2017.06.10

【ボリビア】

■「ボリビアは黙らない」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、「海を取り戻すまで、ボリビアは黙らない」と述べた。モラレス大統領は米国ニューヨークと、ベルギーのブリュッセル訪問を終え、帰国した。国連、そして欧州連合(EU)に対し、内陸国の海へのアクセス権を主張した。この主張にチリ政府から「脊髄反射的反応」があったが、モラレス大統領は海岸線回帰まで国際社会に訴え続ける、と語った。

■ピシガ事件、メルコスルに La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はこの3月のオルーロ県ピシガの事件を、メルコスル各国に訴える可能性を示した。職務にあたっていた税関職員と兵9人が、盗みなどを理由にチリに突然拘束されたものだ。ボリビアは不当逮捕と訴えているが、チリ側は初級審で有罪を言い渡している。モラレス大統領は、国境をまたぐ問題である密輸対策の執務中の逮捕は異常、と訴えている。

■キヌア輸出、3万8千トン Correo del Surの記事
ボリビアからの2016年のキヌア輸出量は、3万8千トンだった。オルーロの国際キヌアセンター(CIQ)が明らかにした数字だ。この輸出総額は7600万ドルだったという。キヌアの国際市場での需要は、2013年の「国際キヌア年」をピークに下がり続けている現状だ。同センターは、新たな販路や活用方法を模索している。

■Repsol、資源開発協力 Correo del Surの記事
スペインのエネルギー複合企業Repsolは、ボリビアの資源開発にさらなる協力を行なう。欧州を訪れたエボ・モラレス大統領と、同社のアントニオ・ブルファウ会長が、ベルギーのブリュッセルで会談した。この会談を通し、ボリビア国内の新たな資源開発などに、Repsolが積極関与することなどで合意したという。

■ポオポ湖に魚が戻る La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖に、魚が戻ったという。この湖の漁業者らが報告したものだ。国内第2位の面積を持つこの湖は異常渇水に見舞われ、2015年12月に地域行政が「消滅」を宣言した。以後、雨の増加などから水量が戻り、魚資源も復活しつつあるという。しかし一方、従来レベルでの漁業は、まだ再開できない状況だ。

■スクレ、テレビ放送は復旧へ Correo del Surの記事
スクレではテレビ、ラジオの放送が全域で間もなく復旧する。この町では今週、ハリケーン並みの強風が吹き、市街地で倒木が相次いだ。さらにこうした放送に必要なアンテナも倒壊し、一時は市街の90%で視聴、聴取ができない状態だった。このアンテナの復旧作業が続き、一両日中に全面復旧するという。

■いよいよグラン・ポデール開幕へ Página Sieteの記事
ラパスでは10日、グラン・ポデール2017が開催される。この祭は、オルーロのカルナバルと並ぶ、フォルクローレ音楽とダンスの祭典だ。60を超えるグループが早朝から深夜にかけ、市内をパレードする。金融ビジネス街のカマチョ通りは9日夜から通行が規制され、観客席が設けられるなどの準備が行なわれる。


【アルゼンチン】

■マクリ、メルケル氏と会談 Correo del Surの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、来亜したドイツのメルケル首相と会談した。両者は経済、通商関係の強化や「より開かれた社会」の実現などに合意した、と共同会見で明らかにしている。アルゼンチンが加盟するメルコスルと、欧州連合(EU)との間の経済連携協定交渉が進められていることもあり、両者の会談は前向きだった。


【ベネズエラ】

■検察長官、改正中止を求める Correo del Surの記事
ルイサ・オルテガ・ディアス検察長官は、ニコラス・マドゥロ政権に対して、憲法改正を中止するよう求めた。マドゥロ政権は、野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱め、政権基盤を強めるためこの改正を発議した。7月30日には制憲議員選挙が予定されているが、同長官は法的な問題があり、さらに国内に暴力が蔓延するおそれがあるとして中止を求めた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、首つながる Página Sieteの記事
ブラジル、ミシェル・テメル大統領は失職を免れた。選挙法廷は、2014年選挙の有効性について再判断を行なった。無効となれば、副大統領から昇格したテメル氏は失職する可能性があったが、有効性認容4、否定3で有効性が認められ、首はつながった。ジルマ・ルセフ前大統領の弾劾による失職から間もなく、1年を迎える。