2017.07.27

【ボリビア】

■エボ、チリとの新しい関係を歓迎 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、チリとの「新しい関係」を歓迎した。25日、ボリビアとチリは2009年以来となる国境協議を実施し、協定書に調印した。海岸線問題を受け両国関係が極度に悪化する中、こうした協議が成功したことについてモラレス大統領は「新しい関係」と表現し、これを歓迎した。

■エボ、個別会談で気を遣う La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、個別の首脳会談で最大限「気を遣った」という。先週末、アルゼンチンでメルコスルのサミットが行なわれ、モラレス大統領はアルゼンチン、ブラジル、パラグアイの大統領と個別の会談を行なった。右派政権の各国は、メルコスル正規加盟を目指すボリビアの政治的イデオロギーの違いを気にかけており、モラレス大統領はこの点に気を配ったことを明らかにした。

■8月下旬に鉄道サミット La Razónの記事
ミルトン・クラロス公共事業相は、8月下旬に「鉄道サミット」を開催することを発表した。ボリビアは、国内鉄道網を活用し、ペルーの太平洋岸とブラジルの大西洋岸を結ぶ大陸横断鉄道を整備する計画を進めている。各国の理解が進む中、関係各国の首脳や高官を招いた会議を、国内で行なうという。時期と場所については、現在調整中とした。

■ピライ川に小型機墜落 El Deberの記事
サンタクルス県を流れるピライ川に、小型機が墜落した。現地当局に26日朝、通報が入ったもので、現地に向かった民間航空局の職員がこの機体を確認した。死傷者はおらず、機体は転覆したままうち棄てられた状態だった。現場はアクセス困難地で、墜落に至った経緯などについて、調べが進められている。

■イシボロ・セクレ道、議論再燃へ El Deberの記事
イシボロ・セクレ国立公園内を通る道路建設の是非をめぐる議論が、再燃しそうだ。エボ・モラレス大統領が指示したものだ。この道路はコチャバンバ県のビジャ・トゥナリとベニ県のサンイグナシオ・デ・モクソスを結ぶもので、将来的に大陸横断道の一部になる。しかし手つかずの自然を破壊することになり、地域のインディヘナ(先住民)コミュニティが、こぞって反対している。

■ヤクイバ国境道、再開 El Deberの記事
タリハ県ヤクイバのアルゼンチン国境橋の通行が、再開された。荷運び人の社会闘争で9日間にわたり封鎖され、トラックなどの輸送が絶えていた。政府側がこの交渉に応じ、封鎖そのものが解除されるに至ったものだ。政府と荷運び人のコミュニティ側は、8月2日までに結論を出すことを目指している。

■アチャカチ闘争は激化 Página Sieteの記事
ラパス県ティティカカ湖畔のアチャカチの社会闘争は、激化している。この町では市民団体などが、首長の辞任を求めてこの5月に社会闘争に入った。この動きは鎮静化していたが、ここに来て再び熱を帯びている。首長側が、この闘争を指揮した自治会のメンバーを自宅軟禁としたことに、強い反発を示したものだ。

■コビッハ、対中国企業の闘争 El Díaの記事
パンド県都コビッハでは、中国企業に対する社会闘争が起きている。「Harzzone」社が、ボリビアの労働者に対し高圧的、差別的対応をしたことが報じられた。これを受けコビッハとベニ県のリベラルタを結ぶ道路が封鎖され、この中国社の国内操業を停止することを求める動きとなっている。

■オルーロ-コチャバンバ道、通行制限 La Razónの記事
オルーロとコチャバンバを結ぶ道路について、ボリビア道路管理局(ABC)は通行制限の実施を発表した。カラコリョとコンフィタルを結ぶ区間について、28日の一定時間、通行を規制するという。この道路区間は4車線化工事が進められており、この工事にともなう措置だ。該当時間帯にこの区間を通るバスの便などに、影響が及ぶ見通しだ。

■牛の大量死、原因はマダニか Correo del Surの記事
チュキサカ県のマチャレティで牛250頭が死んだのは、マダニが原因と考えられるという。7月10日以降、この地で飼育されている牛が次々と死んでいるとの報告が県側にあった。調べた結果、マダニに刺されたことにより感染症にかかり、これらの牛が死んだ可能性が高いと判断された。県側は周辺地域にも、注意を呼びかけている。


【ペルー】

■マチュピチュへの列車、また封鎖 El Comercioの記事
クスコ県オリャンタイタンボと、マチュピチュ遺跡を結ぶ列車が25日、また封鎖された。県内の教員の組合が賃上げなどを求め、40日以上にわたり社会闘争を続けている。この教員らが、オリャンタイタンボ付近の線路を封鎖したものだ。ペルーレイルはポロイ駅とマチュピチュの間の運転を見合わせた。この封鎖で、観光客に大きな影響が出ている。

