2017.08.20

【ボリビア】

■エボ、ペンス氏を批判 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、米国のマイク・ペンス副大統領を批判した。ペンス氏はラテンアメリカ4か国を訪問し、各国首脳などとベネズエラの対応などについて話し合った。モラレス大統領は伝えられた内容から、「米帝はベネズエラを侵略しようとしている」と述べ、批判した。一方、ベネズエラ現政府を完全擁護している南米各国の首脳は、モラレス大統領だけとなっている。

■パンド、ブラジル国境を30日閉鎖へ La Razónの記事
パンド県とブラジルとの国境は、30日間にわたり閉鎖される。南米各国間では犯罪組織による薬物、武器、現金などの密輸が、国境を越えた問題となっている。ボリビア、ブラジル両国は国境地域での対策強化と連携に合意しており、この一環で一時この地域の国境を閉じ、集中展開することを決めたものだ。違法国境を含め、同県とブラジルの間には37個所が存在する。

■テレフェリコ、市議会次第 La Razónの記事
オルーロのテレフェリコは、市議会の決定次第となっている。市内中心部とサンタバルバラ山を結ぶこの観光用テレフェリコは、資金難から工事が中断したままだ。県や市町は、この運営をラパスのテレフェリコを運営するミ・テレフェリコに移管する方針だが、市議会がこの決定を見送った状態だ。このテレフェリコの将来については、市議会にその判断が委ねられた形となっている。

■サマ、現地調査へ La Razónの記事
国の自然保護局(Sernap)は、タリハ県サマの現地調査を行なう。先週この地では大規模山林火災が発生し、1万600ヘクタールが焼失した。この生態系の復元には数十年かかるとの指摘があるが、同局は今後についての具体的対策を立てるため、現地での調査を行なうことにした。この火災では、合わせて3人が命を落としている。

■CEPB、ガス値上げに反発 Página Sieteの記事
財界団体の一つであるCEPBは、政府側が通告したガス値上げに強い反発を示した。ロナルド・ロスタス会頭は、この値上げが実施されれば国内産業の多くが打撃を受け、ボリビアの経済そのものが損なわれると警告した。産業向けガス料金を50%値上げするというもので、財界からは生産拠点が国外に移るなど、国内経済が空洞化する可能性があるとの指摘もなされている。

■中国と、犯罪人引渡で合意 Página Sieteの記事
ボリビア、中国両国は、犯罪人の相互引渡しについて、基本合意したという。先週、フェルナンド・ワナクニ大臣が北京を訪れた際、この内容について触れ、実務者間で協議が続けられていた。この条約を結ぶことを前提に詳細が話し合われていたが、基本合意に達したことが明らかになった。

■コチャバンバ鉄道、着工は4か月以内 Los Tiemposの記事
コチャバンバの近郊鉄道整備事業の工事着工は、今後4か月以内だという。先週、エボ・モラレス大統領参列のもとで着工式が行なわれたが、実質的な着工は遅れる見通しだ。国は4億4700万ドルを投じて、コチャバンバ市内とキジャコジョなどを結ぶ3路線を整備する計画を進めている。国内ではサンタクルスでも、鉄道整備事業が動き出している。

■ユンガス道路整備で意見交換 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方の道路インフラ整備についての意見交換が行なわれた。エボ・モラレス大統領とユンガス地方の農業者団体Cofecayの間で、ラパスの大統領公邸内で話し合われたものだ。ユンガス地方はアンデスとアマゾンの間にある巨大な崖の地形で、道路事情が悪く、整備が難しい地域となっている。

■ラパス、橋の現場で労災 El Díaの記事
ラパスの公共事業の現場で、労働災害が起きた。アメリカス橋と並行する新たな橋の建設現場で、34歳の男性労働者が作業中に誤って、60メートルの高さから転落したものだ。この事故で男性は死亡している。この男性の家族は、男性の作業環境が安全性を無視したものだったと主張し、行政側の責任を求めている。

■CBBA、アニメとコスプレの祭典 Los Tiemposの記事
コチャバンバでは20日、アニメやコスプレの祭典が行なわれる。アラライ湖岸で行なわれるこのイベントは「オーバーランド2017」だ。アニメやマンガ、ゲーム好きの若者らが集まるもので、現地では販売会などのほかコスプレの大会も開催される。日本アニメの愛好家らは市内だけでなくラパスやサンタクルスなどからも参加する見通しだ。


