2017.07.21

【ボリビア】

■ボリビア、ブラジルの判断待ち La Razónの記事
ボリビアは、ブラジル議会の判断を待ち続けている。ボリビアはメルコスルへの加盟手続きを取っているが、同国議会の承認をまだ得られていないものだ。今週末アルゼンチンのメンドサでメルコスルのサミットが行なわれるが、この場でも正規加盟に向けた具体的動きはみられない見通しだ。ベネズエラ問題を受け、ブラジル議会の対応も慎重になっているとみられる。

■エボ、ハバナに立ち寄る Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、キューバのハバナに立ち寄った。モラレス大統領はニカラグア、マナグアでのフォーラム参加の後、メルコスルサミットが行なわれるアルゼンチンに向かう。この中途ハバナに立ち寄り、ミゲル・ディアス・カネル副議長と会談した。同副議長はこの5月にボリビアを訪れ、モラレス大統領と会談したばかりだ。

■独立記念日式典はコビッハ La Razónの記事
8月6日の独立記念日の式典は今年、パンド県都コビッハで行なわれる。エボ・モラレス大統領の方針を議会側が承認したものだ。例年この式典は実質首都のラパスや憲法上の首都スクレで開かれていたが、近年は各県都持ち回りの傾向だ。また独立記念日の軍の行進は、今年はラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチで開催される。

■COB、態度硬化 El Díaの記事
有力労働組合連合COBは、態度を硬化させている。政府は、エネルギー供給の安定化を目的に、電気料金を3%、値上げすると発表した。これに市民団体などが反発し、ラパスやオルーロ、サンタクルスなどで抗議行動が起きている。COBはこの件に置いて市民団体と歩調を合わせる姿勢だが、政府に対する強い態度をさらに示し始めたものだ。

■黄熱病で2人めの死者 La Razónの記事
黄熱病により、2人めの死者が生じた。保健省によるとラパス県ユンガス地方のカラナビで、38歳の女性がこの感染により死亡したという。国内では今年、チリ観光客の発症が生じ、注意喚起がなされている。このカラナビでは9歳のこどもが感染し死亡したことが確認されたばかりで、これで2人めの死者となった。

■コロミ男性死亡、原因は犬 Correo del Surの記事
コチャバンバ県チャパレ地方のコロミで男性が死亡した原因は、犬だったというコカ葉農家の社会闘争の現場近くで、27歳の男性がショック死したことが報じられた。現場で発砲があり、これがショックを引き起こしたと家族らは主張していたが、犬に驚きこの事態が起きたと推定されたという。

■チャパレ、封鎖解除 El Deberの記事
コチャバンバ県チャパレ地方では、警察が道路封鎖個所の解除展開を実施した。この地では、地域のコカ葉農家らが、コカ葉法制に対する反対行動から社会闘争に入っていた。コチャバンバ県警は、社会、経済への影響が大きいとしてコチャバンバとサンタクルスを結ぶ新道の封鎖個所の強制解除を行なった。

■チャパレ封鎖、経済活動に打撃 El Deberの記事
コチャバンバ県チャパレ地方の道路封鎖の、国内の経済活動への打撃は大きいという。サンタクルスの財界関係者らが、メディアに訴えているものだ。コカ葉農家らの社会闘争で道路が封鎖され、コチャバンバとサンタクルスを結ぶ陸の動脈が封鎖された。物流が動かないことから、サンタクルスの地場経済にも深刻な影響が生じているという。

■国内最長の橋、97%に Correo del Surの記事
建設が進められている国内最長の橋の進捗率は、97%となったという。施工にあたっている韓国の建設会社が、明らかにしたものだ。サンタクルス県に建造中のこのベナガス橋は全長が1440メートルで、2014年に着工された。グランデ川を渡るこの橋の完成で、サンタクルス市とコロニアル・オキナワを結ぶ交通が便利になる。予定通り9月に竣工する見通しだ。

■ポオポ湖、漁業離れ Los Tiemposの記事
オルーロ県のポオポ湖では、漁業離れが進んでいるという。国内第2の面積を持つこの湖では、漁業が盛んだった。しかし水量激減で2015年末には水が干上がり、漁業そのものが成り立たなくなった。現在、水は戻り漁も可能となっているが、この職を一度離れた人々がこの仕事には戻らず、事実上転職してしまっているという。

