2017.07.23

【ボリビア】

■エボがいれば海は失わなかった Página Sieteの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、「100年前にエボ・モラレス大統領がいれば、海岸線は失わなかった」と述べた。ラパス県のタラコで語ったものだ。19世紀末の太平洋戦争で、ボリビアはチリに海岸線を奪われた。この喪失が、ボリビアの社会発展を大きく妨げたと分析されている。ボリビアは1904年の平和条約に基づき、チリに主権ある海岸線を求めている。

■エボ、バチェレと昼食会へ Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領と、チリのミチェル・バチェレ大統領は昼食会で同席したという。アルゼンチンのメンドサで、メルコスルのサミットが開催され、両首脳はともに参加している。ボリビアとチリは関係が極度に悪化しており、首脳会談は長期間開かれていない。今回のサミットで両首脳は挨拶を交わしたことが伝えられているが、昼食会では隣同士の席となった。

■ボリビア-チリ外相会談 El Díaの記事
フェルナンド・ワナクニ外相と、チリのエラルド・ムニョス外相との間の会談が、行なわれた。アルゼンチン、メンドサで行なわれたメルコスルサミットの場で実現したものだ。この25日にサンタクルスで、両国の陸路国境についての協議が行なわれるが、この件などを話し合ったという。関係が極度に悪化している両国間の、外相会談が行なわれるのは久しぶりだ。

■コロミ、封鎖解除 La Razónの記事
コチャバンバ県チャパレ地方のコロミの道路封鎖は、ようやく解除となった。コカ葉農家らが、政府のコカ葉政策への不満から、数日間にわたりコチャバンバとサンタクルスを結ぶ道路を封鎖していたものだ。この解除を受け、コチャバンバ、サンタクルス双方を発つバスの便が、数日ぶりに運転再開となっている。

■アルゼンチン国境封鎖は悪化 El Deberの記事
アルゼンチン国境の封鎖の状況は、さらに悪化している。タリハ県ヤクイバの国境橋が、地域の荷運び人らの社会闘争で封鎖されているものだ。封鎖開始から6日めとなり、この事態に業を煮やしたアルゼンチン側も、この橋の封鎖に踏み切った。物流、貿易の阻害から、地域は多額の経済損失を出していることが報告されている。

■黄熱病、5件に El Deberの記事
黄熱病の国内感染例は、5件となった。保健省が明らかにしたものだ。ラパス県ユンガス地方のカラナビでこれまで、4件の感染例が報告されていた。今回、新たにコチャバンバ県で感染例が報告されたという。国内では今年、チリの観光客の発症が伝えられて以降、すでにこの感染症で2人が死亡している。

■夫婦間でも強姦罪適用へ Página Sieteの記事
夫婦間でも強姦罪が適用されるよう、法の改正が検討されているという。ガブリエラ・モンタニョ下院議長が明らかにしたものだ。夫婦間で性的暴行があった場合は、強姦罪などは適用されない。しかしドメスティック・バイオレンス(DV)の広がりなど、家庭内の問題が多発する中、夫婦間でも適用されることを考えるべきと同議長は語った。

■パンド、水際対策強化 Los Tiemposの記事
パンド県警は、国境での水際対策を強化する。同県はブラジル、ペルー両国と長い国境を持つが、両国からの不法越境や、武器の持ち込みなどの案件が増加している。この取り締まりを強化するため、必要な車輛や機材を整えるなど、対策を強めるという。この強化について、国にも協力を求める。

■テレフェリコ委託は未定 La Paíaの記事
オルーロ県のビクトル・ウゴ・バスケス知事は、テレフェリコ(ロープウェイ)の委託問題はまったくの白紙であるとした。オルーロ市内ではサンタバルバラ山に至る観光用テレフェリコの整備が、資金不足などから空転している。県議会は、ラパスでテレフェリコを運営するミ・テレフェリコへの運営委託で工事を再開することを議決したが、同知事は態度を保留した。

■43%はこども3人以上 El Díaの記事
国内でこどものいる世帯のうち、こどもの数が3人以上なのは全体の43%だという。こどもについての世帯調査の結果だ。1~2人の世帯が57%と多い一方、こどもが5人以上いる世帯も8%にのぼる。国内では今もこどもの出生数が多い状態だが、全体としては漸減傾向にあるとされる。