【ペルー】

■アレキパ、水の汚染 Correo Perúの記事
アレキパ県のマヘスの村で、水源の汚染が報告されている。県の水道行政が調べたところ、この水源が汚染物質の浸食を受けていることが確認されたものだ。地域の鉱山廃水が湿地帯を汚染し、この村の人々が生活用水として使用する水源を汚染したとみられる。健康被害を起こすおそれがあるとして、県側が対応を急いでいる。

■ヤナワラ、氷点下21度 El Comrcioの記事
アレキパ県のヤナワラでは19日朝、最低気温が氷点下21.4度まで下がった。この温度は、国内でこの冬に記録されたもっとも低い気温とみられる。国内ではシエラ(アンデス)南部地域が寒波に見舞われ、同県やプーノ、クスコ、モケグア、タクナ県の標高の高い地域で、軒並み氷点下の気温が観測されている。


【チリ】

■第16州誕生へ La Terceraの記事
来年9月、国内に新たな州が設けられることが決まった。ミチェル・バチェレ大統領が19日、この法案にサインしたものだ。第8(ビオビオ)州北部のニュブレが、新たに第16州となることが決まったものだ。新たな州の誕生は第10(ロス・ラゴス)州からの第14(ロス・リオス)州、第1(タラパカ)州からの第15(アリカ・パリナコタ)州分離独立以来となる。

■チリサケヤシの危機 BioBio Chileの記事
国内由来の植物である「チリサケヤシ」が現在、危機に立たされているという。森林組合(Conaf)はこのチリサケヤシの分類を、絶滅危機のリストに加えた。直近の300年間で、このチリサケヤシの繁殖域が実に50%も減っている状態だという。2008年にこの植物が危機にあることが指摘されたが、これを一歩進めた形となった。

■テレフェリコ、18社が参入検討 La Terceraの記事
サンティアゴで進められているテレフェリコ(ロープウェイ)建設計画に、18社が参入を検討している。都市交通型となるこの「テレフェリコ・ビセンテナリオ」は、市内のプロビデンシアからウェチュラバ、ビタクラを経てラス・コンデスに向かうものだ。8千万ドルを投じられる計画で、完成すれば市内の新たな交通軸となる。

■ビクーニャ密猟か BioBio Chileの記事
国内北部、ボリビア、ペルー国境近くでビクーニャの密猟が行なわれた可能性がある。ビスビリの村近くで、殺されたビクーニャの死骸5頭分が発見されたものだ。ビクーニャはアンデス原産のラクダ類の一種で、この毛や肉が珍重されている。死骸の状況などから、これらの毛や肉を狙った密猟事件として、地域の警察が調べを進めている。


【アルゼンチン】

■イグアス、航空便は記録的 Misiones Onlineの記事
ミシオネス州、プエルト・イグアスの空港を発着する航空便の利用者はこの週末、「記録的」レベルだという。この週末は連休となり、観光でこの町を訪れる人が激増している。アルゼンチン航空、LATAMアルゼンチン、アンデス航空の便の搭乗率は高く、増便もなされていることから航空便利用者は過去最高となる可能性もある。

■チリ国境は混沌 Clarín.comの記事
国内とチリを結ぶ国境道はこの週末、いずれも混んでいる。連休となったこの週末、多くのアルゼンチン国民がチリに旅行に出かけているためだ。とくに近年、チリに買い出しに行く人が多く、今後帰宅ラッシュ時には道路だけでなく、税関検査が著しく混む可能性がある。さらに南部国境では雪の影響を受けている個所もあり、注意が呼びかけられている。

■マクリ、バリロチェへ Río Negroの記事
マウリシオ・マクリ大統領と夫人は18日夕方、サンカルロス・デ・バリロチェに到着した。連休となるこの週末を、この観光地で過ごすための移動だ。夫妻と家族は、この地に持つ別荘で数日を過ごす予定だという。専用機で到着した夫妻は、出迎えられた関係者の車ですぐに移動した。

■ネウケン、貸自転車を求める声 La Mañanaの記事
ネウケンでは市民から、貸自転車事業を求める声が上がっている。国内ではブエノスアイレスやコルドバで、無料の貸自転車事業が進められ、利用者は右肩上がりで増えている。ネウケンでも、とくにストライキ実施時の移動手段確保のため、この同様事業を進めてほしいとの要望が、行政側に寄せらせているという。


