2017.07.11

【ボリビア】

■ムニョス、日程を求める El Díaの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、ボリビアに対し日程などを求めた。両国間の国境についての政府間協議を行なう件について、具体的な日付や時間の提示を求めたものだ。先週、不法越境したチリの警察官2人が拘束され、その後チリに解放される事態が起きている。両国間には正規の外交関係がなく、国境問題について意思疎通を図る必要があるとの見方は両国で一致している。

■ボリビア、ビザ不要69か国 El Deberの記事
ボリビアのパスポート保持者が、ビザなしで入国できる国は69か国だという。ヘンリー&パートナーズ社が世界各国のパスポートの「有効性」についてレポートしたものだ。ラテンアメリカではブラジルが145か国への入国が可能で、以下アルゼンチン144か国、チリ143か国で、ボリビアは南米各国でもっともその数が少ない。

■ポトシ県で事故、スペインの2人死亡 El Deberの記事
ポトシ県で車の事故があり、スペインの26歳男性と、27歳女性の2人が死亡した。車で国内を旅行していたところ、衝突事故を起こしたものだ。チリから国境を越え、ウユニ塩湖に向かう途中のプエルト・チュビカ付近で起きた事故で、同乗していたイスラエルの女性3人も負傷している。

■対外債務72億ドル Página Sieteの記事
ボリビアが抱える対外債務は2016年末時点で、72億6700万ドルだという。ボリビア中央銀行(BCB)が明らかにした数字だ。この額は2015年末時点の66億1200万ドルから、9%増えたことになる。債務額がもっとも多いのは米州開発銀行に対するもので20億9600万ドル、アンデス開発公社が20億8800万ドルで次ぎ、中国は5億7100万ドルだった。

■メサ氏、新大統領府を批判 Correo del Surの記事
元大統領のカルロス・メサ氏は、ラパスの大統領府隣接地に建設中の新大統領府を批判した。このカサ・デル・プエブロは22階建てで、現在も建設工事が進んでいる。メサ氏はこの建物が「醜い」と指摘し、歴史的建造物が多く残る中心部の景観を著しく破壊していると断じた。またカテドラルなどが並ぶムリーリョ広場からの景観も「悪化した」としている。

■プエルト・スアレス封鎖 El Díaの記事
サンタクルス県のブラジル国境の町プエルト・スアレスで10日、道路封鎖が行なわれた。市民らの団体が、ブラジルとの国境を結ぶ道路をブロック封鎖したものだ。セバスティアン・ウルタド・ロドリゲス市長の経済政策などを批判した動きで、市長側が新たなメッセージを出すまで、封鎖を継続するとしている。

■BoA便もラップトップ規制 Página Sieteの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の米国便機内へのラップトップ持ち込みが、規制された。米国政府がテロ対策などとして、中東からの便などで持ち込み規制を行なった。この同様の扱いを受け、BoAのマイアミ行きの便の機内に、この17日以降ラップトップの持ち込みができなくなるという。BoAは利用者に今後、注意を呼びかける。

■ARI、大気汚染との関係も La Patríaの記事
オルーロでは、急性呼吸器感染症(ARI)と、大気汚染の関係性が指摘された。冬のこの時期、ARIの患者がオルーロでは急増する。呼吸器感染症の中でも死亡率が高いこのARIだが、寒さの強まりだけでなく、大気汚染もこの増加に関係していると県保健局が指摘した。空気中の窒素酸化物の割合が高い地域で、この感染症が起きやすい傾向があるという。

■政府、デモ黙殺 Página Sieteの記事
ボリビア政府は、国内各地で行なわれているデモを「黙殺」している。政府は、安定供給実現を目的に、電気料金を平均で3%ね値上げすることを明らかにした。ラパス、オルーロ、サンタクルス、トリニダなど各地で、これに反対するデモが行なわれているが、政府側は一切反応せず、説明なども行なわない姿勢を貫いている。

■スクレ、大学セクハラ Página Sieteの記事
スクレの大学で起きたセクシャルハラスメント事件が、告発された。サンフランシスコ・ハビエル・デ・チュキサカ大学で、教員による生徒へのセクハラ行為が告発され、学生や人権活動家などがスクレ市内を行進したものだ。学生などは、この教員の職務停止などの判断を大学側に求めている。


【ペルー】

■サンクリストーバル、観光バス事故 Perú21の記事
リマ中心部に近いサンクリストーバルの丘で、「グリーンバス」が運行する観光バスが9日、事故を起こした。観光客を乗せたバスが崖下に転落したもので、これまでに9人が死亡している。道路上に停車していたタクシーを避けようとし、道路を外れたとみられる。リマックにあるこの丘からの眺めはいいが、一方で一帯はスラム街で、観光には注意が必要な場所となっている。

