2017.06.01

【ボリビア】

■ラパス、56年ぶりの寒さ Página Sieteの記事
ラパスはこの30日、実に56年ぶりの寒さとなったという。気象機関が明らかにしたものだ。この日の日中の最高気温は摂氏10度と、通常の15度よりも低く、1961年に観測して以来のもっとも低い値になったという。この日ラパスやエルアルトを望むワイナ・ポトシやイリマニでは雪が降り、ラパスとユンガスを結ぶ道路のラ・クンブレは雪で通行規制がなされた。

■BCB、成長率には影響なし La Razónの記事
中央銀行(BCB)は、ボリビアの成長率の数字には、チリの税関ストライキの影響はないとした。このストのため、国境での通関が滞り、ボリビアの貿易に大きな影響が生じたばかりだ。BCBはこのストのボリビア経済への影響はあるものの、ボリビアの掲載成長予想数値に影響を及ぼすほどではなかったとの見方を示した。

■貿易の半分はチリ経由 Página Sieteの記事
ボリビアの貿易のおよそ半分は、チリを経由しているという。ボリビア通商機構(IBCE)が明らかにしたものだ。国内からの輸出については44%、輸入については54%がチリ北部の港を経ている。今回のチリ税関ストで、チリリスクが鮮明になった。政府は外港機能をペルー南部のイロ港に移す計画を示している。

■サンタクルスからは水運が有利 La Razónの記事
サンタクルス県からは、パラグアイ川、パラナ川を通じた水運が有利だという。サンタクルスの企業らの団体Caincoが明らかにしたものだ。国内からの輸出はチリへの陸路に依存しているが、両河川を通じた水運によりコスト、時間を大幅に削減できると試算される。また国内とパラグアイを結ぶ鉄道の計画もあり、実現すれば物流が大きく変わる可能性が高い。

■中国の銀行、鉄道に関心 La Razónの記事
中国の3つの銀行が、ボリビアが主導する大陸横断鉄道計画に強い関心を示している。この計画は、国内の既存鉄道網を活用し、ペルーの太平洋岸とブラジルの大西洋岸を鉄路で結ぶものだ。在ラパスの中国大使が、国内の金融機関がこの計画に投資案件として高い注目をしていることを明らかにした。

■ロシアと経済協力関係強化 La Razónの記事
ボリビア、ロシア両国は、経済関係と協力関係の強化に、合意した。モスクワをオスカル・バリガ副大臣が訪れ、同国の閣僚と覚書文書を交わしたものだ。合意されたのはとくに経済、通商分野における協力関係となっている。エルアルトに設けられる原子力センターにロシア政府が全面協力するなど、両国の関係は強まっている。

■政府、国際赤十字に書簡 Página Sieteの記事
政府は、国際赤十字に対し書簡を送った。この3月、オルーロ県のピシガの国境で、職務に当たっていた税関職員と兵9人が、チリ側に拘束される事件が起きた。その不当性をボリビア政府は訴えているが、国際赤十字に対しこの9人の健康状態確認などの協力を求める文書を送ったという。


【ペルー】

■デング死者、29人に Correo del Surの記事
国内では今季、合わせて29人がデング感染により死亡している。保健省が明らかにした数字だ。デングは蚊が媒介する感染症で、今年上半期は水害に見舞われた北部を中心に、感染が拡大した。保健省が確認しただけで、感染者数は6千人に達しているという。県別でもっとも感染者が多かったのはピウラ県だ。


【ベネズエラ】

■OAS、着地点を模索 Correo del Surの記事
米州機構(OAS)は、ベネズエラ問題の「着地点」を模索している。米国ワシントンで加盟国の会合を開き、この問題について話し合うものだ。ベネズエラからは政府ではなく、議会で圧倒的多数を占める野党代表が参加する。この会議には、加盟国の少なくとも18人の外相が参加する予定だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ノリエガ氏が死去 Correo del Surの記事
パナマの元最高司令官、マヌエル・ノリエガ氏が29日、死去した。家族が明らかにしたもので、この3月から昏睡状態となっていたが、サント・トマス病院で83歳で死去したという。同氏は1983年から1989年まで軍事独裁政権のトップに立ち、米国軍による侵攻で失脚していた。家族は同氏の遺体をどこに埋葬するか、明らかにしていない。

■テメルに捜査の手 Correo del Surの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領に対し、司直の捜査の手が伸びる可能性が高まった。検察は、国営石油会社ペトロブラスから、同大統領が不正に裏金を受け取った容疑での捜査着手の方針を示し、裁判所に許諾を求めた。ジルマ・ルセフ前大統領が弾劾で失職した後を受けた同氏に対し、国民から辞任を求める声が上がっている。

■ペルナンブコ州で水害 Correo del Surの記事
ブラジル、ペルナンブコ州で水害が起きている。州政府側が明らかにしたもので、大雨による川の増水、氾濫で同州だけで4万4千人が避難し、これまでに7人の死亡が確認されたという。住まいを失った人は2000人を超え、さらに不明者が2人いることが報告されている。被害は周辺州にも及んでいる。



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