2017.06.29

【ボリビア】

■9人、オルーロ県に Página Sieteの記事
チリに拘束されていた9人が101日ぶりに、オルーロ県に帰還した。ピシガの国境で職務にあたっていた税関職員と兵らが、チリ側に盗みの容疑などで逮捕されていたものだ。先週、チリ最高裁が送還を判断し、国境でボリビア側に身柄が引き渡されたものだ。ボリビア側は、この9人が盗みをはたらいた事実はないとして、不当逮捕と訴えていた。

■9人、最後まで「罪人」 La Razónの記事
ボリビアでは、9人が最後まで「罪人」として扱われたことに対する怒りの声がある。3月、オルーロ県ピシガの国境で密輸対策などにあたっていた税関職員と兵ら9人が、チリに拘束された。チリ側は盗みの容疑を挙げたが、ボリビア側はその事実はないと猛抗議していた。28日、この9人がボリビア側に送還されたがチリ側は最後まで「罪人」として扱い続けた。

■密輸対策はチリでは「犯罪」 La Razónの記事
ボリビア政府は、チリに対して「皮肉」を述べた。3月、密輸対策にあたっていた税関職員と兵ら9人が、オルーロ県ピシガの国境で拘束された。ボリビア側は不当逮捕を訴えていたが、最終的に先週、チリ最高裁がこの9人の「送還」を発表していた。チリ側はこの送還に際し5万ドルの罰金を求め、ボリビア側はこの支払いに応じている。

■YPFB、大型契約を破棄 Página Sieteの記事
ボリビア石油公社(YPFB)は、イタリアのTecnimont社との大型契約を破棄した。オスカル・バリガ会長が明らかにしたもので、工場建設に関するこの契約内容に重大な瑕疵があり、やむを得ず破棄したという。具体的内容については、契約上の問題があり明らかにできないと説明した。

■野党、YPFBに説明求める Página Sieteの記事
野党側はボリビア石油公社(YPFB)側に、具体的説明を求めた。同社はタリハ県の工場建設についてイタリアのTecnimont社と結んでいた契約を、瑕疵を理由に破棄した。野党のオスカル・オルティス議員は、何らかの不祥事隠しの疑いがあるとして、瑕疵の内容や経緯を明らかにするよう、YPFBと天然ガス省に要求した。

■エボ、ベネズエラへの「連帯」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領はベネズエラに対する「連帯」の意思を示した。政治経済の混乱が続くカラカスでは、盗まれたヘリコプターが政府施設に近づく事件が起きている。同国政府はこれが「テロ」を誘発するものと批判したが、モラレス大統領は同国の主張に沿い、連帯を表明したものだ。一方ボリビア国内でも、ベネズエラ政府に対する批判は根強い。

■性転換者も婚姻可 Página Sieteの記事
最高裁は、性転換手術を受けて書類上の性別を変更した者についても、婚姻できるとの見解を示した。国内では性同一性障害などを持つ人が転換手術を受けた後、性別変更の手続きをとることができるようになったばかりだ。最高裁は、この性別変更者についても、新しい性のもとで婚姻の手続きをとることが可能とした。

■アルゼンチン国境を封鎖へ El Deberの記事
タリハ県ヤクイバのカンペシーノ(農業層)らは、7月1日からアルゼンチン国境を封鎖するという。地域の農産物を守るため、アルゼンチンから輸入される穀物や野菜などの農産物を、この地で阻止するというものだ。同国からの輸入品の増加で、地域の農業が脅かされていると主張している。税関などに対し、新たな対策を求める。

■電気料金、3%引き上げ Página Sieteの記事
エネルギー担当のホアキン・ロドリゲス副相は、電気料金の3%の値上げの方針を示した。同副大臣は、国内でのエネルギー供給の安定性のため、この引き上げが必要と説明している。国内では水力発電への依存度が高いが、一方で昨年暮れから今年初めにかけて生じた渇水で、供給に大きな不安が生じたことも事実だ。

■オルーロ、電力闘争 Página Sieteの記事
オルーロの市民団体が、電力闘争を呼びかけている。団体側は、政府が電力料金の引き上げ方針を示したことに反発し、7月3日から社会闘争に入ることを呼びかけ始めた。団体側は「すべてのオルーロ県民は、電力サービスを受ける資格がある」と主張し、この料金引き上げの阻止を求めた。


