2017.06.30

【ボリビア】

■1人は密輸協力者 Correo del Surの記事
28日にボリビアに送還された9人のうちの1人について、密輸協力者との声が上がっている。3月、オルーロ県ピシガの国境で税関職員と兵9人がチリ側に拘束された。同国最高裁の判断でこの日、送還されたが、現場を通る運輸関係者の間から、このうちの1人はチュテーロと呼ばれる、密輸の協力者との告発がなされているという。

■10人めの送還者 La Razónの記事
28日、オルーロ県に送還された9人に加え、10人めの送還者がいたという。3月にピシガの国境でチリに拘束された9人がこの日、101日ぶりに送還された。この際、同国で薬物保持、輸送の容疑で逮捕されていた男1人も、同時に送還されたという。この男の容疑は明白だったが、重病に苦しんでいたことから人道的見地から本国送還の措置がとられた。

■チリ政界は冷たい反応 Página Sieteの記事
成果を強調するエボ・モラレス大統領に対し、チリ政界は冷たい反応だ。28日、オルーロ県ピシガの国境で拘束された9人が、101日ぶりにボリビアに送還された。モラレス大統領はこの成果を内外に主張しているが、チリ側は「犯罪者が法的手続きで送還されただけ」との見方を相次いで示している。チリ側はこの9人に対し、最後まで「罪人」としての扱いを崩さなかった。

■チリ、強制労働の実態 Página Sieteの記事
チリで強制労働や、売春強要の被害にあった女性が、重い口を開き始めている。警察の捜査機関が明らかにしたものだ。国内からはよりよい働き口を求め、チリに向かう女性が少なくない。しかし、この地で待っているのは強制労働や売春の「罠」で、これにはまると抜け出すのが難しい実態だという。警察はこの分野の捜査を専門に行う捜査官を配備し、対応を急いでいる。

■サンタクルス、車が運河に転落 El Díaの記事
サンタクルスで29日朝、ワゴン車など2台が道路を外れて運河に転落し、炎上する事故が起きた。現場となったのは第4環状線と第5環状線の間にある、カンボードロモ近くだ。この事故で、車の運転手や同乗者らが、病院に搬送されている。目撃者によると、事故を起こした車輛の運転手は当時、酒に酔っていた可能性がある。

■テレフェリコ運賃、値引き Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)の運賃がこの7、8月の間、期間限定で値引きされるという。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたものだ。現在、一回の利用は3ボリビアーノだが、これを2ボリビアーノに引き下げる。4路線すべてが対象で、この値引きにより利便性を市民に強くアピールし、利用促進を狙う。

■LGBTが行進 El Deberの記事
LGBTの国際デーを記念し、国内では性的マイノリティや支援者らが、サンタクルスなどで行進を行なった。最高裁がこの日に合わせ、性転換者の婚姻を認める発表をしたことを受け、婚姻を希望する5組のカップルを、こうしたコミュニティの人々が祝った。国内ではカトリックの社会的影響力の強さから、同性愛などに保守的な考えが依然、根強い。

■ボリビア女性、殺害される La Razónの記事
アルゼンチン、ブエノスアイレスのバホ・フローレスで、現地在住の32歳のボリビア女性が殺害された。この女性は首などを切られ死亡しているのが、自宅で発見された。状況から強盗に襲われ、殺害されたとみられる。地域のボリビア出身者のコミュニティが警察に、事態の徹底捜査などを求めてデモ行進を行なった。

■セサルサマで事故 La Razónの記事
コチャバンバ県のセサルサマで、ミニバンが事故を起こした。事故を起こしたのはミニバンとして、乗客を乗せ走行していたトヨタの「ノア」だ。前を走るトラックを追い越そうとした際に、対向車を避けようと衝突事故を起こしたという。この事故で、乗っていた4人が負傷し地域の病院に運ばれている。

■犬の被害、1748件 La Patríaの記事
オルーロ県では今年に入り、すでに犬に噛まれる被害が1748件起きているという。県保健局側が明らかにした数字だ。このうち73件に狂犬病の陽性反応が出ており、ワクチン投与が行なわれている。インディヘナ(先住民)の伝統的考えから県内では犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が強く、一方で野犬の増えすぎが指摘されている。

■ティワナク、ユネスコにアピール Página Sieteの記事
政府は、ラパス県のティワナクのユネスコ世界遺産登録に向け、取り組みを本格化させる。政府と文化行政は2000年から、この登録を目指す方針を示している。ティワナクは単なる遺跡ではなく、アイマラ文化の聖地だ。しかしこの重要性を説明しアピールする客観的尺度に欠け、未だ登録の実現は遠い状態だ。

