パイラで衝突 El Díaの記事
サンタクルス県のプエルト・パイラで28日朝、衝突が起きたという。地域の住民らが行政に対する抗議行動を起こし、道路封鎖を行なっていた。この封鎖を強制解除しようとした警官隊との間で衝突に至ったという。この衝突は午前3時、5時、7時頃と3度にわたった。この社会闘争は今も継続している。

■対イナゴ、予算の80%消火 Los Tiemposの記事
サンタクルス県でのイナゴ対策は、予算の80%を消化したという。同県では今年に入り、カベサスでイナゴの大群が発生し、農作物を食い荒らす被害が周辺部に広がった。政府は緊急に予算を編成し、薬剤散布や卵の除去などの作業を進めた。現地では今も、イナゴの再発を防ぐための作業が進められている。

■14歳少年、狂犬病発症か El Deberの記事
サンタクルスで14歳の少年が、狂犬病を発症したとみられる。日本病院に入院しているこの少年のウイルス感染の有無について、調べが進められている。国内では野犬などの狂犬病感染事例が増えているが、人の発症が確認されれば今季初めてだ。狂犬病は感染後、発症すると致死率がほぼ100%という危険な感染症だ。

■孫を暴行の祖父、30年の刑 Página Sieteの記事
14歳の孫に性的暴行を加えた祖父に、30年の刑が言い渡された。オルーロの裁判所が判決を言い渡したものだ。この祖父は、2013年にカラコリョで、この暴行をはたらいたとして逮捕、起訴されていた。暴行を受けた少女はこの事件で妊娠し、母親が訴え出て事件が明るみに出ていた。

■TAM、ボーイング機調達か La Razónの記事
ボリビア空軍航空(TAM)は、ボーイング社製の1機を新規に調達する考えだ。ボリビア空軍傘下の同社は、国内で旅客事業を展開するが、二重行政の批判から公営化されることが決まっている。このプロセスの一環で新機材の調達の必要性が生じ、現在ルーマニアの企業と協議中であることを明らかにした。

■コチャバンバ、値上げが必要 Los Tiemposの記事
コチャバンバの交通事業者らは、交通運賃の値上げが必要と訴えている。政府と有力労働組合連合は、最低賃金の10.8%、賃金全体では7%の賃上げに合意した。交通事業者らは、人件費や車輛の維持管理の費用がかさむことになるとして、運賃値上げが必要との見解を示した。

■インフルエンザ、昨季の10倍 El Díaの記事
サンタクルスでは、インフルエンザの感染が昨季の10倍に増えている。県都を中心にインフルエンザH3N2型の感染が相次ぎ、これまでに5人が死亡している。冬の始まりを迎えたばかりだが、今期はこの感染増加のペースが以上に速いという。県内ではB型の感染例も報告されているが、一方で例年多いAH1N1型はゼロとなっている。

■モーガン・フリーマン氏が来暮 Correo del Surの記事
米国の俳優、モーガン・フリーマン氏がボリビアを訪れているという。サンタクルスの地元紙が伝えたもので、同氏は市内ウルボのラディソンホテルに滞在している。同氏は、ユネスコ世界遺産に登録されている、チキタニアの巡礼ルートを訪れるため、来暮したとみられるが、滞在期間は不明だ。


【ペルー】

■エア・カナダ・ルージュがリマへ Gestionの記事
エア・カナダ傘下のエア・カナダ・ルージュがこの5月から、リマのホルヘ・チャベス空港に乗り入れる。現在エア・カナダがトロント-リマ線を週3往復運航し、ルージュが新たに1往復を追加する。この路線をビジネス、観光で利用する人が増加していることを受けた措置だ。米国や欧州、アジアに向かうペルー国民の利用も多いという。

■アンタ郡でトラック事故 El Comercioの記事
クスコ県のアンタ郡で、トラック同士の衝突事故が起きた。現場はアンカワシのチャキルッカサの道路だ。スピードを出しすぎた一台のトラックが暴走し、対向してきたトラックと衝突した。この事故で、これまでに3人の死亡が確認されている。事故を起こしたトラックは、地域産の靴類を輸送していたという。


