2017.07.30

【ボリビア】

■アチャカチ、封鎖再開 El Deberの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチでは、道路封鎖が再開された。この町では5月にかけ、首長の辞任を求める社会闘争が市民間で起きていた。この動きが再燃し、ラパス県警はこの指導者らを拘束するに至った。しかし市民グループらは、介入や拘束に反発し、再び封鎖を開始した。この町では8月7日に軍のパレードが予定されているが、開催が危ぶまれている。

■ブラジル道、封鎖へ El Deberの記事
サンタクルス県のブラジル国境道が31日から、封鎖されるという。パイティにある鉱山の労働組合の120人が、この日からの社会闘争突入を通告したものだ。労働者としての権利擁護や、鉱山を運営するパイティティ社に対する要求が理由だ。労働組合連合COBの県組織側は、この労働組合の主張を支持した。

■エボ「デモを国際法廷へ」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、ベネズエラの反政府デモ行動を、ハーグの国際司法裁判所に提起するべきと述べた。ベネズエラでは4月以降反政府デモが続けられ、30日の制憲議員選挙を前に緊張が高まっている。モラレス大統領はこうしたデモが国家反逆にあたるとして提起すべきと述べた。しかしボリビア国内でも、ベネズエラ政府側を支持する人は多数とは言えない。

■エボ「コカ葉法は2地域を守る」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、コカ葉の新法制は生産2地域を守るものだ、と述べた。アンデス原産のコカ葉はコカインの原料になることから、その生産や流通は法で規制されている。この新法制を政府は準備しているが、2大生産地であるラパス県のユンガス、コチャバンバ県のチャパレ両地方では反発が広がっていた。

■アルゼンチン、牛乳指導 La Razónの記事
アルゼンチンはボリビアに、牛乳を「指導」する。ボリビア通商機構(IBCE)によると、アルゼンチンから生乳生産の専門家を招き、国内生産現場での指導を仰ぐ。国内でも牛乳が生産されているが、アルゼンチンなど周辺国に比して、生産性が低い現状にある。この改善を図るため、招聘を行なうものだ。

■タリハ、ガス生産増 La Razónの記事
タリハ県からの天然ガス産出が、増加しているという。天然ガス輸出開発局のカルロス・トリコ局長が明らかにしたものだ。2005年時点の同県の産出量は一日当たり2300万立方メートルだったが、現在は4000万立法メートルに増えた。新たな天然ガス田開発や、生産体制の強化が功を奏したと同局長は語る。

■コパカバーナ、水道改善 La Razónの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町コパカバーナでは、水道の改善事業がスタートする。環境・水省のカルロス・オルトゥニョ大臣が明らかにしたものだ。地域の水道の質の向上を図るものだ。この町の水道システムは50年が経過し、水道管などの交換時期を迎えつつあるという。6700人の市民だけでなく、この町を訪れる多くの観光客にも利すると同大臣は指摘する。

■国境、柑橘類警戒 La Patríaの記事
オルーロ県の2つの国境では、柑橘類に対する警戒が高められた。国内産のオレンジやミカンは、カンキツグリーニング病(HLB)の発生で輸出が規制されていたが、「フリー宣言」が出され解禁された。チリ国境のタンボ・ケマード、ピシガの国境では、再びこの病害が国内に流入しないよう、水際での警戒態勢が強化された。

■テレフェリコ、杜撰な計画 La Patríaの記事
オルーロのテレフェリコ(ロープウェイ)計画の「失敗」の原因は、杜撰な計画だった。市内中心部とサンタバルバラ山を結ぶ観光用テレフェリコの建設は、資金涸渇で停止した状態だ。この背景に、予算計上の上での計画の杜撰さがあり、予算の膨張に耐えられなくなったためと判明した。この工事再開に向け、県側は国に支援を求める方針だ。

■エルアルトの病院、診療停止か Página Sieteの記事
エルアルトのオランデス病院が近日中に、診療停止に追い込まれる見通しだという。病院側が29日、明らかにしたものだ。薬価などのコスト支払いが滞り、診療を停止せざるを得ない状況に追い込まれたという。すでに同病院の入院患者らへの影響が生じ始めており、病院側は患者らの転院先の確保を求めている。


