2017.07.07

【ボリビア】

■ウルグアイ、外港を提案 La Razónの記事
ウルグアイ政府がボリビアに、外港を提案した。フェルナンド・ワナクニ外相と、同国のニン・ノボア外相がモンテビデオで会談した。この中でウルグアイ側は、内陸国のボリビアに大西洋側の出口としてモンテビデオ、ヌエバ・パルミラの両港を外港として使用することを提案した。ボリビアはチリの港湾を使用しているが、外交関係の悪化などからこの移転計画を進めている。

■Aladi、対話を促す Página Sieteの記事
ラテンアメリカ統合連合(Aladi)はチリに対し、対話を促した。ボリビアは同機関にチリを提訴する措置をとった。内陸国のボリビアはチリ北部の港湾を外港として使用しているが、チリ側により物流などが阻害され、同機関が目指す共同市場創生の理念に反すると指摘したものだ。チリの税関ストなどで、ボリビアの貿易が滞る事態が相次いでいる。

■YPFB、全面ストも Página Sieteの記事
ボリビア石油公社(YPFB)の職員らが、全面ストライキに突入するおそれがある。天然ガス省は、新規の開発案件の減少などから、YPFBの職員200人を削減する計画を示した。労働組合はこの動きに強い反発を示し、ストライキを行なう可能性を示している。天然ガスなどのエネルギー採掘や国内への供給が滞るおそれがある。

■チャコ闘争、対話の開始 El Deberの記事
チャコ地方のカンペシーノ(農業層)と、行政との間の対話が始まった。農業分野の投資促進や競争力強化などを求め、カンペシーノは3個所でこの3日から、道路封鎖を行なっていた。この件の打開を図るため、協議の場がようやく設けられたものだ。この対話開始を受け、ビジャ・モンテス-ヤクイバ間について、一時通行も再開された。

■エボへの脅迫者、中米在住か Página Sieteの記事
ツイッターを通じ、エボ・モラレス大統領に死の脅迫を行なった者は、中米在住である可能性が高いという。事件の捜査について、カルロス・ロメロ大臣が語ったものだ。モラレス大統領のアカウントに対し、数度にわたり死のメッセージが送られたことが報じられている。この捜査の結果、これらのメッセージが中米から送られたことが分かったという。

■空色線、13日に着工 Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)空色線建設が、この13日に着工されるという。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたものだ。この路線は緑線のイルパビ駅とコタコタを結ぶ区間に新設されるもので、総工費は5800万ドルだ。この3月に4路線めとなる青線が開業し、年内にはオレンジ線と白線も開業の予定となっている。

■航空便に火山の影響か Los Tiemposの記事
国内の主な空港を管理するAASANAは、国内空港と航空便が火山灰の影響を受けるおそれがあるとした。ペルー南部のサバンカヤ火山が再び、活発化している。この火山からの火山灰が国内の空に入り、ラパス、コチャバンバ、サンタクルスの各空港を発着する便に影響が生じるおそれがあるという。

■2024年は国際ラクダ年 Los Tiemposの記事
2024年は、「国際ラクダ年」になるという。国連食糧農業機関(FAO)が明らかにしたものだ。世界に6種類いるラクダ類のうち、4種類はアンデス原産だ。リャマの飼育頭数が世界一のボリビアでは、このラクダ類は毛、食肉などさまざまな分野に使用されている。ボリビア政府は同機関に対し、ラクダ年を設けるよう働きかけを行なっていた。

■ABC、破綻の影響は小さい La Razónの記事
ボリビア道路管理局(ABC)は、スペインの建設会社コルサン・コルビアム傘下企業の破産の影響は小さいと発表した。この破綻会社は国内の公共事業を受注していたが、今年3月に突然国内から撤退し、問題が表面化していた。今月に入り破産の手続きが開始されたが、ABCによると国内に残る契約の影響は小さいという。

■オルーロのテレフェリコ、工事再開へ La Patríaの記事
オルーロのテレフェリコ(ロープウェイ)の建設工事が、いよいよ再開される見通しだ。中心部とサンタバルバラ山を結ぶ観光用テレフェリコの建設が、資金難から中断したままとなっている。県はこの工事の今後について政府に判断を委ね、ボリビア政府側がこの工事を受け継ぐことが決定された。サンタバルバラ山の聖母ソカボン像観光に、資すると期待されている。


