2017.08.25

【ボリビア】

■アチャカチ闘争、さらに激化か La Razónの記事
ラパス県のティティカカ湖畔の町アチャカチの社会闘争が、さらに激化するおそれがある。この町では、市民グループがエドガル・ラモス首長の退陣を求める闘争を5月から継続している。これが現在激化し、アチャカチに至る道路の封鎖が大規模に行なわれている。市民グループは、この封鎖をさらに拡大する可能性を示し、闘争のさらなる激化に含みを見せている。

■政府側、対話の姿勢 El Deberの記事
アチャカチ闘争で、政府側は対話の姿勢を見せた。市民が退陣を要求するエドガル・ラモス首長は与党MAS所属だが、地方自治に関することとして政府側はこの闘争と距離を置く姿勢を示していた。しかしこの闘争が激化し、地域の有力者で元下院議員のフェリペ・キスペ氏が参戦したことで、国としても対応を図る姿勢に転換した。

■アチャカチは武装している El Deberの記事
カルロス・ロメロ大臣は、社会闘争が激化しているアチャカチの人々が「武装している」と断じた。現在市民グループは道路封鎖を行ない、警官隊とにらみ合いの状態となっている。同大臣によるとこのアチャカチの人々が、銃器などの武器を用意しているとの見方を示した。どのような経緯で武器が市民に行きわたったのかなど、今後捜査を行なう姿勢を示した。

■プカラニ、陸の孤島化 Página Sieteの記事
ラパス県のプカラニの人々が、抗議の声を上げている。ティティカカ湖畔のアチャカチで、首長の辞任を求める市民による社会闘争が激化し、ワリナとリオ・セコを結ぶ道路の封鎖が続いている。この事態でプカラニは無関係ながら、県内のほかの地域との連絡が絶たれ、陸の孤島と化している。プカラニの人々もこの事態を受け、デモを行なっている。

■イシボロ・セクレとの連携模索 El Deberの記事
アチャカチの人々は、イシボロ・セクレ国立公園内のインディヘナ(先住民)との連携を模索している。首長辞任を求める社会闘争がアチャカチでは激化しているが、公園内での道路建設に反対する社会闘争中のインディヘナらと、対政府での連携を図る動きがあるという。いずれの闘争も、政府与党MASの姿勢に対する疑問が、背景にある。

■エボ、PPKと会談へ Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、ペルーのペドロ・パブロ・クチンスキー大統領と会談する。9月1日にリマを訪れ、この会談に臨むことが明らかになった。両国は同月4日、アレキパで共同閣議を実施する予定で、この準備のための訪問とみられる。ボリビアは、関係悪化を受け外港機能をチリからペルーに移す姿勢で、ペルーとの連携の重要性が高まっている。

■二重アギナルド、実施方針 La Razónの記事
政府はこの年末、二重アギナルド(クリスマス手当)政策を実施する姿勢だ。マリオ・ギリェン経済金融相が明らかにしたものだ。政府は労働者の生活の質向上を目的に、アギナルドの倍払を企業などに義務づける政策をとった。しかし昨年は、経済成長が予想を下回ったため実施が見送られている。政府は、今年については再び実施する姿勢を示した。

■ポマ社、完全停止 La Patríaの記事
フランスのポマ社は、テレフェリコ(ロープウェイ)工事を完全に停止した。同社はオルーロの中心部とサンタバルバラ山を結ぶこのテレフェリコの工事を請け負っている。しかしこの事業が資金難から先行きが不透明となる中、同社は工事費が受け取れない状態に陥っていることを明らかにしていた。このテレフェリコの今後について、オルーロでは協議が続くも、結論が出ていない。

■市場火災の原因は断線 La Razónの記事
サンタクルスのラ・ラマダ市場の火災の原因は、断線だったという。23日朝、第一環状線沿いのこの市場の一角から火の手が上がり、合わせて20店が全半焼した。消防による調べの結果、施設内で起きた断線が、火災の原因であることが特定された。この火災による人的被害はないが、被害額は3万ドルにのぼるとみられる。

