2017.08.10

【ボリビア】

■イナゴはコントロール下 Página Sieteの記事
農業食料衛生局(Senasag)は、タリハ県チャコ地方のビジャモンテスで発生が報告されたイナゴは、すでにコントロール下にあると発表した。現在アルゼンチン、パラグアイでもイナゴ発生が報告されており、これが流入したとの見方がなされている。現在薬剤散布などで、再発などを防ぐ処理を行なっていると同局は発表した。

■マチャレティ、イナゴ警戒 Página Sieteの記事
チュキサカ県のマチャレティの行政は、域内にイナゴへの警戒を呼びかけた。同じチャコ地方の、タリハ県ビジャモンテスでイナゴの大群が発生したことが報告された。地理的に近く、また農業をめぐる環境も同じであるこの地にも、イナゴが流入するおそれがあるとして農業生産者らに厳重な警戒が呼びかけられた。

■政府、対イナゴ緊急予算 Página Sieteの記事
政府はタリハ県ビジャモンテスでのイナゴ発生を受け、この対策緊急予算を計上した。薬剤使用などでこの拡散を防ぐ必要があるとして、100万ボリビアーノを計上したという。国内では今年、サンタクルス県でイナゴの大群が発生し、コントロールまで数か月を要した。今回も、国としてこの抑止に全力を挙げるとの姿勢を示している。

■国連、イシボロ・セクレに懸念 Página Sieteの記事
国連が、イシボロ・セクレ国立公園をめぐる情勢に懸念を示した。政府はこの公園内を通る道路を建設する方針で、これを禁じる規定だった保護条項の撤廃を両院議会が可決した。地域に住むインディヘナ(先住民)らが強い反発を示しているが、国連側はインディヘナの権利蹂躙にあたる行ないがあるおそれがあるとして、両者間の対話を呼びかけた。

■イシボロ・セクレ、抵抗運動始まる Página Sieteの記事
イシボロ・セクレ国立公園では、インディヘナ(先住民)による抵抗が始まっているという。政府は、コチャバンバ県のビジャ・トゥナリとベニ県のサンイグナシオ・デ・モクソスを結ぶ道路建設を強行する考えだ。この建設準備に向け、現地への機材搬入などが行なわれているが、イシヌタのコミュニティの人々がこれを封鎖するなどし阻止する活動を開始したという。

■教会、政府発表を否定 Página Sieteの記事
カトリック教会は、政府側のイシボロ・セクレ国立公園をめぐる発表を否定した。政府側はこの公園内に新たな道路を建設する方針だが、このルート上の用地の多くが、カトリック教会の保有になっていると発表していた。しかし司祭らの団体は声明を出し、そのような事実はないと否定した。

■ボリビア-チリ、また国境協議 La Patríaの記事
ボリビア、チリ両国はまた、国境協議のテーブルに着く。カルロス・ロメロ大臣が明らかにしたもので、今度はラパスでこの協議が開催されるという。両国は関係悪化から長期間にわたり、政府間交渉が途絶えていた。しかしオルーロ県ピシガの国境でボリビアの9人が拘束される事件などを受け、国境についての協議が先月25日、サンタクルスで行なわれていた。

■COB、ドリア・メディナ氏と接近か Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBのギド・ミトマ委員長と、大統領選出馬を狙う経営者サムエル・ドリア・メディナ氏が「接近」しているという。大統領府のレネ・マルティネス大臣が指摘したものだ。本来左派と右派で、「水と油の関係」である両者だか、ともにエボ・モラレス政権を批判する共通項がある。この点から、今後両者が連携する可能性があると同大臣は語った。

■オレンジ線、10月上旬開業へ Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)を運営するミ・テレフェリコは、オレンジ線が10月上旬に開業するとの見通しを示した。このオレンジ線は赤線のエスタシオン・セントラルと、ビジャロエル広場を結ぶ2.6キロで整備が進められている。予定通り10月の開業が見込まれ、また11月の白線開業も変更はない、とした。

