2017.07.04

【ボリビア】

■チリ、シララはただの川 Página Sieteの記事
チリは、シララは「ただの川」であると抗弁した。ポトシ県南部を流れるシララ水系から、チリが無許可取水を100年以上続けている。ボリビアはこの問題をオランダ、ハーグの国際司法裁判所に持ち込んでいるが、この場で3日、チリ側が自国の見解を示したものだ。少なくとも8400年前からこの地を流れる「川」であり、取水は問題ないと主張した。

■取水理由は「汚染の防止」 La Razónの記事
チリ側はシララ水系からの取水の理由について、「汚染防止」と主張した。チリが国内から無許可取水を続けている件について、ボリビアがハーグの国際司法裁判所に提起した。チリ側が3日、この件への抗弁を行ない、ボリビア領内から無許可取水しているのは「川の水質汚染の防止」が理由とした。

■エボ、こじつけと批判 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、チリ側の説明を「こじつけ」と批判した。ポトシ県南部のシララ水系から無許可取水を続けている件について、チリはハーグの国際司法裁判所で自国の立場、見方を説明した。この説明についてモラレス大統領は「とってつけたような理由だ」と批判し、理由の一つ一つを「こじつけ」と断じた。

■エボ、死の脅迫受ける Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領が、死の脅迫を受けたという。ヒセラ・ロペス政府広報官が明らかにしたものだ。モラレス大統領のツイッターのアカウントに対し、殺害予告ととれる脅迫があったものだ。すでに警察に相談し、捜査が開始されているという。送られてきたメッセージは24件で、このうち12件は殺害をほのめかすものだった。

■アルセ前大臣、ブラジルで検査 Página Sieteの記事
ルイス・アルセ前経済金融相が、ブラジルの医療機関で検査を受けたという。現マリオ・ギジェン大臣が明らかにしたものだ。すでに検査などを済ませており、同機関でその結果を待っているところだ。同氏は重要閣僚を長期間勤め、エボ・モラレス大統領からの信頼も厚い。同大臣は、検査や治療を終え、一線でのさらなる活躍に期待を示した。

■ドイツとスイスが参画を模索 El Deberの記事
サンタクルスのビルビル国際空港のリモデル工事について、ドイツとスイスがそれぞれ参画を模索している。政府はこの空港のリモデルを通じ、南米のハブ空港化を目指す方針だ。当初中国企業がこの計画に参画予定だったが、資金や信頼度の点から契約が破棄される事態となった。再入札が予定されており、この2か国の政府や企業が、参入を狙っているという。

■ヤクイバ封鎖中 El D´aの記事
タリハ県のアルゼンチン国境、ヤクイバでは道路封鎖が3日、始まった。地域のカンペシーノ(農業層)らが、3個所で道路を塞ぐ社会闘争に突入したものだ。農業層らは同分野への投資促進や、ヤクイバを含むチャコ地方の自治権の拡大などを、政府や各県などに求めている。この社会闘争は、無期限となっている。

■オルーロでも社会闘争 Página Sieteの記事
オルーロでも3日、社会闘争が始まった。市民団体などが主導するもので、計画されている「プエルト・セコ」(乾いた港)計画の進展を求めている。さらに、先週政府側が方針を示した電力料金値上げへの反対もこの理由となっている。プエルト・セコ計画は、チリ国境にある地の利を生かし、陸の物流拠点を整備するものだ。

■パラグアイへのGLP、増枠 Página Sieteの記事
国内からパラグアイへの、液化天然ガス(GLP)の輸出枠が増やされる。ボリビア石油公社(YPFB)が明らかにしたものだ。冬の間、同国でGLPの需要が増すことから、輸出枠をこの間一時的に増やすものだ。サンタクルス県に新たに工場が設けられ、国内からパラグアイへのGLP輸出が標準化されている。

■密輸トラック、燃やされる Página Sieteの記事
オルーロ県のチリ国境エリアで、トラックに火が放たれた。県警によると、密輸の疑いで税関による追跡を受けていたトラックが燃やされ、乗っていた運転手らが逃亡したという。摘発を逃れようと、この行為に及んだものとみられる。このトラックの関係者とみられる1人が拘束されており、警察が事情を聴いている。


【ペルー】

■午後入場は割安に El Comercioの記事
マチュピチュ遺跡公園への午後入場は、午前入場に比して割安になるという。文化省が新たに発表した措置だ。今月から公園入場は「午前6時から12時」と「12時から17時30分」の2つの時間帯に分けられている。需要が高い午前入場の外国人チケットは152ソル(およそ46ドル)だが、午後入場については100ソル(30ドル)に引き下げる。

■ピウラ、水害対策欠如 El Comercioの記事
ピウラでは、水害対策が欠如しているという。この3月、国内北部コスタ(海岸)各地は大規模水害に見舞われた。ピウラ市内も広い範囲が浸水し、行政側はこの復旧事業を今も進めている。しかしこの事業の多くは原状回復にとどまり、将来同規模の雨が降った際に水害を防ぐ取組、考えが欠けている状態にあるという。


【チリ】

■国内初の路面信号 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州都コンセプシオンに、国内初となる「路面信号」が設置された。中心部のパイカビ通りに設置されたのは、長さ60センチの路面埋め込み型の信号だ。近年、携帯電話を見ながら歩く人が増えていることから、歩行者の安全性を向上させるため、導入されたものだ。この型の信号は、すでに欧州で導入されているという。

■ビオトレンで死亡事故 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州で鉄道便にはねられた若い男性が、死亡した。3日朝7時頃、ロマス・コロラダス付近の軌道上で、チリ国鉄(EFE)が運行する「ビオトレン」に17歳の男性がはねられた。男性はイヤホンで音楽を聴いており、近づいていた列車に気づかず、線路を横断しようとしたとみられる。