■オルーロ、野犬が人を襲う La Patríaの記事
オルーロの市街地で、野犬が通行人の若い男性を襲った。市内に住む23歳の男性は、ソトマヨール通りとバスケス通りの交差点付近を日中、歩いていた。この際、突然現れた野犬に襲われ、噛まれて重傷を負ったという。男性は病院で手術を受けたほか、犬が狂犬病にかかっていた可能性もあることから緊急にワクチンも受けている。


【ペルー】

■アバンカイ通りで衝突 Perú21の記事
リマ中心部のアバンカイ通りで、教員のデモ隊と警官隊との間で、衝突が起きた。国内各地の教員は待遇などの改善を求め社会闘争を行なっており、議会があるこの街路でデモを行なった。これを抑えようとした警官隊との間で衝突が発生し、教員1人が負傷したという。普段は商売人や車で賑わうこの街路は、この日はものものしい状況となった。

■カイリョマ、橋20本必要 Correo Perúの記事
アレキパ県のカイリョマ郡では、橋20本の補修や新設が必要だという。アレキパ県では今年、すでに70回もの地震が発生し、このうち同郡は火山活動の影響でその多くを占めている。このため橋の損傷被害や土砂災害が相次いでおり、地域行政はこの対応策として橋が必要と県や国に訴えた。


【チリ】

■チロエ、非常事態求める BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州チロエ島は、州や国に対して非常事態の宣言を求めた。南極から張り出した強い寒気の影響で、この島一帯は悪天候に見舞われた。大雨や土砂災害で、島内の道路の交通に大きな支障が生じているという。中心都市カストロの首長は、州政府に対し早期の宣言を求めた。

■中南部、次の悪天候 BioBio Chileの記事
国内中南部にはすでに、次の悪天候が迫っているという。気象機関が予報し、各方面に注意を呼びかけたものだ。第7(マウレ)、第8(ビオビオ)州では今後、強風をともなった大雨が降るおそれがある。国内では第8(ビオビオ)州から第10(ロス・リオス)州にかけての地域が、悪天候に見舞われチロエ島で大きな被害を出したばかりだ。


【アルゼンチン】

■トゥクマン空港、9月1日再開 Contexto Tucumanの記事
トゥクマンの空港は、この9月1日に再開する見通しだ。同空港では15億ペソが投じられ、滑走路を3500メートルに延伸、再舗装する工事が行なわれている。この間、同空港は完全に閉鎖されているが、工事終了の目途が立ち、9月1日にも再開される見通しだという。この閉鎖期間中、同空港便はサンティアゴ・デル・エステーロ州西部の空港が代替使用されていた。

■リネアC、集改札スト Cronistaの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCでは24日、改札をオープンにする集改札ストが行なわれた。同路線の労働組合が、安全体制の強化を運営側に求めた動きだ。朝から午前10時まで、同路線は運賃を払わずに誰でも利用できる状態となった。組合側は利用者と、労働者の安全性向上を以前から、働きかけていた。

■セロ・バヨ、リフトの事故 La Mañana Neuquénの記事
ネウケン州のセロ・バヨのスキー場で、リフトの事故が起きた。ゴンドラ同士が衝突したものだが、運営側によるとこの2つのゴンドラの12人の乗客に、負傷などはないという。この事態は、一方のゴンドラが重量オーバーを起こし、作動上の問題が生じて起きた事故とみられる。このリフトはその後、運用が再開されているという。

■シポレッティでさらに死者 El Díaの記事
国内南西部を襲った寒波で、新たな死者が確認された。リオ・ネグロ、ネウケン両州は南極からの強い寒気による悪天候に見舞われた。シポレッティでは、この強風で倒れた壁の下敷きになり、37歳の男性が新たに死亡したという。この悪天候では州内のセンテナリオでも、崩れた屋根の下敷きになった54歳の男性が死亡している。

