2017.05.03

【ボリビア】

■エボ、報道の自由を「保証」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ボリビアは報道の自由を「保証」すると断じた。報道の自由の日に合わせ、ツイッターで表明したものだ。モラレス大統領は、民主主義の根本として報道の自由を守る、と述べている。先週、国境なき記者団が示したボリビアの自由度評価では、前年から15ランク下がり、111位となっている。

■6月にも刑法改正 La Razónの記事
下院議会の憲法委員会は、この6月にも刑法改正を図る方針だ。改正は複数の項目にのぼるが、焦点となるのは政府が方針を示した、中絶の一部合法化だ。暴力により妊娠した場合や、経済的事情で子育てができない場合などの中絶を合法化する。この合法化については、保守層やカトリック教会が強く反発している。

■CAF、横断鉄道に協力 La Razónの記事
米州開発銀行(CAF)は、ボリビアが進める大陸横断鉄道計画に協力する。ボリビアは、国内の既存鉄道網を活用し、太平洋と大西洋を結ぶ鉄道の計画を進めている。すでにペルー、パラグアイ、ウルグアイも計画への参画を示しているが、CAFもこの投資などを行なうことを明らかにした。CAFのルイス・カランサ総裁がラパスを訪れ、エボ・モラレス大統領に伝えたものだ。

■賃上げ、中小企業の例外なし Página Sieteの記事
ルイス・アルセ経済相は、1日に公布された賃上げについて、中小零細企業の「例外扱い」はない、と断じた。政府は有力労働組合連合との合意に基づき、最低賃金の10.8%、基本給の7%引き上げをこの日に公布した。中小企業の中にはこの措置で、経営が悪化するところがあるとして、除外が求められたが同大臣はこの可能性を否定した。

■カラナビで事故 Página Sieteの記事
2日未明、ラパス県のユンガス地方の道路で事故が起きた。ラパスとカラナビを結ぶ道路のアルト・チョコ付近で、ヘンティレサ社が運行するミニバスが道路を外れて谷に転落したものだ。この事故で、車に乗っていた7人の死亡が確認されている。ユンガス地方はアンデス高地とアマゾン低地の間にある巨大な崖の地形で、道路事情はきわめて悪い。

■青いクジラ、自殺2件の疑い El Deberの記事
国内でもゲーム「青いクジラ」による、自殺が2件、遂げられた可能性がある。サンタクルスとポトシで、若者2人が相次いで自殺した。この背後に、このゲームへの参加があった可能性があるとして両県警が調べを進めている。ロシアで開発されたこのゲームがラテンアメリカに上陸し、これまでにコロンビアやブラジルで自殺者を出したことが報じられている。

■サンタクルス、狂犬病の68% Página Sieteの記事
国内で今年発生が確認された狂犬病の、実に68%はサンタクルス県に集中している。保健省が明らかにしたもので、この期間中の発生件数は227件で、サンタクルス県はこのうち156件を占める。同県では今年初めて、14歳の少年がこの感染症を発症し死亡したことも報じられた。サンタクルス県に次いで件数が多いのはオルーロ県となっている。

■エルアルト、フォルクローレ闘争 La Razónの記事
エルアルトでは、フォルクローレ闘争が起きている。音楽演奏家やダンサー、さらに路上販売業者などがエルアルト市側に抗議しているものだ。市内では7月16日にパレードが予定されているが、この公共スペース使用や路上販売を規制する方針をソレダー・チャペトン市長が示し、反発が広がっているものだ。

■チュキサカ、緊急事態 El Díaの記事
チュキサカ県のエステバン・ウルキス知事は、県内に緊急事態を発令した。県内では渇水と、局地的大雨による水害がまだら模様に発生している。水害被災地だけでなく、農業生産が今後大きな被害を受ける可能性があると同知事は指摘した。この雨の降り方の極端化は、ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象の影響ではないかとみられている。

■アナタ・ボリビアが日本ツアー Página Sieteの記事
フォルクローレグループ「アナタ・ボリビア」が、この7日から日本ツアーを行なう。このグループは奈良県出身の秋元広行氏を中心に、2005年に結成された。メジャーデビューから8年が経ったが、福岡やさいたまなど32個所で、公演を行なうという。秋元氏は創価大学在学中にフォルクローレ音楽に目覚め、1995年にラパスに移住している。


【ペルー】

■アレキパ、地震続く El Comercioの記事
アレキパ県カイリョマ郡での地震は、続いている。観測機関によると、3日午前にも身体に感じる地震が4回、発生しているという。朝7時42分には、これまでで最大のマグニチュード4.9の地震が起きた。震源は、活発化が続いているサバンカヤ火山のすぐ北側のエリアで、この地震活動との関係性が指摘されている。

■カニョン・デル・コルカ、アクセスに支障 Correo Perúの記事
アレキパ県の観光地カニョン・デル・コルカへのアクセスに、支障が生じている。カイリョマ郡側の行政によると、チバイに至るピンチョリョの道路で、道路沿いの側溝が崩落し、車の通行ができなくなっている。カニョン・デル・コルカだけでなく、チョコ、タパイ、カバナコンデの集落へのアクセスにも、障害が起きている。


