2017.08.26

【ボリビア】

■アチャカチ闘争、週末継続 Correo de Surの記事
ラパス県ティティカカ湖畔の町アチャカチの社会闘争は、この週末も継続する。市民グループは、エドガル・ラモス首長の退陣を求め、この5月から社会闘争に入っている。この闘争が激化し、道路封鎖やラパスに向けての行進が行なわれているものだ。アチャカチの町の経済は現在、完全にストップした状態で、市民生活も麻痺しつつある。

■アチャカチ行進、ラパスに近づく El Díaの記事
社会闘争中のアチャカチの人々のデモ行進は、ラパス市内に近づいている。首長の辞任を求めた動きがさらに拡大し、この首長が所属する与党MAS、そしてボリビア政府にも要求の矛先が向いている。この動きを支持するインディヘナ(先住民)がコパカバーナ、オルーロとユンガス地方からも行進を行なっており、ラパスで合流する見通しだ。

■武器保持者を特定へ Página Sieteの記事
カルロス・ロメロ大臣は、アチャカチ闘争の現場に銃器などの武器を持ち込んだ者について、特定を急いでいることを明らかにした。首長辞任を求めるこのデモの現場に、銃器を持つ者が現れたことを同大臣は明らかにしていた。違法所持の武器摘発と、この人物の特定を現在、捜査機関が進めていることを明らかにした。この社会闘争は現在、膠着状態に陥っている。

■アチャカチ闘争、インディヘナに拡大のおそれ La Razónの記事
ラパス県アチャカチの社会闘争が、国内のインディヘナ(先住民)層全体に拡大するおそれがある。与党MAS所属の首長辞任を求めた動きだが、この矛先はエボ・モラレス政権に向かっている。インディヘナ層は現政権の支持基盤だったが、政権の方向性の変化をすでにインディヘナ層は捉えていた。国内各地のインディヘナ層が、この闘争に今後参画する可能性がある。

■エボ、イシボロ・セクレへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は26日、イシボロ・セクレ国立公園を訪れる。政府はこの公園内に新たに道路建設を予定しており、モラレス大統領は新たに着工される橋の現場などを視察する予定だ。しかしこの公園内で伝統的な生活を踏襲するインディヘナ(先住民)層は、この計画に反対している。

■副大統領の矛盾を指摘 Página Sieteの記事
記者らが、アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領の発言の矛盾をついた。同副大統領は、自然保護地域内の保護は憲法に定められた内容と説明していた。しかしイシボロ・セクレ国立公園内の開発許可について、憲法にかかる問題でありながら議会が一方的に議決を行なったことは、明らかに憲法違反と指摘したものだ。

■エボ、新自由主義を批判 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、新自由主義をあらためて批判した。1990年代にかけ、世界銀行や国際通貨基金(IMF)の「圧力」を受け、国内では公営事業の民営化がすすめられた。しかしこれらの事業で鉄道の衰退や、コチャバンバでの「水戦争」の発生など副作用が起きている。モラレス大統領はこれらの民営化で、国内の資産100億ドルが損なわれたとツイッターで指摘し、批判した。

■オルーロ県「工事をやめないで」 La Patríaの記事
オルーロ県はフランスのポマ社に対し、「工事をやめないで」と呼びかけた。オルーロ市中心部とサンタバルバラ山を結ぶテレフェリコ(ロープウェイ)建設を、同社は請け負った。しかし財政難で工事代金支払いが滞ったとして、同社は工事中断を発表した。これに対しオルーロ県は、早急な対策を立てることを約束し、工事中断を見合わせるよう求めた。

■デサグアデーロ、管理強化を El Díaの記事
ペルー政府は、デサグアデーロの国境の管理強化をボリビアに打診している。在ラパスのペルー大使が明らかにしたものだ。デサグアデーロは両国間でもっとも重要な国境ポイントだ。この管理体制の強化は、経済関係が今後さらに増すとみられる両国の通商などにも資すると、同大使は説明する。9月1日、両国大統領の会談がリマで行なわれる予定だ。

