2017.07.16

【ボリビア】

■エボ、アルマグロ批判 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、米州機構のルイス・アルマグロ総裁を厳しく批判した。「モラルが欠けている」と指摘したのは、同総裁のベネズエラに対する態度だ。政治経済の問題が噴出しているベネズエラに対し、アルマグロ総裁は厳しい態度をとり続け、「包囲網」の構築を進めている。モラレス大統領は、同氏が「帝国主義の手先」になっていると批判した。

■BoA、検査機器調達へ La Razónの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、自前で検査機器を調達するという。米国への航空便についてこの19日から、手荷物の電子機器の検査が強化される。この措置を受けBoAやアメリカン航空の米国便の機内に、ノートPCなどの持ち込みができなくなる。これを可能とする基準を満たすための検査機器を、BoAが独自に調達する。この機材が整うと、持ち込み規制は解除されるという。

■治安維持で市民の協力求める La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、国内の治安維持のため、国民に対し協力を求めた。サンタクルス中心部では時計店ユーロに強盗団が押し入り、立てこもりの末銃撃戦となり、5人が死亡し8人が負傷した。モラレス大統領は国民に対し警察と協力し、こうした事件の発生抑止と解決に、共同で立ち向かうよう呼びかけた。

■議会では黙祷 Página Sieteの記事
ボリビア議会では、黙祷が行なわれた。サンタクルスで時計店ユーロクロノスに強盗団が押し入り、強盗犯3人を含む5人が死亡した。この重大事件の犠牲者の中には、結婚を控えていたこの店の34歳の女性職員も含まれている。この犠牲者らを追悼するため、議会議員らが一斉に黙祷をささげた。

■ペルーと道路建設協議へ Página Sieteの記事
ボリビア、ペルー両国は、新たな国境道路の建設を協議する。ペルー南部のアレキパで、両国の閣僚らが一堂に会する「共同閣議」が実施される。エボ・モラレス大統領はこの場で、両国間の新たな国境道が話のテーマの一つになると語った。内陸国のボリビアはペルー南部のイロ港に外港機能を移転する計画で、ラパスとタクナを結ぶ新道路の建設計画が浮上している。

■サンロケ-ワリナ道、4車線化 Página Sieteの記事
ラパス県のサンロケとワリナを結ぶ47キロ区間の、4車線化工事が完了した。15日、エボ・モラレス大統領参列のもと竣工、開通を祝う式典が催された。この道路はエルアルトとティティカカ湖畔のアチャカチを結ぶ道路の一部区間で、将来的に全線が4車線化される予定だ。この道路の拡張で、ボリビアとペルーとの間の往来にも効果が表れると期待される。

■カラナビで黄熱病 Página Sieteの記事
ラパス県ユンガス地方カラナビで、また黄熱病の事例が報告された。県保健局が明らかにしたもので、感染症で死亡した9歳の女児について、黄熱病感染が確認されたという。国内では今年、チリの観光客の感染が報告されている。この事態を受け、蚊が媒介するこの感染症に対する注意喚起が、ユンガス地方一帯に出された。

■より深刻なのは渇水 Página Sieteの記事
国内で発生している自然災害のうち、もっとも被害が深刻なのは渇水だという。農業安全機構が明らかにしたものだ。雨季の大雨の被害が報告されることが多いが、より広範囲に大きな被害をもたらしているのは、雨不足などによる渇水だ。昨年末、ラパスでは渇水により断水が広範囲で行なわれるなど、市民生活にも大きな影響を残した。

■ラパスの平均寿命、72.4歳 La Razónの記事
ラパス県民の平均寿命は72.4歳だという。国立統計機構(INE)が、16日のラパスの記念日を前に、データを発表したものだ。県全体の人口は286万3千人で、この5年で9万7千人増えている。平均寿命は女性が75.9歳、男性が69.1歳となっている。また2016年の県経済は5.51%の成長で、国の平均の4.30%を上回っている。

■オルーロ、ミ・テレフェリコへの移管提案 La Patríaの記事
オルーロ県議会で野党議員が、建設中のテレフェリコ(ロープウェイ)の運営権の移管を提案した。市内では中心部とサンタバルバラ山を結ぶ観光テレフェリコの建設が進む。しかし建設途上ながら資金難が表面化している。野党側は、ラパスで都市交通のテレフェリコを運営するミ・テレフェリコに、この運営権を移管するべきと提案した。


