2017.05.28

【ボリビア】

■チリ国境、1300台足止め Página Sieteの記事
チリ国境では、ボリビアのトラック1300台が足止めされている。チリの税関職員らのストライキで起きている事態だ。国境地域には主にボリビアからの貨物を積んだトラックが足止めされ、多くの運転手が食料などを手に入れられず困っている。ボリビア政府はチリに対し、自由貿易を促進するラテンアメリカ統合連合(Aladi)の規定に反すると、チリ側に抗議している。

■民間企業もチリに抗議 Correo del Surの記事
貿易業などの民間企業も、チリ政府側に抗議している。チリの税関ストライキの影響で、ボリビアから同国の港湾に向かっていた多くのトラックが、ラパス、オルーロ、ポトシ県の国境地域で足止めされている。民間企業らは、チリのこの事態が世界貿易機関(WTO)やラテンアメリカ統合連合(Aladi)の規定、精神に反すると強く反発している。

■トラック運転手、兵糧攻め El Deberの記事
トラック運転手らは、「兵糧攻め」の状態だ。チリ税関のストライキの影響で、国境地域で多くのトラックが足止めされている。待ち続けている運転手らだが、食料品などが一切調達できない状態となっているという。オルーロ県のタンボ・ケマードの国境では、ボリビア側、チリ側双方で運転手らへの食糧販売が、警察官により止められている。

■トラックの損失、一日500ドル El Deberの記事
チリ国境で足止めされているトラックの損失は、一日当たり500ドルにのぼるという。オルーロ県の物流業の団体が明らかにした数字だ。内陸国のボリビアはチリ北部のアリカ、イキケ港を外港として使用しており、両港湾とを結ぶ物流が貿易を支えている。これらのトラックの足止めは、ボリビアの貿易業がストップすることを意味する。

■キューバ副議長、ティワナクへ El Deberの記事
来暮しているキューバのミゲル・ディアス・カネル国家評議会副議長が、ラパス県のティワナクを訪れた。同副議長はボリビアとの経済関係の強化などを目指し、ラパスで政府関係者らと会談を行なってきた。アイマラの聖地であるティワナクを訪れ、伝統的な文化に触れた。同副議長はこの後、サンタクルスを訪れる。

■天然ガス、53億ドル投資 la Razónの記事
ボリビアは国内の天然ガス資源開発に、2015年以降だけで53億ドルを費やしているという。天然ガス担当のルイス・アルベルト・サンチェス大臣が明らかにした数字だ。ボリビアは南米ではベネズエラに次ぐ天然ガス資源を抱えており、この開発にボリビア政府は注力してきた。現在、開発が進められている案件は国内で12件にのぼる。

■ラミア、保険は有効か El Deberの記事
昨年11月、コロンビアで墜落事故を起こしたラミアの保険は、有効であった可能性がある。ミルトン・クラロス公共事業相が明らかにしたものだ。サンタクルスからメデジンに向かったチャーター機が墜落し、ブラジルのシャペコエンセの選手やスタッフら71人が死亡した。このラミア機について、保険切れが指摘されていたが、書類などが有効であった可能性がある。

■サンタクルス、犬販売規制 El Deberの記事
サンタクルス市は、路上などでの犬などの販売を全面的に禁止した。今後は、正規の手続きをとった業者のみが、子犬などの販売を行なうことができるようになる。市内では狂犬病の感染例が増加しており、これを抑止することが目的だ。業者販売の犬については、狂犬病ワクチンを受けていることが、販売の条件になる。

■オルーロ、新型狂犬病への注意 La Patríaの記事
オルーロの保健局は市民に対し、新型狂犬病に対する注意を呼びかけた。県内では狂犬病の感染が今も相次いでいるが、凶暴になったり、水を怖がったりといった特徴的な症状が表面に現れない、犬の感染事例が報告されている。こうした犬に噛また人が、狂犬病感染のリスクを考えず、有効な対策をとらずに手遅れになるケースも考えられる。

■アンデス穀物のケーキ Página Sieteの記事
ラパスでは最近、アンデス原産の穀物を使用したケーキが、市民権を得つつある。栄養価の高さで知られるキヌアやタルウィ、カニワなどを使用したケーキで、市内ではケーキ菓子店などで販売されるほか、イベントなどで提供されるケースが増えている。またこうした素材を使用した菓子類の作り方を教える講座なども、増えているという。


【ペルー】

■デング、2万7千件 El Comercioの記事
国内では今年、すでに2万7千件のデング感染が報告されているという。保健省が明らかにしたものだ。この3月、国内北部コスタ(海岸)を水害が襲い、この被害地域を中心に、蚊が媒介するこの感染症が激増した。この感染者数はすでに昨年の年間感染者数と同水準となっている。とくに感染者が多いピウラ県では、すでにこの感染症で28人が命を落としている。


