2017.07.09

【ボリビア】

■チリの警察官、4つの容疑 Página Sieteの記事
ポトシ県で拘束されたチリの警察官2人に対しては、4つの容疑がかけられているという。ホセ・アルベルト・ゴンサレス上院議長が明らかにしたものだ。7日に拘束された2人は現在、ウユニの警察機関に送られている。不法越境やボリビアの主権侵害などの容疑で今後、立件される見通しであると同議長はメディアに説明した。

■チリ警察官拘束で緊急閣議 Página Sieteの記事
政府はポトシ県でチリの警察官2人が拘束された事件を受け、緊急閣議を開いた。エボ・モラレス大統領の呼びかけで全閣僚が参加し、対応を協議したものだ。7日に起きたこの事態は、国境から4キロの地点に同国警察官らが不法に侵入していたことから起きたものだ。ボリビアとチリは現在、関係が極度に悪化しており、この事態に拍車がかかる可能性が高い。

■チリ側、ボリビアの説明を待つ Página Sieteの記事
チリ政府側は、ボリビア側からの説明を待つ姿勢だ。ポトシ県で7日、不法越境したチリの警察官2人がポトシ県警に拘束された。同国のマフムド・アレウイ内務副大臣は、この件についてのボリビア側からの「正式な説明」を待っているところだとメディアに語った。ボリビアとチリは1978年の断交以来、正規の外交関係がない状態だ。

■4キロではなく7キロ La Razónの記事
チリの警察官らによる領土侵入は4キロではなく、7キロだという。7日にポトシ県警が、不法越境の2人を拘束する事件が起きた。この追跡、拘束にあたった同県警の警察官らが、証言したものだ。2人は同県警の追跡を逃れようとし、ボリビア領土内を逃げ回ったという。2人は国境から4キロの地点で拘束されたと伝えられたが、一時は7キロの地点まで侵入していた。

■エボ「国土が脅かされている」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、国土が脅かされていると断じた。7日、ポトシ県で不法越境したチリの警察官2人が逮捕された。この2人は、銃器などを持った「武装状態」で、追跡していたポトシ県警側を振り切ろうと逃走していたいたことが伝えられている。ボリビアの税関職員と兵9人がオルーロ県ピシガの国境でこの3月、拘束される事件が起きたばかりだった。

■来訪米国人、半減 Página Sieteの記事
ボリビアに入国する米国人にビザ取得を義務づけたところ、来訪者が半減したという。国立統計機構(INE)の示したデータで明らかになったものだ。ボリビア人が米国ビザを取得しにくいことを受け、2007年からこの措置がとられた。2005年には来暮する米国人は7万人だったが、2013年には3万6千人に半減したという。エボ・モラレス大統領は今月、再免除の可能性に触れている。

■CBBA、大気汚染が悪化 Los Tiemposの記事
コチャバンバでは、大気汚染が悪化しているという。市の環境局側が明らかにしたものだ。市側は大気の状況をモニター調査しているが、近年スモッグが発生するなど、汚染が顕著に進んでいるという。「サンフアンの夜」が明けた6月24日、たき火などの影響でコチャバンバの大気の状態が非常に悪化したことが伝えられたばかりだ。

■オルーロ、危険なサルテーニャ La Patríaの記事
オルーロ市内で売られている「サルテーニャ」の中には、危険なものがあるという。市の保健局側が注意を呼びかけたものだ。サルテーニャは具入りの固焼きのパンで、国内ではとくに朝食に食べられることが多い。市内で売られているサルテーニャを調べたところ、調理過程などでの衛生状態が悪く、健康被害を起こしかねないものも含まれていたという。

■22か月連続貿易赤字 Página Sieteの記事
ボリビアはこの5月で、22か月連続の貿易赤字となったという。国立統計機構(INE)のデータで明らかになったものだ。ボリビアからの輸出が、輸入を下回る状態が続いているものだ。2004年から2015年にかけて、貿易黒字が続いていたが2015年7月から赤字の状態が続いている。この事態について、通貨ボリビアーノの不適切さを指摘する声もある。

