2017.08.27

【ボリビア】

■エボ、道路の重要性を強調 La Razónの記事
イシボロ・セクレ国立公園を訪れたエボ・モラレス大統領は、道路計画の重要性を強調した。この公園内に新たな道路を建設する計画に、地域のインディヘナ(先住民)が反対している。この訪問にはモラレス大統領の呼びかけで、反対の姿勢を示しているカルロス・メサ、ホルヘ・キロガ両元大統領も参加した。ベニ県全体としては、建設賛成者のほうが多いことが報じられている。

■ベニ県知事「部外者が口を挟むな Página Sieteの記事
ベニ県のアレックス・フェリエル知事は、「部外者が口を挟むな」と語った。同県のサンイグナシオ・デ・モクソスと、コチャバンバ県のビジャ・トゥナリを結ぶ新道路建設が、反対運動に揺れている。県都トリニダを含むベニ県全体としては賛成者が多いが、インディヘナ(先住民)の反対報道ばかりが伝えられることに不満を示し、県の政策の問題への「介入」に不快感を示した。

■アチャカチ、封鎖は3個所 La Razónの記事
ラパス県ティティカカ湖畔の町アチャカチの社会闘争で、道路封鎖が行なわれているのは3個所だという。与党MAS所属のエドガル・ラモス首長の辞任を求めた動きで、コパカバーナとラパスを結ぶ道路の3個所が現在、封鎖されている。これらの封鎖個所で対峙していた警官隊は、すでに撤収している。アチャカチの人々のデモ行進は間もなく、ラパス市内に到達する見通しだ。

■二つの社会闘争が連携 El Díaの記事
国内で行なわれている二つの社会闘争が「連携」する。ラパス県のアチャカチの首長辞任を求める闘争と、イシボロ・セクレ国立公園内の道路建設に反対するインディヘナ(先住民)の闘争だ。両者はともに、現政権に対峙するというスタンスの一致点を見出しており、今後の闘争の展開について連携を図ることに合意した。

■エボ、米国を批判 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、ツイッターを通じて米国を批判した。米国では25日、ベネズエラに対する新たな経済制裁が議会で可決され、この発動が発表された。モラレス大統領はこの措置について、経済的クーデターと表現し、南米のインディヘナ(先住民)社会への米帝の侵略だと述べた。またモラレス大統領は米州機構のルイス・アルマグロ総裁なども同じ理由で批判している。

■イリャネス氏殺害から1年 Página Sieteの記事
ロドルフォ・イリャネス元副相が殺害され、1年となった。同氏は鉱山の社会闘争の現場に折衝のため赴いた際、デモ隊により拉致され、拷問を受けて死亡した。この大規模な闘争では、鉱山労働者側の5人も、命を落としている。事件から1年が経過したことを受け、エクトル・アルセ法相がこの事実に触れ、哀悼の意を示した。

■オルーロでは特別のミサ Página Sieteの記事
オルーロでは26日、突別のミサが行なわれた。一年前のこの時期、国内では鉱山労働者による社会闘争が激しく行なわれた。この際、当時のロドルフォ・イリャネス副大臣が拉致され殺害されるという、大きな事件が起きている。さらに鉱山労働者5人も死亡したことから、これらの犠牲者を追悼するミサが、オルーロ市内の教会で行なわれたものだ。

■橋建設の中断を指示 Página Sieteの記事
政府は、ラパスの新橋建設工事の中断を指示した。ソポカチとミラフローレスを結ぶラス・アメリカス橋に平行する、新橋の建設現場で前の週、労災事故が起きた。作業員が30メートルの高さから転落し死亡したものだ。政府は、この事故の原因追究と対策を施工業者に指示し、この報告があるまで工事を差し止める決定をした。

■コカ葉、3万7500haに Página Sieteの記事
米国政府は、ボリビア国内のコカ葉作付面積が、3万7500ヘクタールに増えていると指摘した。米国の全米麻薬撲滅対策室(ONDCP)が指摘したものだ。2015年の3万6500ヘクタールから、1000ヘクタール増えたとした。インディヘナ(先住民)文化の上で重要な意味を持つコカ葉だが、コカインの原料になることからボリビアでは法令1008号で、生産や流通が規制されている。

■テレフェリコ中断、市議会のせい La Patríaの記事
オルーロ県のビクトル・ウゴ・バスケス知事は、テレフェリコ(ロープウェイ)建設の中止はオルーロ市議会のせい、と断じた。市内では中心部とサンタバルバラ山を結ぶテレフェリコの建設工事が、資金難などで中断している。市議会側が、県側が提示した打開策をことごとくはねつけたことから、請け負ったポマ社が工事をなげうったと批判した。