■アヤクチョでは空港封鎖 El Comercioの記事
アヤクチョでは26日、空港が封鎖された。教員らの社会闘争により、空港へのアクセス道路が封鎖されたことを受け、安全性などからLATAM、ペルービアン、LCペルーの各社は同空港への便を全面的に休止した。クスコ県で始まった教員闘争は国内13県に波及しており、この日はフニン県でも道路封鎖が行なわれている。

■テレフェリコ、運用時間変更 El Comercioの記事
アマソナス県のクエラップ要塞に向かうテレフェリコ(ロープウェイ)の運用時間が変更された。運営側によると、この運用は朝8時から16時までとなったという。28日のパトリアス祭連休には、多くの人がこの観光地を訪れるとみられる。3月に開業したこの国内初のテレフェリコの人気も高く、チケット販売制限も実施されているという。

■ロレト県でM5.2の地震 Perúsの記事
ロレト県で26日15時59分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はコンタマナの西84キロで、震源の強さはマグニチュード5.2、震源の深さは115キロだ。この地震による人や建物への被害報告はない。国内ではコスタ(海岸)地方で地震が多いが、アマゾン地方でも時折、地震が起きている。


【チリ】

■若年向け移民ビザ導入へ La Terceraの記事
ミチェル・バチェレ大統領は、18歳以下の若年向けの移民ビザを創設することを明らかにした。チリに移民する多くの外国人は、移民ビザを取得する。新たに導入されるこのビザは、持つ人がチリの社会保障などを国民と同様に受けることができるものだ。こどもなど若年層の権利擁護のため、導入することを決めたという。

■サンティアゴにスモッグ注意報 BioBio Chileの記事
サンティアゴ都市圏に26日、スモッグ注意報が出された。市側のモニターによると、大気汚染の状況がこの日、悪化したという。風向きなどの影響で、上空空気が入れ替わらなくなったためとみられる。この時期、農業層が野焼きを行なうことが多く、また暖房にまきが使用されることも大気の状態を悪化させている。


【アルゼンチン】

■不明小型機、捜索続く Infobaeの記事
パラナ川のデルタで不明になった小型機の捜索が続いている。ブエノスアイレスのサンフェルナンド空港を発ち、フォルモサに向かったこの小型機が消息を絶ったものだ。アエロパルケの航空管制によると、離陸から5分後にこの機はレーダーから消えたという。この機は三菱製の双発機で、不時着か墜落している可能性が高いとみられる。

■トランビア設備、解体へ La Nacionの記事
ブエノスアイレス、プエルト・マデーロのトランビア(路面電車)設備は、解体される。ネストル・キルチネル政権時に整備されたこのトランビアは、既存鉄道に停留所が設けられたものだ。しかし利用低迷で2012年に運休し、そのまま放置されてきた。停留所などは撤去され、使用されていた車輛はオランダに引き取られるという。

■イナゴ被害、拡大 Analísisの記事
国内でのイナゴ被害が、むしろ拡大している。農業行政は、イナゴの大群が発生したとしてフォルモサ、チャコ、サンタ・フェ、サンティアゴ・デル・エステーロの4州に非常事態を発令した。薬剤散布などによる抑え込み作業が進められているが、被害範囲はむしろ拡大しているという。農業省は1964年、省内に「イナゴ対策局」を置いている。

■ロサリオ空港、霧の影響 El Ciudadanoの記事
ロサリオの空港は26日、濃霧の影響を受けた。朝7時の段階で視界は300メートルだったが、その後事態は悪化し10時半時点では100メートルを切った。このため滑走路を一時閉鎖せざるを得ず、便の離着陸が休止された。同空港では通常、800メートルの視界が必要とされるという。到着便の多くは、ブエノスアイレスの二つの空港に迂回した。

■ポサーダスで大量マリファナ La Nacionの記事
ミシオネス州都ポサーダスで、大量のマリファナ(大麻草)が摘発された。州警察によると、輸送中のトラックを調べたところ、およそ1トンものマリファナが見つかったという。ミシオネス州が国境を接するパラグアイでは、密輸用のマリファナが大量に栽培されている実態があり、同国から持ち込まれた可能性が高いとみられる。

■AR、新記録更新 Mendoza Onlineの記事
アルゼンチン航空は、一日の利用客数の新記録を更新したという。この24日、同社便を利用した人の数は4万1417人と、67年の歴史の中でもっとも多かった。同社は今年4月17日に4万1157人の新記録を打ち立て、今月17日に4万1176人に更新したばかりだった。国営化された同社は現在、地方路線の拡充などを進め、便数などが飛躍的に増えている。


【エクアドル】

■アンバト-グアランダ道で土砂災害 El Universoの記事
アンバトとグアランダを結ぶ道路の、サンイシドロ付近で25日午後、土砂災害が起きた。前夜の大雨で地盤が緩んだことによるとみられ、この事態で土砂に道路が塞がれ、同区間の通行ができなくなっている。この土砂災害に乗用車1台が巻き込まれたが、乗っていた人は車外に逃れ無事だった。復旧作業が続いているが、地域農産物の出荷などに影響が残っている。

