2017.08.08

【ボリビア】

■スト決行の中軍パレード Erbolの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチでは7日、軍のパレードが行なわれた。独立記念日の翌日に行なわれるこのパレードの今回の実施は、危ぶまれていた。アチャカチでは首長の辞任を求める社会闘争が続き、道路封鎖などが繰り返されている状態だったためだ。それでもエボ・モラレス大統領参列のもと、パレードは実施された。

■帝国主義からの防衛を La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、軍に対して「帝国主義の脅威からの防衛」を求めた。独立記念日の翌日である7日、ラパス県のアチャカチでは軍のパレードが行われ、モラレス大統領も参列した。この挨拶でモラレス大統領は、帝国主義の脅威が国内に迫っており、その防衛の準備の必要があると述べた。米国を念頭に置いた発言とみられる。

■エボ、広島に触れる El Deberの記事
エボ・モラレス大統領は6日、ツイッターを通じて「広島」に触れた。6日はボリビアの独立記念日だが、同時に広島に原爆が投下された日でもある。モラレス大統領はこのツイートで、核兵器が人道的脅威であることに触れ、今もこの原爆投下を「歴史上必要だった」と位置づける米国の姿勢を批判した。モラレス大統領が広島の原爆記念日に言及するのは、初めてとみられる。

■アチャカチ、無期限ストへ Página Sieteの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチの市民らは、無期限ストライキ突入を宣言した。市民グループなどはこの5月から、首長の辞任を求めた社会闘争を続けている。この闘争が7月以降に再燃、激化していたものだ。この町では7日に予定されていた軍のパレードは決行されたが、市民グループ側は今後も闘争を継続する姿勢をあらためて示した。

■WHOは道路建設を支持 Página Sieteの記事
世界保健機関(WHO)は、イシボロ・セクレ国立公園を通る道路の建設を支持した。将来的に大陸横断道の一部となるこの道路建設方針を政府は固めたが、地域で伝統的生活を踏襲するインディヘナ(先住民)らが強い反発を示している。しかしWHOは、この地域の人々が医療を受ける機会を確保するためにも、道路が必要との見方を示した。

■元日本大使が死去 El Deberの記事
日本大使を務めたホアキン・ダドウブ氏が死去したという。家族が明らかにしたもので、同氏は7日朝8時30分、サンタクルス市内で息を引き取った。同氏はカルロス・メサ政権時代の2004年に日本大使の任を受け、2007年まで在東京大使館に勤務した。同氏の葬儀は9日にサンタクルスで行なわれるという。

■外貨準備、増加に Página Sieteの記事
ボリビアの外貨準備高は今年上半期、増加に転じた。エボ・モラレス大統領が明らかにしたものだ。6月末時点の外貨準備は103億3300万ドルだったという。半年前の2016年12月末時点の100億8100万ドルから、2億5200万ドル増えたことになる。この額は2014年の151億2300万ドルをピークに、減少に転じていた。

■無免許中国人が事故、その後逃亡 Página Sietteの記事
無免許運転の中国人がベニ県で死亡事故を起こし、その後逃亡したという。6日朝、サンタ・ロサで乗用車に轢かれた歩行者が死亡する事故が起きた。警察に拘束されたのは中国籍の、観光で入国した男だった。しかしその後この男は、パスポートなどを残したまま逃亡したという。

■オルーロ、犬センソ実施へ La Patríaの記事
オルーロ市では犬の「センソ」(国勢調査)が実施されるという。市側が明らかにしたもので、市内の家庭で飼われる犬と、野犬の数を把握することが目的だ。インディヘナ(先住民)の伝統的習慣で、犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が高い一方、市内では狂犬病の発症数が激増している。先月末には市内で、狂犬病の犬が22人を襲う事故も起きていた。

■オルーロ、寒さは9月まで続く La Patríaの記事
オルーロではこの寒さが、9月まで続くという。オルーロの気象機関が明らかにしたものだ。現在冬の寒さのピークを迎え、オルーロ市内では朝の最低気温が氷点下になることもある。気象機関はこの冬の寒さは例年並みで、強い冷え込みは9月まで継続するとの見方を示した。オルーロは国内9つの県都の中で、冬の寒さがもっとも厳しい町の一つだ。



【ペルー】

■5県で教員ストが激化 El Comercioの記事
国内5つの県で、教員ストライキが激化した。7日、クスコ、アヤクチョ、プーノ、アンカッシュ、ランバエケの各県で、教員らがストを激化させ、道路封鎖などを実施した。この5県ではこの日、授業は行なわれず、8日以降についても不透明となっている。クスコ県ではすでに2か月近くにわたり、賃上げなどを求めた教員ストが続いている状態だ。