■西部、降雪のおそれ El Deberの記事
気象機関は国内西部について、降雪や積雪が起きるおそれがあると予報した。7月2日から3日にかけ、ラパス、オルーロ、ポトシ、タリハの各県で雪が降る可能性があるという。とくに標高4千メートルを超える地域では雪が積もり、生活や交通に影響が生じるおそれがある。国内では5月末、都市部などでも積雪があった。


【ペルー】

■ミスティ山にヘリポート Correo Perúの記事
アレキパのランドマーク、ミスティ山に新たにヘリポートが設けられる計画だ。市と警察側がこの計画を進めているものだ。ミスティ山を多くの観光客が、山歩きなどで訪れる。しかし同時に、遭難者なども多くこの救助拠点としてこの山周辺にヘリポートを新設するというものだ。

■タラポト市役所に虹色の旗 El Comercioの記事
サンマルティン県のタラポトの市役所庁舎に29日、虹色の旗が掲げられた。この日はLGBTの国際デーで、同性愛者などの性的マイノリティの尊厳を示すこの旗が、異例ながら掲示された。この掲揚について市庁舎内でも意見が分かれたが、ホモフォビア(同性愛憎悪)抑止などを主張する市長の意見が、最終的に通ったという。

■CIVA社、LCC恐れない El Comercioの記事
大手バス会社CIVA社は、国内でのLCCの本格展開を「恐れない」とした。創業40年の同社の、ルイス・シッシア会長が取材に答えたものだ。この5月、国内で初となる本格的LCC、ビバ・エア・ペルーが参入し、航空とバスとの間での利用者獲得競争が激化している。しかし同社長は、CIVAとして陸路輸送に取り組むことは、利用者の利益になるとこの競争を恐れないと語った。

■アルゼンチン観光客、盗みで逮捕 El Comercioの記事
クスコの警察は、盗みの容疑でアルゼンチン観光客の男を逮捕した。マルコ・ナバロ容疑者(22)は、クスコ市内の宿泊先のホテルで、ほかの観光客から金品などを盗んだという。700ソルの現金を盗まれたことに気づいた被害者が告発し、この逮捕に至った。このホテルではほかにも盗みの被害があり、警察は余罪の可能性を追求している。


【チリ】

■最低賃金引き上げへ BioBio Chileの記事
政府は7月1日から、最低賃金を引き上げる。政府側が明らかにしたもので、この日から最低賃金月額は27万ペソとなるものだ。現在、最低賃金で働く19万人の労働者が、直接恩恵を受けることになる。この最低賃金額は2018年10月に再度引き上げられ、27万6千ペソとなる予定だ。

■スタバ利用への批判 BioBio Chileの記事
奨学制度の、カフェチェーン「スターバックス」への応用に、批判が起きている。国内では大学生、高校生などが奨学制度を利用する場合、同時に食費の補助を受けられる制度がある。この食費の消費対象にスタバが加わったことに、批判が起きているものだ。嗜好性が強いカフェ利用に、公的な食費を使用することに、疑問を抱いた国民が少なくないという。


【アルゼンチン】

■年金施設で高齢者が自殺 El Paísの記事
ブエノスアイレス州マル・デル・プラタの年金機関(Anses)の施設で、高齢者男性が自殺した。29日朝、この施設を訪れた近くに住む91歳の男性が突然拳銃を取出し、自身の頭部に銃弾を撃ち込んだものだ。男性は近くの病院に搬送されたが、死亡が確認されている。男性がなぜこの場で自殺を図ったのか、理由などは分かっていない。

■ブエノスアイレス、デモ排除 El Paísの記事
ブエノスアイレスでは28日、デモ隊排除の大がかりな展開が行なわれた。この日の午後、7月9日通りではBRTであるメトロブスによる影響を受けた人々が、改善などを求めたデモを行なっていた。警官隊がこのデモ隊排除のため、催涙ガス弾などを使用し展開を行なったものだ。デモ参加者らは、警官らの暴力的な行動を強く批判している。

■フライボンディ、労使関係改革 La Nacionの記事
10月からLCCとして航空市場参入を予定するフライボンディは、伝統的な労使関係についても「改革」を図る。ノルウェー資本の同社のCEO、ジュリアン・クック氏が語ったものだ。アルゼンチンでは労働組合の力が伝統的に強く、労使紛争が経済発展の阻害要因になっていることが指摘される。同氏はこの問題にメスを入れ、安定的な発展を図ることを目指す姿勢だ。