■レベンタドール火山が活発化 El Comercioの記事
キトから90キロ、ナポ県とスクンビオス県の境にあるレベンタドール火山が、きわめて活発になっている。観測機関によると現在、この火山は一日当たり20~50回の火山性の爆発を起こしているという。今後この火山灰が、周辺コミュニティに降るおそれがあると警告した。この火山は標高3562メートルで、2002年に大きな噴火を起こして以来、噴火活動が繰り返されている。


【コロンビア】

■ベネズエラ、国産牛肉類禁輸 Caracol Radioの記事
ベネズエラ政府も、コロンビア産牛肉や乳製品などの禁輸措置を発動した。この6月、アラウカ県で口蹄疫が発生し、さらにベネズエラ国境の北サンタンデール県でも発生が確認されている。こうした事態を受け、国内の畜産業を守るため、この措置をとったものだ。ベネズエラは国境での検疫体制も強化した。

■路上のケンカで罰金 Caracol Radioの記事
カルタヘナの道路上で取っ組み合いのケンカをした男2人に対し、交通行政は罰金を科した。24日朝、レアル・デ・エスピナル通りでこの男らは、車同士のトラブルからケンカになり、路上で繰り広げた。この影響でほかの車輛の往来を妨害したとして、交通行政が罰金の処分を言い渡したものだ。


【ベネズエラ】

■コロンビアへの脱出者が激増 El Paísの記事
コロンビアに脱出するベネズエラ国民が、激増している。国内では反政府デモが相次ぐが、この30日にはニコラス・マドゥロ政権による憲法改正のための制憲議員選挙が行なわれる。さらなる混乱が予想されることから、コロンビアに一時身を寄せようとする国民が増えているとみられる。コロンビア側は、国内在住ベネズエラ人が現在、30~35万人にのぼると推定している。

■ロペス氏「町に出よ」 El Paísの記事
在宅逮捕中の野党指導者、レオポルド・ロペス氏は、国民に対し「町に出よ」と呼びかける動画を公表した。同氏は2014年に反政府デモの責任を問われて14年の刑を受けていたが、今月突然在宅逮捕に切り替えられた。30日の制憲議員選挙に向け、国民に対し政府への抵抗運動を続けようと呼びかけたものだ。

■反政府デモ、また死者 Caracol Radioの記事
反政府デモでまた、死者が出た。この26、27日の両日は野党の呼びかけにより48時間ゼネストが行なわれており、多くの国民が各地でデモに参加した。メリダ州ではデモ隊に対する治安部隊の鎮圧行動で、30歳の男性が死亡したという。4月から続く反政府デモによる死者数は、すでに100人を超えている。

■カラカス、選挙前のバリケード El Comercioの記事
カラカスの一部では、街路のバリケード封鎖が行政側により行なわれている。この30日、ニコラス・マドゥロ政権の発議による憲法改正を審議する制憲議員選挙が行なわれる。この混乱を避けるため、中心部の街路の一部などが封鎖され、人や車輛の進入ができなくなっている。国内ではこの日、野党呼びかけによるゼネストが始まっている。

■米国、13項目の制裁を準備 El Universoの記事
米国はベネズエラに対し、13項目の制裁を準備している。ドナルド・トランプ政権は、ニコラス・マドゥロ政権が進める憲法改正は同国の独裁化を強めるとして、中止を求めている。しかし政府はこの30日の制憲議員選挙を予定通り進める姿勢で、米国は経済制裁の実施などを示唆していた。すでに13項目の制裁発動の準備に入っているという。

■13か国が改正中止を求める Caracol Radioの記事
ベネズエラ政府に対し、13か国が憲法改正手続きの中止を求めている。ニコラス・マドゥロ政権が進めるこの改正により、独裁化が進むことを各国は懸念している。中止を求めているは米国やメキシコ、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、チリといった国々だ。また米州機構のルイス・アルマグロ総裁も繰り返し、中止を求める発言をしている。

■アビアンカ、休止を決断 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空が、ベネズエラ路線の休止を決断した。同社は8月16日まででボゴタ-カラカス線、リマ-カラカス線を休止することを明らかにした。すでにこの決定をベネズエラの航空当局側にも通知済みだという。同社のベネズエラ路線休止は、運航を開始したこの60年間で初めてだ。ベネズエラ路線については、米国のユナイテッド航空も休止したばかりだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ウルグアイ、マリファナ供給増 El Paísの記事
ウルグアイの薬局では、商品マリファナ(大麻草)の供給が増やされた。国内ではこの19日から、登録を受けた16の薬局店頭でのマリファナ販売が始まった。しかし各店とも人気が高く、すぐに売り切れになる状態だ。このため行政側は供給量を増やし、需給バランスをとる努力を続けている。購入できるのは事前登録した人で、月あたり40グラムが購入上限だ。