■航空便利用、282%増 El Díaの記事
ボリビアでの航空便利用者数はこの11年で、282.5%増えたという。民間航空局が明らかにしたものだ。2005年時点で航空便の利用者は86万人に過ぎなかったが、2016年には329万人に達している。当時国内航空路線を占めていたリョイド・ボリビアーノ航空(LAB)、アエロスールが破綻し、国営ボリビアーナ航空(BoA)が市場を占めより航空利用が身近になったと分析した。


【ペルー】

■チョコレート問題「市場は活性化」 El Comercioの記事
農業省はチョコレート呼称問題について、「市場は活性化する」と切り返した。同省はカカオ含有量35%未満の商品について「チョコレート」の名称を使用することを禁止する方針を示した。国内食品会社から反発が上がるが、チョコレート市場がむしろ活性化すると農業省は答え、新商品投入などでの市場の拡大に期待を示した。

■薬物デリバリー摘発 Correo Perúの記事
クスコ県警は、「薬物デリバリー」を摘発した。逮捕されたのは25歳と29歳の男2人で、電話での注文を受け、マリファナ(大麻草)などを販売していたという。摘発時、この2人90グラムのマリファナを持っていた。配達に使用していたバイクも盗難車で、ナンバーをつけていなかった。このデリバリー事業が組織的に行なわれていた可能性もあるとして、警察が調べを進めている。

■ピウラ、車が運河に転落 El Comercioの記事
ピウラ県で、乗用車が運河に転落する事故が起きた。9日朝4時頃、事故が起きたのはエル・パルティドールの村だ。走行中の車輛が何らかの理由で運河に落下したものだ。この車には一家4人が乗っていたが、全員が死亡している。70歳の母親をピウラ市内の病院に送るため、走行していたとみられる。


【チリ】

■ラ・フロリダで爆発 BioBio Chileの記事
サンティアゴのラ・フロリダでガス爆発事故が起きた。現場となったのはマヌエル・ロドリゲス通りに面する集合住宅で、1階にある住宅内のガス器具で爆発が起きたものだ。この事故で1人が顔を火傷し、もう1人が煙を吸うなどし、それぞれ病院に運ばれている。周囲の建物などへの被害、影響はなかった。

 width=■メトロ1号が大混乱 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)1号線が9日朝のラッシュ時、大混乱した。トバラバ駅で起きたトラブルの影響で、便の運転を一時見合わせ、その後本数を減らして運転せざるを得なくなった。このため同路線の各駅は列車を待つ人でごった返し、この影響は2号線と5号線にも及んだ。


【アルゼンチン】

■BCRA、介入継続 La Nacionの記事
アルゼンチン中央銀行(BCRA)は、為替市場への介入を9日も継続した。通貨はこの7月、初めて1ドルが17ペソ台に突入したが、早くも18ペソ台をうかがう値動きとなっている。BCRAは、この18ペソ台突入を避けようと、介入を行なっているものだ。今週に入ってから、すでに5億8400万ドル規模の売りを行なっているという。

■イナゴ、サルタに飛び火 InfoCampoの記事
イナゴの大群が、サルタ州に飛び火したという。農業行政はフォルモサ、チャコ、サンタ・フェ、サンティアゴ・デル・エステーロの4州に、イナゴ発生の非常事態を発令している。抑制に向けた努力が続けられる中、新たにサルタ州のリバダビアでイナゴの大群発生が確認されたという。イナゴは現在、国境を接するボリビア、パラグアイでも発生していることが報告されている。

■エセイサ、またスト圧力 Infobaeの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、またスト圧力が増している。この空港で働く清掃職員がデモを行ない、空港入り口に向かう道路を100人ほどが封鎖したものだ。空港を運営するアルゼンチン2000に対し、待遇の改善などを求めた動きだ。この事態による便の運航への影響はなかったが、職員らは今後も闘争を継続する姿勢を示している。