【ペルー】

■ウマラ夫妻、拘禁 Perú21の記事
オリャンタ・ウマラ前大統領と、ナディネ・エレディア夫人がそれぞれ、拘禁された。2011年の選挙戦の際、ブラジルの建設会社から不正に資金を得た容疑をかけられているものだ。逃亡のおそれがあるとして、検察が拘禁を申し入れ、裁判所が許可を出したものだ。ウマラ氏はディロエスの施設、エレディア氏はビルヘン・デ・ファティマの施設にそれぞれ送られた。

■マチュピチュ列車、厳重警戒 El Comercioの記事
観光地マチュピチュに向かう列車では15日、厳重な警戒が行なわれた。クスコ県警が警察官らを大量動員し、警戒にあたらせたものだ。この12、13日の両日、ゼネストの影響でペルーレイルは全便を停止した。再開するはずだった14日にも、教員ストの影響で一部の便が運転できなかった。風評が広がるおそれがあるとし、警察が安定運転に向け全面協力したものだ。

■第二滑走路、始動へ El Comercioの記事
リマ、ホルヘ・チャベス空港の第二滑走路の計画が、いよいよ動き出す。公共交通インフラ整備局が、この建設に向けた契約を来週にも結ぶと発表した。この空港は、南米有数の発着便数をほこるが、滑走路が一本しかない状態だ。第二滑走路を設け、発着枠を大幅に増やす計画で、総事業費は15億ドルにのぼるとみられる。

■セルバ、フリアヘへの注意 El Comercioの記事
アマゾン地方のセルバ(ジャングル)一帯では、フリアヘと呼ばれる寒波への注意が呼びかけられた。気象機関によると、南極から張り出した強い寒気の影響で、セルバは寒波に見舞われるという。43の行政地域に対し今後、冷たい雨が降ったり、強風が吹くおそれがあるとして警戒を呼びかけた。


【チリ】

■サンティアゴ、積雪で停電 La Terceraの記事
サンティアゴ首都圏では広い範囲で雪が積もり、この影響で停電が起きた。南極から張り出した強い寒気の影響で、市内でも積雪があるとの予報が出されていた。15日午前3時以降、雪の影響でラス・コンデスやプエンテ・アルトなど、26万2千世帯で電力供給が途絶えたという。バルパライソ州内や国内南部の広い範囲でも雪や雹が降った。

■男性、痴漢の冤罪訴える BioBio Chileの記事
サンティアゴの男性が、痴漢の冤罪を訴えている。14日、Facebookを通じて、自身の潔白を訴える宣言を出したものだ。この男性は、市内のメトロ(地下鉄)4号線の車内で、若い女性から痴漢をされたとの訴えを受けたという。男性は痴漢をした事実はなく、メトロの運営などにこの潔白を証明するため、防寒カメラ映像などを提供するよう呼びかけている。


【アルゼンチン】

■バリロチェ、雪に悲喜こもごも La Nacionの記事
サンカルロス・デ・バリロチェでは、降雪への歓喜と悲鳴が同時に聞かれる。冬の観光地であるこの町では雪が降り、周辺のスキー場などはこの週末、多くの人で賑わっている。しかし一方、雪の影響で航空便や陸路交通に影響が生じ、足止めされる人も続出している。市内中心部でも、今回だけで50センチの積雪があった。

■航空便欠航で3500人に影響 La Nacionの記事
雪による航空便の欠航で、3500人に影響が生じた。サンカルロス・デ・バリロチェやネウケン州のチャペルコの空港で、滑走路への積雪などで航空便に欠航が生じている。週末、観光地を訪れるため多くの人がこれらの空港を利用する予定だったため、影響が広がった。南極から張り出した強い寒気の影響で、アンデス山脈沿いの国内南西部の広い範囲で悪天候となっている。

■同性婚から7年 La Nacionの記事
アルゼンチンで、同性婚が可能になってこの15日で7年となった。2010年のこの日から、同性間でも異性間と同じように、結婚の手続きをとることができるようになった。それまで同性パートナーシップ制はあったものの、ラテンアメリカでは初めての制度化だ。これまでに結婚の手続きをとった同性カップルは1万6千組にのぼるという。

■フォルモサ、大量マリファナ La Nacionの記事
フォルモサ州で、大量のマリファナ(大麻草)が摘発された。州都から75キロのブランコ・パヤグアの路上に乗り捨ててあったトラックの中から、マリファナが見つかったものだ。警察によるとその量は、900キロにものぼるという。このトラックは不審な動きをし、警察の追跡を逃れてこの地に乗り捨てられたという。