【チリ】

■バルパライソ、M6.0の地震 La Nacionの記事
第5州都バルパライソでは28日13時6分頃、またやや強い地震が起きた。チリ大学の機関によると震源はこの町の南西13キロで、震源の強さはマグニチュード6.0、深さは27.7キロだ。この日、週内のエル・タボでは軽度の地震が2度起きている。バルパライソでは24日、マグニチュード6.9の地震が起きるなど、群発地震の様相を呈していることが指摘されている。

■エル・バルディビアーノ、運休へ BioBio Chileの記事
観光列車エル・バルディビアーノが、しばらく運休する。この観光列車は蒸気機関車が牽引するものだが、機関車と客車のメンテナンスなどのため、この30日で運転を一時休止する。運営会社側によると、9月にも運転を再開する予定だという。政府観光局によると、今月中旬のセマナサンタ(聖週間)にはこの列車の旅を250人が楽しんだ。


【アルゼンチン】

■米国、レモン輸入再開へ La Nacionの記事
米国は、アルゼンチン産レモンの輸入を再開する。ドナルド・トランプ政権は、カリフォルニア産レモンを保護するため、アルゼンチン産の輸入を規制していた。しかし訪米したマウリシオ・マクリ大統領からの要望を受け、この再開方針を示したという。この輸入停止で、国内の産地トゥクマン州などで懸念が広がっていた。

■バリロチェ線もLCCに Noticias Netの記事
アンデス航空が開設するバリロチェ線も、LCC型の運航になるという。同社会長がバリロチェを訪れ、就航について説明したものだ。同社はブエノスアイレス-バリロチェ線を6月19日から運航する。同社は国内路線で初めて昨年12月、ブエノスアイレス-コルドバ線でLCC型の便を運航し、国内航空界での存在感を高めている。

■トゥクマン、ペット登録制度 Clarín.comの記事
トゥクマン州では27日、ペットの登録制度がスタートした。この制度は国内統一的に行なわれるもので、トゥクマン州で先行したものだ。犬などのペットの登録を、登録機関やウェブサイト上で行なうもので、予防接種の情報なども一元管理される。また捨て犬など飼育放棄対策にも有効とみられるが、一方で制度化そのものへの批判もある。

■貧困層、広がる薬物 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは貧困層の間で、薬物が蔓延しているという。ブエノスアイレスのカトリック大学の調べで、貧困層の若者の実に43%は、コカインやマリファナ(大麻草)などの薬物使用経験がある。ブエノスアイレス都市圏のこの数字は22%で、貧困層でとくにこの数字が跳ね上がる状態だ。


【エクアドル】

■キトの学校で悪臭 El Comercioの記事
キトの学校で28日朝、悪臭騒ぎがあった。この事態が起きたのは市内北部にあるサンフランシスコ学校だ。朝8時頃、校内で強いにおいを感じ、校内にいた児童ら1200人が、近くの公園に避難した。児童の中には、吐き気をもよおした者もいたという。学校近くで、ガス漏れが起きたことが原因とみられる。

■イバラ、鉄道の復旧工事 El Comercioの記事
インバブラ県のイバラでは、鉄道の復旧工事が始まった。オタバロとイバラを結ぶラ・リベルタ線は大雨の影響で地盤が崩れるなどの事態に見舞われた。雨の状況が落ち着いたことを受け、復旧に向けた工事がようやく着手されたものだ。国内ではコスタ(海岸)からアンデスにかけてこの雨季、雨がきわめて多い状態となった。


【コロンビア】

■カルタヘナ崩落、死者10人に El Comercioの記事
カルタヘナでの建設中の建物の崩落事故で、死者は10人となった。作業中の労働者らが多く生き埋めになったもので、23人は無事救出されている。工事方法などに問題があった可能性があるとして、検察が調べを開始した。また建設されていた建物の所有者の中には、カルタヘナのキロス市長のきょうだいが含まれていることも明らかになった。

■ベネズエラ国境、管理強化へ El Colombianoの記事
移民局は5月1日から、ベネズエラ国境の管理体制を強化することを明らかにした。ベネズエラの経済問題で、コロンビアに移民したり、買い物のため訪れるベネズエラ国民が激増している。これを受け、移民希望者に対する管理徹底をこの日から図ることとなった。パスポートまたはIDの提示なども、厳格化する。