■東部、高温の警報 La Razónの記事
国内東部に、高温の警報が出された。気象機関はサンタクルス、ベニ、パンドの各県では27日から29日にかけて、気温が大きく情報するとの予報を示した。季節的には冬であるものの、夏のピーク時の暑さである摂氏35~39度の猛暑となる予報だ。気象機関は地域の人々に、熱中症予防などを呼びかけた。

■コチャバンバ、窃盗団摘発 Página Sieteの記事
コチャバンバで、国際的な窃盗団が摘発された。警察によると、市内の建物などで盗みをはたらいていた外国人グループを摘発、逮捕したという。このメンバーにはペルー、コロンビア、ベネズエラ国籍者などがいる。市内の建物の扉や窓をこじ開けるなどして忍び込み、金品を奪ったとみられる。


【ペルー】

■中央道に新トンネル Gestionの記事
リマと中央アンデス、ワンカヨを結ぶ中央道に、新たにトンネルが建設されるという。交通通信省が明らかにしたもので、リマ県北部のワロチリ郡とチャクラカヨ郡を結ぶ、全長10キロのトンネル建設を開始するというものだ。中央道は交通量が多い一方、天候の影響を受けやすい傾向があり、このトンネル建設で通行の安定性が増すとした。

■アルゼンチン、文化財39点返還 El Comercioの記事
アルゼンチンはペルーに、文化財39点を返還する。ペルー側の求めに応じ、およそ10年の交渉を経て合意されたものだ。ペルーから持ち出されたチムー、ナスカ、ランバエケ文化期の出土物などが、国内に戻ることになった。ペルーの文化行政は、国外に流出した文化財の返還を、世界各国に働きかけている。

■ジョッキー・プラサで盗撮 Perú21の記事
リマ最大の商業施設、ジョッキー・プラサで盗撮事件が発覚した。若い男らが施設内の女性トイレに携帯電話を設置し、盗撮を行なっていたという。この携帯電話は買い物後のレジ袋などに偽装され、怪しまれないよう工夫がなされていた。この携帯電話を回収しようと男2人がトイレ内に立ち入ったことで、事態が発覚した。


【チリ】

■アタカマが花畑に El Universoの記事
世界でもっとも乾燥した沙漠であるアタカマ沙漠に、花畑が出現した。花が咲いたのは第4(コキンボ)州ラ・セレーナの北部地域だ。この地域では大雨が降り、この影響は沙漠地域にも及んだ。この沙漠では、こうした雨が降るたびに、短期間ながら花畑が出現することで知られる。しかし気候変動で、この出現の機会が、増加しているという。

■プコン、米国男性が不明 BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州の観光地プコンで、米国の男性が不明になっている。家族によると、不明になっているのはエステバン・ウィンドハムさんだ。この22歳の男性は、この地でエコトゥーリズムを学んでおり、2年が経過している。しかし25日から、突然連絡が取れなくなっており、何らかの事故か事件に巻き込まれた可能性があるとして警察が捜査を開始している。

■ビオビオ、降雪の可能性 La Terceraの記事
第8(ビオビオ)州の広い範囲で、雪が降るとの予報が出された。気象機関によると今後数日間にわたり、州内13地域では雪が降りやすい状態になるという。国の防災機関は、積雪となり交通や物流に支障が生じるおそれがあるとして、各方面に警戒と準備を呼びかけた。とくに小規模農家に対し、農作物の管理徹底が伝えられている。


【アルゼンチン】

■トゥクマン、初便はマクリ Tucumana las 7の記事
トゥクマンのベンハミン・マティエンソ空港の再開第一便は、マウリシオ・マクリ大統領の機体になるという。同空港は現在閉鎖され、滑走路の延伸、再舗装の工事が行なわれている。9月1日に再開されることが決まったが、大統領専用機が最初の便になることが決まった。滑走路は現行の2900メートルから3500メートルに延ばされ、商業空港として国内最長となる。

■AR、ネウケン新路線 La Nuevaの記事
アルゼンチン航空は新たに、ブエノスアイレス州のバイア・ブランカと、ネウケンを結ぶ新路線を開設する。同社がネウケン州で行なわれた会合で明らかにしたものだ。9月9日から、この直行便を週3往復の体制で運航する。プロモーションとして9月中のチケット料金を20%割り引くことも明らかにした。

■メッシの兄が事故 Infobaeの記事
アルゼンチン代表で、FCバルセロナに所属するリオネル・メッシ選手の兄が、交通事故を起こした。26日朝、マティアス・メッシ氏が運転する乗用車が、ロサリオ近郊のプエブロ・エステルでトラックと衝突したものだ。この事故で乗用車は大破したが、マティアス・メッシ氏は軽傷で済んでいる。事故当時現場一帯は悪天候だった。

