2017.06.21

【ボリビア】

■政府、チリの司法を信じず Correo del Surの記事
政府は、チリの司法を信用してはいない。この3月、オルーロ県のピシガの国境で、職務中の税関職員と兵ら9人がチリ側に突然拘束された。この9人に対する最終審が今週、サンティアゴで言い渡される。ボリビア側はこの9人の無実、潔白を主張しているが、「捜査機関の目せしめ的逮捕」を撤回する見通しはない、と政府側はみている。

■メサ氏「相互理解が必要」 Correo del Surの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、チリとの関係について「相互の理解と尊重が必要」と述べた。海岸線問題をハーグの国際司法裁判所に提起して以降、ボリビアとチリの関係は極度に悪化したままとなっている。こうした中、9人の拘束問題やチリ税関ストによるボリビアの損失など、さまざまな問題が噴出している状態だ。メサ氏はまず相互理解から始めるべきと述べた。

■入国拒否ボリビア人、1701人 Página Sieteの記事
2015年以降、チリは1701人のボリビア国民の入国を拒絶した。同国の移民局が明らかにした数字で、拒否者の全体数は1万8906人で、ペルーとコロンビアの2か国で1万人を数え、ボリビア人の割合は低い。観光目的で入国しようとしたものの、宿泊先の予約も、支払い原資も持たないような場合、拒絶することがあると説明した。

■エボ、ティワナクには行かず Página Sieteの記事
21日の朝、エボ・モラレス大統領はラパス県のティワナクには行かないという。この日は「アイマラの新年」で、農業サイクルの始まりに豊作を祈るため、多くの人が初日を迎える。アイマラの聖地ティワナクでも儀式が行なわれるが、モラレス大統領は今年は自身の生誕の地、オルーロのオリノカでこの朝を迎えるという。

■メガセンテル、4人は逃げた Página Sieteの記事
ラパス、イルパビの商業施設「メガセンテル」では、ぎりぎりのところで4人が逃げ、事態を回避した。このモールのフードコートの明り取り窓が落下する事故が起きた。負傷者はいなかったものの、昼食前の混雑が始まる時間帯で、落下個所に直前まで人がいたという。近くにいたこの4人は、亀裂に気づいて逃げ、難を逃れた。

■左側通行区間を変更へ Página Sieteの記事
国内唯一の「左側通行区間」は、この28日から通常の右側通行に変更される。この区間があるのは、ラパスとユンガスを結ぶ道路だ。国内はもとより、南米でもスリナム、ガイアナ以外では唯一、車輛が左側を通る区間が残存していた。道路の形状の問題が理由だったが、右側通行化しても問題ないと判断し、この日から変更するという。


【チリ】

■ピニェラ、女性蔑視発言か Página Sieteの記事
セバスティアン・ピニェラ前大統領の発言に、批判が起きている。次期大統領選への出馬の意向を示し、各候補者間では支持の高い同氏だが、国内南部のリナレスでの遊説中、女性を蔑視する発言をしたという。この発言について、「女性嫌い」や「男性優位主義」によるものとの批判が、各方面が起きている。


【コロンビア】

■武装解除、大詰めに Página Sieteの記事
左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)の武装解除が、いよいよ大詰めとなっている。昨年政府とFARCは武装解除に合意、このプロセスが進行中だ。このFARCの兵らが、一般社会に回帰、復帰する最終段階を迎えている。政府側によると、7千人の兵のうち、すでに5800人が武装解除し、社会に戻っているという。


【ベネズエラ】

■反政府デモ、17歳少年が死亡 Página Sieteの記事
カラカスで行なわれた反政府デモに対する鎮圧行動で、また新たな死者が出た。治安部隊が発砲した銃弾が頭部に当たり、17歳の少年が死亡したという。政治経済の混乱を受け、国内では4月以降、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めるデモが連日行なわれている。一連のデモで死亡した人の数は、これで74人となった。

■ペルー外相と激しい応酬 Página Sieteの記事
デルシー・ロドリゲス外相とペルーのリカルド・ルナ外相との間で、激しい応酬があった。米州機構(OAS)の外相会談が行なわれたが、この場でルナ外相がベネズエラ情勢について憂慮を示した。ニコラス・マドゥロ政権が批判をかわし独裁体制を築くため憲法改正を試みていると表したことに、ロドリゲス外相が激しく否定し、言い争いとなったものだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、トランプ氏を批判 Correo del Surの記事
キューバのブエノ・ロドリゲス外相は、米国のドナルド・トランプ大統領を批判した。トランプ政権がキューバとの合意内容を見直し、再度制裁を発動する可能性を示したことについて「再び冷戦に戻るつもりか」と同外相は述べた。その上でバラク・オバマ前政権時代の合意内容は「維持するべきものだ」と断じた。

■メキシコ政府がスパイか Página Sieteの記事
メキシコ政府が記者やメディアなどに対し「スパイ」を行なっていたと報じられた。米国のニューヨークタイムスが伝えたものだ。メキシコでは学生43人が不明になる事件が起きたが、この件について政府側がメディアにスパイ行為を行なっていたという。2011年以降、このスパイ行為に対し政府側が8千万ドルを支出したと同紙は報じた。