【ペルー】

■サバンカヤ火山、また活発に Correo Perúの記事
アレキパ県カイリョマ郡の活火山、サバンカヤ火山がまた活発化している。観測機関によると5日夜、3度にわたり大きな噴火活動を起こしたという。この火山はこの数年、活発な状態が断続的に繰り返されており、観測機関は再び、大きな噴火活動に至る危険性があるとしている。

■ラルコマール火災、映画館を起訴 Perú21の記事
リマの商業施設ラルコマールで起きた火災で、火元となった映画館の運営会社が起訴された。昨年11月に起きたこの火災で、映画館で働く4人が犠牲になっている。検察はこの火災の責任が、この映画館UVKの運営会社にあるとして、起訴した。また同社の従業員に対する適切な指導などが欠けていたことも、指摘している。


【チリ】

■ジェットスマート、25日から La Terceraの記事
LCC新会社のジェットスマートが、この25日から便の運航を開始する。同社のCEO、エストゥアルド・オルティス氏が明らかにしたもので、すでにウェブサイトを通じてチケットの販売を開始しているという。25日から運航を開始するのはサンティアゴ-カラマ線で、続いて31日からはアントファガスタ線、8月にはコピアポ、ラ・セレーナ線をそれぞれ開設する。

■バルパライソ、夜間交通延長 La Terceraの記事
バルパライソでは、夜間の公共交通機関の運転時間の延長が検討されている。市の交通行政と、メトロ(鉄道)、トロリーバスの運営側が協議を行なっているものだ。町ではこれらの交通機関の「終電」「終バス」の時間が早く、市民の間からより遅い時間の運転を求める声が上がっていた。利用者数と、夜間運転の安全性などについて、話し合われているという。


【アルゼンチン】

■AR機、照明器具を破損 Clarín.comの記事
離陸しようとしたアルゼンチン航空の旅客機の接触で、空港の照明器具が破損したという。この事故が起きたのはネウケン州の、サンマルティン・デ・ロス・アンデス空港だ。金属製の器具に航空機が接触したものだが、航空機側に大きな被害はなく、同便の運航に支障はなかった。この照明器具は、整備中のものだったという。

■アエロパルケ国内線用化、2019年から La Nacionの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)の国内線専用化は、2019年からになるという。国内でLCC参入が相次ぎ、国内線旅客便の就航需要が高まっていることから、同空港の国際線についてエセイサ国際空港に全面移管する方針が示されている。空港を管理するアルゼンチン2000は、移管プロセス開始を来年4月とし、2019年に完了させる日程を示した。

■メンドサ、税関襲われる Clarín.comの記事
メンドサの空港で、税関職員が男に襲われる事件が起きた。空港側がこの映像を公開したものだ。チリへの便に乗ろうとした男が、税関申告を怠ったことを注意され、このことに激高した。この男は申告が必要な、電化製品などを持ち出そうとしていた。空港側によると、このような反応を示す利用客は後を絶たないという。

■自転車マナー向上を La Nacionの記事
政府や警察は、国内での自転車マナーの向上を図る取り組みをスタートさせる。ブエノスアイレスなどでは、交通機関として自転車を日常的に使用する人が大きく増えている。しかし交通ルールの違反やマナーの悪さなどが指摘されている状態だ。自転車利用者の啓発を図り、何よりも事故の抑止を目指すという。

■長距離バスの危機 La Nacionの記事
国内では長距離バスが、きわめて危機的な状況にあるという。国内では今年、LCC参入により空の競争が激化している。その煽りを受け、長距離バスの利用者の低迷が続き、便数の減少や路線の撤退などの動きが加速している。冬の観光シーズンを迎え、バス移動の需要も高まるが、今期はこのサービスの供給体制に大きな問題が生じるおそれがあるという。

■偽香水で中国人ら摘発 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスで、偽の香水などを販売していたとして、中国人ら15人が逮捕された。警察によると、オンセの商業地域内で、有名ブランドの香水をコピーした偽の商品を、販売していた容疑だという。警察は合わせて3万3千点の、コピー商品を押収して中身などの分析を進めている。


