2017.06.16

【ボリビア】

■OAS、対話を促す Página Sieteの記事
米州機構(OAS)はボリビア、チリ両国に直接対話を促した。この3月、オルーロ県のピシガの国境でボリビアの税関職員と兵9人がチリ側に、突然拘束された。ボリビアはこの際、9人が警察官に拷問を受けたと主張し、OASの場で両国が激しい応酬を繰り広げた。この「場外乱闘」に対しOAS側は、まず両国が直接この件で対話することを求めた。

■平均寿命、71歳に Página Sieteの記事
ボリビア国民の、0歳時点の平均余命である「平均寿命」は、71歳となったという。世界保健機関が明らかにした数字だ。国内の平均寿命は2005年時点では64歳で、12年で実に7歳延びたことになる。ラテンアメリカの平均は75歳で、国別でもっとも長寿なのはコスタリカの79.6歳、キューバが79.1歳で続く。

■ベニ、薬物輸送機摘発 Correo del Surの記事
警察は、ベニ県内で薬物輸送機を摘発したことを明らかにした。ポステロスにあるラス・バルガス農場で、不審な小型機が見つかったものだ。薬物捜査課が調べたところ、この機内からコカインとみられる薬物の包み120個が見つかったという。小型機による薬物輸送は、南米では国境を越えた問題となっている。

■LGBT、法制化を求める Correo del Surの記事
国内で活動するLGBTの団体は、性的マイノリティの権利擁護の法制化を求めた。性的アイデンティティによる差別の抑止や、同性婚または同性パートナーシップ制の導入などを求めた動きだ。オルーロで採択された現行憲法では、同性愛者などに対する差別行為は禁止されているが、依然として差別が根強いと団体側は指摘する。

■電気料金値上げ、今月から Correo del Surの記事
一般家庭などに対する電気料金の値上げは、早くも今月から適用される見通しだという。政府は、エネルギーの安定供給体制構築のため、電気料金を3%値上げすると発表した。この発表に、国内では市民団体などからの反発が高まっている。スクレの電力会社からは、値上げした新しい料金体系を今月請求分から始める姿勢を示した。

■オルーロ、給食への不安 La Patríaの記事
オルーロでは、学校給食に対する不安が高まっている。国内の学校では、朝食の給食が供されることが多い。オルーロの公立学校に供される給食の食材などを調べたところ、保管状況の悪さなどが指摘された。雑菌などが繁殖し、食べたこどもたちに被害が及ぶおそれがあるとの警告がなされた。


【コロンビア】

■生理用品の免税議論 Página Sieteの記事
女性が使用する生理用品について、免税が議論となっている。国内で販売されるこれらの品々には、日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)がかかる。女性団体などが、負担軽減などのためのIVAの免除を国や国税庁に求めているものだ。IVAは現行の16%から19%に上昇する予定で、これを前に議論が活発化しそうだ。


【ベネズエラ】

■法王、選挙を支持 Correo del Surの記事
ロー法王フランシスコ1世が、選挙実施を支持したという。ニコラス・マドゥロ政権は野党が圧倒的多数を占める議会効力を弱めるため、憲法改正を企図し、制憲議員選挙を7月30日に予定している。同政権は法王が、国内の暴力連鎖を止めるためこの選挙を支持したとした。しかし法王のコメントは、野党が求める大統領選前倒しの意味である可能性がある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

 width=■ラウルの「交代」への準備 Correo del Surの記事
キューバでは、ラウル・カストロ議長の「交代」に向けた準備が始まっている。今年10月に地方選が行なわれるが、この選挙の末来年2月に、同議長が引退するという。兄のフィデル・カストロ前議長時代から続く、「カストロ体制」がいよいよ終焉することになる。ラウル・カストロ議長は現在86歳、昨年にはフィデル氏が死去している。

■ゲバラ生誕89年を祝う Correo del Surの記事
キューバでは、チェ・ゲバラことエルネスト・ゲバラの生誕89年が祝われた。14日はゲバラの誕生日で、「チェの町」とも称されるマウソレオなどで式典が行なわれた。アルゼンチン、ロサリオ生まれのゲバラはその後キューバ革命に身を投じ、1967年10月にボリビア、バジェグランデのイゲラ村で処刑された。