2017.08.17

【ボリビア】

■電車、17日に着工 Página Sieteの記事
都市交通型の初めての電車整備が、17日に着工される。政府はコチャバンバと近郊のシペシペやキジャコジョを結ぶ、3路線の電車網整備計画を進めている。この工事が17日にも始まるとミルトン・クラロス公共事業相が明らかにした。総工費4億4700万ドルの大型事業で、完成は6年後の予定だ。国内ではサンタクルスでも、同様の整備計画が進められている。

■サマ、回復には10年か La Razónの記事
タリハ県サマの大規模山林火災で、環境の回復にはおよそ10年を要するとみられるという。国土保護局が被害状況を調べ、明らかにしたものだ。この火災では1万600ヘクタールが焼け、地域の自然環境に重大な被害が及んでいるという。火はコントロールされたが、一帯や周辺では今も煙の強いにおいが立ち込めている。

■道路反対者は「自分のことだけ」 La Razónの記事
イシボロ・セクレ国立公園内の道路整備に反対する者は、「自分のことだけ」を考えているとシンシア・シルバ環境副相が語った。政府はこの道路建設を推進しているが、地域のインディヘナ(先住民)が環境破壊につながると反対している。同副大臣は、「自分の住む地域を道路が通ることに反対しているだけ」と、反対層を批判した。

■学生、副大統領に詰め寄る El Deberの記事
道路建設問題で、学生がアルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領に詰め寄るシーンがあった。ガブリエル・レネ・モレノ大学を同副大統領が訪れた際、イシボロ・セクレ国立公園内の道路整備に反対の学生グループが「公園に手を出すな」と声を上げ、詰め寄ったものだ。大学側によると事態は収拾し、予定されていたイベントは問題なく開催されたという。

■COB、道路建設に憂慮 Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBは、政府が進めるイシボロ・セクレ国立公園内への道路整備に、重大な懸念を示した。政府はこの建設を可能とするため、同公園の保護規定の撤廃法案にサインしている。同連合は、この建設により地域の環境が破壊され、取り返しのつかない状況になりかねないとして、懸念を示した。

■ビジャ・プカラニで事故 Página Sieteの記事
ラパス県のビジャ・プカラニで16日、バス事故が起きた。事故を起こしたのはエルアルトを発ち、カイロマに向かっていたトランス・アラカ社の便だ。昼過ぎ、走行中のこの車輛のコントロールが失われ、道路を外れて崖下に転落したという。この事故でバスに乗っていた11人が死亡し、13人が負傷している。

■ワナクニ外相、米国を非難 La Razónの記事
中国に続きロシアを訪れたフェルナンド・ワナクニ外相が、米国政府を批判した。ドナルド・トランプ大統領は先週、民主主義が危機に瀕するとして、ベネズエラに軍事介入する可能性を示唆した。ワナクニ外相は「帝国主義」国家が、ベネズエラの主権を脅かすとして、米国の姿勢を厳しく批判した。

■プーチン氏を招待 Página Sieteの記事
ロシアを訪れているフェルナンド・ワナクニ外相は、同国のウラジミール・プーチン大統領を、ボリビアに招待した。モスクワでセルゲイ・ラフロフ外相に、エボ・モラレス大統領からの親書を手渡したものだ。9月24日、サンタクルスで天然ガス輸出国サミットが開催されるが、この国際会議への参加を打診し、招待したものだ。

■ポトシ、M4.8の地震 Los Tiemposの記事
ポトシ県で16日朝7時54分頃、地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると震源はス・ロペス郡内、ケテナ・チコから22キロの地点で、震源の強さはマグニチュード4.8、震源の深さは182キロだ。また同日14時51分にも、モデスト・オミステを震源とするM3.3の地震が起きている。いずれの地震でも、人や建物への被害はない。

■偽チョコレート、品質に違い La Patríaの記事
オルーロの老舗メーカーの偽チョコレートは、品質に大きな差があるという。100年以上続く「Harasic」のブランドの偽商品が、市中に出回っていることが分かった。パッケージは非常に似せているが、中身の品質は大きく異なり、偽商品はまさに粗悪品だという。オルーロの商工会はこの偽商品の流通に、重大な懸念を示している。