【エクアドル】

■中国漁船、7月以降激増 El Comercioの記事
ガラパゴス諸島近海に隣接する公海上ではこの7月以降、中国漁船が激増したという。海軍側が明らかにしたものだ。今月に入り、エクアドルの排他的経済水域内で違法操業した中国漁船1隻が、拿捕されている。公海上で漁をする中国漁船は100隻に達しているとみられ、同様の違法漁が行なわれる危険性が高いと海軍は指摘する。

■55人が中毒症状 El Universoの記事
マナビ県のポルトビエホで、55人が中毒症状を起こしているという。これらの人々は嘔吐や頭痛などの症状を起こして、市内の病院に搬送された。虫の発生を抑えるための薬剤散布が行なわれた直後に起きたもので、使用された化学物質が原因の中毒とみられている。この事態による重症者はいない。


【コロンビア】

■コロンビア、立法掌握を非難 Caracol Radioの記事
コロンビア政府は、ベネズエラの制憲議会による立法権掌握を非難した。同国の制憲議会は、議会の立法権を否定しこの権限を掌握したとの宣言を出した。コロンビアを含めた国際社会は、制憲議会選挙の有効性を認めておらず、この権限掌握は民主主義を完全に損なうものだとコロンビア政府は断じた。

■国内にもハービーの影響か El Paísの記事
カリブ海で発生した熱帯性低気圧「ハービー」の影響を、国内のカリブ海岸地域が受けるおそれがある。気象機関が警戒を呼びかけたものだ。この低気圧は発達しながら西に進み、週明けには中米からメキシコにかけて接近するおそれがある。国内でもこの影響がカリブ海岸に及ぶ可能性があるとしたもので、とくに海が荒れるおそれがあると警告がなされた。

■ボゴタ空港、天候の影響 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は、悪天候の影響を受けた。19日午後、空港一帯は雷と強風をともなった大雨が降った。この影響で同空港はおよそ50分間にわたり2つの滑走路が閉鎖された。その後便の離着陸は再開されたが、多くの便に遅れが生じている。空港側は利用者に対し、利用便の状況について確認するよう呼びかけている。

■セゴビア、社会闘争で死者 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のセゴビアでは、社会闘争の現場で死者が出た。この町では鉱山労働者らが社会闘争に突入し、市中でデモを行なっていた。これを警官隊が排除する展開を行なったが、この際に22歳の男性が死亡し、複数の負傷者が出たという。一部の負傷者は重傷で、メデジンの病院に転院された。

■薬物工場34個所摘発 Caracol Radioの記事
アンティオキア県警は、県内で薬物を違法に精製していた工場34個所を摘発した。国内では違法に栽培されたコカ葉を使用し、コカインを精製する工場の摘発が各地で続く。今回同県警が摘発したもの、コカイン精製を行なっていたもので、1700キロのコカインや、精製に使用される薬品などが摘発されている。


【ベネズエラ】

■制憲議会、立法掌握を決議 El Universoの記事
制憲議会は、議会から立法権を奪い、掌握したことを事実上、宣言した。ニコラス・マドゥロ政権派のみで占められる同議会は、この採択を行なったものだ。議会は野党が圧倒的多数を占めており、マドゥロ政権は制憲議会を通じてこの権限掌握を狙っていた。司法も判事の多くがマドゥロ派で占められ、マドゥロ政権が三権を掌握したことを意味する。

■メルコスル、簒奪と断じる El Paísの記事
メルコスルは、制憲議会の立法権掌握について、権限を不法に横取りする「簒奪」だと断じた。現在の議長国であるブラジルが、この報を受け緊急の声明を出したものだ。制憲議会のこの宣言は、ベネズエラの民主主義を破壊するもので、メルコスル各国は受け入れられないと断じた。メルコスルはベネズエラについて、民主主義を回復するまで資格停止することを決めている。

■マドゥロ、再選を模索 El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、2018年選挙での自身の再選を模索し始めている。ララ州のエンリ・ファルコン知事に対し、再選を目指して準備を進める意向を伝えていたことが明らかになったものだ。国内では4月以降、マドゥロ政権の退陣を求める反政府デモが続く一方、制憲議会による立法権「奪取」により独裁体制を整えつつある。

