2017.05.31

【ボリビア】

■通関、一時間に5台のみ Página Sieteの記事
チリ国境の通関は、一時間あたり5台という低調さだという。チリの税関のストライキの影響で、チリ北部の港に向かうボリビアのトラックが、国境で多く足止めされている。内陸国のボリビアはイキケ、アリカ両港を外港として使用しており、このストの影響は貿易に直結している。現在オルーロ県のタンボ・ケマードの国境では、800台のトラックが列をなしている。

■OASとAladiに提訴検討 Correo del Surの記事
ボリビア政府はチリを、米州機構(OAS)とラテンアメリカ統合連合(Aladi)に提訴することを検討している。チリの税関ストの影響でボリビアの貨物の通関が滞り、ボリビアの貿易、すなわち経済に打撃が生じている。このチリ側の措置は、両機関の自由貿易の規定に反するとして提訴を検討しているものだ。チリとペルー、アルゼンチン国境は何の問題も今、起きていない。

■エボ、チリ外相に質問状 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、チリのエラルド・ムニョス外相に質問状を送ったという。チリの税関ストで、国境でボリビアの多くのトラックが足止めされている問題だ。すでにストは6日に及び、国境で足止めされているトラックの数は1000台を超えているとみられる。この質問状ではチリ政府の考え方をただし、対策についての訊ねているという。

■エボ「ボリビア領海への思い強まる」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、今回のチリ税関のストライキで、ボリビア国民の「領海への思い」が強まっていると語った。外港であるイキケ、アリカへの物流が絶たれ、ボリビアの経済に甚大な被害が生じている。ボリビアは1904年の平和条約に基づきチリに主権ある海岸線を求めており、この件への国民の思いを「代弁」した。

■足止めトラック、雪が追い打ち La Razónの記事
チリ国境で足止めされているトラックに、雪が追い打ちをかけた。30日、ラパス、オルーロ県など西部アンデスの広い範囲で気温が下がり、雪が降った。チリ税関のストの影響で足止めされているトラックにも容赦なく雪が積もり、標高4680メートルの国境ポイントでは多くの運転手らが凍えたという。

■雪、航空便やバスに影響 La Razónの記事
国内西部アンデスの雪は、航空便やバスの便に影響を及ぼした。30日、ラパスやエルアルト一帯で雪が降り、ワイナ・ポトシやイリマニは雪化粧した。この雪のためエルアルト国際空港を発着する空の便に、遅れが広がった。またラパスからユンガス地方に向かうラ・クンブレで雪と霧の影響が生じ、バスの便の運転も一時差し止められた。

■ビルビルのハブ化、ドイツと英国に期待 Página Sieteの記事
サンタクルスのビルビル国際空港のハブ化計画について、政府はドイツ、英国の協力に期待している。ミルトン・クラロス公共事業相が明らかにしたものだ。政府はこのハブ化計画に基づく工事について、両国から新たな投資を呼び込みたい考えだという。この計画は中国の投資で行なわれる予定だったが、投資計画の不透明さから政府はこの契約を破棄していた。

 width=■経済金融省ビル、落成 La Razónの記事
経済金融省の新しい庁舎の落成式が行われた。エボ・モラレス大統領、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領、そしてルイス・アルセ経済金融相が参列し、式典が営まれた。この新しい建物は、ラパス中心部、エル・プラドと呼ばれる一等地に新築された。モラレス大統領は挨拶で、この建物がボリビアの経済発展の象徴になる、と語った。

■ポオポ湖保護法制を求める La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖の保護法制の整備が、求められた。地域で活動する環境団体や農業団体などが、政府に求めているものだ。この湖は国内第二の面積を持つが、渇水の影響で2015年12月に地域行政が「消滅」を宣言した。現在、水は戻りつつあるが、再び干上がる可能性があると複数の団体や研究者らが指摘している。

■タバコ規制を強化へ Página Sieteの記事
タバコ規制法の強化が、新たに提案されている。与党MAS所属のマヌエル・ママニ下院議員らが、この改正法案を準備しているものだ。国内では世界的流れに沿い、タバコ規制が強まっている。新たな改正で、ナイトクラブやバーなどの店舗内での喫煙を全面禁止とすることを検討しているという。


【アルゼンチン】

■マルコラ氏、スペインへ Correo del Surの記事
電撃的に外相を辞任したスサナ・マルコラ氏は、スペインに向かったという。同氏は、マウリシオ・マクリ政権誕生時から外相を務めていたが突然、「個人的事情」を理由に辞任を発表した。この辞任報告を聞いたマクリ大統領も「何のことかよく分からない」と語っていた。マルコラ氏は、居住するためスペインに向かったことが明らかになった。


【ベネズエラ】

■カプリレス氏、暴力を告発 Correo del Surの記事
野党指導者でミランダ州知事のエンリケ・カプリレス氏が、暴力を受けたと告発した。同氏はカラカスの東にあるバルタの町で行なわれた反政府デモに参加した。この際、デモ隊を抑止しようとした警官隊による暴力の被害を受けたという。ツイッターを通じ、この鎮圧展開の際に警官に殴られたことなどを明らかにした。

■マドゥロ「反対者はテロリスト」 Página Sieteの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、憲法改正に反対する者は「テロリストであり、反社会主義者だ」と断じた。同政権は、野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱め、政権基盤を強めるための憲法改正を発議している。この改正を訴える場で、現在国内で続く反政府デモの参加者らをテロリストと表したものだ。

■デモの逮捕者2977人 Página Sieteの記事
4月から続く反政府デモでの逮捕者は、2977人に達したという。国内で活動するNGO団体が明らかにしたすうじだ。この逮捕者のうち197人については起訴され、法的手続きが行なわれている。この逮捕者の中には女性316人と、年少者196人も含まれている。これらの反政府デモにより、すでに死者は60人に達しているとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、潔白主張 Correo del Surの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、潔白を主張する準備が整ったという。同大統領に対し、検察は汚職の容疑で調べを進めている。近く、司法当局による尋問を受けるが、この場で潔白を主張する準備を進めていた。昨年、ジルマ・ルセフ前大統領が弾劾で失職し、副大統領から昇格した同大統領に嫌疑がかかったことで、国民から反発が起きている。

■ドミニカ、Odebrecht疑獄 Página Sieteの記事
ドミニカ共和国でも「Odebrecht疑獄」だ。ブラジルの建設会社Odebrechtは、ラテンアメリカ各国で公共工事受注のため、裏金工作を行なったことが明らかになっている。この疑獄のため、ドミニカ共和国では閣僚1人を含む8人が、拘束を受けた。この建設会社は、2001年から2014年の間に、9200万ドルの公共事業を受注している。