2017.06.08

【ボリビア】

■チリのスト、被害の補償を求める Página Sieteの記事
国内の物流業者は、チリの税関ストライキの被害の補償を政府などに求めた。団体がエルアルトで会合を開き、この要求をしたものだ。10日間にわたるこのストでボリビアの貨物の通関が滞り、オルーロ県のタンボ・ケマードやピシガの国境などで、多くのトラックが足止めされた。このストによる国内経済への被害は、1億ドルに達するとの試算がある。

■政府、チリの批判を再批判 Correo del Surの記事
政府は、チリ側による批判を再批判で返した。エボ・モラレス大統領が国連で、内陸国の海へのアクセス権を求める演説をしたことに対し、チリのエラルド・ムニョス外相がチリへの要求を機構化していると批判した。しかしボリビア政府側はこの批判に対し、「敵意をむき出しにしたもの」とし、発言を曲解していると再批判した。

■暗黒の10月で司法判断 Correo del Surの記事
最高裁は「暗黒の10月」の民間被害について、司法判断を行なう。2003年10月、当時のゴンサロ・サンチェス政権がチリへのガス輸出の可能性に触れたことから、国内は「ガス戦争」となり、50人が死亡した。この際の民間被害についてその認定や補償についての審理を行なうことを、最高裁が明らかにした。サンチェス氏はこの直後、米国に亡命している。

■スクレで強風被害 La Razónの記事
憲法上の首都スクレを、強風が襲った。7日16時頃から17時頃にかけて、市内では風速20メートル近い強風が吹き荒れた。市街地では街路樹などが倒れる被害が続出し、建物の屋根や壁、アンテナ、さらに送電施設などにも被害が及んでいる。この事態で市内では停電が起きたほか、通信が途絶えているエリアが今も複数ある。

■トゥピサ、水をめぐる闘争 Página Sieteの記事
ポトシ県のトゥピサで、水をめぐる社会闘争が起きつつある。この闘争を準備しているのは、市内のアルゼンチン国境道周辺に住むコミュニティの人々だ。同地域への水道供給の改善などを求めたもので、週明けからデモや封鎖などを行なう用意があるという。同地域では水質や水量の問題が以前から、生じているという。

■グラン・ポデール、襟の禁止 Página Sieteの記事
10日にラパスで行なわれるフォルクローレの祭典「グラン・ポデール」では、モレナーダの女性衣装の「エスコーテ」(襟)が禁止される。近年、この衣装にエスコーテをつけることが流行っていたが、主催側は本来の趣旨に戻るとして、これを禁止することを決めた。グラン・ポデールはオルーロのカルナバルなどと並ぶ、国内有数の祭典だ。


【ペルー】

■牛乳製品、販売中止 La Razónの記事
乳業大手のグロリアは、市販している牛乳製品「プラ・ビダ」を市場から引き揚げた。この製品について、消費者保護行政のIndecopiが、衛生上の問題がある可能性があると指摘したためだ。Indecopiはこの商品について、保健省に検査を依頼している。グロリアは安全性が確認されるまで、この製品の販売を休止することを決めた。


【コロンビア】

■大統領府にデモ隊迫る Correo del Surの記事
ボゴタの大統領府に、デモ隊が迫ったという。公立学校の教職員らを中心とする労働組合員らが、ボゴタ市内をデモ行進した。労働環境の改善や賃上げなどを求めた動きで、このデモ隊は大統領府に近いボリバール広場まで達した。デモ隊は政府に対しても、教育予算の引き上げなどを求めている。


【ベネズエラ】

■制憲議員選挙、7月30日に Página Sieteの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、憲法改正のための制憲議員選挙を7月30日に行なうと発表した。同政権は、野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱めるため、この憲法改正を発議した。しかし野党はこの改正で独裁色が強まることを懸念し、さらにこの制憲議会議員の多くが、政府支持派の「チャベス派」に占められると警告している。

■反政府デモ、17歳少年が死亡 La Razónの記事
反政府デモ参加者に、また死者が出た。ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求める反政府デモがこの4月以降、国内で続けられている。こうした中、カラカスでのデモに参加していた17歳の少年が、治安部隊が放った催涙ガス弾に当たり、その後死亡が確認されたという。一連のストによる死者数は、これで66人となった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、失職の可能性も Correo del Surの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領が、失職する可能性もある。同国の選挙法廷が、2014年の大統領選挙の実効性などについて、再検討を進めることが明らかになった。昨年、ジルマ・ルセフ前大統領が弾劾で失職し、テメル氏が副大統領から昇格したが、同氏に対しても現在、汚職の容疑での調べが進められている状態だ。

■ウルグアイ北部、4千人避難 Página Sieteの記事
ウルグアイ北部では、川の増水、氾濫を受けて4千人が避難している。この事態が起きているのはウルグアイ川で、パイサンドゥ、アルティガス、サルトの3つの県で、住民らが避難しているものだ。ウルグアイでは近年の気候変動で、こうした事態が頻発している状態で、昨年には大規模な悪天候による被害も生じた。