■オルテガ氏、コロンビアに「亡命」 El Universoの記事
ルイサ・オルテガ・ディアス前検察長官が、コロンビアに事実上の「亡命」をした。ニコラス・マドゥロ政権に対し厳しい追及を続けていた同氏は今月、制憲議会により一方的に解職され、司法への出廷が命じられている。オルテガ氏は自身や家族に危害が及ぶおそれがあるとして、出国してボゴタに到着したことが明らかになった。

■12か国大使、議会を支持 Caracol Radioの記事
在カラカスの12か国の大使は、議会の支持を表明した。スペインや英国、チリ、アルゼンチンなど12か国が連名で、ベネズエラの立法権は議会にあるとの文書を公表したものだ。制憲議会が議会から立法権を奪い、掌握したとの宣言を、これら12か国は受け入れないとの姿勢を明確に示したものだ。

■5人乗り小型機が墜落 El Universalの記事
バルガス州内で、5人乗りの小型機が墜落する事故が起きた。民間航空局が明らかにしたものだ。カラカスのマイケティア国際空港を発ち、バルセロナに向かったこの機はレーダーから消え、捜索が行なわれていた。同局によると墜落した現場を空から発見したという。乗っていた5人の安否については、現時点では分かっていない。

■週にこども4人が死亡 L Patillaの記事
国内では一週間に4人のこどもが、栄養不足が原因で死亡しているという。医師らの団体が明らかにした数字だ。経済失政の影響で、国内では食料を含む物資の不足が深刻化している。十分な栄養を取れない人が多く、直近の一年間に大半のベネズエラ国民が体重を落としていることが指摘されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハービー、中米直撃へ La Prensaの記事
カリブ海で発生した熱帯性低気圧「ハービー」は今後、中米を直撃する可能性が高まった。新たな進路予想が示されたもので、今後ハービーは発達しながら西に進み、21日から23日にかけてホンジュラス、ベリーズ、グアテマラ、メキシコに近づき、上陸する可能性がある。この低気圧は中途にはハリケーンになる可能性もあり、各方面に警戒が呼びかけられた。

■マリオット、キューバ投資拡大へ Miami Heraldの記事
ホテルチェーンのマリオット・インターナショナルは、キューバへの投資を拡大する。同グループのCEO、ティム・シェルドン氏が語ったものだ。ハバナ中心部のハバナ・ビエハ(オールドハバナ)を含め、キューバ国内に複数の進出計画を進めているという。米国との関係正常化後、キューバ観光にはさらなる需要があると同氏は断じた。

■グアテマラで土砂災害 Caracol Radioの記事
グアテマラで土砂災害が起きたという。18日夜、首都第六区のサン・アントニオ地区でこの事態が生じ、巻き込まれた17歳の女性1人が死亡した。このほか10人が負傷し、合わせて100人が避難する事態となったという。現在地域一帯は雨季で、今月11日までの時点で土砂災害や浸水などの被害を、15万8千人が受けている。

■ウルグアイ、大雨の警報 El Paísの記事
ウルグアイでは、大雨の警報が出された。気象機関によると今後国内北部のパイサンドゥ、サルト、タクアレンボ、リベラの4地域が悪天候に見舞われる可能性が高いという。大雨や強風、雷などに対する警戒が必要とした。またマルドナードやリオ・ネグロ、ドゥラスノなどほかの広い範囲に対しても、注意報が出されている。

■ニカラグア、環境激変のおそれ Infobaeの記事
ニカラグアでは、今後環境が激変するおそれがある。2013年、同国は事実上、中国からの支援を受ける形で、新たな運河の建設を開始した。この運河建設の進行で地域の環境が大きく変わり、周辺住民が大移転を迫られる可能性があるという。この運河建設で農地を奪われる農業層は、今もこの建設に反対している。

■ニカラグア-日本、友好の日 El 19 Digitalの記事
ニカラグアと日本が、「友好の日」を祝った。日本政府からの奨学金を受けて教育を受けた国民の団体であるANEJAと、日本の協力機関JICAがこの日を祝ったものだ。両国は国交樹立から82年を迎え、今もJICAは協力隊員を多く、ニカラグアに派遣している。ANEJAとJICAは、両国のさらなる関係発展に意欲を示した。



最近の記事