■ミ・テレフェリコへの委託を承認 La Página Sieteの記事
オルーロ県議会は、オルーロ市内で建設中のテレフェリコ(ロープウェイ)の、ミ・テレフェリコへの委託を承認した。市内中心部とサンタバルバラ山を結ぶこのテレフェリコは、資金不足で工事が中断している。建設、運用の見直しを図り、県側はラパスのテレフェリコを運営するミ・テレフェリコに、運営を完全委託する方針を示していた。

■ラパス、初のシクロビア Página Sieteの記事
ラパスでは初めて、シクロビア(自転車専用道、レーン)の運用が始まる。ルイス・レビジャ市長が明らかにしたもので、この23日から11月まで、毎週日曜日に市内のブエノスアイレス、コスタネラ通りにシクロビアを設ける。この通りに近いテレフェリコ黄色線では、自転車を付加料金なしでそのままキャビンに持ち込めるようにする。

■3空港に特別検査機器 Página Sieteの記事
ラパス、コチャバンバ、サンタクルスの3空港に、新たに特別検査機器が導入される。ミルトン・クラロス公共事業相が明らかにしたものだ。この19日から米国の航空当局が検査基準を強め、機内への電子機器持ち込みの規制がスタートしている。この基準に沿う新たな機器を導入し、ラップトップやタブレット端末を、米国便に持ち込めるようにするという。

■タマゴ、インフルエンザの懸念なし Correo del Surの記事
ボリビアの農業当局はチリに対し、国産の鶏卵を通じたインフルエンザの感染の懸念はない、と説明した。チリ側が、ボリビアから違法にタマゴが密輸されていることを受け、鳥インフルエンザへの検疫体制への懸念を示していた。しかしボリビア側は、現時点で国内で鳥インフルエンザは発生しておらず、心配にはあたらないとした。


【ペルー】

■マチュピチュなどに緊急事態 Perú21の記事
マチュピチュなど5個所に、緊急事態が発令された。教員らによる社会闘争の影響を受けているとして30日の宣言が出されたものだ。対象はクスコ県のマチュピチュ、オリャンタイタンボとウルバンバ、プーノ県のフリアカとサンラモン郡の5個所だ。これらの地域ではこの社会闘争による封鎖、デモが相次いでいる。

■土砂災害、今も続く El Comercioの記事
アレキパ県のパンアメリカン道では、土砂災害の発生が今も続いているという。今週、サバンカヤ火山の活動によるマグニチュード6.3の地震が発生した。この道路では複数個所で、この地震の影響による土砂災害が発生し、多くのバスやトラックが足止めされる事態が生じた。緊急オペレーションセンターによるとこの一帯では今も、新たな土砂災害の発生が報告されている。

■サバンカヤ、火山灰降らす El Comercioの記事
アレキパ県のサバンカヤ火山は、また周囲一帯に火山灰を降らせた。観測機関によると20日、火山の北側エリアを中心に、大量の火山灰が降ったという。この日も火口から3000メートルの高さまで噴煙が上がり、周囲40キロの範囲で降灰が確認された。この火山の活発な状態は、今も続いている。

■アレキパ、300人救出 El Comercioの記事
アレキパ県のパンアメリカン道では、立ち往生したバスなどの乗客ら300人が、これまでに救出された。サバンカヤ火山の活動によるマグニチュード6.3の地震を受け、複数個所で土砂災害が発生し、道路通行が阻害されている。空軍ヘリと海軍船による救出が行なわれ、これまでに300人がアレキパ市内などに輸送された。


【チリ】

■アントファガスタで地震 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州で20日未明、2度にわたり地震が起きた。観測機関によると午前1時46分、ソカイレの北西38キロを震源とするマグニチュード4.1の地震が起きた。さらに3時20分にはトコピーリャ北西21キロを震源とするマグニチュード4.1の地震があった。これらの地震による人や建物への被害はない。

