2017.07.20

【ボリビア】

■コロミ、発砲ではない El Díaの記事
コチャバンバ県のコロミで27歳の男性が死亡した事件について、カルロス・ロメロ大臣は「発砲ではない」と断じた。コカ葉農家の社会闘争の現場で起きたこの事件について、男性の家族らは警官隊の発砲によるショック死と主張している。しかしロメロ大臣は、道路封鎖現場から300メートル離れており、警官隊の発砲の可能性は低いとの見方を示した。

■エボ、マナグアへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ニカラグアの首都マナグアに到着した。この町では、32か国が参加するサンパウロ・フォーラムが開催され、この参加のための訪問だ。今回のフォーラムではベネズエラ、ブラジル情勢が主な討論内容となるとみられる。一方モラレス大統領はツイッターを通じ、自身の2019年選挙出馬について多くの首脳から賛同を得たとしている。

■コカ葉作付、14%増 La Razónの記事
国内でのコカ葉作付面積は2016年、前年比で14%増えたという。国連側が報告したものだ。この年の作付総面積は2万3100ヘクタールで、前の年より2900ヘクタール増えた。また国内で生産されているコカ葉の42%は、コカイン生産などの違法市場に流れていることも指摘された。国連はコカ葉を禁輸作物に指定しており、国内でも生産や流通は法で規制されている。

■ヤクイバ封鎖、3日め El Deberの記事
タリハ県ヤクイバの、アルゼンチン国境の封鎖は3日めとなった。国境橋が封鎖されているもので、人々は歩いて国境を渡れるものの、車輛の通行は完全に阻害されている。この封鎖は、現地で荷運びなどをする人々の社会闘争によるもので、行政側との対話機会を求めている動きだ。

■ベニ県ではバス会社封鎖 La Razónの記事
ベニ県では、県内で地域間交通のバスを運転するバス会社の便が「封鎖」されている。同県の交通事業者の団体によると、ユンゲーニャ社のバス車輛が市民などにより封鎖されたという。同社の経営者の発言が、地域の人々を怒らせたことが原因だ。県内各地の幹線道路で、同社のバス車輛が足止めされている。

■オレンジ線、新運転開始へ La Razónの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)の新路線、オレンジ線の試運転が近く始まる。運営するミ・テレフェリコが明らかにしたものだ。この路線は赤線のエスタシオン・セントラル駅とプラサ・ビジャロエル広場を結ぶもので、この10月に開業予定だ。11月にはプラサ・ビジャロエルから接続する白線も開業予定となっている。

■大陸横断鉄道の会合を計画 La Razónの記事
政府はこの8月に、大陸横断鉄道の各国会合を行なうことを計画している。国内の既存鉄道網を活用し、ペルーの太平洋とブラジルの大西洋を結ぶ鉄道を設け、パラグアイ、ウルグアイに支線を設ける計画だ。各国大統領が一堂に会し、この件について話し合うサミットとしたい考えで、各国と調整中であることを政府は明らかにした。

■医療スト、やむを得ず中止 El Deberの記事
サンタクルスなどで行なわれていた医療関係者のストライキは、やむを得ず中止となったという。保健省によると、賃上げや待遇改善などを求めた医師、看護師らのストライキは、この21日まで中止と判断された。国内の広い範囲が寒波に覆われた影響で、風邪などの症状で診療を求める人が激増したためだ。

■風力発電に1億1千万ドル Página Sieteの記事
政府は、風力発電開発に1億1千万ドルを投資するという。アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領が明らかにしたものだ。新たにタリハ、サンタクルス両県に風力発電公園を設ける計画を事業化するという。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、国内での電力開発を積極的に進めている。

■ラパス、水使用量7~8%減る Página Sieteの記事
ラパスでは「水危機」以降、水道の使用量が7~8%減ったという。水道、下水道の運営会社が明らかにしたものだ。国内では異常渇水で水源の水量が減ったことから、昨年11月から年末にかけ、市内でも断水が行なわれた。その後水道供給は平常化したが、多くの市民が節水を心がけている傾向は続いているという。

■オルーロ、狂犬病71件に La Patríaの記事
オルーロ県での狂犬病件数は今年、71件に達したという。県保健局の動物検疫課が明らかにした数字だ。県内では野犬の増加などを受け、狂犬病を発症する野犬の数が増え続けている。野犬や飼い犬に噛まれた人の数は1748件だが、ワクチン投与などの措置がとられ、人の発症例は県内では今年、報告されていない。

■ハチドリ、自然遺産に La Razónの記事
地元では「コリブリ」または「ピカフロール」と呼ばれるハチドリが、ラパス県で自然遺産の宣言がなされた。この鳥はアンデス一帯に棲息するが、その個体数の減少が指摘されている。実質的に保護動物に指定されたもので、捕獲などは原則、禁じられることになる。ラパス市内でもマジャサなどで、今もこの鳥を見ることはできる。