■狂犬病、342%増 La Razónの記事
国内での狂犬病発生件数は今年、激増している。保健省が明らかにしたもので、今年これまでに国内で確認された件数は530件で、昨年同期の155件から、実に342%も増えている。件数がもっとも多いのはサンタクルス県で、これにオルーロ県、コチャバンバ県が続く。この抑止のため国内各地で、ワクチン接種が進められている。

■健康号、トラブルがあった Página Sieteの記事
ベニ県のマモレ川で沈没した病院船「健康号」は、もともとトラブルを抱えていたという。プエルト・アルマセンで起きたこの事故で、2人が死亡したものだが、航行や運営の上で問題が生じ、診療なども事実上、行なわれていなかったとみられる。この船は2001年から2003年に日本政府が地域医療プログラムを作成し、この実現のために供与したものだった。


【ペルー】

■ワンカヨ、中央道封鎖 El Comercioの記事
リマとフニン県のワンカヨを結ぶ中央道が16日、ブロック封鎖された。朝5時30分、社会闘争に突入している教員らがこの封鎖を実施したものだ。ワンカヨ近郊の橋などを塞ぎ、車輛の通行が阻害された。教員らは賃上げや待遇改善を求め、長期間にわたりこの闘争を続けている。発端となったクスコ県ではこの闘争は、先週末で終了している。

■太平洋岸、高波の警報 Perú21の記事
太平洋岸全域に、高波に対する警報が出された。行政側が発令したもので、北はトゥンベス県から南はタクナ県に至る、すべての沿岸で高波への警戒が必要だという。現時点で15の港湾が、この高波のため閉鎖されている。波が高い状態は18日頃まで続く見通しで、海運などに影響が残りそうだ。


【チリ】

■バス車内感染の疑い BioBio Chileの記事
感染の疑いがあるとして、保健当局がバスの利用者を探している。第9(ラ・アラウカニア)州を走行していたTurbusの26歳の乗客が死亡した。この乗客は髄膜炎を起こしており、このウイルスが同乗していた50人の乗客に感染を起こしていた可能性があるという。保健当局はこの便の利用者と連絡を取ろうとしている。

■北朝鮮との断交を否定 BioBio Chileの記事
エラルド・ムニョス外相は、チリと北朝鮮との断交の可能性を否定した。ミサイル開発問題を受け、米国や国際社会が北朝鮮への警戒感を強めている。しかし現時点でチリ政府は、北朝鮮との外交、経済関係の破棄は考えていないと同外相は語った。一方、民主主義の危機にあるベネズエラに対しては、外交関係の凍結もあるうるとの見方を示している。


【アルゼンチン】

■ペソ、落ち着く La Nacionの記事
通貨ペソは今週に入り、落ち着きを見せている。先週、対米ドルでペソが下落を続け、1ドルは18ペソ台を見据える展開となった。中央銀行が18ペソ台突入を避けるため積極的な為替介入を行なったほどだ。しかし今週に入りドルが売られる展開となり、16日には1ドルは17.07ペソとなった。

■ネウケンに新国際定期便か La Mañana Neuquénの記事
ネウケンに、新たな国際定期便が就航するかもしれない。現在航空各社が行政に、新路線の認可を申請している。この中に、新しいLCC、グルーポ・ラサ(LASA)がチリのプエルト・モントとネウケンを結ぶ路線が含まれていることが分かった。この路線は、バリロチェ経由となっている。この航空会社はテムコとプエルト・モントを結ぶ路線の開設を、チリ当局に申請中だ。

■アマスソナス、コルドバへ Montevideoの記事
アマスソナス航空は16日、コルドバへのデモ飛行を行なった。ボリビアのアマスソナスと、ウルグアイのアマスソナス・ウルグアイはそれぞれ、サンタクルス、モンテビデオとコルドバを結ぶ路線を近く開設する。これをアピールするためのデモ飛行を実施したものだ。モンテビデオ線は8月24日から、サンタクルス線は9月14日からの運航となる。