■トバラバ駅に全裸の男 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)トバラバ駅に、全裸の男が現れた。20日朝9時過ぎ、この駅の利用者らは突然現れた全裸の男に、一様に驚いた。男はプロビデンシア通りから駅構内に入ったもので、知らせを受けた警備員がすぐに駆けつけた。男は何も語らず4号線のホームに向かったが、その後警察に身柄が引き渡されている。この23歳の男は薬物を使用していたという。


【アルゼンチン】

■メキシコにレモン輸出へ La Nacionの記事
アルゼンチンは初めて、メキシコに国産レモンを輸出する。農業省が明らかにしたもので、メキシコ側が衛生、検疫の審査を進め、国産レモンの輸入を認めたという。今の時点で、輸出の開始時期は不明だ。国内ではトゥクマン州など北西部でレモン生産が盛んで、現在は米国や欧州などに輸出されている。

■エセイサ、混乱なし La Nacionの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港では、とくに混乱は起きていないという。19日から米国の航空当局の対応が強まり、機内持ち込み荷物の検査体制が強化された。米国便が国内空港でもっとも多い同空港では、新しい基準に基づく規制が行なわれたが、利用者側への周知がなされ、混乱などは起きていない。

■スブテのストは中止 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)のストは、実施が見送られた。2路線では19日夜、ストが予定されていたものだ。各路線の組合は経営側に対し、約束されていた賃上げの履行などを求めた。この経営側との対話が20日に行なわれることになり、このスト実施は中止となった。スブテでは21日と24日にもスト実施の予定が組まれている。

■ラ・ボカで火災、4人死亡 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのラ・ボカで火災があった。20日朝5時頃、ペドロ・デ・メンドサ通りの住宅から火が出たものだ。駆けつけた消防が消火活動を行なったが、女性2人、男性1人、こども1人の合わせて4人が死亡した。警察は、この家に火をつけたと告白した近くに住む25歳の男を拘束し、事情を聴いている。

■コレクティーボで射殺 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのコレクティーボ(路線バス)内で、女性警官が男を射殺した。この事件が起きたのはサンイシドロの、マルティネスだ。194番のコレクティーボ車内で男が運転手と乗客に、強盗をはたらいたという。この乗客の中にいた私服の女性警官が、逃げようとした男を銃で撃ち、殺害したという。

■サンルイス、人の顔のヤギ La Nacionの記事
サンルイス州で、人のような顔を持つヤギが生まれたという。エル・カディーリョで生まれたこのヤギは、先天的な奇形を抱えていたとみられ、顔の造作があたかも人のようだとSNSなどで話題になった。しかしこの奇形のため、生まれて間もなく死んだという。奇形が生じた理由などについては分かっていない。


【エクアドル】

■TAME、クエンカ-グアヤキル線再開へ El Universoの記事
公営航空会社TAMEは、8月3日からクエンカとグアヤキルを結ぶ路線の運航を、再開する。交通省が明らかにしたもので、40人乗りの小型航空機を使用し、月曜から木曜までの週4便を運航するという。同社はこの路線を利用低迷などを理由に4月17日に運休していたが、3か月半ぶりに復活することになった。

■エル・オーロ県でM4.3の地震 El Comercioの記事
エル・オーロ県で20日朝9時30分頃、地震があった。観測機関によると、震源はペルー国境に近いサンタ・ロサ付近で、震源の強さはマグニチュード4.3、震源の深さは8.3キロだ。サンタ・ロサのほか県都マチャラ、サルマ、ピニャス、エル・グアボ、ポルトベロなどで揺れを感じたが、人や建物への被害はない。


【コロンビア】

■ボゴタ空港、2時間半閉鎖 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は20日、2時間半にわたり滑走路が閉鎖された。この日はコロンビアの独立記念日で、この日を祝う式典などのためとられた措置だ。朝10時から12時30分まで運用が中止されたもので、この間の便に影響が生じたが、その後すぐに平常化している。1810年のこの日、独立宣言が出された。

■グアヒラ県で事故 El Universoの記事
グアヒラ県で20日未明、交通事故が起きた。48人の乗客と乗務員を乗せたバスと、ガソリンを積んだタンクローリーが正面衝突したものだ。この事故により5人が死亡し、多くの人が負傷している。このバスの便はフォンセカを出てバランキージャに向かうところで、利用者の多くは学生や鉱山労働者らだった。