【チリ】

■マウレ、20年ぶりにコロコロ BioBio Chileの記事
第7(マウレ)州で、20年ぶりに「コロコロ」(パジェロ)が目撃された。コロコロはアンデス山脈沿いなどに棲息する野生の哺乳類だが、同州ではこの20年、棲息が確認できず、絶滅した可能性が指摘されていた。この姿がサンクレメンテのロス・シプレセスで確認されたという。この個体数がどれだけ棲息しているかは分かっていない。

■パスクア、居住規制強化へ La Terceraの記事
パスクア(イースター)島への居住規制が、強化される見通しだ。チリ上院は、この規制を強化する新たな法案を、賛成多数で可決した。独自の文化を持つこのパスクア島居住については、今も認可が必要だが、この手続きをより厳重化する。チリ国民が、本土から移住する場合にも、より厳格な規定が適用されることになる。


【アルゼンチン】

■フォルモサ州で大雨 Clarín.comの記事
国内北部、パラグアイ国境のフォルモサ州で3日、局地的な大雨が降った。州都では短時間に75ミリもの雨が降り、市内の街路が水浸しになるなどした。このため、市内では1500人が自主的に避難した。またこの日、同じく国内北部のコリエンテス州でも大雨が降り、川の氾濫などが起きている。

■レモン輸出は2018年再開か La Nacionの記事
米国への国産レモン輸出の再開は、2018年になる見通しだという。トゥクマン州などで生産されるレモンは、これまで米国に輸出されていた。しかしドナルド・トランプ政権が、カリフォルニア産レモンを保護するため、これを停止する措置をとった。マウリシオ・マクリ大統領はトランプ大統領に直訴し、輸入再開の道筋はついたが、その開始時期は遅れる見通しとなった。

■リネアH、新車輛 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアHでは、新しい車輛の試験運転が開始された。この路線ではサンタ・フェ駅のリモデル工事が行なわれており、この竣工に合わせ新車輛の使用がスタートする予定となっている。調達した新車輛が同路線の車輛基地に搬入され、いよいよ使用開始に向けた最終調整に入る。

■ブエノスアイレスに二重の虹 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの空に、二重の虹が現れた。3日朝7時30分頃、太陽を背にした西の空にはっきりとした虹が現れ、その外側にややや薄い別の虹があったという。二重の虹は通常の虹よりも起きる確率が低く、幸運の予兆などとされることもある。多くの市民がこの二重の虹を撮影したり、SNSで報告したりした。


【エクアドル】

■フリーWiFi、4000個所 El Universoの記事
港湾都市グアヤキル市内には、およそ4000個所のフリーWiFiが設営されているという。市側が3日、明らかにしたものだ。市内では市側が民間と共同で、WiFiを自由に無料で使用できるスポットの整備を進めている。この計画に沿うもので、2018年までには6千個所に増やす方針だ。

■5月、雨は落ち着く El Comercioの記事
気象機関は、この5月には国内の雨の状況は落ち着くとの見方を示した。国内では今年に入り、とくにコスタ(海岸)やシエラ(アンデス)で雨が多く、各地で川の氾濫や洪水、土砂災害が頻発した。太平洋の海水温の高さの影響を受けたとみられるが、気象機関はこの状況が落ち着き、雨も極端に多い状態にはならないとの見方を示した。


【コロンビア】

■3月の輸出、37.9%増 Caracol Radioの記事
この3月の国内からの輸出は、前年同月比で37.9%の増加を示したという。国の統計機関DANEが明らかにしたものだ。この月の輸出総額は32億900万ドルだった。分野別ではとくにエネルギーの輸出が好調で、農産物も一定の伸びを示した。1~3月の輸出は、前年同期比で31.4%の増加となっている。

■小型機事故の原因は悪天候 Caracol Radioの記事
ボゴタ近郊で起きた軍の小型機の墜落事故の原因は、悪天候と結論づけられた。ファカタティバのマンフイ山にセスナ機が墜落し、乗っていた兵8人全員が死亡したものだ。軍側の調べで、悪天候に見舞われ、この機体が地域に設置してあったアンテナに触れ、バランスを崩して墜落したとみられることが分かった。

■ボゴタ空港、天候の影響 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は3日午後、悪天候の影響を受けた。強い雨や風の影響を受け、滑走路の運用に支障が生じたものだ。このため離着陸の制限が行なわれ、便に最大1時間の遅れが生じている。また同空港だけでなく、アラウカ、カルタゴ、イバゲ、レティシアの空港でも、天候の影響が生じた。

■デング、大きく減る Caracol Radioの記事
メデジンでは今年に入り、デング感染が大きく減ったという。保健局によると今年1~4月の市内での感染者数は874件と、2016年同期の3760件から4分の1以下に減った。一週間あたりの感染者は62件で、やはり前年同期の269件から大きく減っている。媒介するネッタイシマカの抑止策が奏功したと分析している。