■5か月の乳児、マリファナ中毒 Cadena3の記事
コルドバで、生後5か月の乳児がマリファナ(大麻草)中毒で緊急搬送された。コルドバ市内のこども病院が受け入れたもので、この乳児の容体は現在は安定しているという。乳児は14歳の母親と、35歳の祖母にこの病院に運ばれた。調べによるとこの母親がマリファナを使用し、授乳を通じて乳児にマリファナの影響が及んだとみられる。


【エクアドル】

■サンクリストーバル、世紀の裁判 Caracol Radioの記事
ガラパゴス諸島のサンクリストーバル島では、「世紀の裁判」が開かれる。今月、諸島に近い排他的経済水域(EEZ)内で違法操業した中国漁船が拿捕された。この裁判が行なわれるが、中国漁船による違法操業による被害額は36兆8千億ドルと試算されている。この漁船の船長と漁船員合わせて20人に対する、責任追及が間もなく行なわれることになる。


【コロンビア】

■コロンビア、亡命者受け入れ Caracol Radioの記事
コロンビアは、ベネズエラからの「亡命者」を受け入れる。議会は、同国で政治的弾圧を受けるおそれがある野党の行政官らの、国内滞在を特例で認めることを可決した。すでに、ニコラス・マドゥロ政権を追求し制憲議会により解職された、ルイサ・オルテガ・ディアス前検察長官が国内に「亡命」している。政府は、同様のケースが今後増える可能性があるとしている。


【ベネズエラ】

■米国、制裁を可決 El Paísの記事
米国は、ベネズエラに対する新たな経済制裁を発動した。25日、議会が承認したもので、米国からのベネズエラへの新規投資などを禁じる内容となっている。ドナルド・トランプ大統領は、独裁色が強まるベネズエラの政権を批判し、民主主義が損なわれていると断じていた。同大統領はベネズエラに対する軍事介入、武力行使の可能性にも言及している。

■米国、断交の可能性も El Nacionalの記事
米国政府は、ベネズエラとの外交関係の破棄の可能性も示唆している。同国高官は、国際問題を解決する手段として外交関係の重要性を示した。しかし一方、経済的困難を抱える同国がロシアから援助を受けるなど、その影響力が強まり、また国内混乱で国際テロ組織が蔓延するおそれがあるとし、国内への影響をとどめるため断交も選択肢としたものだ。

■米国に備えた軍事演習 El Paísの記事
国内ではこの週末、大規模な軍事演習が行なわれている。米国のドナルド・トランプ大統領が、ベネズエラに対する軍事介入の可能性に触れた。このことを受けニコラス・マドゥロ政権は、この介入への「準備」のための演習を指示したものだ。兵20万人に加え、予備兵など70万人の、合わせて90万人の体制で演習が行われ、軍用機や戦車も投入されている。

■タチラで衝突、6人死亡 Caracol Radioの記事
タチラ州で衝突があり、6人が死亡したという。軍のヘスス・スアレス・チョウリオ司令官が明らかにしたものだ。コロンビア国境地域で、暴力的組織であるロス・ラストロッホスにより、パトロール中の兵が攻撃を受けたという。これが衝突に発展し、6人が死亡する事態となった。この組織はコロンビアにベースを置く「過激派」であると同司令官は断じた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■リオ、警官100人死亡 El Comercioの記事
ブラジル、リオデジャネイロでは今年に入り、すでに警官100人が死亡しているという。ブラジル国内各地では、ファヴェラと呼ばれるスラム街を巣窟とした組織犯罪が横行している。こうした組織との「戦争」により、警官の死者数が100人に達したとリオの警察が明らかにした。今月にはミシェル・テメル政権の指示で、軍の兵がこの町に大量投入されたばかりだ。

■ウルグアイ、287人避難 El Paísの記事
ウルグアイでは26日、合わせて287人が避難したという。国内はこの日悪天候に見舞われ、7つの県で避難指示が出されたり、自主的に市民が避難する事態が生じた。人数がもっとも多いのはカネロネスの119人だ。国民緊急システムによると国内の幹線道路14個所が、この悪天候や土砂災害、浸水で不通になっているという。

■グアテマラ、緊張増す Caracol Radioの記事
グアテマラの首都は、緊張を増した。市内中心部のコンスティトゥシオン広場では、ジミー・モラレス政権に対する反政府デモが行なわれている。このデモの激化を受け、警察は警備にあたる警官の数を大幅に増やした。また大統領府に至る道路については、事実上の通行制限がとられている。

■コパ、アビアンカとの連合も El Economistaの記事
パナマのコパ航空は、コロンビアなどで便を展開するアビアンカ航空との「連合」の可能性を示した。コパ航空はコロンビア国内線も運航し、アビアンカとは激しいシェア争いを繰り広げてきた。しかしともにスターアライアンスのメンバーであり、地域最大手のLATAMと対峙する共通点を抱える。米国ユナイテッド航空との連携強化を通じ、歩み寄る可能性があるとの見方を示した。



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