2017.06.13

【ボリビア】

■拷問でチリを告発 La Razónの記事
ボリビア政府は、拷問でチリを米州機構(OAS)に告発する。この3月、オルーロ県のピシガの国境で、職務中の税関職員と兵9人が、突然チリ側に拘束された。エクトル・アルセ法務相は、この9人がチリの警察官らにより拷問を受けていたと指摘している。これを受け政府は、国際機関にこの「被害」を訴える方針だ。チリ側は拷問の事実を否定している。

■ワナクニ外相「手を尽くす」 La Razónの記事
フェルナンド・ワナクニ外相は、チリに拘束された9人の即時解放のため「手を尽くす」と断じた。3月にオルーロのピシガの国境でチリ側に拘束された税関職員と兵らは、今も同国のイキケの施設に収容されている。同国の司法はこの逮捕を妥当と判断したが、この20日に最高裁が最終審を下す予定となっている。

■ラパス、17個所で封鎖 La Razónの記事
ラパスの住民自治会、町内会らによる社会闘争が12日、あった。市内17個所で道路封鎖を行ない、市側に対して圧力をかけた。自治会の団体は、法制度の改正で固定資産税が上昇する可能性があることに、強い反発を示している。市民の多くは、生活の質の向上を図れないまま、税金ばかりが高くなると訴えた。

■ボリビア、物価がきわめて安定 La Razónの記事
ボリビアは、物価がきわめて安定している。国立統計機構(INE)はこの5月の国内の物価上昇率が、0.05%であったと発表した。この数字は南米各国の中でもっとも低い水準で、次に低いエクアドルの0.91%とも開きがある。逆に南米でこの月の物価上昇率が大きいのはやはりベネズエラで、128.7%となっている。

■錫が減少、亜鉛が増加 Página Sieteの記事
ボリビアからの鉱産物輸出で、錫が減少した一方、亜鉛が増加している。鉱山省が昨年と今年これまでを比較したものだ。錫は6.42%、金は17.13%、銀は10.02%の減少だったが、亜鉛は2.85%、鉛は9.17%増加している。鉱産物全体では10.72%の増加だ。オルーロ県で産出される錫はボリビア経済を支えた存在だったが、1980年代にはこの価格下落でハイパーインフレを経験した。

■カサ・デ・モネーダ、排水システムが破綻 Página Sieteの記事
ポトシの旧造幣局、カサ・デ・モネーダの排水システムが、破綻しているという。建築の専門家が指摘したものだ。16世紀、南米最大の人口を抱え、繁栄の象徴だったこの建物は、先進的な排水システムを取り入れた。しかし数百年が経過し、このシステムがもはや作動しなくなっているという。今後、建物全体に湿気が回り、劣化を招くおそれがあると警告がなされた。

■ユンガスで事故 Página Sieteの記事
ラパス県のユンガス地方で、また交通事故があった。12日未明、チュイラ付近でミニバスとして使用されていたトヨタの「ノア」が道路を外れ、谷に転落した。この事故で5人が死亡し、8人が負傷している。ラパス県警はこの車が、事故当時スピードを出しすぎていたとみている。アンデス山脈とアマゾン低地の間のユンガスは巨大な崖の地形で、道路事情は悪い。

■アイマラの新年はオリノカで La Patríaの記事
オルーロ県のオリノカで、今年は「アイマラの新年」が祝われるという。6月21日は、新たな農業サイクルの始まりを示す、この地方独特の新年を迎える。初日を迎える儀式が各地で行なわれるが、今年はエボ・モラレス大統領生誕のこの地で、行なわれるという。この地には今年、政府が建設した新たな博物館がオープンした。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、オルテガ氏を批判 Correo del Surの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、ルイサ・オルテガ・ディアス検察長官を批判した。同長官はマドゥロ政権が憲法改正を図ろうとしていることを「不法行為」と批判した。これに反発したマドゥロ大統領は、「オルテガ氏は、野党代表として議会に立ちたいだけだ」と語り、強く批判した。司法がマドゥロ政権寄りの中、オルテガ氏は政権との対決姿勢を鮮明にしている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコで112人救出 Página Sieteの記事
メキシコ、タバスコ州で移民112人が、当局側により救出された。同国軍が明らかにしたものだ。こども23人を含むこれらの人々は、トラックで輸送されていたという。チアパス州からこの州まで来たもので、北米への違法移民を目指していたとみられる。この112人の国籍は、中米各国やエクアドルだった。