■5月の航空利用、新記録 Perú21の記事
この5月の国内空港を発着する航空便の利用は、過去最高となったという。交通通信省が明らかにしたもので、とくに国際線の利用は84万5814人と、前年同月比で14.94%の増加となった。チリのサンティアゴ、コロンビアのボゴタ、アルゼンチンのブエノスアイレス線の利用が伸びた。国内線の増加は0.4%となっている。

■チョコレート、2銘柄のみか El Comercioの記事
国内で販売されるチョコレートは、わずか2銘柄のみとなる可能性がある。現在、農業省が計画している新たな基準が、論争を引き起こしている。同省は、健康効果が高いとされるカカオ含有量の高いもののみを「チョコレート」と表記することを検討している。基準となる35%以上の含有量の量産商品は、国内ではわずか2銘柄だけだという。

■中央道でバス事故 Perú21の記事
リマと中央アンデスのワンカヨを結ぶ中央道で7日午前1時半頃、バス事故が起きた。トゥリスモ・セントラル社の便が、フニン県ヤウリの区間で衝突事故を起こし、路上に横転したものだ。この事故で29歳男性と41歳女性の2人が死亡し、33人が負傷している。負傷者らはラ・オロヤの病院に運ばれている。


【チリ】

■13日から夏時間 BioBio Chileの記事
国内ではこの13日から、夏時間に移行する。資源の有効活用を目的に、日照時間が長い期間は時制を冬時間から、1時間早めるものだ。本土では13日午前0時に時計の針を一時間進め、午前1時とする。かつては9月中旬からの実施だったが、現在は8月からの実施となり、今回の夏時間は来年5月12日まで継続する。

■アタカマでバス事故 BioBio Chileの記事
第3(アタカマ)州でマイクロバス同士の衝突事故が起きた。現場となったのはワスコのバジェナールに向かうC46号道路だ。ケブラダ・オンダで乗客を乗せたバス同士が衝突したもので、双方の乗客合わせて15人が負傷し、この中には重傷者もいるという。事故原因について調べが進められている。


【アルゼンチン】

■LCC、効果薄い Infobaeの記事
国内航空市場への、LCC参入効果は薄いという。今年国内には、LCC5社が相次いで参入し、すでに一部で便の運航が始まっている。しかし国内線市場へのインパクトに欠け、利用者も恩恵を十分に受けていない状態だ。交通行政の国内線運航に対する規制が未だに強く、運賃などの面での利用メリットが利用者に伝わっていないためとみられる。

■イグアス空港、工事進む Misiones Onlineの記事
ミシオネス州プエルト・イグアスの、イグアス空港の工事は順調に進んでいる。国内有数の観光地イグアスの滝に向かう観光客利用が多い同空港では、利用者キャパシティ増加のための工事がターミナルや周辺で進んでいる。完成すると駐車スペースなどが大幅に拡張される予定だ。来年には、滑走路の本格補修工事も予定されている。

■エコビシ、利用最高に La Nacionの記事
ブエノスアイレスの公営貸自転車「エコビシ」の利用者がこの3日、過去最高を記録したという。市側によると、この日にサービスを利用した人は8075人となった。このサービス開始以来、一日の利用者の記録を更新している。市内は地形が平坦で自転車の利用がしやすく、交通機関として自転車を使用する人は年を追って増えている。

■建設業、8.8%成長予想 La Nacionの記事
今年国内の建設業は、8.8%と高い伸びになると予想された。政府側が経済月次報告を出した際、予想値を示したものだ。商業が2.3%、工業が1.2%という低い伸びの予想の中、建設業については突出して高い数字となっている。現にこの上半期の実績では建設業はきわめて好調で、政府は国内経済の牽引役として建設業に期待を示している。


【エクアドル】

■キト中心部、歩行者専用に El Comercioの記事
キト中心部の歴史的景観地区内は、9にち18時30日から翌朝にかけて、歩行者専用となる。自動車の乗り入れが禁止されるのもので、10日の独立記念日関連の行事のための措置だ。この措置がとられるのは昨年に続くもので、地域を通るトロリーバスは9日夜から10日にかけて、24時間運転となる。


【コロンビア】

■法王来訪まで1か月 Caracol Radioの記事
ローマ法王フランシスコ1世の国内来訪まで、あと1か月となった。法王は9月7日にに国内に到着し、ボゴタ、メデジン、ビジャビセンシオ、そしてカルタヘナを訪れる。ボゴタではフアン・マヌエル・サントス大統領との面会が予定され、中心部のアルマス広場でミサが行なわれる。各地で、この来訪に向けた準備が進められている。