■LAW機内に煙 Mendoza Onlineの記事
チリの航空会社ラテンアメリカ・ウィングス(LAW)の機内で、煙が充満する事態が起きた。8日、この事態が起きたのはメンドサから、コンセプシオンに向かっていた便内だ。この事態を受けこの機は引き返し、メンドサの空港に降り立った。40人の乗客らに、負傷などはなかった。同社は、煙が発生した原因などについては、明らかにしていない。

■コルドバ空港、大量のMDMA La Nacionの記事
コルドバの空港で、合成麻薬MDMA(エクスタシー)が大量に摘発された。空港の荷物検査で発見され、押収されたのは1万71錠、3.970キロのMDMAだ。このMDMAを持っていた29歳の男は、スペインのマドリードからチリのサンティアゴ経由で、LATAM航空の便でこの空港に到着したところだった。

■不明男性、エントレ・リオスか La Nacionの記事
チュブ州で消息を絶った28歳の男性は、エントレ・リオス州に向かった可能性がある。今月1日から、サンティアゴ・マルドナードさんと連絡がとれないとして、家族や友人らが行方を捜しているものだ。こうした中、トラック運転手がこのサンティアゴさんをエントレ・リオス州まで運んだと証言していることが明らかになった。


【エクアドル】

■とくにビーチが賑わう El Comercioの記事
国内の太平洋岸のビーチは、観光客で賑わっている。10日はエクアドルの独立記念日で、休日だ。この休みをビーチで過ごす人が多く、マナビ、サンタ・エレーナ、グアヤス県のビーチ一帯のホテルは、客室稼働率が高まっている。また温泉保養地であるトゥングラワ県のバーニョスも、訪れる人が増えている。


【コロンビア】

■ベネズエラは「悲劇」 Caracol Radioの記事
マリア・アンヘラ・オルギン外相は、ベネズエラは現在、「悲劇」の途上にあると語った。リマで開催された、ベネズエラの問題をめぐる外相会議の場で語ったものだ。7月30日に強行された制憲議員選挙の結果を認めないとの声明を出した後、同外相はベネズエラとの交渉がさらに難しくなっている現状を指摘している。

■ククタ、ベネズエラ男性の「身売り」 Caracol Radioの記事
国境の町ククタでは、ベネズエラの「男娼」が増えているという。政治経済の混乱から、ベネズエラから国内に移民する人が増えている。こうした中、自分自身の身体を売って生活せざるを得ないベネズエラ男性が増えているという。同国からの移民女性が、国内で同様に売春婦となるケースも、多く報告されていた。


【ベネズエラ】

■制憲議会、全権掌握を宣言 El Universoの記事
制憲議会は、国内の「全権」を掌握したと宣言した。8日、同議会が採択し、デルシー・ロドリゲス議長が宣言したものだ。野党が圧倒的多数を占める議会の権限について、制憲議会がすべて握るという。この根拠について、同議会が今後審議する憲法が、国家の基盤であることなどを挙げた。同議会は「真実の議会」であると、同議長は語った。

■米国、個人制裁強化 El Universoの記事
米国は、ベネズエラの個人に対する制裁を強化した。故ウゴ・チャベス前大統領のきょうだいを含む8人について、個人制裁の対象とすることなどを明らかにした。7月30日に政府が制憲議員選挙を強行したことを受け、米国はニコラス・マドゥロ大統領などに対す個人制裁を通告していた。この内容が強化され、範囲が広げられたことになる。

■制憲議会を認めない、で一致 El Paísの記事
リマで開催された緊急の外相会議で、ベネズエラの制憲議会を「認めない」ことで意見が一致した。ペルー外務省の呼びかけで、米州機構の17か国の外相が参加し行なわれた会議だ。7月30日に行なわれた選挙そのものを各国が認めず、同議会の効力を否定することで一致した。ベネズエラに立場が近いエクアドル、ボリビアはこの会議に参加していない。