■犬、準飼い主の問題 Página Sieteの記事
保健省の動物検疫課は、犬の「準飼い主」の問題を指摘した。国内では犬を飼う世帯が増えているものの、日中は放し飼いにし、夜間のみ家に入れる形態の飼い方が多いという。犬の管理が徹底しないことで、感染症の拡大を招いたり、不用意な妊娠を引き起こしたりしていると指摘したものだ。

■ポオポ塩湖化、取り返しつかず La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖で起きている「塩湖化」は、環境的に取り返しがつかないものだという。この湖は異常渇水で一時消滅が伝えられる事態となった。水が干上がった湖の南部の固定部分に塩の塊が出現し、ウユニ塩湖やコイパサ塩原に近い景観となっている。環境学の専門家は、これほどの塩が出現し、もともとの淡水湖に戻ることは難しいとの見解を示した。

■ピアノを弾く泥棒 Página Sieteの記事
ラパス、アルト・サンペドロの教会に忍び込んだ泥棒が、ピアノを弾いていたという。教会側によるとこの施設に入り込んだのは若い男3人で、施設内で飲酒し、ピアノを弾いたり歌を歌ったりしていた。通報を受けた警察が駆けつけ、酔っぱらった状態のこのうちの1人を拘束したが、残る2人は逃げたという。


【ペルー】

■マチュピチュ、新たな発見 Perú21の記事
クスコ県のマチュピチュ近くで、新たな考古学的発見があった。インカ時代の葬祭に使用された「ワカ」で、壁画と葬儀が行なわれた痕跡が見つかったものだ。明らかにした考古学者によるとこのワカは、インカ時代の交易ルートであったカパック・ニャン(インカ古道)沿いにあり、当時の葬儀の習慣を解析する、重要な資料になるという。

■アレキパ、地震で被害 El Comercioの記事
アレキパ県で新たに地震があり、被害が報告されている。24日15時3分頃、カイリョマ郡のマドリガルの南西9キロを震源とするマグニチュード4.3の地震が発生した。震源が10キロと浅く、周囲のコミュニティで強い揺れを感じた。アレキパ県側によると、このマドリガルでは合わせて16棟の住宅に、一部損壊などの被害が生じているという。


【チリ】

■デジタルデータ、2年保存へ BioBio Chileの記事
政府は国内の電話、通信会社などに対し、デジタルデータを2年間、保存することを義務づけた。携帯電話などの使用データの保存を義務づけたもので、個々のデータ通信の内容の保存はこれに含まれていない。保存されるのは、通話や通信を行なった時間や通話相手先の番号などのデータだという。

■メトロ1号、正常化 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)1号線は、正常化したという。同路線では25日午後、サンタルシア駅で利用者が線路上に転落する事故が起きた。このため同路線はラ・モネーダとチリ大学駅との間で、運転を一時見合わせていた。運営側によると安全が確認されたことから、17時50分に全線で運転を再開したという。


【アルゼンチン】

■6月の観光、記録的 Infobaeの記事
この6月に国内を訪れた観光客は、記録的数字になったという。国立統計機構(INDEC)が、国内ホテルの宿泊動向から試算したものだ。この月に国内を訪れた観光客は、270万人に達したという。またこの上半期(1~6月)の来訪観光客数は1千万人を突破し、前年同期比で10%も多い。

■トゥクマン空港、仕上げ中 La Gacetaの記事
トゥクマンの空港の工事は、現在はラストスパート中だ。この空港は現在閉鎖され、滑走路の延伸、再舗装などの工事が行なわれている。民間航空局は、この空港の運用再開を9月1日と発表し、これに向けた最終的な仕上げ工事が現在、急ピッチで行なわれている。同空港閉鎖中、便はサンティアゴ・デル・エステーロ州のリオ・オンド空港に一時移管されている。

■アエロパルケ、天候の影響 El Solの記事
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)は25日、天候の影響を受けている。悪天候のため離着陸の便に大きく遅れが広がっているものだ。空港を管理するアルゼンチン2000によると、雷をともなった雨雲が近づいた影響を受けているという。同空港は国内空港の中でもっともビジーな存在だ。