【ペルー】

■足止め客、ヘリ4機で輸送 El Comercioの記事
土砂災害のため足止めされた人々を、空軍のヘリ4機がピストン輸送している。アレキパ県のサバンカヤ火山の活動でM6.3の地震が発生し、幹線道路で土砂崩れが起きた。多くのバスやトラックが足止めされており、ヘリが現在これらの人々をアレキパ市内に輸送している。土砂崩れ個所の復旧には、時間を要するとみられる。

■フリアカ空港封鎖 El Comercioの記事
プーノ県最大都市フリアカの、インカ・マンコ・カパック空港が19日、封鎖された。プーノ県の教員らが、賃上げなどを求める社会闘争でこの措置をとったものだ。この事態を受け、同空港を発着する便はこの日、休止となった。またマドレ・デ・ディオス県のプエルト・マルドナードの空港でも、教員らが空港道を封鎖し、500人に影響が出た。

■ペルー-ボリビア戦、ATM販売 El Comercioの記事
8月31日にリマで行なわれる、ペルー対ボリビアのフットボールの試合のチケットの販売が、銀行ATMを通じて行なわれている。この試合は、2018年のワールドカップロシア大会の予選の一戦だ。今回、バンコ・コンティネンテ(BBVA)のATMを通じて、このチケット販売が行なわれている。同行によると、73機でこの購入が可能となっているという。

■メガネグマの1ソル硬貨 El Comercioの記事
中央銀行(BCR)は、アンデスに棲息するメガネグマをデザインした新たな1ソル硬貨を発表した。絶滅に瀕する国内の動植物をデザインした、新たなシリーズの発行だ。このクマはアンデス山脈沿い各国に棲息するが、個体数の減少が指摘されている。1ソル硬貨については国内の名所、文化をデザインしたシリーズが、終了したばかりだ。


【チリ】

■102歳女性、停電で死亡 BioBio Chileの記事
サンティアゴに住む102歳の女性が、停電が原因で死亡したという。サンミゲルに住むマルタ・ガンボアさんは普段から、酸素吸入を受けていた。しかし寒波の影響で先週末から市内で停電が発生し、数日間にわたりこの機械が使用できなかったという。家族によると16日から17日にかけてのこの事態を受けて体調が悪化し、18日午後に死亡したという。

■コンコン、旅客定期便就航へ La Terceraの記事
第5(バルパライソ)州のコンコンにある空港に、旅客定期便が就航する見通しとなった。ビーニャ・デル・マールから14キロの位置にあるこの空港は1750メートルの滑走路を持つ。現在、スカイ航空とジェットスマートの2社が、定期便開設を準備していることが明らかにされた。イキケやアントファガスタなどとの間に、旅客定期便が設けられる見通しだという。


【アルゼンチン】

■バリロチェ、未だ足止め La Nacionの記事
リオ・ネグロ州のサンカルロス・デ・バリロチェでは、今も多くの人が足止めされているという。国内を覆った強い寒波の影響で、この町では先週末から今週初めにかけ、低温と積雪に見舞われた。空港ではこの天候の影響で合わせて35便が欠航となり、2500人が足止めされた。便の運航は再開されているが、未だに一部の人は、移動できずにいるという。

■スブテ2路線でスト La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアAとCでは19日夜、ストライキが行なわれる。スブテの各路線の労働組合は、経営側に賃上げの履行などを求め、圧力をかけている。この日には両路線は21時から23時まで、ストを行なうという。さらに21日にはリネアDとE、24日にはリネアBとHで同じ時間、ストが行なわれる。

■女子大生に危険な道 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのサンマルティン国立大学に向かう道の一つが、女子生徒にきわめて危険だという。ミトレ線のサンマルティン駅から大学構内に至るおよそ400メートルのこの道で、女性が男性に性的暴行を受ける事件が多発している。6月26日には女子学生が、9人の男に暴行を受ける事件も起きた。警察は、防犯カメラ設置やパトロール強化の方針を示した。

■オーストラリア人の「ビザ代」徴収を中止 Caracol Radioの記事
政府は、入国するオーストラリア人からの「ビザ代」の徴収を中止する。オーストラリア人はアルゼンチンに入国する際、ビザは不要だが、オーストラリアを訪れるアルゼンチン国民は必要となっている。相互主義に基づき、この1日からオーストラリア国民は100ドルの実質「ビザ代」を支払うことが義務づけられた。しかし観光、通商への影響からこの措置を中止することを決めた。

■警察官、少女と無理心中か La Nacionの記事
チャコ州都のレシステンシアのホテルで、警察官が13歳の少女と無理心中を図ったとみられる。市内のホテルの一室で、30歳の男性警察官と、少女が死亡しているのが発見された。状況から、警察官が少女を殺害した後、自殺を図ったとみられるという。警察によると二人は、Facebookで知り合ったとみられる。

■ホームレス、4300人 La Nacionの記事
ブエノスアイレスでのホームレスは、4300人にのぼるという。市内で活動する複数の支援団体が、共同でセンソ(国勢調査)を実施し、明らかにした数だ。この中には男性だけでなく、女性やこどもも含まれる。市内での路上生活者数はこの数年、年率で20%の割合で増加傾向にあるという。