■サンタクルス、遺棄車輛の増加 El Díaの記事
サンタクルスでは、公共スペースに「不法投棄」される車輛が増加しているという。車輛を廃車にする場合、国や地域行政がその手続きを求めている。しかしこの手続きを嫌がり、街路などの公共スペースに車輛を遺棄する者が後を絶たないという。巨大な粗大ゴミが棄てられているのと同じことになり、市側が対応に悩んでいる。


【ペルー】

■フヒモリ氏が緊急入院 Perú21の記事
元大統領のアルベルト・フヒモリ(フジモリ)氏が、緊急入院したという。同氏は在任中の人権問題で25年の刑を受けて服役中だが、心疾患を起こして7日、リマ市内の医療機関に緊急搬送された。容体は安定しており、8日には再び受刑機関に移されたという。同氏は癌の手術を繰り返すなど健康問題が指摘され、恩赦実施の是非が政治的な課題となっている。

■メンドサ氏「恩赦に反対」 Perú21の記事
昨年の大統領選で善戦した左派のベロニカ・メンドサ氏は、元大統領のアルベルト・フヒモリ氏への恩赦実施に、反対の姿勢を示した。健康問題から同氏への恩赦が取りざたされているが、メンドサ氏はこの恩赦実施が「フヒモリ氏とその支持者による、被害者」を傷つけ、さらにペルーへの愛国心を損なわせるおそれがあると警告した。

■PPK、ロペス氏への対応を評価 Perú21の記事
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、ベネズエラの野党指導者、レオポルド・ロペス氏についての動きを評価した。ベネズエラ政府は、14年の刑を受けた同氏について在宅逮捕に切り替える措置を8日にとった。クチンスキー大統領はこの報道について「喜ばしい」と述べ、その上でベネズエラでの「自由」が早期に回復されることに期待を示した。

■マチュピチュ来園者、減少 El Comercioの記事
クスコ県のマチュピチュ遺跡を訪れた観光客の数が今年、減っているという。昨年、同公園への来園者数は過去最高を記録したが、今年は現時点で昨年の数を、4.5%下回っている状態だ。同公園は7月から、入場時間が午前と午後に分けられ、実質的に入場者上限が増やされる措置がとられたばかりでもある。


【チリ】

■警察官逮捕、また外交的課題に La Terceraの記事
違法越境の容疑でボリビアでチリの警察官2人が逮捕された事件が、また外交的緊張をもたらしている。ボリビア側はこの警察官らは、国境から4キロも不法越境したとしている。チリ側は不審車輛追跡中に逮捕されたと主張しているが、チリとボリビアの外交的緊張が続く中、新たな問題が生じたことになる。

■プルス・ウルトラ、人気に Finanzasの記事
サンティアゴに就航したばかりのスペインのLCC、プルス・ウルトラ(プラス・ウルトラ)の人気が高いという。同社は先週、マドリード-サンティアゴ線を開設したが、在スペインのチリ出身者らの利用が殺到し、きわめて高い搭乗率が続いている。同社は近く、ペルーのリマへの路線も開設予定で、同様の利用率の獲得を目指す。



【アルゼンチン】

■マクリ、ロペス氏を祝福 Clarín.comの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、ベネズエラの野党指導者レオポルド・ロペス氏を祝福した。14年の刑を受けていたロペス氏についてベネズエラ政府は、在宅逮捕に切り替える措置を8日にとった。マクリ大統領はドイツでのG20の場でこの一方を受け、この措置を歓迎する一方、ベネズエラ政府の弾圧により逮捕されている政治家や活動家、記者の解放を要求した。

■コリエンテス、橋が崩落 La Nacionの記事
コリエンテス州で、橋が崩落する事故が起きた。現場となったのはゴヤとエスキーナを結ぶ国道12号上にある、サンタ・ロサ橋だ。川の増水などの影響で橋が崩落したもので、現在はこの区間は全面的に通行止めとなっている。車輛などには近くの14号の迂回が指示されており、地域行政は仮設橋を設ける準備を進めている。

■不明登山家、捜索依頼 Clarín.comの記事
6月23日にパキスタンで不明になった登山家、マリアノ・ガルバン氏の捜索を、家族が依頼した。同氏はスペインの登山家とともに標高8125メートル、世界で9番めの高さのナンガ・パルバット登頂を目指す間に遭難した。同氏の生存は絶望的とみられているが、ガルバン氏のチュブ州に住む家族が、民間会社にこの捜索を依頼したという。