■アンデス航空、新機材調達へ Misiones Onlineの記事
アンデス航空は新たに、ボーイング737-800型機を調達するという。2006年にサルタをベースに運航を開始した同社は、長らく業績は低迷していた。しか昨年、LCCへの事実上の転換を表明し、低運賃での路線開設を進めた。先週末の連休には、8500人が利用するなど、成績が好調となっている。さらなる路線、便数増加のため、新機材の調達を決めたという。

■15州は暖冬 Clarín.comの記事
国内15州は暖冬とみられる。国内は現在冬で、今週にはネウケン、リオ・ネグロ州が寒波に見舞われた。しかし北部を中心とする15州は冬らしい寒さではなく、時に夏のような暑さに見舞われた。パラグアイ国境のフォルモサ州では、摂氏36.4度を記録した町もある。北部から東部にかけて、25日は再び夏のような暑さになる見通しだ。


【エクアドル】

■中国漁船、やりたい放題 El Universoの記事
エクアドルの排他的経済水域(EEZ)内で、中国漁船が「やりたい放題」だという。ガラパゴス諸島近海で違法操業をしていた中国漁船が拿捕された。この船からは、水域内で漁が禁止されているサメなどが見つかっている。EEZに隣接する公海には中国漁船300隻がおり、いつ再びEEZに入り込むか分からない。海洋環境学の専門家は、この違法漁に強い危機感を示している。

■TAME便でまたトラブル El Comercioの記事
公営航空会社TAMEの便で、またトラブルだ。今月20日、キトのマリスカル・スクレ空港から、米国ニューヨークに向かおうとしたEQ550便が突然にキャンセルされた。多くの利用客は後続便に振り替えられたが、この後続便もさらにキャンセルされ、多くの人が出発を待ち続けている。またニューヨーク発キト行きの折り返し便も同様に欠航となり、双方に影響が広がっている。


【コロンビア】

■サントス、メディア弾圧を批判 Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権によるメディア弾圧を批判した。ベネズエラ国内でテレビ放送をしている国内メディア、カラコルについて差し止めの措置がとられたものだ。ルイサ・オルテガ・ディアス前検察長官の亡命受け入れをしたコロンビアへの対抗措置とみられる。サントス大統領はマドゥロ政権を「独裁」と呼び、強く非難した。

■オルテガ氏、再入国の問題なし Caracol Radioの記事
ブラジルを訪れたベネズエラのルイサ・オルテガ・ディアス前検察長官の再入国に、問題はないという。ニコラス・マドゥロ政権批判から弾圧を逃れコロンビアに来た同氏だが、ベネズエラ政府はInterpolの国際手配の手続きをとった。しかし国内捜査機関によるとこの手配の連絡は国内に来ておらず、同氏がブラジルから戻り、コロンビアに入国する障壁は何もないという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、コロンビアメディアを弾圧 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、コロンビアのメディア「カラコル」を弾圧した。このコロンビアメディアは国内でテレビ放送などを行なっているが、この放送を突如、差し止めたものだ。マドゥロ政権への批判、捜査を行なったルイサ・オルテガ・ディアス前検察長官の事実上の亡命を受け入れ、政府保護を行なうコロンビアに対する、対抗措置とみられる。

■検察、オルテガ氏発言を否定 El Paísの記事
検察は、ルイサ・オルテガ・ディアス前検察長官の発言を「根拠がない」と否定した。コロンビアに事実上の亡命をしたオルテガ氏は、ニコラス・マドゥロ政権の汚職を追及していた。コロンビアやブラジルなどで、この証拠とともに汚職の追及を続ける姿勢を示している。しかし検察は、このオルテガ氏の発言そのものを「信憑性がない」と切り捨てた。

■マドゥロ、演習強化を指示 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、軍に対して演習強化を指示した。米国のドナルド・トランプ政権は、マドゥロ政権が独裁色を強め、民主主義が脅かされているとして、ベネズエラに対し軍事介入を行なう可能性を示唆した。マドゥロ大統領は、「米帝からの攻撃」に備えるため、国内での演習の強化を指示した。この強化を米国は、軍事的威嚇とみなすおそれもある。