■大学生に自転車を La Nacionの記事
ブエノスアイレス州の国立ラ・プラタ大学では、学生らに対する自転車の提供が行なわれている。多くの学生が奨学金を受けているが、これと同様に自転車が提供されているものだ。9年前から始まったこの制度は、学生たちの通学手段の確保が目的となっている。この効果か、卒業後も自転車を愛用する元学生が少なくないという。


【エクアドル】

■中国漁船100隻、EEZに迫る El Universoの記事
海軍は、中国漁船100隻が、エクアドルの排他的経済水域(EEZ)に迫っていると発表した。今週、ガラパゴス諸島近海で違法にサメ漁を行なっていた中国漁船が拿捕されたことが明らかになった。しかしこの状況は「氷山の一角」で、EEZに隣接する公海上で中国漁船が漁を続けているという。拿捕の事態がいつ起きてもおかしくない状況だ。

■手負いのジャガーネコを保護 El Universoの記事
エル・オーロ県のエル・グアボで、四股に傷を負ったジャガーネコが保護された。市街地近くで地域の人が発見し、動けなくなっているこの動物を地域消防が保護したものだ。ビニールか何かでこの傷を負ったとみられ、地域の動物保護センターで手当てを受けている。今後傷の回復後、自然に返される見通しだ。ジャガーネコは絶滅の危機に瀕している。


【コロンビア】

■FARC、武装解除 El Universoの記事
左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は、武装解除プロセスが終了したことを明らかにした。コロンビア政府とFARCは昨年、停戦に合意し、FARC側の武装解除が進められていた。最後の武器が処分されたことを明らかにしたもので、この監視にあたる国連側もこれを確認したという。


【ベネズエラ】

■ベネズエラは「制度崩壊」 El Paísの記事
米国政府は、ベネズエラがすでに「制度崩壊」しているとみている。現在、マイク・ペンス副大統領がラテンアメリカ各国を歴訪中だ。各国の要人との会談を重ねているが、この場でベネズエラの状況について意見を交わし、制度崩壊した国をこのまま放置するわけにはいかないと説明している。ドナルド・トランプ大統領は、軍事介入の可能性にも触れている。

■マドゥロ、突然キューバへ El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は突然、キューバを訪れた。マドゥロ大統領は同国のラウル・カストロ議長とともに、サンティアゴ・デル・エステーロの廟を訪れた。昨年末に死去したフィデル・カストロ前議長の棺を参ったものだ。マドゥロ大統領の出国は、キューバのメディアが伝えるまで国内外に知らされていなかった。

■フロリダ州、ビジネス制限 Caracol Radioの記事
米国フロリダ州は、ニコラス・マドゥロ政権側とのビジネスを禁止した。対ベネズエラで厳しい態度をとっているリック・スコット州知事が提案し、州議会が満場一致で採択したものだ。独裁政権とのビジネスを禁止することについて、スコット州知事は「誇らしく思う」と述べその意義を強調した。

■野党、ロシアを非難 Caracol Radioの記事
議会で圧倒的多数を占める野党は、ロシア政府の対応を非難した。国内では経済失政で物資不足が2年以上にわたり続いている。こうした状況からロシア政府は、国内へ小麦3万トンを送ることを決めた。しかし野党は、「独裁政権」であるニコラス・マドゥロ大統領を支援する動きだとして、この支援に反発を示したものだ。

■州知事選挙、220人が立候補 Caracol Radioの記事
10月に国内23の州で行なわれる州知事選挙に、合わせて220人が立候補したという。立候補締め切りを受け、選管側が明らかにした数字だ。現在、20の州知事は現政権を支持する「チャベス派」が務めている。この州知事選挙は制憲議会が実施を決めたもので、民意を反映した議会はこの決定に関わっていない。

■テロ行為など、量刑最大50年に El Paísの記事
国家転覆を狙ったテロ行為などについて、量刑の上限が現在の30年から、50年に引き上げられる。マイケル・モレノ最高裁長官が明らかにしたものだ。制憲議会にこの件を送り、厳罰化を図るという。国内では4月以降、ニコラス・マドゥロ政権の退陣を求めた反政府デモが行なわれており、この逮捕者に適用される可能性がある。