■ウシュアイア、犬の禍 Clarín.comの記事
国内南端、ティエラ・デル・フエゴ州都のウシュアイアで、野犬の群れが女性を襲った。地域保健局によるとこの事故が起きたのは、空港近くの軍施設付近だ。15~20匹ほどの野犬の群れが、通りかかった女性を襲ったという。女性は重傷を負い、地域の病院で手当てを受けている。地域の住民の間からは、野犬の増加に不安の声が上がっている。


【エクアドル】

■ロス・バンコスでバス事故 El Comercioの記事
キトとサント・ドミンゴを結ぶ道路上のロス・バンコスで、バス事故が起きた。現場となったのはラ・メルセとロス・バンコスを結ぶ区間で、29日21時頃、サンクリストーバル社の便が道路を外れて横転したものだ。この事故でこれまでに7人が死亡、27人が負傷している。この事故の影響で、この道路の通行はしばらく差し止められた。

■カロンデレ、虹色に El Comercioの記事
キトの大統領府、カロンデレ宮殿が28日夜、虹色にライトアップされた。29日はLGBTの国際デーで、この日を前に同性愛者などの性的マイノリティの尊厳を示すため行なわれた取り組みだ。エクアドルは周辺国に比して、性的マイノリティの人権問題について、取り組みが遅れていることが指摘されている。


【コロンビア】

■サンアンドレス島で34人救助 Caracol Radioの記事
コロンビア海軍はカリブ海のサンアンドレス島で、合わせて34人を救助した。この島付近を航行していたボートが高波により転覆し、多くの人が海に投げ出された。この知らせを受けた海軍船が、これらの人々の救助活動を行なったものだ。国内では川を航行していた船が難破し、7人が死亡、2人が不明となる事故が起きたばかりだ。

■コカ葉1万9千ha掃討 Caracol Radioの記事
コロンビアでは昨年一年間に、合わせて1万9千ヘクタールのコカ葉栽培地が掃討されたという。政府側が、掃討展開を支援する米国側に報告した数字だ。政府側はこの掃討展開によりコカ葉生産に大きな打撃を及ぼし、南米だけでなく北米の薬物対策にも大きく寄与したとしている。


【ベネズエラ】

■攻撃ヘリ、発見される El Universoの記事
カラカスの政府施設を攻撃したヘリコプターが、発見された。最高裁施設などを攻撃したこのヘリは、警察機関から盗まれたものだった。その後不明となっていたが、カラカス近郊のバルガス州オムサ付近に乗り捨てられているのが発見された。当局側はこの行為に及んだオスカル・ペレス容疑者を手配している。

■ラ・ベガで衝突 Caracol Radioの記事
カラカス西部のラ・ベガで、デモ隊と警官隊との間でまた衝突が起きた。政治経済の混乱を受け、国内では4月以降、市民によるデモなどが相次いでいる。この衝突では警官隊がデモ隊に発砲し、現場近くの施設などが被弾し被害を受けたことが報告されている。一連のデモなどにより、これまでに77人の死者が出ている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■対テメル、捜査進む El Universoの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領に対する、捜査が進展している。同国の捜査機関は議会に対し、同大統領の汚職についての捜査の状況を説明した。本人からの聴取を含めた本格捜査を見据え、手続きを進めていることになる。ブラジルでは昨年、ジルマ・ルセフ前大統領が弾劾で罷免され、副大統領だったテメル氏が昇格したばかりだ。

■アスンシオンにA380 ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンの空港に、世界最大の旅客機エアバスA380型機が飛来する可能性があるという。ドバイをベースとするエミレーツ航空は昨年から、この機材を使用しサンパウロ線を運航している。この便の代替としてアスンシオン空港を候補に挙げている。ただしこの機材には滑走路の長さが4千メートル必要で、3352メートルのアスンシオンでは不足との声もある。

■経済発展には治安安定が必要 Caracol Radioの記事
ホンジュラスはフアン・オルランド・エルナンデス大統領は、経済の安定的発展のためには、治安の安定が欠かせないと断じた。中米統合機構(SICA)のサミットの場で語ったものだ。また同時に、南米で生産された多くの薬物が大量消費地である北米に向け、この中米を多く通過していることに重大な懸念を示している。

■獣医ら、チップについて話し合う El Paísの記事
ウルグアイでは獣医らが、マイクロチップについて具体的な話し合いを行なう。同国では飼い犬の管理徹底などを図るため、2018年からすべての犬にこのチップを埋め込むことが義務化される予定だ。この具体的手続きや、犬種による影響などを分析するための会議が、10日間の日程でモンテビデオで開幕した。



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