■オルテガ氏「ベネズエラは無法状態」 News24の記事
コロンビアに事実上の亡命をした前検察長官のルイサ・オルテガ・ディアス氏は、ベネズエラが「無法状態」にあると断じた。ブラジルを訪れ、ラテンアメリカの検察官の会議に参加し述べたものだ。独裁色を強めるマドゥロ政権下での同国内は、「犯罪の天国」になるおそれがあると警告した。また亡命の理由について、自身に重大な危険が及ぶおそれがあったためと説明している。

■カード決済が急増 El Paísの記事
国内の小売りの現場では、カード決済が急増しているという。急激なインフレの進行と、通貨ボリバールの下落を受け、国内では現金、とくに紙幣の不足が顕著だ。このため、銀行口座からの現金引き出しが難しい状況にあり、クレジットカード、デビットカードの決済が急増している。小売店側も、こうした決済方法を新たに受け入れる対応が増えている。

■アエロポスタル、飛べず El Carabobeñoの記事
カラカスからマラカイボに向かおうとしたアエロポスタルの旅客機が、離陸直前に「差し止め」を受けた。航空行政によると、同社は便運航に必要な保険料の納付を怠り、このために離陸が止められたものだ。カラカスの空港ではアセルカ航空、サンタ・バルバラ航空の便も同様の扱いを受けた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■オルテガ氏、ウルグアイにも接触 El Paísの記事
ベネズエラの前検察長官、ルイサ・オルテガ・ディアス氏は、ウルグアイにも接触しようとしている。同氏はニコラス・マドゥロ政権への追及姿勢から弾圧を受け、コロンビアに事実上の亡命を行なった。マドゥロ政権の汚職について各国に訴えており、ウルグアイなどにも接触する姿勢を示している。

■エルサルバドルで銃撃戦 Caracol Radioの記事
エルサルバドルで銃撃戦があり、合わせて5人が死亡した。この事態が起きたのはサンミゲルだ。国内ではパンディージャと呼ばれる犯罪組織のメンバーの暗躍が続くが、このパンディージャと警官隊の間で銃撃となった。死亡したのはパンディージャの4人と警官1人だ。治安対策で警官らがパトロール中に、この事態に発展したという。

■難破2件で41人死亡 El Paísの記事
ブラジルではこの48時間に船の難破事故が2件相次ぎ、合わせて41人が死亡した。パラ州では22日、シングー川を航行していた船が難破して沈没し、23人が救助されたものの19人が死亡した。そして24日、バイア州ではイタパリカ島からサルバドールに向かっていた船が沈み、22人が死亡した。

■グアテマラ、教員が国境封鎖 Caracol Radioの記事
グアテマラでは教員らが、国境道路を封鎖している。政府に対し、合意された賃金待遇などについての早期履行を求めた社会闘争だ。教員らは同国とエルサルバドル、ホンジュラス、メキシコを結ぶ国境道をそれぞれ封鎖しており、これらのルートを通る交通や物流に大きな影響が生じている。

■ニカラグア、結膜炎の流行 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグアで、結膜炎が流行しているという。感染症やアレルギーが原因で起きるこの目の疾患件数は、今年に入りすでに1万1300件が報告されている。今週だけですでに52の行政地域で1630件が報告され、眼科医の団体は異常な増加状況にあるとして、国内に注意喚起した。2015年の年間発症者は2206人、2016年は2877人だった。


【国際全般】

■カタール、イランと外交関係再開へ News24の記事
カタール政府は、イランとの外交関係を再開する。同国は2016年、サウジアラビアがイランと断交したことを受け、同様の断交の措置をとっていた。しかしこの6月、そのサウジアラビアからカタールが断交され、中東各国にこの動きが広がった。サウジアラビアなどからの要求を無視する形で、イランとの外交関係を再開することを、カタール政府が選んだ。



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