■カカオ輸出、記録的 Caracol Radioの記事
国産カカオの輸出がこの第一四半期(1~3月)、記録的だったという。カカオ生産者団体Fedecacaoが明らかにしたもので、この期間中の輸出総量は1万4600トンと、前年同期比で30%も増えた。健康志向からカカオの需要は世界的に伸びており、国内では増産が図られ、さらに病害に対する農政の努力も奏功した。

■青いクジラで若者2人が自殺か Caracol Radioの記事
自殺ゲーム「青いクジラ」で、ボゴタで2人が新たに自殺したとみられるという。ボゴタの警察が明らかにしたものだ。16歳の男女が、このゲームの末に自殺を遂げたという。このゲームはロシアでつくられ、インターネットなどで広がっているものだ。ロシアではこれまでに、このゲームで130人が自殺している。ラテンアメリカ上陸報道を受け、各国が対応を急いでいる。


【ベネズエラ】

■憲法改正は第二のクーデター El Paísの記事
野党は、1日にニコラス・マドゥロ大統領が憲法改正を発議したことについて、「第二のクーデターだ」と反発している。憲法(制憲)議会招集を発表したが、野党は現政権が独裁体制を強め、民主選挙を遅らせるための暴挙に出たとして、国民に広く「抵抗」を呼びかけた。3月に最高裁が技家会効力を停止する発表を一時行なったことに続く、クーデターとした。

■略奪で新たに死者3人 RCNの記事
2日夜、国内ではまた略奪の動きが各地で起きた。1日にニコラス・マドゥロ大統領が憲法改正の発議を行なったことに反発し、野党の呼びかけで各地で反政府デモが行なわれた。この混乱に乗じた動きで、カラボボ州では商店に火が放たれるなどし、21歳の青年など3人が死亡したことが伝えられた。一件の反政府デモ、略奪での死者は31人となった。

■アルマグロ氏「憲法改正は偽り」 El Paísの記事
米州機構(OAS)のルイス・アルマグロ総裁は、1日のニコラス・マドゥロ大統領の憲法改正発議について、「偽りだ」と切り捨てた。現政権を批判し続ける同総裁は、この発議そのものが「反憲法的」と指摘し、ベネズエラの民主主義をさらに損なうおそれがあると警告した。この発議は、ベネズエラの憲法そのものを冒涜するものだ、と断じている。

■カラカス、ガス弾使用 El Heraldoの記事
カラカスで3日に行なわれた反政府デモでは、また鎮圧のためにガス弾が使用された。ニコラス・マドゥロ大統領の憲法改正発議を受け、これに反対する野党の呼びかけで多くの市民が、街路でデモ行進を行なった。治安部隊が出動し、催涙ガス弾を使用し鎮圧行動をとったものだ。4月以降、このような事態が国内各地で繰り返されている。

■軍、憲法改正を支持 El Comercioの記事
ベネズエラ軍は2日、ニコラス・マドゥロ大統領が1日に発議した憲法改正を、支持することを明らかにした。ウラジミール・パドリーノ国防相が語ったものだ。この発議と、憲法(制憲)議会招集について野党は、第二のクーデターと指摘しているが、軍側は正規の手続きによるもので、政府側の意向を支持するとしたという。

■暴力の連鎖、拡大か El Comercioの記事
国内では再び、暴力の連鎖が起きるおそれがある。最高裁が議会効力を停止することを発表して以降、野党の呼びかけで反政府デモが国内各地で続いている。1日にニコラス・マドゥロ大統領が憲法改正発議を行なったことで、野党側の反発はさらに強まっており、混乱に乗じた略奪事件も各地で起きている状況だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■黄熱病死者、240人に Pysnの記事
ブラジルでの黄熱病による死者は、240人になったという。同国保健省が3日、明らかにした数字だ。国内ではミナス・ジェライス州を震源に、この感染症が広がっている。今の時点で感染が確認された人の総数は715人となっており、死亡した152人について感染の有無の調べが進められている。

■カリブ海で海底火山か Guerrileroの記事
カリブ海で、海底火山とみられる動きが活発化しているという。ジャマイカ、キングストンの西インド諸島大学の研究チームが明らかにしたものだ。グラナダ島から5マイル、プエルトリコの南東450マイルの海域で、火山の活発化を示す動きが観測されている。30日以降、火山性の地震も43回観測されており、周辺に注意が呼びかけられた。

■ラウル、電撃的引退も Caracol Radioの記事
キューバ、ラウル・カストロ議長が来年にも、電撃的引退をする可能性があるという。同議長の娘の、マリエラ・カストロ氏が語ったものだ。ラウル・カストロ議長は高齢のため、「その後」についての憶測が広がっている。マリエラ氏は、自身が父の後を継ぐ世襲については否定し、新しい議長は国民の中から選ばれる、と述べた。

■キューバ観光の成長は脅威 Miami Heraldの記事
キューバの観光業の成長は、周辺のカリブ海各国の「脅威」だという。米国との関係正常化以降、キューバの観光業の好調さが伝えられている。ドミニカ共和国やジャマイカ、バハマなど周辺各国にとって観光業は重要な産業で、キューバ観光の活性化で旅行客を奪われると考える各国民が増えているという。