2017.05.30

【ボリビア】

■チリのストで1100万ドルの被害 Página Sieteの記事
チリ税関のストで、ボリビアは1100万ドルの被害を受けている。国境での通関が滞り、多くのトラックが国境で足止めされているものだ。内陸国のボリビアはチリ北部のアリカ、イキケ港を外港としており、多くの輸出用貨物が止められた状態にある。ボリビア政府は自由通商の理念に反するとして、ラテンアメリカ統合連合(Aladi)にチリを提訴する可能性を示している。

■チリはボリビアを妬んでいる Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、チリがボリビアを「妬んでいる」と述べた。チリ税関のストライキで、ボリビアのトラックが足止めされ、通商や貿易が滞っている。モラレス大統領は、ボリビアが多くの開発事業、案件を抱えていることを妬み、阻害しようとしていると述べた。チリとペルー、アルゼンチンの国境は通常通り動いていることが報告されている。

■WTOへの提訴の可能性 La Razónの記事
ボリビア政府はチリを、世界貿易機関(WTO)に提訴する可能性を示した。チリ税関のストライキでボリビアの貨物だけが被害を受けていることを受けた動きだ。また外交として使用しているアリカ、イキケ港でボリビア貨物が差別的に扱われていることにも触れている。政府はこのほか、ラテンアメリカ統合連合(Aladi)への提訴の可能性も示している。

錫、行き場を失う La Razónの記事
輸出用鉱産物の錫が、行き場を失っている。チリの税関ストの影響で、国産錫が外港であるチリ北部のアリカ、イキケに届かない状態だ。主にオルーロ県で産出される錫だが、米国やドイツといった先への輸出が滞っている状態だ。米州機構のルイス・アルマグロ総裁もチリに対し、この件の説明を求めた。

■イロ港使用、優先議題に La Razónの記事
ボリビア政府は、ペルー南部のイロ港を外港として使用する件を、優先議題にする方針だ。この9月、ボリビアとペルー政府はアレキパで、共同閣議を実施する。両国間の問題や協力関係深化などを話し合う場だが、今回のチリの税関ストによる被害を受け、外港機能のイロ移転の道筋を、政府はより鮮明に打ち出したい考えだ。

■ポトシ、水問題は3年 Página Sieteの記事
ポトシ県での水問題は、すでに3年にわたり続いているという。ポトシ市側が明らかにしたものだ。ポトシ県内では雨不足により、500を超えるコミュニティが被害を受けている。しかし渇水問題は今に始まったことではなく、3年前から続いている状況だという。国内では昨年にかけ、オルーロ、ラパス県でも渇水が深刻化した。

■オルーロ空港、稼働は30% La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港の稼働は、キャパシティの30%にとどまるという。空港の管理会社側が明らかにしたものだ。この空港は既存飛行場を拡張する形で政府が整備し、2013年2月にオープンした。現在はボリビア空軍航空(TAM)と国営ボリビアーナ航空(BoA)が乗り入れているが、乗り入れていたアマスソナスは撤退し、アエロコンは破綻した。


【チリ】

■首都近く、M5.7の地震 La Razónの記事
29日午前10時57分頃、第5(バルパライソ)州でやや強い地震が起きた。観測機関によると震源はサンティアゴから500キロの地点で、震源の強さはマグニチュード5.7、震源の深さは126キロだ。首都圏を含む広い範囲で揺れを感じたが、最大の揺れはメルカリ震度4で、人や建物への被害は報告されていない。


【アルゼンチン】

■マルコラ外相が辞任 Página Sieteの記事
スサナ・マルコラ外相が、突然辞任した。29日、突然発表したもので、その理由として「個人的な事情」を挙げている。同外相は2015年12月、マウリシオ・マクリ現政権誕生時から、その役職についていた。マクリ大統領は後任に在パリの元大使だったホルヘ・ファウリエ氏を指名している。


【エクアドル】

■モレノ、対汚職で13人指名 La Razónの記事
就任したばかりのレニン・モレノ大統領は、汚職対策にあたる13人を指名した。先週、就任式を終えたばかりのモレノ大統領が、さっそく取り組んだのは、選挙戦時から訴えていた汚職対策だった。元閣僚や捜査官など、合わせて13人を特任委員会のメンバーとして指名したものだ。


【ベネズエラ】

■憲法改正、法の下の独裁化か Página Sieteの記事
ニコラス・マドゥロ大統領の憲法改正についての説明に、多くの国民が「法の下の独裁化」を想像したという。マドゥロ政権は野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱めるため、この改正を発議した。国民に対する説明で「すべてが可能になる」と述べたことで、むしろ国民の多くが不安を抱いたという。

■デモ、退役軍人が死亡 Correo del Surの記事
国内で続けられている反政府デモで、参加していた退役軍人の男性が死亡したという。政治経済の混乱を受け、国内では4月以降、連日こうしたデモが各地で続けられている。警官隊との衝突で、この34歳の男性が死亡し、これで一連の死者数は60人近くにのぼったことになる。ニコラス・マドゥロ大統領はデモ参加者らを「テロリスト」と呼んだ。



最近の記事