【チリ】

■イキケ、税関ストの損害 BioBio Chileの記事
イキケでは、税関ストライキの影響で、巨額の損失が出ているという。税関職員らが賃金や待遇の改善を求め、ストライキを続けている。地域の商工会によると、この事態で貿易などが滞り、すでに1600万ドル相当の損害が地域企業に生じているという。この事態で、イキケ港を外港として使用するボリビアの貨物が、行き場を失っている状態だ。

■ハイチ人への暴力告発 BioBio Chileの記事
ハイチ人男性に対する、暴力が告発された。エル・エスペッホ港の漁船で働くこの26歳の男性が、同僚などから暴力を受け、負傷したという。この港湾に設置されている防犯カメラが、この暴行の一部始終を撮影していた。男性への暴力の原因は、ゼノフォビア(外国人憎悪)とみられており、暴力をふるった同僚らに対する捜査が近く、始まる見通しだ。


【アルゼンチン】

■アンデス航空、テルマスへ El Liberalの記事
アンデス航空が、サンティアゴ・デル・エステーロ州のテルマス・デ・リオ・オンドへの乗り入れを開始した。ブエノスアイレスとこの地を結ぶ路線を新たに開設したものだ。トゥクマンの空港がメンテナンスで長期閉鎖され、この間同空港が代替となることになっている。2006年運航開始のアンデス航空は昨年LCCに転換し、国内市場で存在感を高めている。

■アビアンカ、将来はトゥクマンへ El Tucumanoの記事
国内にLCCとして参入予定のアビアンカ航空は、将来的にトゥクマンに乗り入れるという。同社は当初からトゥクマンへの乗り入れ方針を示していた。しかし同空港がメンテナンスで長期閉鎖されることから、同社の乗り入れ開始は再開後とし、今の時点で時期を示さなかった。同社は70人乗りのATR72型機を、国内運航のため調達している。

■パラグアイ、サルタに熱視線 Informate Saltaの記事
パラグアイの観光関係者が、サルタに熱い視線を送っている。今年、アマスソナス・パラグアイが、アスンシオンとサルタを結ぶ直行便を開設した。この路線を利用し、サルタを訪れるパラグアイ国民、そしてパラグアイを訪れるサルタ市民がそれぞれ、増えることが期待される。パラグアイの観光業者はこの双方を取り込もうと、さまざまな旅行商品を画策している


【エクアドル】

■インターネット制限法、議会へ El Comercioの記事
議会にこの23日、インターネットの制限を定めた新法の案が、送られていた。この方は、SNSなどの使用の一定の制限を定める内容だという。24日に退任した、ラファエル・コレア前大統領が、駆け込み的に法案を議会に送ったものだ。政府側によると、ネット使用を単純に制限するものではなく、違法な内容などを排除することが目的だという。

■FAO、ティラピアに警告 El Universoの記事
世界食糧農業機関(FAO)は、エクアドル産のティラピアに警告を発した。東アフリカ原産のこの淡水魚は、世界各地で養殖されている。国内でもこの養殖が盛んだが、同機関はエクアドルやコロンビアなど5か国で、この魚に特定のウイルスの影響が出ていることを指摘した。今後これらの生産現場で、対応を迫られる可能性がある。


【コロンビア】

■3県、コカ葉掃討進む Caracol Radioの記事
ナリーニョ、カケタ、メタの3つの県で昨年、コカ葉の掃討展開が大きく進展したという。国内ではコカインの原料となるこのハーブが違法生産され、ゲリラ組織の資金源になっていることなどが指摘されている。米国の協力でこの掃討展開が進められているが、とくにこの3県での展開が昨年、大きく進んだ。

■メデジン、ベネズエラ人増加 Caracol Radioの記事
国内第2の都市メデジンでは、ベネズエラ国民が、顕著に増えているという。移民局の把握では、市内には在留ベネズエラ国民が4万5千人おり、非正規雇用の実に6.5%をベネズエラ国民が占めている。ベネズエラは政治経済の混乱が続き、、多くの国民が周辺国などへの移民を図っていることが報じられている。

■ビバ・コロンビア、1240万人輸送 La Estrellaの記事
LCCのビバ・コロンビアは、この5年で合わせて1240万人を輸送したという。同社は2012年5月25日に国内線の運航を開始し、近年はパナマやエクアドル、ペルーなどへの国際線の運航も行なっている。メキシコのビバ・アエロブスと同傘下の同社は国内初のLCC体制を確立している。また同傘下のビバ・エア・ペルーが今月、ペルーで運航を開始したばかりだ。