■初の生体認証ATM La Nacionの記事
国内では初めてとなる、生体認証を行なう銀行自動機(ATM)が導入された。サンフアン銀行がブエノスアイレス市内の支店に新たに設けたものだ。暗証番号入力による本人確認だけでなく、事前に登録された指紋情報の照合機能を設けたものだ。銀行側は、より利用者の安全に配慮した機械だと説明している。


【エクアドル】

■キト、18万人を待つ El Comercioの記事
キトはこの夏、18万8千人の観光客の訪れを待っている。夏の観光シーズンにあたる7、8月はキトの観光業にとってもかき入れ時だ。キト市側はこの夏の来訪観光客が、前年同期比で7%増加するとの見通しを示している。エクアドルは国を挙げて観光業の振興に取り組んでおり、外国人の大半は観光ビザが不要となっている。


【コロンビア】

■ビジャビセンシオ道が不通 Caracol Radioの記事
ボゴタとビジャビセンシオを結ぶ道路が8日、再び不通となった。道路の管理側によると、大雨の影響でこの日の午後、ルートの一部が土砂災害の被害にあったという。現在現場では復旧に向けた工事が進められており、用意が整い次第通行は再開されるという。この高速道は、同様の被害が繰り返されている。


【ベネズエラ】

■ロペス氏、在宅逮捕へ ABC Colorの記事
野党指導者のレオポルド・ロペス氏が8日、収監されていた刑務所を出て、自宅に向かった。同氏は2014年の反政府デモの責任を問われ、14年の刑を受けていた。しかし野党や外国指導者らは、この逮捕が「弾圧」にあたると指摘していた。政府側はロペス氏について、在宅逮捕に切り替えたという。6月23日にには、拷問を受けるロペス氏の「声」が公開されていた。

■ロペス氏「闘う姿勢」 El Paísの記事
収監されていた刑務所を出たレオポルド・ロペス氏は、あらためて「闘う姿勢」を見せた。在宅逮捕切り替えで8日、刑務所を出た同氏は、ベネズエラの国旗を掲げた。この上で、「ベネズエラの自由、解放のために力を尽くす」ことをあらためて宣言した。この措置について政府側は、ロペス氏の健康状態に配慮した措置であるとツイッターで明らかにしている。

■アルマグロ氏「まだまだ一歩」 El Paísの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総長は、レオポルド・ロペス氏の在宅逮捕切り替えについて「まだまだ一歩だ」と評価した。同氏はニコラス・マドゥロ政権の体制に対し、強い批判を繰り返してきた。今回の措置を評価したものの、小さな一歩に過ぎないとの見方も示している。ペルーやアルゼンチンなど、各国の首脳もロペス氏の切り替えについて前向きな評価をした。

■弁護士「ロペス氏はいっそう闘う」 Caracol Radioの記事
在宅逮捕切り替えとなったレオポルド・ロペス氏の弁護士は、「ロペス氏はいっそう闘う姿勢になった」と語った。この措置を受け、ハビエル・クレマデス氏が語ったものだ。ロペス氏は「これまでよりもさらに強い姿勢で」、ベネズエラの現政権の体制と闘う意欲を見せているという。この上でロペス氏が、ベネズエラの真の野党指導者であると断じた。

■マドリードで反政府デモ Caracol Radioの記事
スペイン、マドリードで反政府デモが行なわれた。野党側の呼びかけに呼応し、同国に居住するベネズエラ出身者ら300人が、デモ行進を行なったものだ。政治経済の混乱を打開するため、大統領選挙の前倒し実施と、政府弾圧で逮捕された政治家や記者らの即時解放を求めた。国内ではこうした反政府デモが、4月以降連日行なわれている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■マリファナ店頭販売まであと10日 El Paísの記事
ウルグアイではマリファナ(大麻草)の薬局、ドラッグストアでの店頭販売開始まで10日となった。同国ではマリファナの個人使用や売買などが合法化されているが、さらにこの措置が進むことになる。この19日から、国の認可を受けた16の店舗の店頭で、マリファナが合法的に販売される。これらの店には14日に、合法販売されるマリファナが納入される予定だ。



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