■グアタペ、ボートの事故 Caracol Radioの記事
メデジン近郊のグアタペで、ボート同士の衝突事故が起きた。川を航行する観光用ボート同士が衝突したので、この事故で乗っていた16歳の少年が事実上の脳死状態となり、その後リオネグロの病院で死亡が確認された。事故当時双方のボートはスピードを出しており、衝撃が大きかったとみられる。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、クーデターと表する News24の記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、バレンシアの軍施設で起きた事態を「クーデター」と表した。制憲議会がスタートしたこのタイミングで、小部隊が反乱を起こし、2人が死亡するに至ったものだ。政府側はこの反乱を起こしたうちの7人を逮捕したことを明らかにしている。マドゥロ大統領は、この反乱参加者には重罪が科される、と断じた。

■動画でマドゥロ殺害を予告 El Paísの記事
バレンシアの軍施設で騒ぎを起こした小部隊は、動画でニコラス・マドゥロ大統領の殺害を予告していた。フアン・カグアリパノ隊長が率いる部隊が、ベネズエラ政府する造反を宣言したものだ。数十人の兵がこの動画に銃などを手に姿を見せている。マドゥロ政権は軍を掌握しているとアピールしているが、不満分子の存在が、内外に明らかになった。

■オルテガ氏「検察官を続ける」 El Paísの記事
ルイサ・オルテガ・ディアス検察長官は、「検察官を続ける」と宣言した。制憲議会は5日、同長官の解職を議決し、同長官に裁判所に出廷するよう求めた。同長官はニコラス・マドゥロ政権を批判し続けており、政権の「意のまま」の同議会が議決したものだ。しかし同長官は、制憲議員選挙そのものを違法としており、解職を受け入れない姿勢だ。

■リマに12か国集合 Caracol Radioの記事
ペルー、リマに米州機構(OAS)の12か国の外相が集まる。ベネズエラ問題を話し合うため、ペルー外務省がこの緊急会合を呼びかけたものだ。アルゼンチンやブラジル、チリ、コロンビア、パラグアイ、そしてメキシコやカナダが参加する。一方ベネズエラ寄りの立場のボリビア、エクアドル、さらにメルコスル内でベネズエラ擁護の姿勢を持つウルグアイは参加しない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■マリファナ販売、半数が反対 El Paísの記事
ウルグアイ国民のおよそ半数は、マリファナ(大麻草)の薬局店頭での販売に反対している。同国では7月19日から、登録された一部店舗での店頭販売が開始された。しかし世論調査の結果、この販売に50%が反対し、賛成は27%にとどまった。とくに60歳以上は56%が反対で、一方で若い世代は賛成が32%となっている。

■リオ、観光客撃たれる News24の記事
ブラジル、リオデジャネイロで観光客が銃で撃たれた。この事件が起きたのは、市内から150キロほどの郊外、海岸部の町だ。英国人の家族が乗った車が道を誤り、戻ろうとした際に銃撃を受けた。この銃弾が、乗っていた女性の腹部に当たり、この女性は病院で手当てを受けているという。

■ベリーズ、フランクリンの準備 Caracol Radioの記事
ベリーズ国内では熱帯性低気圧「フランクリン」に対する準備が進められている。カリブ海で発生したこの強い低気圧が、同国に接近する可能性があるためだ。今年9番めの熱帯性低気圧となったこのフランクリンは現在、ベリーズシティの東300キロの海上にあると推測される。当局側は7日から8日朝にかけて、警戒が必要としている。

■ホンジュラス、大量マリファナ Caracol Radioの記事
ホンジュラスのカリブ海岸で、大量のマリファナ(大麻草)が摘発された。コロン県で摘発されたのは150万本のマリファナの苗で、警察がこれらをすべて処理したという。これらのマリファナは4.2ヘクタールの土地に、違法に栽培されていた。またこの近くの農場では、マリファナ500ポンドが違法に放置されているのも発見された。

■グアテマラ、刑務所300% Caracol Radioの記事
グアテマラ国内の刑務所の受刑者収容数は、定員の300%に達しているという。政府側がメディアに対し、明らかにした数字だ。国内には22個所に刑務所があり、その定員は6800人となっている。しかし現在の収容数は2万2665人となっている。人道的に問題がある状態だが、早期の抜本的解決が難しいとも説明した。

■葉巻工場で集団中毒 Caracol Radioの記事
ドミニカ共和国北部の葉巻工場で、労働者ら100人が、中毒の症状を示している。この事態が起きたのはサンティアゴ県のシエナガにある工場だ。労働者らは病院に運ばれ手当てを受けたが、いずれも症状は軽いという。工場内で使用されている何らかの化学物質の影響とみられている。この7月25日にも、モカにある工場で同様の中毒事件が起きていた。

■テグシガルパ、少年院暴動 Caracol Radioの記事
ホンジュラスの首都テグシガルパの少年院で、暴動があった。同国当局側が明らかにしたもので、この暴動の末、入院していた少年ら13人が脱走し、2人が負傷したという。この少年院に入院していたのは、パンディージャと呼ばれる組織犯罪のメンバーが大半を占めていという。同国やエルサルバドルなどでは、パンディージャの暗躍が社会問題となっている。