【ベネズエラ】

■24時間の反政府ゼネスト News24の記事
国内では20日、反政府ゼネストが行なわれている。24時間の時限で行なわれているこのストは、憲法改正を図るニコラス・マドゥロ政権に圧力をかけるため行なわれているものだ。16日に行なわれた反政府投票では、国内外で720万人の国民が政権に「No」を突きつけた。カラカスなど各地で、大規模なデモもこの日、行なわれている。

■マドゥロ、圧力強める El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、野党や反政府デモ隊に対する圧力を強める姿勢だ。政治経済の混乱などを受け、国内では4月以降、連日各地で反政府デモが続けられている。20日にはゼネストが行なわれたが、マドゥロ政権はすべての「陰謀者」を摘発するとして、軍に対し対応強化を指示した。制憲(憲法)議会議員選挙が30日に迫る中の対応だ。

■アルマグロ、制裁を支持 El Paísの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は、米国のドナルド・トランプ政権が示したベネズエラへの経済制裁を、支持した。同総裁はベネズエラ政府に厳しい姿勢を取り続けているが、民主主義が危機に瀕している現状を挙げ、経済制裁の判断を妥当であるとの見方を示した。またベネズエラが「大陸でもっとも汚職まみれの国だ」と批判している。

■マドゥロ、企業への制裁 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は20日、ゼネストに協力、参加した企業への制裁発動を示唆した。この日、野党の呼びかけで反政府ゼネストが全土で行なわれている。企業活動や商業などもストップした状態となったが、マドゥロ大統領はこのゼネストに前向きな姿勢を示した企業に、制裁金を科したり、行政指導を行なうなどの措置をとる可能性を示した。

■ゼネストで82人逮捕 Caracol Radioの記事
反政府ゼネストが行なわれている20日、国内ではすでに82人のデモ参加者らが逮捕されているという。人権についてのNGO団体が明らかにした数字だ。逮捕者のうち51人はカラカスとスリア州が占める。国内では4月以降、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求める反政府デモが続けられ、すでに96人が死亡している。

■フローレス氏「憲法改正は目的ではない」 Caracol Radioの記事
大統領夫人のシリア・フローレス氏は、政府が目指す憲法改正が「最終目的ではない」と語った。憲法改正発議にともない、この30日に制憲議会議員選挙が予定されている。しかし同氏は、憲法改正はあくまで手段で、政府の目的は「無政府主義」を終わらすことにあると述べた。4月以降、反政府デモが続いていることを念頭に置いた発言とみられる。

■メキシコ、制憲議会選挙中止求める Caracol Radioの記事
メキシコ政府はベネズエラに対し、30日に予定されている制憲(憲法)議会選挙の中止を求めた。同国外務省が異例の呼びかけを行なったものだ。16日に「反政府投票」が行なわれ、720万人もの人々が参加したことを客観的に評価し、政府が進めようとする憲法改正の手続きが国民の支持を得ていないとメキシコ外務省は指摘した。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ルゴ氏が入院 ABC Colorの記事
パラグアイの前大統領、フェルナンド・ルゴ氏が入院したという。20日昼前、体調不良を訴えアスンシオン市内の病院に向かい、そのまま検査入院したものだ。同氏は上院議会議長を現在勤めており、同議会の審議に影響が生じた。同氏は左派の立場で大統領に就任したが、醜聞が噴出し弾劾で失職した。

■不法入国の27人摘発 Caracol Radioの記事
ホンジュラス当局は、不法入国の27人を摘発した。同国南部で摘発したこれらの27人は、パスポートなど必要な書類を持っていなかった。米国を目指し移動中とみられ、その国籍はコンゴ共和国、カメルーン、ギニア、ガンビア、ナイジェリア、アンゴラ、そしてブラジルとパキスタンだ。今年だけで、同様の摘発は1572人にのぼる。

■女性3人、裸の抗議 Caracol Radioの記事
ホンジュラスの首都テグシガルパで、女性3人が裸で抗議行動をとった。この行動に出たのは活動家らの女性で、国内で女性が暴力の犠牲になっていることに抗議し、政府などに対応を求めたものだ。今年、すでに国内では200人の女性が犠牲になり、14時間に一人の女性が死亡している計算になる。



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