【エクアドル】

■ラタクンガ空港、開店休業 El Comercioの記事
コトパクシ県都、ラタクンガの空港は苦境に立たされている。同空港からの唯一の旅客定期便となっているグアヤキル線について、運航していたTAMEが休止を発表した。このため同空港発着の旅客定期便が消滅し、貨物便のみの運航となってしまった。同空港は天候などの条件がよく、また滑走路も長いが、一方でキトに近いため旅客需要が伸びない状況にある。


【コロンビア】

■法王からメッセージ Caracol Radioの記事
ローマ法王フランシスコ1世から、コロンビア国民にメッセージが送られた。メデジンの司祭の団体が明らかにしたものだ。法王はこの9月、ボゴタやメデジンなどコロンビアを訪問予定だ。このメッセージでは、法王のコロンビア訪問の準備が進んでいることなどに触れられ、この訪問を心待ちにしているという内容となっている。

■タキシング、年内整備完了 Caracol Radioの記事
ボゴタ、エルドラード空港のタキシング経路の整備事業は、年内にも完了するという。同空港では510億ペソを投じて、この誘導路の整備が進められている。同空港は南米有数の発着数で、より効率的な運用を図るための整備事業だ。工事は順調に進んでおり、12月までに終了すると空港の運営側が明らかにした。

■カルタヘナ、雷の被害 Caracol Radioの記事
カルタヘナ近郊のサン・エスタニスラオ・ボリバールで、落雷による被害が生じている。ボリバール県北部のこの農村部の町は雷をともなった嵐に見舞われた。少なくとも2度の落雷があり、市街で2人が死亡、3人が負傷したという。この落雷で、市内にある建物の一部が崩落する事態が生じている。


【ベネズエラ】

■メルコスル各国、議会襲撃に「遺憾」 El Paísの記事
メルコスル各国は、カラカスで5日に起きた議会庁舎襲撃事件に、「遺憾」の意を示している。ニコラス・マドゥロ政権の支持者らが、野党が圧倒的多数を占める議会を襲ったもので、議員5人などが負傷している。メルコスル各国は、立法府が暴力の対象となったことを遺憾とした。メルコスルは現在、ベネズエラの資格を停止している。

■またデモ隊に発砲 Caracol Radioの記事
カラカスでは6日、また治安部隊がデモ隊に発砲した。国内では政治経済の混乱を受け、4月以降連日、反政府デモが各地で行なわれている。このデモ隊の鎮圧行動をとった治安部隊がこの日、カラカス市内の複数個所で、デモ隊に対し発砲したという。一連のデモの鎮圧行動などで、すでに91人が死亡していることが、NGO団体などにより明らかにされている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、ドイツへ Caracol Radioの記事
ブラジルのミシェル・テメル大統領が、ドイツに向かった。同国ではG20サミットが開催され、これに参加するための訪問だ。テメル大統領は、汚職の容疑から国内ですでに起訴されている状態にある。当初、このサミット参加を見送る姿勢だったが、その後態度を変えて参加を決めていた。サミットはハンブルクでこの週末に行なわれる。

■ウルグアイで悪天候 El Paísの記事
ウルグアイの気象機関は、国内の9つの県に対し、悪天候への警報を出した。モンテビデオやマルドナード、ソリアノ、コロニアなどの地域に対し、大雨や強風などの被害が生じるおそれがあるという。出された警報は上から3番めのランクの「黄色警報」で、住民に対し厳重な警戒を呼びかけている。

■パナマ、大量薬物を摘発 Caracol Radioの記事
パナマで、大量の薬物が摘発された。首都パナマシティから59キロの、エル・チャポのカンペシーナで行なわれた摘発で、2キロのパック詰めにされたコカイン518個が、押収されたものだ。薬物輸送をしていた者らが、警察の追跡から逃れ、現場に残したものだという。同国は、薬物の南米から中米、北米に向かう中継地となっていることが指摘されている。

■自衛隊の2艦、キューバへ Caracol Radioの記事
日本の自衛隊の2艦が、キューバのハバナ港に入港した。同港に入ったのは練習艦「かしま」と護衛艦「はるさめ」で、日本の自衛隊の船のキューバ訪問は3年ぶりだという。この入港を、在ハバナの日本大使も出迎えた。米国との関係正常化を受け、日本もキューバとの関係強化、発展を図っており、この目的の訪問だという。