【ベネズエラ】

■選管、野党の無効化を検討 Caracol Radioの記事
選管は、野党の政党としての効力を無効化することを検討している。28日、選管側が明らかにしたもので、この週末にも要件を満たさないなどの理由で無効となる可能性があるという。名前を挙げたのは3つの野党で、この措置がとられれば反政府デモが蔓延する国内が、さらに混乱するおそれがある。

■EU、「テロ支援国家」と名指し El Paísの記事
欧州連合(EU)はベネズエラのニコラス・マドゥロ政権を「テロ支援国家」と強い表現で批判した。国内では反政府デモの嵐が吹き荒れ、これまでに29人の死亡が確認されている。欧州議会はこの非難声明を圧倒的多数で可決した。この中でベネズエラの今の状況について、「民主主義を冒涜する状態だ」と表している。

■1000ボリバール札が到着 El Tiempoの記事
カラカスのマイケティア国際空港に、1000ボリバール札、5800万枚が到着した。国内ではインフレの進行で貨幣価値が下がり、昨年12月に政府は、新高額紙幣の発行を発表していた。これにともない調達された新紙幣が新たに到着したと、中央銀行が明らかにした。国内では昨年10月の最低賃金引き上げから、ボリバールの暴落が起きていた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■エルサルバドル、鉱山業を禁止 El Universoの記事
エルサルバドルでは、鉱山業を禁止する法が施行された。金属資源産出のための開発、掘削などを禁じるもので、環境保護のためとられた措置だ。世界の環境団体は、鉱山業が環境に及ぼす影響を指摘しているが、こうした中国として禁止する措置を発動したのは世界で初めてとみられる。

■モンテビデオで停電 El Paísの記事
ウルグアイの首都モンテビデオでは28日、停電が起きた。ポシートスやコレドン、トレス・クルセスなどの地域で電力供給が途絶えたものだ。電力会社によると、送電システムのトラブルによるもので、一時3万世帯が影響を受けた。復旧作業によりすでに電力供給は再開されているが、市街では一時、信号機も消える状況だった。

■コパ、ターキッシュと提携 Telemetroの記事
パナマのコパ航空は、トルコのターキッシュ・エアラインズと提携する。両社が合意したもので、コードシェアを行なうなどし、乗り換えの利便性を向上させるという。両社はともに航空連合スター・アライアンスに加盟しており、また昨年にはターキッシュ・エアラインズがコパ航空のハブであるパナマシティの空港に乗り入れている。

■コスタリカ、火山で大気汚染 Caracol Radioの記事
コスタリカでは、ポアス火山の活動により、大気汚染の数値が悪化しているという。この火山は首都サンホセから60キロの位置にあり、現在活発な状態にあることが伝えられている。火口から噴出される火山灰や火山性ガスの影響で、首都サンホセを含む広い範囲の大気の汚染状況が、悪化しているものだ。

■日本ハム、ウルグアイ企業を買収 Caracol Radioの記事
日本ハムは、ウルグアイの冷凍会社ブリーダーズ&パッカーズ・ウルグアイ(BPU)を買収した。買収額は1億3500万ドルで、ウルグアイ産の食肉の日本やアジアへの供給体制を整えるための投資だ。BPUは国内のドゥラスノに食肉処理施設を持っており、国産牛肉の口蹄疫問題が解決したことがこの買収につながったとみられる。

■パラグアイ、デング153件 ABC Colorの記事
この1月以来、パラグアイ国内ではデング感染が153件、確認されたという。同国保健省が明らかにした数字だ。国内にはこの感染症を媒介するネッタイシマカがおり、とくに雨季にはこの感染症が生じやすい。同じ蚊が媒介するチクングニヤ熱の感染例は同じ時期、4件だった。またジカ熱、黄熱病の感染例は報告されていない。

■エルサルバドル、殺人60%減 Caracol Radioの記事
エルサルバドル国内で起きた殺人件数は今年の第1四半期、前年同期比で60%減少したという。同国の最高裁の法医学機関が明らかにしたものだ。この期に起きた殺人件数は807件で、前年同期の1208件から400件減った。人口10万人あたりの殺人数も103件から、81.7件に減少した。国内ではパンディージャと呼ばれる犯罪組織のメンバーの暗躍で、殺人が激増していた。