■イグアスのシェラトン、7つ星に Foz do Iguacuの記事
ミシオネス州のイグアス国立公園内にあるホテル「シェラトン」は、最高級の7つ星になるという。ドバイの投資機関アルブワルディが、このホテルに新たに5500万ドル規模の投資を行なうことを明らかにした。このホテルの施設増強、アメニティ充実などを図り、さらに高級感を引き上げる。同ホテルは公園内で営業する唯一の存在だ。


【エクアドル】

■キト、交通麻痺 El Universoの記事
キト市内の交通は25日、大きく麻痺した。この日、交通事業者が市や国に対する批判から、ストライキを行なったものだ。公共交通のほとんどが動かず、わずかに動くトロリーバスの停留所には長い列ができた。通常よりも早い時間からこの日は多くのタクシーが営業した。交通関係者のデモ隊と警察隊の衝突で4人が逮捕され、10人が負傷している。

■パパリャクタで降雹 El Comercioの記事
キト近郊のパパリャクタで、大量の雹が降った。ナポ県のこの町は標高3300メートルの高さにあるが、25日に大量の雹が降り、6センチも積もった。この影響で、ピフォとこの町を結ぶ交通は麻痺し、バスやトラックが足止めされる事態となった。気象機関によると24日頃に、アマゾンを通じて強い寒気が入り、この降雹につながったという。

■モロナ・サンティアゴ、橋の事故 El Universoの記事
モロナ・サンティアゴ県で橋が崩落する事故が起きた。24日、この事故が起きたのはタイシャとトゥティネンツァを結ぶ道路にある、パンキ川にかかる吊り橋だ。この突然の崩落に巻き込まれ、橋を渡っていたとみられる54歳と40歳の男性2人が死亡し、このほか6人が負傷している。現在交通公共事業省が、原因の調べを進めている。


【コロンビア】

■ベネズエラから毎日5万5千人 Play Groundの記事
現在毎日5万5千人のベネズエラ国民が、食料を求めてコロンビアへの国境を越えているという。経済失政の影響でベネズエラ国内では食料を含む物資不足が続いている。このため、日々の糧を求め、コロンビアに越境する人が毎日、相当数にのぼる。民間団体はこの数が毎日5万5千人にのぼると試算した。

■オルテガ氏、ボゴタに戻る Caracol Radioの記事
ベネズエラの前検察長官、ルイサ・オルテガ・ディアス氏がボゴタに戻った。ニコラス・マドゥロ政権を強く追及した同氏は弾圧を受けて解職され、コロンビアに事実上の亡命をした。ブラジルで開催されたラテンアメリカの検察の会議に出席したが、再びボゴタに戻ったものだ。同氏については、コロンビア政府の保護下にある。

■メデジン中心部で断水 Caracol Radioの記事
メデジン中心部では26日夜から、大規模な断水が行なわれる。市側によると、市内の水道供給の主要な水道管の交換などの作業のため、断水を行なうという。26日20時から、27日朝10時まで、水道供給が絶たれる。中心部の該当地域の市民などに対し、水を汲み置くなどの準備を求めている。


【ベネズエラ】

■武力行使「喫緊ではない」 Caracol Radioの記事
米国によるベネズエラに対する軍事介入、武力行使は「喫緊ではない」という。ドナルド・トランプ大統領は、民主主義が損なわれたベネズエラに対し、軍事介入を行なう可能性を示唆した。ハーバート・マクマスター大統領補佐官は、この件について「今すぐというわけではない」とし、差し迫った状況ではないと語った。

■コロンビアとの緊張高まる El Paísの記事
コロンビアとの緊張が高まっている。ニコラス・マドゥロ政権は、同国のメディア「カラコル」の国内でのテレビ放送を差し止めた。マドゥロ政権批判で解職されたルイサ・オルテガ・ディアス前検察長官が同国に事実上の亡命をしたことへの報復だ。しかしコロンビア側はこの動きに強く反発し、フアン・マヌエル・サントス大統領がマドゥロ大統領を「独裁者」と呼び批判している。