【ベネズエラ】

■フロリダ、ベネズエラ民主化フォーラム Caracol Radioの記事
米国フロリダ州では、ベネズエラの民主化を図るためのフォーラムが開催された。同州のリック・スコット州知事が開いたものだ。スペインのホセ・マリア・アスナール元首相や、ボリビアのホルヘ・キロガ元大統領がパネリストとして参加している。ニコラス・マドゥロ政権の強権的な手法に対し、米国内では非民主的と批判の声がある。

■カラカス、催涙ガス弾使用 Caracol Radioの記事
カラカスでは反政府デモに対し、警官隊が再び、催涙ガス弾を使用した。政治経済の混乱を受け、国内では4月以来、反政府デモが続けられている。警官隊がこの抑止を目的に、市内西部でデモ隊に対しこのガス弾を新たに使用したものだ。現場では軍が戦車を出しており、市街戦の様相を呈している。

■ティントリ氏、また面会阻まれる Caracol Radioの記事
活動家のリリアン・ティントリ氏は、また夫との面会が阻まれたと告発した。同氏の夫は、2014年に反政府デモの責任を問われ有罪判決を受けた野党指導者、レオポルド・ロペス氏だ。先週末、収監されている施設を訪れたが理由も説明されないまま、面会を阻まれたという。同氏や野党は、ロペス氏の逮捕、有罪が「弾圧」であると主張している。

■ララ州、デモ隊にまた発砲か La Vanguardiaの記事
ララ州で、またデモ隊に対する発砲があったと告発された。政治経済の混乱から、国内では4月以降、野党主導による反政府デモが全土で繰り広げられている。ララ州側は、このデモ隊抑止のための発砲の銃弾により、参加していた33歳の男性が死亡したと発表した。これで、一連のデモによる死者は58人となった。

■ゴミの中から食料を探す Televisaの記事
国内では多くの人が現在、ゴミの中から食べ物を探している。政治経済の混乱などを受け、国内では2年前から、食料を含む物資不足が起きている。スーパーの棚は空洞ばかりとなっている中、日々の糧をゴミ置き場に求める市民が全土で増えているという。昨年、多くの国民が年間に体重を減らしており、国際メディアは大統領の名からこの状態を「マドゥロ・ダイエット」と呼ぶ。

■コンビアサ、薬物輸送関与か El Sigloの記事
国営航空会社コンビアサの職員2人が、業務を通じて薬物輸送に関わっていた疑いがあるという。警察が調べを進めていることが明らかになったものだ。この4月4日、この2人は勤務する航空機から、15キロあまりのコカインが入った袋を、カラカスの空港で投げ出したという。警察はこの2人が組織的関与を受け、輸送に直接関っていた疑いがあるとしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■対テメルデモ、49人負傷 El Nacionalの記事
ブラジルではミシェル・テメル政権に対する反政府デモが首都ブラジリアで行なわれた。このデモ隊を制圧しようとした軍との間で衝突が起き、合わせて49人が負傷している。昨年、弾劾で罷免されたジルマ・ルセフ前大統領に代わり就任したテメル大統領だが、汚職の疑惑などが続いている。

■パラグアイ、イナゴ被害 ABC Colorの記事
パラグアイのチャコ地方中部で、イナゴの被害が起きているという。イナゴの大群が発生し、農地などを食い荒らしているものだ。一帯ではイナゴが「雲のように」立ち込め、被害が広がり続けている。地域の農家によると、被害を受けているのはトウモロコシや大豆などの畑で、有効な手立てを打ち出せない状態にある。

■パナマ入管、一部緩和 Caracol Radioの記事
パナマの入管は、コロンビア、ベネズエラ、ニカラグア国民に対する入管審査を一部緩和した。同国の入管は、これらの各国からの違法移民を避けるため、これまで厳格な審査を行なっていた。しかし厳しすぎる審査が、観光業に悪影響を及ぼしているとの指摘があり、一部の簡素化などの措置をとったという。

■キューバ、ボリビアとの関係深化 Caracol Radioの記事
キューバのミゲル・ディアス-カネル副議長がボリビアを訪れた。ラパスを訪れた同氏は、ボリビアの高官らとの会談などに臨んでいる。キューバとボリビアは、米国と距離を置くスタンスの近さなどから近年、関係を強めている。同氏は、キューバとボリビアのとくに経済分野での関係深化に、強い期待を示した。

■パラグアイ、マリファナオイル合法化 El Universoの記事
パラグアイは、マリファナ(大麻草)の成分を含んだオイルの輸入を合法化した。同国保健省が明らかにしたもので、緩和ケアなどの医療行為に使用されるこのオイルについて、事実上の合法化をとったものだ。このオイルをどのように医療行為に使用するかについては、今後法的な枠組みなどを整備するという。