【ペルー】

■教員社会闘争、14県に拡大 El Comercioの記事
教員による社会闘争は、14県に拡大したという。教育省が明らかにしたものだ。クスコ県の教員らが37日前、賃上げなどを求めた闘争に突入し、その後追随する動きが広がった。クスコ県ではマチュピチュへの鉄道封鎖が起き、プーノ県でも空港や幹線道路の封鎖が相次いでいる。これから迎える観光の繁忙期に、この社会闘争が翳を落とすおそれがある。

■パンアメリカン道、8月3日まで無料措置 El Comercioの記事
アレキパ県のパンアメリカン道の料金所の一部は、8月3日まで通行料を徴収しない。先週、サバンカヤ火山の活動によるマグニチュード6.3の地震が発生し、土砂災害でこの道路の一部が不通となっている。この事態を受け、アティコの料金所はこの日まで、無料開放されることになった。

■アレキパ空港、高需要続く Correo Perúの記事
アレキパのアルフレド・ロドリゲス・バリョン空港の航空便需要の高い状態は、続いている。先週発生した地震の影響で、パンアメリカン道が不通となり、リマへの交通が空路に限られる状態であるためだ。航空各社は増便対応しているが、航空運賃は大きく跳ね上がっている状態でもある。

■ピスコ輸出、9%減 El Comercioの記事
ブドウからつくる蒸留酒「ピスコ」の輸出は今年、昨年比で9%のマイナスとなっている。輸出業協会(Adex)が明らかにしたものだ。1~5月のピスコ輸出額は290万ドルと、昨年同期の310万ドルから20万ドル減った。Adexはこの減少は一時的なもので、年間を通せば回復できるとの見方を示している。


【チリ】

■ベネズエラでチリ女性逮捕 La Terceraの記事
ベネズエラで、チリ女性が逮捕されたという。同国の警察が明らかにしたものだ。カリブ海のマルガリータ島で、この50歳のチリ国籍の女性は、反政府デモに参加していた。女性は家族らとともに、14年間この島で生活しているという。現在カラカスのチリ大使館が、情報収集を進めている。

■タラパカ州で地震 BioBio Chileの記事
第1(タラパカ)州で22日朝2時29分頃、地震が起きた。観測機関によると震源はコリャワシ鉱山の南西64キロで、震源の強さはマグニチュード5.4、震源の深さは33キロだ。トコピーリャとキジャグアでメルカリ震度5の揺れがあったが、人や建物への被害はない。環太平洋造山帯に位置するチリは、世界有数の地震国だ。


【アルゼンチン】

■中北4州、イナゴで非常事態 El Diarioの記事
国の農業品質衛生局は、非常事態を発令した。出されたのはチャコ、フォルモサ、サンタ・フェ、サンティアゴ・デル・エステーロ州で、地域でイナゴの大群が発生したことを受けた動きだ。イナゴが農作物を食い荒らす被害が広がっており、地域では薬物を散布するなど対応が続いている。この非常事態は、8月31日までの期限となっている。

■商業施設で銃撃戦 La Nacionの記事
ブエノスアイレス州トルトゥギータスの商業施設で、銃撃戦があった。現場となったのはトルトゥガス・オープン・モールの駐車場だ。21日16時頃、駐車していた車輛を盗もうとした数人組が、警備員に対し発砲したという。この数人組は、この車に乗って立ち去っている。事件当時周囲には、多くの人がいた。

■競馬場近くが水浸し La Nacionの記事
ブエノスアイレス、パレルモの競馬場へのアクセス道が、水浸しとなった。22日朝に起きたこの事態は、街路に敷設されている水道管の破裂により起きたものだ。大量の水が吹き出し、ドレゴ通りが水没する事態となった。水道会社によると今のところ応急措置をとり、今後本格的な工事を行なうという。

■献血、差別なく受け入れへ La Nacionの記事
差別を取り扱う国の機関Inadiは、献血について差別なく受けつけるよう通達を出した。この6月末、男性が献血をしようとしたが、医療機関側はこの男性が同性愛者であることを理由に拒んだ。男性は不服としてこのInadiに訴えていた。医療機関側は何らかの感染症の可能性があると主張したが、男性は感染症などは負っておらず、差別的対応と認定した。