【エクアドル】

■アロアグ道でバス全焼 El Universoの記事
キトとアロアグを結ぶ道路で事故があり、バス車輛が全焼した。15日12時40分頃、キトからラ・マナに向かっていたラ・マナ社のバスの便に、別の車輛が追突した。この事故でバスから火が出て燃え広がったものだ。この事故で、乗客ら14人が死亡し、26人が負傷した。後続車輛がコントロールを失ったのが事故原因とみられている。

■カヤンベで林野火災 El Comercioの記事
キト近郊のカヤンベで、林野火災が起きている。この地にある牧草地から火が出たもので、15日午前4時の段階ですでに1500ヘクタールを焼いている。消防と地域の人々、ボランティアら400人が消火活動にあたっているが、現場は標高4100メートル付近で、水の確保などが難しく、難航している。


【コロンビア】

■国内29個所で投票 Caracol Radioの記事
コロンビア国内でも、在留ベネズエラ国民らが16日、投票を行なう。この日、憲法改正の是非を問う国民投票が行なわれるもので、コロンビア国内の29個所でこの在外投票の受付がなされる。ボゴタやメデジン、カリといった各都市で、在留ベネズエラ国民らがこの日、投票を行なうことになる。

■ライフセーバーらが抗議 Caracol Radioの記事
カリブ海岸の観光地、カルタヘナのライフセーバーらが、行政に対し抗議を行なっている。市の関連団体に雇われる形で、ライフセーバーらはビーチなどでの業務にあたっている。しかしこの関連団体から適切に賃金が支払われず、一方でこの雇用契約を破棄することもできないという。ライフセーバーらは、適切な対応を求めデモなどを行なう用意があるという。


【ベネズエラ】

■マドゥロへの国民投票 El Paísの記事
野党は16日の投票を、「ニコラス・マドゥロ政権への国民投票」と位置づけている。この日、マドゥロ政権の発議による、憲法改正の是非を問う国民投票が実施される。政府はこの改正で、野党が圧倒的多数を占める議会の力を弱めたい考えだ。野党はこの4月以降、マドゥロ政権の退陣を求めた反政府デモを続けており、この日に一定の「結果」を出そうと力を入れている。

■元首脳ら5人が到着 Caracol Radioの記事
国内に、ラテンアメリカ各国の元首脳ら5人が、到着した。カラカスに到着したのはメキシコのビセンテ・フォックス元大統領、コロンビアのアンドレス・パストラナ元大統領、ボリビアのホルヘ・キロガ元大統領、コスタリカのミゲル・アンヘル・ロドリゲス元大統領とラウラ・チンチリャ前大統領だ。16日の国民投票の監視が目的で、野党側の立場に立つ。

■野党議員、パスポート無効に Caracol Radioの記事
野党所属の国会議員が、パスポートを無効にされたと告発した。ホルヘ・ミリャン議員が渡航のため、カラカスのマイケティア国際空港を訪れた。出国手続きをしようとしたところ、所持していたパスポートを取り上げられ、無効とされたという。同議員は、ニコラス・マドゥロ政権による嫌がらせ、弾圧にあたると主張している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ラウル、ルラ氏とマドゥロに連帯 El Comercioの記事
キューバのラウル・カストロ議長は、ブラジルの元大統領ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏とベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領に、連帯を示した。ルラ氏は先週、在任中の汚職で9年半の判決を受けた。またマドゥロ大統領は16日、憲法改正の是非を問う国民投票を迎える。同議長は、難局に立つ両氏にキューバとしての連帯を示した。

■キューバ、アンゴラと関係深化 Caracol Radioの記事
キューバはアフリカ中南部のアンゴラと、経済関係の深化を図る。リカルド・カブリサス経済相はルアンダを訪れ、同国の高官らと会談を行なう。経済、通商関係の強化のほか、協業関係の構築を進める。キューバとアンゴラは、アンゴラが長期間にわたる内戦の時代から、密接な関係を維持してきた。

■ホンジュラス、滑走路3個所摘発 Caracol Radioの記事
ホンジュラス当局は、国内で違法につくられた「滑走路」3個所を摘発した。中南米では、薬物を小型機で輸送する手口が横行している。こうした小型機を運航するため、農村部などに手製の滑走路が設けられる事案が続出しているものだ。この6日間に摘発された滑走路が3個所で、これに関わったとみられる252人を検挙したという。



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