■バイオリニスト解放 El Universoの記事
反政府デモに参加し、拘束されていた23歳のバイオリニストが、解放された。ウィリー・アルテアガさんは非暴力を訴え、激しい反政府デモの現場で楽器を奏で続けていた。しかし当局側に身柄を拘束されたことが、人権団体などから報告されていた。アルテアガさんは起訴はされなかったとみられる。拘束から19日後の解放となった。

■狂犬病ワクチン、4000%上昇 ACNの記事
国内では、犬などが受ける狂犬病ワクチンの費用が、実に4000%も上昇している。経済失政による物資不足で、国内ではインフレが進行している。保健省の動物検疫によると、このワクチンはほかの食料品や医薬品に比してもとくに品薄で、調達が難しいことから費用が高騰しているという。

■座席供給数が激減 El Universalの記事
カラカスと国外を結ぶ旅客航空便の座席供給が、激減している。週当たりの座席数は2013年には5万7千席だったが、現在は1万9千席となった。経済問題や安全性の理由から、航空会社の撤退、休止が相次いでいるためだ。この6月以降だけで、ユナイテッド航空、アビアンカ、デルタ航空、アルゼンチン航空が路線を休止している。

■ガイアナ、違法越境に備える La Nacionの記事
ガイアナは、ベネズエラからの違法越境に備えるという。領土問題を抱える両国間には正規の外交関係がなく、国境はすべての者に閉ざされている状態だ。しかし経済問題に見舞われ物資不足に見舞われているベネズエラから、食料などを求め違法越境する者が今後増えるおそれがある。ガイアナ軍は、この違法越境を避けるため国境地域での警戒態勢を強化する。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ病院襲撃 Caracol Radioの記事
グアテマラシティの病院が、テロ攻撃を受けた。パンディージャと呼ばれる犯罪組織のメンバーらが、市内のルーズベルト病院を襲撃したものだ。突然施設内で銃撃があったもので、この事件で7人が死亡し、12人が負傷している。この病院に入院中の仲間を「救出」しようとしたものとみられ、パンディージャの5人が逮捕されている。

■ウルグアイ、薬局会議 El Paísの記事
ウルグアイ国内の主な薬局、ドラッグストアの経営者らが、会合を持つ。同国では7月19日から、事前登録を受けた16の薬局の店頭で、マリファナ(大麻草)の販売が始まった。この新たな措置の現状について意見を交わし、今後について話し合うという。販売薬局はこの販売にともなう資金決済の新たな問題が生じており、場合によっては店頭販売が中止される可能性もある。

■ファヴェラで集中展開 El Paísの記事
ブラジル、リオデジャネイロのファヴェラと呼ばれるスラム街で、犯罪抑止のための集中展開が行なわれた。兵2500人が投入されたこの展開は、市内でも犯罪率が高いとされるニテロイ地区で行なわれた。ファヴェラは組織犯罪の巣窟になっていることが指摘されており、今回の集中展開ではこうした組織に関係する20人が検挙された。

■トリニダード・トバゴ、テロ警戒 Caracol Radioの記事
トリニダード・トバゴ政府は16日、国内でテロ事件が起きるおそれがあるとの警報を出した。外務省と英国の機関が、国内でのテロ発生の可能性を指摘したものだ。いわゆるソフトターゲットと呼ばれる、人の多い場所でのテロ事件の発生が考えられるという。市民に注意喚起するとともに、警察などに対し警戒強化が指示された。

■ホンジュラス、記者らがデモ Caracol Radioの記事
ホンジュラスで新聞記者らが、デモを行なった。二大都市であるテグシガルパとサンペドロ・スーラの裁判所前で行なったものだ。議会は刑法改正を審議中で、この改正により表現の自由が影響を受けるおそれがあるという。記者らは、言論弾圧につながるこの改正に反対を訴えるため、このデモを行なっている。



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