【エクアドル】

■キト、観光客輸送226社 El Comercioの記事
キトでは、観光客の輸送にあたる業者が、実に226社もあるという。エクアドルは政府を挙げて、観光振興に取り組んでおり、首都キトは中心部がユネスコ世界遺産に登録され、この観光業を牽引する存在だ。これらの226社が保有する、バスなどの専用車輛の数は1409台にのぼる。市内はこれから8月にかけ、観光の繁忙期を迎える。


【コロンビア】

■北サンタンデール、口蹄疫流行地 Caracol Radioの記事
ベネズエラ国境に近い北サンタンデール県で、口蹄疫が局地的に流行しているという。国内ではこの6月、アラウカ県で口蹄疫が発生し、行政はこの封じ込めに力を入れている。こうした中、ククタ郊外のサンファウスティノ農場で、口蹄疫の流行が牛の間に起きていることが明らかになった。行政側は同農場の牛の大量処分を行なっている。


【ベネズエラ】

■ベネズエラ、2つの政府 El Paísの記事
ベネズエラはあたかも、2つの政府を持つかのような状態だ。ニコラス・マドゥロ政権に対し、野党が圧倒的多数を占める議会がそれぞれ、国を分断した状態となっている。この16日には野党が「反政府投票」を実施し、実に760万人が参加するなど、議会側を多くの国民が支持する状況にある。

■マドゥロ、中国とロシアに視線 El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、中国とロシアに視線を向けている。マドゥロ政権が意図する憲法改正を批判し、米国のドナルド・トランプ政権がベネズエラに対する経済制裁の可能性に触れた。マドゥロ大統領はこの発言に反発し、「制裁発動後」を見据えて、中国、ロシア両国との関係強化に意欲を示している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メルコスル、再生の誓い El Paísの記事
アルゼンチン、メンドサで開催されたメルコスルのサミットは、この経済ブロックの経済再生を誓った。今回のサミットでは、ベネズエラ問題やブラジルの政情不安が翳を落としたが、欧州連合(EU)やアリアンサ・デ・パシフィコ(太平洋同盟)との新たな連携の模索など、経済面で前向きな協議も行なわれた。議長のマクリ大統領も、この結果を前向きに評価している。

■メキシコ、この10年で殺人最大 El Paísの記事
メキシコではこの6月、月間としてはこの10年でもっとも多い殺人件数だった。政府機関が明らかにしたもので、この月に国内で発生した殺人は2234件だったという。この数は5月の2191件よりも43件多い。今年上半期の殺人件数は1万2155件と、昨年同期に比して30%もの増加となっている。

■パンディージャの対警察暴力が増加 Telesur TVの記事
エルサルバドルでは、「パンディージャ」による警察に対する暴力が、増加している。パンディージャは麻薬カルテル、犯罪組織のメンバーで、同国ではこの台頭が治安面に大きな不安をもたらしている。今年に入り、このパンディージャらによる暴力で命を落とした警察官は、すでに13人に達しているという。

■ペレ氏の息子、有罪 El Paísの記事
ブラジルのフットボールのレジェンド、ペレ氏の息子に再び、有罪判決だ。ブラジル、サンパウロ州のサントスの司法が、この息子に対して13年の刑を言い渡したものだ。薬物取引にからむ現金の違法輸送などの容疑で、逮捕されていた。この息子は以前にも、同様の容疑で有罪判決を受けている。

■ブラジル、集団脱走 Caracol Radioの記事
ブラジル、アクレ州の刑務所で、受刑者らの集団脱走が起きた。22日、この事態が起きたのはボリビア国境に近い同州のクルゼイロ・ド・スール刑務所だ。騒ぎを起こした末、受刑者16人が施設から逃げ出したという。この施設では、壁が壊されるなどの事態が6月以降、相次いでいた。

■国外退去、36%減 Caracol Radioの記事
ホンジュラスから国外退去の処分を受けた不法入国外国人は今年、前年比で36.3%減少した。同国の移民局が明らかにしたものだ。この上半期の退去処分者は2万5048人で、昨年同期の3万9341人から1万人以上減っている。北米を目指す違法移民が、国内を通過する事例が多く、近年この摘発件数は増加傾向にあった。



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