【エクアドル】

■動画で警察官らを捜査へ El Comercioの記事
アスアイ県警は、交通警察官2人に対する捜査を行なう。同県のオソヤクでバイクの若者が、違反行為で摘発を受けた。この取り調べの模様を撮影した2分間の動画が、SNSなどに流れている。この中で、若者は免許取り消しを逃れるため、金を2人に払うことを申し出ているものだ。警察はこの警察官らが賄賂に応じた可能性があるとして調べを開始した。

■「+675」の国際電話に注意 El Comercioの記事
電話会社ClaroとMovistarは、利用者に対して「+675」からの国際電話に注意するよう呼びかけた。パプアニューギニアからの着信が入り、これにかけなおすと高額の通話料が求められるという。心当たりのない、この国際電話に返信しないよう、呼びかけがなされたものだ。同様の呼びかけは世界各国で行なわれている。


【コロンビア】

■口蹄疫で鶏肉消費が増加 Caracol Radioの記事
国内で口蹄疫が発生したことを受け、鶏肉の消費が増えているという。6月、アラウカ県で新たに口蹄疫の発生が報告され、その後北サンタンデール県やクンディナマルカ県などでも同様の報告がなされている。国産牛肉の出荷停止などの影響もあり、牛肉の価格が上昇していることを受け、消費を鶏肉に切り替える国民が増えているとみられる。

■火災保険加入、10%止まり Caracol Radioの記事
ボゴタの住宅では、火災保険に加入している割合が、10%にとどまる。コロンビアの損害保険の団体が明らかにした数字だ。ボゴタでは加入は10%、国全体では5%にとどまる状態だという。団体は、多くの国民がこうしたリスクに対しほとんど関心を向けていない現状を指摘する。国内では2001年に、火災保険の根拠となる法律が施行された。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、先細り感 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権の「先細り感」が鮮明になっている。この16日、野党主導で反政府投票が行なわれ、公式発表で720万人が参加した。マドゥロ政権に「No」を突きつけた国民が数多いことを意味し、投票結果は非公式ながら政権は打撃を受けている。この20日には野党が、この結果を受けてあらためてマドゥロ政権の退陣を求めるゼネストを予定している。

■野党、多選規定復活方針 Caracol Radioの記事
野党は、政権奪取後に、大統領の多選規定を復活する方針を示した。ウゴ・チャベス政権下で改正された現行憲法では、この多選規定は事実上、廃止された状態にある。政権を引き継いだニコラス・マドゥロ政権が求心力を失う中、多選規定の不存在が政権の独裁化の理由の一つになっていると指摘されている。

■マドゥロ、米国の圧力を拒絶 News24の記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、米国のドナルド・トランプ政権による「圧力」を拒絶した。マドゥロ政権は、野党が圧倒的多数を占める議会の効力を弱めることを目的に憲法改正を発議している。米国はこの改正が、ベネズエラの政権の独裁化を強めるとして、改正がなされた場合に経済制裁を科すことをちらつかせた。マドゥロ大統領はこの発言に不快感を示した。

■反政府デモ死者、96人に El Universoの記事
反政府デモによる死者数は、96人になったという。検察側が明らかにした数字だ。国内では政治経済の混乱から、この4月以降、反政府デモが続けられている。カラカスの東320キロのアンソアテギ州レチェリアで男性1人が、全身火傷で死亡したという。野党主導によるこのデモでは、ニコラス・マドゥロ政権の退陣が求められている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ルラ、資産凍結 News24の記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏の資産凍結が、裁判所より指示された。同氏に対し裁判所は先週、在任中に国営石油会社ペトロブラスから不正資金を受け取った容疑で、9年半の刑を受けている。この判決に基づき、資産凍結の判断を司法が下したものだ。ルラ氏は、自身の裏金受取の容疑を否定している。

■ウルグアイ、マリファナ店頭販売 El Paísの記事
ウルグアイでは、マリファナ(大麻草)の薬局の店頭販売が19日、スタートした。事前に登録を受けた16の店舗で、この販売が始まったもので、これらの店にはこの日、購入する人の行列ができた。同国では2013年、マリファナの個人使用などが解禁され、法施行から1307日でこの店頭販売がようやく実現したことになる。

■銃撃戦、新たな容疑者逮捕 ABC Colorの記事
パラグアイの警察は、銃撃戦に関わった容疑で、25歳の男を逮捕した。今月15日、カアグアスのベジャ・ビスタ・デ・イウで銃撃戦があり、警官一人が死亡した。警察はこの事件に関わり、実際の銃を発射したブラス・アントニオ・アルグエリョ・マルティネス容疑者を特定し、19日に拘束した。同容疑者は警察官殺害の容疑で今後、取り調べが行なわれる。

■パナマ産コーヒーに高値 Caracol Radioの記事
パナマ産コーヒーに、高値がついた。同国産のコーヒーの中でももっとも上級のクラスの「カフェ・ゲイシャ」について、1ポンド(454グラム)当たり過去最高値の601ドルという値がついたものだ。パナマで行なわれた電子オークションでついた値で、落札者は韓国からの参加者だという。