■フヒモリ氏への恩赦、賛成57% Perú21の記事
元大統領のアルベルト・フヒモリ(フジモリ)氏への恩赦実施を、国民の57%が賛成している。在任中の人権問題で25年の刑を受けた同氏だが、高齢であり癌の手術を繰り返し受けるなど、健康問題が指摘されている。プルソ・ペルーが行なった世論調査の結果、賛成が過半数で、この数字は2年前の調査から4ポイント上昇している。

■マチュピチュ、軌道封鎖 El Comercioの記事
国内随一の観光地、マチュピチュに向かう鉄道の軌道が封鎖された。この鉄道便の多くが発着するオリャンタイタンボ駅から数キロの地点が封鎖され、この日の鉄道便の運行に支障が生じた。クスコ県内では教員らが賃上げなどを求めた社会闘争を続けており、この教員らがこの封鎖を実施したものだ。

■プーノ、アルパカ30頭が死ぬ Correo Perúの記事
プーノ県のララケリで、アルパカ30頭が死んだという。地域のコミュニティ側が明らかにしたものだ。同地域で、野犬の群れが、家畜として飼われるアルパカを襲うケースがこの数日、続発している。野犬の群れは地域の住民も手がつけられない状態で、行政などに対し対応を求めている。


【チリ】

■「自由のバス」に賛否 BioBio Chileの記事
サンティアゴ市内を走行し始めた「ブス・デ・ラ・リベルタ」(自由のバス)に対する、市民の賛否の声がある。国内で活動するLGBT団体、Movilhがホモフォビア(同性愛憎悪)に対する啓発のため、メッセージが書かれたバスを運行し始めた。しかしこの運行には賛否があり、反対派が力づくでこのバスを止めようとする事態も生じた。

■花時計が復活 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州ビーニャ・デル・マールの「花時計」が復活した。市内中心部にあるこの花時計は市内の名物で、観光客にも人気のスポットだった。しかしこの5月、土砂崩れの影響で倒木により破壊され、見る影もない状況となっていた。市側が復活に向けた作業を進め、10日にようやく再開、お披露目となった。


【アルゼンチン】

■スブテ、12日に集改札スト Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)では12日、また集改札ストが通告された。6路線の労働組合が、35%の賃上げを求めた動きだ。先週にも、改札をオープンにするこのストライキが行なわれたばかりだ。組合員らはさらに13日には、市内中心部でデモ行進を行なうことも計画している。

■ロサリオにスカイ就航へ La Nacionの記事
ロサリオに、新たにチリのスカイ航空が就航する見通しとなった。スカイ航空側が明らかにしたもので、10月3日からサンティアゴ-ロサリオ線を運航するという。同社は2015年からLCC化を図っており、このプロモーション運賃として破格の24ドルを提示している。同社の国内の乗り入れはブエノスアイレス、コルドバ、メンドサに続き4都市めだ。

■ウシュアイア、犬の非常事態 La Nacionの記事
国内南端、ティエラ・デル・フエゴ州の州都ウシュアイアは、「犬の非常事態」だ。ワルテル・ブオト市長が異例の注意喚起を行なったものだ。市内で野犬の群れに、人が襲われる事故が多発している。この野犬の数は数千匹にのぼるとみられ、市側もコントロールがすでに難しい状況にあるという。今年に入り、襲われた人の数は400人に達している。

■ポンペヤ、コレクティーボの事故 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのポンペヤで、コレクティーボ(路線バス)が事故を起こした。10日朝9時30分頃、アマンシオ・アルコルタ通りで、28番のコレクティーボとトラックが衝突したものだ。この事故でコレクティーボに乗っていたこどもを含む18人が負傷し、このうち2人が重傷となっている。今の時点で事故原因などは分かっていない。


【エクアドル】

■ペルー、国境の壁を模索 El Comercioの記事
ペルー政府が、エクアドル国境に「壁」を設けることを模索している。ペルー政府側が在リマのウゴ・オテロ大使に、この建設を打診したことが伝えられた。両国の国境をなすサルミリャ運河に新たに壁を設け、違法越境や密輸を防ぎたいという。ペルー側はこの建設について、エクアドル政府側と合意形成したい姿勢だが、エクアドル政府側の反応は伝えられていない。