【ペルー】

■ウルバンバ-マチュピチュ線 Gestionの記事
ペルーレイルは、クスコ県の観光地マチュピチュと、バジェ・サグラド(聖なる谷)のウルバンバ駅を結ぶ路線の運転を7月17日から開始する。ウルバンバには、高級ホテルベルモンド・ホテル・リオ・サグラドが開業し、この利用客を見込んだ新路線の開設だ。この新路線には、33席を設けた食堂車が併設されるという。

■アレキパで狂犬病死者 Correo Perúの記事
アレキパで狂犬病による死者が確認された。市内の社会保険病院側が明らかにしたもので、28歳の女性の死因が、狂犬病ウイルスの感染と発症であったことを確認したという。国内では狂犬病による人の死亡は長期間出ていなかった。この女性の感染原因は犬に噛まれたこととみられ、市内では今後人に対する、予防接種が行なわれる予定だという。

■メトロ3、4号線は2025年までに El Comercioの記事
リマのメトロ(電車)3、4号線は2025年までの開業を目指すという。市内では1号線が実現し、市内とカジャオを結ぶ2号線の建設が進められている。市側は計画段階にある3、4号線について2019年までに着工し、2025年までに運用を目指す方針を示した。3号線は全長38.2キロ、4号線は31.1キロとなる予定だ。

■フリアカでリンチ Correo Perúの記事
プーノ県最大都市のフリアカで、27歳の男がリンチ(私刑)を受けた。27日午前11時頃、この男は市内の住宅に忍び込み、盗みをはたらこうとしたという。この家の住民に発見され、周辺住民の協力を受けとらえられた。男は裸にされ、街路に縛りつけられた。国内では法の正義の前に、こうした私刑を加えるケースが珍しくない。


【チリ】

■サンティアゴ、勝利を祝う BioBio Chileの記事
サンティアゴでは、チリナショナルチームの勝利が祝われている。チリ代表はコンフェデレーションズカップの決勝で、ポルトガルと対戦した。ドローのままPK戦にもつれた展開で、チリ代表は3対0で勝利を収めた。この結果を受け、多くの市民や代表チームのサポーターらがイタリア広場に集まり、歓喜の声を上げている。

■建設業、減速続く La Terceraの記事
国内の建設業の減速が続いている。チリ建設業議会(CChC)がこの4月の実績を示したものだ。この月の国内建設業の現況は、前年同月比で4.9%のマイナスとなった。これで8か月連続で、前の年の同月の実績を下回ったことになる。同機関によると需要の低迷から、新規着工件数の伸び悩みが生じ、減速は長期化するおそれもあるという。


【アルゼンチン】

■BsAs-コルドバ、500ペソから La Nacionの記事
LCCとしての新規参入を準備しているフライボンディは、ブエノスアイレス-コルドバの最低運賃を500ペソとする方針だ。同社側が明らかにしたもので、10月の運航開始を目指すという。ブエノスアイレスのエル・パロマール空港をベースに、国内線を展開する計画でこの運賃はすでに運航しているアンデス航空の運賃を、大幅に下回る。

■ゲイ・フレンドリー、43位 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスは観光分野の「ゲイ・フレンドリー」のランキングで、43位となった。国際的なLGBT団体が80都市を対象にランキングを示したものだ。同性愛者ら性的マイノリティの旅行についてブエノスアイレスは「しやすい」との評価を得たが、一方で安全性の点について課題を残したという。ランク上位はマドリード、アムステルダム、トロントだった。


【エクアドル】

■欧州連合施設に虹色の旗 El Comercioの記事
キト市内北部の欧州連合(EU)施設に、同性愛者など性的マイノリティの尊厳を示す「虹色の旗」が掲げられた。国内で活動するLGBTの活動家らが行なったものだ。28日はLGBTの国際機関の創設を祝う記念日で、欧州連合はエクアドルについて、LGBTの行動が大きく制約される国の一つと指摘している。

■キト近郊にコンドルの巣 El Comercioの記事
キト近郊の峡谷に、新たにコンドルの巣が見つかったという。キトの環境団体が明らかにしたものだ。コンドルは絶滅が危惧される種だが、新たに存在が確認された複数の巣について、安全性にきわめて問題がある状態でもあるという。今後、巣の中でコンドルの卵、雛の生育状態を監視する方針だという。


