2017.06.06

【ボリビア】

■エボ、国連で海を訴え La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、訪問先のニューヨークの国連で「海」を訴えた。19世紀末の太平洋戦争でチリに海岸線を奪われたボリビアは、社会発展を阻害されてきた歴史を説明した。また先週にかけてのチリのストで、ボリビアは多額の経済損失を受けたことも指摘した。モラレス大統領は国連に対し、内陸国の海へのアクセス権を求めた。

■エボ、マドゥロと面会 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領はカラカスで、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領と短い面会時間を持ったという。モラレス大統領はニューヨークの国連施設を訪れたが、この直前にカラカスに立ち寄っていた。会談内容は明らかにされていないが、ベネズエラ軍の兵についてボリビア国内で教育訓練を受けることなどが話し合われたとみられる。

■YPFB汚職あり、74% Página Sieteの記事
ボリビア国民の実に74%は、ボリビア石油公社(YPFB)を舞台とした汚職が存在する、とみている。メルカド社が行なった世論調査の結果だ。国内資源開発、採掘などを行なうYPFBは巨大な機関で、大きな利権が存在する。同時に国民から政府や政府機関への不信感が根強く、この数字が高まったとみられる。

■民間、港湾シフトの動き Correo del Surの記事
民間企業の間で、港湾シフトの動きがある。内陸国のボリビアは、主な外港としてチリのアリカ、イキケ港を使用している。しかし税関ストライキでこの物流が滞り、国内経済は大きな打撃を受けた。これを受け、物流をパラグアイ川に面するサンタクルス県のブッシュ港に移す計画を、貿易会社などが相次いで打ち出している。

■セロ・リコで中毒死 Página Sieteの記事
ポトシの銀鉱山セロ・リコで、ガス中毒により作業員3人が死亡したという。メディアErbolが伝えたもので、作業中だった32歳、34歳、54歳のいずれも男性作業員が倒れ、その後死亡が確認されたものだ。この坑内で、一酸化炭素の濃度が上昇したことにより、中毒死したと判断された。

■Ecobol、賃上げどころではない Página Sieteの記事
ボリビア郵便(Ecobol)の労働組合は、賃上げどころではない、と断じた。この5月から7%の賃上げが国内企業に義務づけられたが、Ecobolでは4月以降、給与支払いそのものが滞っているという。同社は経営破綻状態で、政府もその処理に手を焼いている。オルーロやコチャバンバ、スクレ、サンタクルスでは職員らが、ストライキをちらつかせている。

■ビジャ・トゥナリ、24歳男性が溺死 La Razónの記事
コチャバンバ県のビジャ・トゥナリの川で、24歳の男性が溺死した。4日、事故が起きたのはトレス・アロヨスの川で、遊泳中にこの建設作業員の男性は、溺れたという。周囲にいた仲間らがすぐに救助したが、搬送先の病院で死亡が確認された。溺れる直前まで、この男性に変わった様子はなかったという。

■オルーロとポトシ、雪の予報 La Patríaの記事
オルーロ、ポトシ両県の広い範囲で、雪が降るとの予報が出された。気象機関が発表し、各方面に注意を呼びかけたものだ。上空の寒気の影響で6日から7日にかけ、雪が降る可能性が高い。標高の高いところでは、積もるおそれもある。また最大風速20メートルの強い風が吹く可能性もあり、合わせて注意が必要だという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、制憲議会を正式発表 Correo del Surの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、憲法改正を審議する制憲議会の設置を、正式に発表した。同大統領は、野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱め、政権基盤を強めるためこの改正を発議した。この憲法改正手続きのための制憲議員選挙を、7月30日に実施する方針を示した。野党はこの改正に、強い反発を示している。

■ロペス氏、サパテロ氏と会談 Página Sieteの記事
野党指導者のレオポルド・ロペス氏が、スペインのホセ・ルイス・ロドリゲス・サパテロ元首相と会談したという。ロペス氏は2014年の反政府デモの責任を問われ、14年の刑を受けて服役中だ。サパテロ氏がこの施設を訪れ、ロペス氏との会談が実現したと妻のリリアン・ティントリ氏が明らかにした。多くの国民はロペス氏の逮捕、有罪が「弾圧」にあたるとみている。

■デモ参加者、火を放たれ焼死 Página Sieteの記事
カラカスで行なわれた反政府デモの参加者の若者が、火を放たれ焼死していたという。5月20日に起きた事件について、検察側が捜査結果を明らかにしたものだ。死亡した22歳の男性はデモ参加中に全身が炎上し、その後死亡が確認された。火がついた経緯は不明ながら、マドゥロ政権退陣を訴える中、突然起きた事件だったという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、聴取を受ける Correo del Surの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、司法による聴取を受ける。5、6日の両日にこの聴取が予定されてるものだ。テメル氏に対しては、不正な資金を受け取った汚職の容疑が浮上し、捜査当局が捜査を開始していた。テメル氏は一貫して関与を否定しているが、先週には側近の下院議員が逮捕されるなど、同氏は窮地に立たされている。