■グアヤキル空港、37万人 El Universoの記事
グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港の2016年の利用者数は、374万9467人だったという。空港の管理会社側が明らかにした数字だ。この数字は過去最高となっている。今年1~5月の利用者数も149万8496人と、順調に伸びている状況だ。グアヤキルでは郊外に、より大きな空港を建設する計画が浮上している。

■サリーナス沖でM4.2の地震 El Comercioの記事
サンタ・エレーナ県のサリーナス沖の太平洋を震源とする、軽度の地震が起きた。観測機関によると9日13時過ぎ、サリーナスの沖136.55キロを震源とするマグニチュード4.2、震源の深さ10キロの地震が起きたという。コスタ(海岸)地域を中心にこの揺れを感じたが小さく、人や建物への被害などはない。

■グアヤキル、タトゥー祭 El Comercioの記事
グアヤキルではタトゥーのイベントが開催され、多くの来訪客で賑わったという。7日から9日にかけてパラシオ・デ・クリスタルで開催されたこのイベントは、タトゥーの彫り物師らのデモンストレーションなどが行なわれたもので、主催側によると4千人が来場したという。作品展示のブースは126にものぼり、人々の関心の高さをうかがわせた。


【コロンビア】

■ネットいじめが深刻化 Caracol Radioの記事
国内では、ネットいじめが深刻化しているという。ボヤカ大学が行なった調査で、対象となった15~23歳の若者の15.38%が、ネット上でのいじめなどを経験していることが分かった。とくに通信アプリWhatsAPPや、SNSのFacebookを舞台にしたいじめや嫌がらせなどが、多く報告されている。被害を受けた若者の大半が、事実上の「泣き寝入り」の状態にあるという。

■買い物籠復権の兆し Caracol Radioの記事
国内では「買い物籠」が復権の兆しを見せている。国内では今月1日から、スーパーなどでのレジ袋が事実上の有料化となり、一枚ごとに20ペソの「税金」が徴収されるようになった。このコスト負担を受け、多くの人が買い物籠などを再び使用するようになってきている。こうした籠やエコバッグを販売する店も増えており、新たな市場となりつつある。

■サン・ラサロ湖に遺体 Caracol Radioの記事
カルタヘナ中心部に隣接するサン・ラサロ湖に、遺体が浮いているのが発見された。10日朝、通報を受けた現地警察がこの遺体を収容したものだ。この遺体は中高年の男性のもので、誤ってこの湖に転落し、死亡したとみられるという。現在警察が、この男性の身元の確認を急いでいる。


【ベネズエラ】

■軍法裁判、417人裁く El Universoの記事
国内では反政府デモに参加した417人が、これまでに軍法裁判にかけられたという。政治経済の混乱を受け、国内では4月以降、反政府デモが繰り返されている。この417人のうち、283人が刑務所に送られる結果となった。国内で活動する人権団体は、この軍法裁判そのものが、国民に対する重大な人権侵害だと指摘する。

■デモ100日の記念デモ El Paísの記事
カラカスでは9日、「100日」を記念する大規模な反政府デモが行なわれた。国内では4月以降、政治経済の混乱を受けて反政府デモが毎日、各地で繰り返されている。この開始から100日となり、これを記念して数千人がカラカス市内を行進した。NGO団体のまとめでは、これらのデモによりこれまでに91人が命を落としている。

■ロペス氏サイド、「無効化」を目指す Caracol Radioの記事
野党指導者レオポルド・ロペス氏サイドが求めるのは、判決の無効化だ。2014年の反政府デモの責任を問われ14年の刑を受けた同氏だが、この7日突然政府判断により「在宅逮捕」に切り替えられた。同氏や支持者らはこの決定を歓迎しているが、ロペス氏の代理人はあくまで、この政府弾圧による判決を覆すことが必要、と指摘した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル産大豆、2026年に世界一か Caracol Radioの記事
ブラジルは2026年には、世界一の大豆生産国になる見通しだという。国連食糧農業機関(FAO)が見通しを示したものだ。ブラジルでは毎年2.6%ずつ大豆生産が伸びており、現在世界一の米国の1.0%を上回るペースだ。2026年には、ブラジルの産出量は米国のそれを上回り、世界一となる見通しだ。この年には、世界の大豆産出の80%をブラジルと米国が占めることになる。

■ウルグアイ住民、居住権求める El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオでは、在住ベネズエラ人らがデモを行なった。国内での政治経済の混乱を受け、国外に居住するベネズエラ国民が増加している。ウルグアイでは、国内で生を受けた者と、移民との間で在留資格に差があり、デモ隊はこの改善を政府などに求めた。同じメルコスル加盟の同国だが、ベネズエラはメルコスルの資格を停止されている。



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