【ペルー】

■パンアメリカン道、30日再開 El Comercioの記事
アレキパ県内のパンアメリカン道は、30日に通行が再開される。先週、カイリョマ郡のサバンカヤ火山の活動の影響で、M6.3の地震が発生した。この揺れによりアティコでは複数個所で土砂災害が生じ、道路の通行ができなくなっていた。県と交通通信省が復旧工事を進め、当初予定の28日から2日遅れたものの、この日に通行再開となるという。

■地震、629回 Perú21の記事
ペルーでは今年1月から7月28日までに、629回の地震が発生しているという。地質機構が明らかにした数字だ。環太平洋造山帯に位置するペルーは、世界有数の地震国だ。今年発生した地震のうち、身体に感じたものは193回となっている。先週にはサバンカヤ火山の活動によるM6.3の地震がアレキパ県であり、道路不通などの被害が生じた。


【チリ】

■アリカ-タクナ列車に投石 BioBio Chileの記事
北端のアリカからペルー南端のタクナに向かう列車に、石が投げられたという。走行中の車輛の運転席にめがけ、男が石を投げたもので、フロントウインドウに小さな穴が開いた。車内には50人の乗客がいたが、負傷者などはない。通報を受け駆けつけた警察により、石を投げた男は拘束されている。

■プンタ・アレーナスでゼノフォビア BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州のプンタ・アレーナスで、ゼノフォビア(外国人憎悪)による暴力事件が起きた。コロンビア国籍の17歳の少年が、地域出身の17歳の少年に暴行を受け、重傷を負ったものだ。今月19日に市内で起きたこの事件を受けた裁判で、検察側は暴行をはたらいた少年に5年を求刑している。


【アルゼンチン】

■中央銀、為替に介入 La Nacionの記事
中央銀行が、およそ1年半ぶりに、為替に介入したという。28日、通貨ペソが下落し、1ドルが17.82ペソとなった。今月初めて、17ペソ台を記録したばかりだが、早くも18ペソ台を見据えた値動きとなっている。こうした中央銀行は、下落一方の動きを止めようと為替相場への介入を実施したことが明らかになった。ブエノスアイレス市中の両替店では、18ペソ台の表示が見られている。

■不明機の一部を発見か Cronicaの記事
パラナ川のデルタ地域で不明になっている小型機の一部が、発見されたとみられる。民間航空局が明らかにしたもので、確認作業に入ったという。ブエノスアイレスのサンフェルナンド空港を発ち、フォルモサに向かった三菱製双発機が、離陸直後にレーダーから消えたものだ。デルタ地域ではウルグアイ空軍機を含めた50機が、空から捜索を行なっていた。

■バラカス、コレクティーボ事故 La Nacionの記事
ブエノスアイレスのバラカスで、コレクティーボ(路線バス)同士の事故が起きた。28日18時51分頃、モンテス・デ・オカ通りとイリアルテ通りの交差点で、24番のコレクティーボに、74番のコレクティーボが追突したものだ。この事故で20人が負傷し、このうち2人は重傷だという。現在、事故原因の調べが進められている。

■イグアス-フランコ、9月から Misiones Onlineの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスと、パラグアイのフランコ港を結ぶ渡し船が、この9月から運航されるという。3国国境の同エリアでは、イグアスからパラグアイに向かうルートは、やや遠回りだ。しかしこの渡し船が実現すると、短時間でシウダー・デル・エステとの間の往来が可能になる。この渡し船は、車輛も搭載できるという。


【エクアドル】

■モレノ大統領「経済危機にある」 Caracol Radioの記事
レニン・モレノ大統領は28日、エクアドルが「経済危機にある」と宣言した。対外債務の支払いに迫られる中、原油安や生産抑止による歳入の減少などで、国家財政がきわめて厳しい状況に立たされていると語ったものだ。国内では6月から、日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)の税率が2ポイント上げられている。

■グアヤキル空港、一時休止 El Comercioの記事
グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港は29日、朝8時から15時まで閉鎖された。滑走路のメンテナンス作業のためとられた措置で、この間の便は休止またはキトへ迂回している。またこの時間、朝9時15分にM7.1の地震が発生したとの想定で、避難訓練が職員らを対象に行なわれた。