■国連、政権の拷問関与を指摘 El Paísの記事
国連は、ニコラス・マドゥロ政権が、国内での「拷問」に関与したと指摘した。国内では4月以降、マドゥロ政権の退陣を求める反政府デモが続いているが、この中で5千人が逮捕され、少なくとも46人が非人道的な扱い、拷問を受けたという。軍の兵などによるこうした扱いについて、政権の指示、関与が明確と国連側が断じた。

■AR、カラカス線のチケット販売も停止 Caracol Radioの記事
アルゼンチン航空は、カラカス線のチケット販売も停止した。同社はセキュリティ上の問題を理由に、ブエノスアイレス-カラカス線のこの5日の便を休止した。週一便の運航だが、12日の便の休止とチケット販売の停止を明らかにしたものだ。カラカス線についてはアビアンカ航空、ユナイテッド航空、デルタ航空など休止の発表が相次いでいる。

■インフレ率、297% Caracol Radioの記事
国内の今年の物価上昇率は、297%となっているという。中央銀行が9日、明らかにした数字だ。国内ではこの数年、政治経済の混乱から物資不足と物価上昇が続いている。7月の月間インフレ率は26%だった。一方この数字について、国際通貨基金(IMF)など国際機関は、「低く数字が抑えられている」との見方を示している。

■路線休止、盗みも理由 Gestionの記事
相次ぐ外国航空会社のベネズエラ路線休止の理由の一つに、頻発する「盗み」があるという。経済問題などからデルタ航空、ユナイテッド航空、アビアンカ航空などが相次ぎカラカス線を休止した。空港内で乗客の預け荷物から盗みが頻発していることや、空港関係者からの賄賂要求、さらに質の悪いジェット燃料などが、この休止判断の複合的理由に含まれているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■テメル、捜査中止を求める El Paísの記事
ブラジル、ミシェル・テメル大統領は、自身に対する捜査の中止を求めた。検察は、同大統領が裏金を受け取っていたとの容疑での調べを行なっている。これに対しテメル氏は、自身の容疑そのものが主体的なものではなく受動的なもので、自分自身の責任ではないと訴えた。一方、国民の同大統領への支持率は直近の調べで5%まで低下している。

■国境強盗で共同捜査 Caracol Radioの記事
ウルグアイ、ブラジル両国は共同での捜査を行なっている。ウルグアイの両国国境の町アセグアの両替店が、強盗団に襲われた。3万ドル相当の現金が奪われたもので、両国の捜査機関が共同で捜査を行ない、犯人の行方を追っている。両国の国境エリアではこの4月にも、移動中のトラックが武装強盗に襲われる事件が起きていた。

■7月18日通り、自転車専用に El Paísの記事
ウルグアイ、モンテビデオの7月18日通りは2019年から、自転車専用となる可能性がある。旧市街と新市街を結ぶ幹線道路であるこの街路だが、オムニブス(路線バス)以外の車輛の乗り入れを禁止し、街路を自転車のみ通行できるようにする計画が浮上している。市側が検討しているものだが、ラッシュ時の車の分散の必要があり、検討が必要とされた。

■パナマ、上海に領事館 Caracol Radioの記事
パナマは、中国の経済都市上海に、新たに領事館を置いた。同国はこの6月、長年続いた台湾との外交関係を破棄し、中国との国交を樹立したばかりだ。北京の大使館に続き、上海に領事館を置いたことになる。パナマ外務省はこの領事館設置で、とくに通商関係が強化されることなどに対し、期待を示した。

■ジャマイカ、殺人が増加 Caracol Radioの記事
ジャマイカでは、殺人事件が増加している。同国の警察機関は、今年に入り国内ですでに897件の殺人事件が起きていることを明らかにした。この数は、前年同期比で実に21%も増えていることになる。とくに6月の月間殺人件数は157件と、きわめて多い水準となった。昨年年間に国内で起きた殺人の件数は1350件だった。