【アルゼンチン】

■ドル、17ペソ台に La Nacionの記事
1ドルは3日、初めて17ペソ台に突入した。この日、1ドルは16.85ペソで取引を開始したが、その後ドル高ペソ安の傾向が強まり、17.05ペソを記録した。マウリシオ・マクリ政権誕生後、正規レートと闇レートの事実上の一本化が進んだが、この後初めて、1ドルが17ペソ台となった。経済アナリストらは、年内には18ペソ台に入るとの予測を示している。

■マル・デル・プラタ、鉄道便再開 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのコンスティトゥシオン駅と、マル・デル・プラタを結ぶ鉄道便の運転が3日、再開された。車輛、路線のリバイバルなどのためこの便は長期間、運休となっていた。朝8時45分、再開第一便がコンスティトゥシオン駅を出発した。折り返しのマル・デル・プラタ発の便は16時45分発となっている。

■コレクティーボ危険運転 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのエセイサで、コレクティーボ(路線バス)の危険な運転が告発された。306番のコレクティーボの車輛の入り口の扉に、利用客の若者が吊るされた状態だったという。振り落とされれば重傷を負いかねない状態ながら、この運転手は危険を認識して通常のスピードで走行していた。

■レジ袋、今も使用続く Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでは、商店などの「レジ袋」が今も高い割合で使用されているという。市の環境局が明らかにしたものだ。市内ではスーパーなどでのレジ袋が有料化されていたが、今年1月からは販売そのものも禁止された。しかし店外販売などの「抜け道」を利用し、今も年間250万袋が使用されている実態だという。


【エクアドル】

■カヤンベ、トラック事故 El Comercioの記事
キト近郊のカヤンベで、トラックが事故を起こした。3日朝7時34分頃、この地の道路を走行していたトラックが道路を外れて、崖下に転落したものだ。車輛は6メートルの高さから落下し、この事故で運転していた36歳の男性が死亡している。このトラックの引き上げに、現場にはクレーン車が投じられた。


【コロンビア】

■LCC、国内市場の16% Caracol Radioの記事
国内航空市場に占めるLCCの割合は、16%となったという。コロンビア民間航空局(ATAC)が明らかにした数字だ。国内市場にLCCのビバ・コロンビアが本格参入して5年となり、昨年にはコパ航空傘下のWingoも参入した。国内航空路線に占めるLCCの割合は着実に高まっており、今後数年でさらにLCCが存在感を示すとの見方が示された。

■LGBT殺人、3日に1件 Caracol Radioの記事
同性愛者など性的マイノリティが犠牲になる殺人が、国内では3日に1件の割合で起きているという。ボゴタのLGBT団体が明らかにした数字だ。国内では同性パートナーシップが導入されるなど、LGBTに対する国民の理解も進んでいる。しかしホモフォビア(同性愛憎悪)は今も根強く、こうした事件の犠牲になる者は後を絶たない状況だという。

■カルタヘナ、ビール殺人 Caracol Radioの記事
カルタヘナ近郊のトゥルバナで、ビールが原因で殺人事件が起きた。男が、いとこの男性をナイフで刺したもので、男性は搬送先のカルタヘナ市内の医療機関で死亡が確認された。この2人の間で、ビールを買う、買わないという内容の言い争いが生じ、これが殺人事件に発展したと警察側は発表した。


【ベネズエラ】

■最低賃金、50%引き上げ El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は2日、最低賃金を50%引き上げると発表した。この措置により国内の最低賃金額は9万7531ボリバールとなった。この額は、公定レートでは58ドル相当だが、闇レートでは19ドルにとどまる。国内では昨年10月、大幅な最低賃金引き上げをきっかけにボリバールの闇レートが暴落し、国内経済に深刻な影響を及ぼした。

■野党、改正に抵抗 Caracol Radioの記事
議会で圧倒的多数を占める野党は、ニコラス・マドゥロ政権が進めようとしている憲法改正に、徹底抗戦する。政府はこの改正で、議会の力を弱めようとしているとみられる。しかし野党は、国の将来を決める重要な内容として、「合法的手段」を通じこの改正に抵抗する姿勢だ。この憲法改正に向けた発議により、この7月16日に議会が招集される。

■カリブ海各国、ベネズエラを協議 Caracol Radioの記事
カリブ共同体(Caricom)は、ベネズエラ問題を話し合う会合の場を持つ。14か国1地域が加盟するこの機関は今月6日、グラナダに集まる。ベネズエラの政治経済の問題を分析し、地域への影響やベネズエラの負債問題などについて話し合う。ベネズエラとの関係はCaricom各国間で温度差があり、この会合は意見交換にとどまるとの見方がある。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、G20へ Caracol Radioの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領は、G20サミット参加のためドイツを訪れる。テメル大統領は先週、汚職の容疑で起訴されており、この訪問についてキャンセルが報じられていた。しかし経済上の局面で重要だとして、この週末にハンブルクで行なわれるサミットに、一転して参加を決めた。

■ウルグアイ、身障者雇用進まず El Paísの記事
ウルグアイでは、身体障碍者の公務員への雇用が進んでいないという。国内では身障者雇用を促進するため、民間企業などに一定の雇用率を求めている状態だ。しかし公務員については、この水準を大きく下回る状態が続いていることが指摘された。県別では、この水準に達しているのはドゥラスノ県だけとなっている。

■女性の投票90周年 Caracol Radioの記事
ウルグアイでは、女性が投票権を得て90周年となった。同国では1927年7月3日に行なわれた選挙投票で、初めて女性が投票を行なった。この事例は、南米各国で初めての、女性の参政権、投票実現となった。国の女性機関はこの史実をあらためて指摘し、歴史的意義を強調している。