■ロドリゲス氏「野党のせい」 Caracol Radioの記事
デルシー・ロドリゲス制憲議会議長は、米国からの経済制裁について「野党のせい」と語った。米国政府は国連に対し、ベネズエラへの経済制裁を求めている。この件について同氏は「野党が、米帝の支配を求めた結果だ」と述べた。ニコラス・マドゥロ政権は非民主的な手法で制憲議会を立ち上げ、野党が多数を占める議会から立法権を奪ったばかりだ。

■マドゥロ、国連には行かず Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、9月に米国ニューヨークで行なわれる国連総会には、行かないという。ホルヘ・アレアサ外相が明らかにしたものだ。この理由について、立ち上げたばかりの制憲議会の対応で忙しいためと説明している。しかし米国はマドゥロ大統領個人に対し制裁を発動しており、このことが欠席を決断させたとみられる。

■演習、90万人が参加 Caracol Radioの記事
政府はこの週末に行なわれる軍事演習について、90万人が参加すると発表した。米国、ドナルド・トランプ政権がベネズエラに対する軍事介入の可能性を示唆している。このことを受け、これに備えた演習を実施することになったものだ。兵20万人に加え、予備兵や市民らが参加し、その規模は90万人になるという。

■パナマ、毎日2千人が到着 Caracol Radioの記事
パナマには現在、毎日2千人のベネズエラ国民が到着しているという。フアン・カルロス・バレラ大統領が明らかにしたものだ。同国は入国するベネズエラ国民に対し今後、ビザ取得を義務づける変更を行なう。この理由について、経済問題などから同国を離れ、パナマに「移民」する動きが強まったためと説明した。この決定の背後には、米国の要請があったとみる向きが強い。

■コパ航空、孤軍奮闘 Caracol Radioの記事
ベネズエラでは外国航空会社として、パナマのコパ航空が孤軍奮闘中だ。国内の経済問題や治安、ジェット燃料の安定供給などの問題から、国内空港から外国航空会社が相次いで撤退、休止した。今の時点で、コパ航空だけが運航を従来どおり行なっている。周辺各国や北米、欧州に向かうルートを、同社が確保している状態だ。

■ティントリ氏、闘争継続 Caracol Radioの記事
活動家のリリアン・ティントリ氏は、反ニコラス・マドゥロ政権の闘争を継続すると断言した。同氏の夫は、政府弾圧で14年の刑を受け、在宅逮捕に切り替わったばかりの野党指導者、レオポルド・ロペス氏だ。ロペス氏に代わり、マドゥロ政権に対する批判の急先鋒となっている。同氏は政府弾圧を受けても、この姿勢を変えないと断じた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ブラジル、難破死者44人に El Paísの記事
ブラジルでの船難破による死者は、44人となった。今週同国北部では船が難破、沈没する事故が2件、相次いだ。22日、パラ州ではシングー川を航行していた船が沈み、21人が死亡した。またバイア州では島からサルバドール・デ・バイアに向かっていた船が難破し、23人が死亡した。ミシェル・テメル政権はこれらの事故の原因究明などを、指示している。

■エルサルバドルで浸水被害 La Prensaの記事
エルサルバドルでは大雨の影響で、住宅などの浸水被害が生じているという。同国南島のラ・ウニオンでは強い雨のため、シラマ峡谷から水かあふれた。政府の防災機関によると、この事態で少なくとも住宅20棟が浸水しているという。この峡谷の水量が多い状態が続いており、地域住民に対し川を渡らないよう、呼びかけがなされている。

■ホンジュラス、LGBTへの差別 Kaosenlaredの記事
ホンジュラスでは同性愛者など、性的マイノリティに対する差別や暴力が、強まっているという。LGBT団体側が指摘したものだ。同国はもともと、同性愛などに対しては保守的な考えが根強いが、2009年のクーデター以降、ホモフォビア(同性愛憎悪)による暴力事件の発生が、顕著に増加している。この10年で、殺害された性的マイノリティは270人に達するという。

■パラグアイ、ネット利用90% ABC Colorの記事
パラグアイでは、90%の人がインターネットを利用しているという。情報通信技術についての国内調査が行なわれ、分析された結果だ。13歳から65歳の年代について調べたところ、90%の人がインターネット利用に親しんでいるという。ネットアクセスについては13歳から17歳の世代では、100%という結果が出た。



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