【コロンビア】

■難破船の企業、事業を停止 Caracol Radioの記事
グアタペで船が難破した事件を受け、この船の航行会社が事業を停止した。25日、川を航行していたHJビジェホ・アソバルコス・グアタペ社の船が難破、沈没した。この事故では7人が死亡し、今も2人が不明となっている。当局側が、この事故の原因が同社の体制にあるとして停止を命じたものだ。川では今も、2人の捜索が続けられている。

■サンタロサでバス事故 Caracol Radioの記事
ボリバール県のサンタロサでバス事故が起きた。事故を起こしたのはCootraexpa社の便で、バランキーリャからカルタヘナに向かっていた車輛が、衝突事故を起こしたものだ。この事故で10~15人が負傷したものの、死者は出ていない。現在もこの事故についての、見分が行なわれている。


【ベネズエラ】

■政府施設にヘリ接近 El Paísの記事
カラカス市内の主要政府施設の建物に27日夜、ヘリコプターが接近する事態が生じた。このヘリは検察機関から盗まれたもので、ニコラス・マドゥロ政権はこの行為が「テロ」に相当するとして、行為に及んだオスカル・ペレス容疑者を国際手配した。ヘリは建物に接近したものの、攻撃などは行なっていない。

■EU、「停戦」を呼びかけ El Comercioの記事
欧州連合(EU)は、ベネズエラ国内に「停戦」を呼びかけた。国内では政治経済の混乱を受け、各地で激しいデモや略奪行為などが相次いでいる。EU側は28日、国内での暴力的行為について「停止」を市民側、政府側双方に呼びかけた。4月1日以降、こうした混乱の中ですでに76人が命を落としていることが報告されている。

■カラカス、また死者 Caracol Radioの記事
カラカスで、またデモ参加者に死者が出た。警察機関が明らかにしたもので、デモに参加していた25歳の男性が、鎮圧行動による発砲を受けて病院に搬送され、その後死亡が確認されたという。国内では4月1日以降、議会で圧倒的多数を占める野党の呼びかけでデモが各地で続けられており、これでデモ参加者の死者は77人となった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル「フィクションだ」 El Paísの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、「フィクションだ」と述べた。同大統領について同国検察は、JBSから50万レアルの不正な資金授与などの汚職の容疑で起訴したばかりだ。テメル大統領はこの容疑を否認し、起訴内容がフィクションであると主張し、ブラジルの政治経済を混乱に陥れるだけだと批判した。

■カルテス氏、台湾へ Caracol Radioの記事
パラグアイのオラシオ・カルテス大統領が、台湾を訪れる。エラディオ・ロイサガ外相が28日、明らかにしたものだ。パラグアイと台湾が外交関係を樹立して60年となるのを記念し、この7月に公式訪問するものだ。就任したばかりの台湾の蔡英文総統は、この5月にパラグアイを訪れたばかりでもある。

■ブラジル、パスポート発行休止 El Paísの記事
ブラジルの連邦警察は、パスポートの新規発行を休止することを27日夜、明らかにした。この理由について、移民管理の問題などを挙げている。この発表にも関わらず、今の時点でパスポートの発行、受領についての問題は生じていないとみられる。国内の経済減速などを受け、国外に向かうブラジル国民が増加していることが指摘されている。

■子に熱湯をかけた母親逮捕 ABC Colorの記事
パラグアイで、12歳の息子の身体に熱湯をかけた母親が逮捕された。同国検察によると、この母親は罰としてこの行為に及んだというもので、息子は現在も病院で手当てを受けている。検察はこの母親の行為が、児童虐待に相当するとして、逮捕に踏み切った。この母親に、虐待の容疑がかけられるのは今回が初めてではないという。

■サウスウエスト、キューバ減便 Caracol Radioの記事
米国のサウスウエスト航空も、キューバ路線を減便する。同社が明らかにしたもので、9月5日以降のハバナ線について、便数を減らすことを決めたという。一方で、観光路線であるバラデロ、サンタクララ線については、これまで通りの便数を維持する。米国とキューバの関係正常化後航空会社の参入が相次いだが、需要の低迷による減便の動きが広がっている。