■入国ベネズエラ人、一日2千人に El Universoの記事
コロンビア国境のルミチャカから、入国するベネズエラ国民がこの数日、一日あたり2千人に達しているという。ベネズエラの混乱を受け、国外に移民または一時避難するベネズエラ国民が増えていることが指摘される。ルミチャカから入国するベネズエラ人の多くは、このまま陸路でペルーやチリを目指しているとみられる。


【コロンビア】

■鉱山で爆発、6人死亡 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のブリティカにある鉱山で爆発があり、坑内にいた労働者ら6人が死亡した。この事態が起きたのはロス・モロス金鉱山だ。死亡した6人の遺体は、すでに収容されている。当局側の調べで、この爆発は人為的に起こされたことか明らかになった。違法操業鉱山の労働者が、「テロ」を行なった可能性が高いという。

■コンビアサは休止せず Caracol Radioの記事
ベネズエラの国営航空会社コンビアサは、メデジン路線を休止しないと断じた。コロンビア最大手のアビアンカ航空がこの27日、ベネズエラ路線の全面休止を決めた。このため国内とベネズエラを結ぶ航空路線が「供給不足」に陥っているが、同社はメデジンとマルガリータ島を結ぶ路線を、これまで通り運航する、とした。


【ベネズエラ】

■国内、緊張高まる El Paísの記事
国内の緊張度は、最高潮となっている。30日国内では、制憲議員選挙が行なわれる。ニコラス・マドゥロ政権はすべての有権者に投票を義務づけ、同時に抗議デモなど一切を禁じる措置をとった。表面的に静かな状態だが、野党やその支持者らは抵抗運動を捨てたわけではない。状況によっては一触即発の状態になりかねない事態だ。

■Unasurは「不在」 El Universoの記事
今回のベネズエラ危機に対し、南米諸国連合(Unasur)は存在感を示せていない。Unasurは南米12か国によるブロックで、将来的に欧州連合(EU)のような政治、経済の統合を目指す機関だ。しかし今回の対ベネズエラ政策では、親政権側と反政権側にくっきりと分かれ、組織としての意思統一が図れない状態にあり、問題を傍観するしかない状態だ。

■モンテビデオで反政府デモ El Paísの記事
ウルグアイの首都モンテビデオで、在留ベネズエラ国民らが反政府デモを行なった。30日の制憲議員選挙を前にニコラス・マドゥロ政権はスト禁止を命じ、4月以来続いていた反政府デモは国内では止んでいる。しかしウルグアイ在住のベネズエラ国民らが、この「意思」を継ごうと29日、市内でデモを行なった。この前日には米国、マイアミでも同様のデモが行なわれていた。

■野党側、対話を拒絶 Caracol Radioの記事
野党側は、ニコラス・マドゥロ政権が呼びかけた「対話」を拒絶した。30日の制憲議員選挙を前にマドゥロ政権は、国内でのデモすべてを禁止するとともに野党側に「平和的解決」のための対話を呼びかけた。しかし野党側は、憲法改正とそのための選挙を強行する中で、対話を行なう信頼性は損なわれているとして、これを拒絶する姿勢を示した。

■選挙結果の「無視」を求める El Comercioの記事
野党が圧倒的多数を占める議会は、国際社会に対し30日の制憲議員選挙の結果を「無視」することを求めた。ニコラス・マドゥロ政権が憲法改正のために強行しようとしている選挙だ。議会効力を弱め、独裁体制を強めるための意図が背後にある。議会は国際社会にこの無視を求め、国民を支援するよう訴えた。この求めにパナマ政府は、「結果を認めない」との姿勢を示した。

■イベリア、臨時欠航 El Universoの記事
スペインのイベリア航空は30日、カラカス線を臨時に欠航する。制憲議員選挙をめぐる混乱から、ベネズエラ国内が「デリケートな情勢」となっていることを受け、欠航を判断した。同社によると今の時点で、マドリード-カラカス線の再開は8月2日になるという。同様にエールフランスもパリ-カラカス線を30日から8月1日まで運休する。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、身障者の要求 Caracol Radioの記事
パラグアイの身体障碍者らが、「平等」を求める声を上げた。アスンシオンで身障者の権利に関する委員会が行なわれた。この場では、パラグアイの政治、社会システムが必ずしも身障者の社会参画を保証していないことが強く訴えられている。身障者らは「この国では差別は横行していないが、社会参加の機会が少ない」との結論を出した。



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