2017.08.29

【ボリビア】

■アチャカチ行進、ラパスに La Razónの記事
ティティカカ湖畔の町アチャカチの人々の行進が、ラパス市内に到達した。市民グループは、エドガル・ラモス首長の辞任を求めた社会闘争を続け、この行動の一環で行進を実施していた。一団はラパス市内に到着し、市内中心部のサンペドロ広場に「拠点」を構えようとしている。ユンガス地方やオルーロからの同調行進団も、合流しているとみられる。

■アチャカチ行進、警官隊と衝突 Página Sieteの記事
アチャカチの行進団と、警官隊との衝突が29日、ラパス市内で発生した。首長の辞任を求めた社会闘争中のアチャカチの人々は、ラパスまで行進し、市内中心部に入った。刑務所に面するサンペドロ広場に入ろうとしたが、これを警官隊が押しとどめたものだ。この衝突により、警官隊は催涙ガス弾を使用し応戦する事態となった。

■チャリャパタで社会闘争 La Razónの記事
オルーロ県のチャリャパタで、新たな社会闘争が勃発した。県都から190キロのこの地域の6千人が集結し、道路を封鎖し要求の声を上げたものだ。2015年、国と県はこの地域への水道網整備を約束したが、未だに実現していない。この約束の早期履行や、工事のための契約を求め声を上げた。

■マジャサの道路も封鎖 La Razónの記事
ラパス近郊のマジャサに至る道路は29日、ブロック封鎖された。地域の交通事業者らが、この道路のリオ・アバホ付近で封鎖を行なったものだ。フェリクス・パッチ市長に対し、約束されていたこの道路の補修、改善などを早期に履行するよう求めた動きだ。マジャサは動物園や、観光地である「バジェ・デ・ラ・ルナ」(月の谷)などを抱える。

■両元大統領、訪問は9月4日 Página Sieteの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏、カルロス・メサ氏はイシボロ・セクレ国立公園を、9月に4日に訪れる。政府はこの公園内に新たな道路を建設する方針だが、地域のインディヘナ(先住民)らが反対している。政権と大事する両元大統領らは、政府からの打診を受け現場を訪れることを受け入れていた。この訪問日程が確定したものだ。

■イシボロ・セクレ、抵抗運動 La Razónの記事
イシボロ・セクレ国立公園内のインディヘナ(先住民)による、抵抗運動が本格的に始まった。政府はこの公園内に道路を建設する方針で、公園の保護規定を撤廃する措置を取った。インディヘナらはこの撤廃措置を不服として、ベニ県都トリニダの司法に新たな訴えを起こした。インディヘナらは今後、道路封鎖などの社会闘争を続ける姿勢だ。

■陸運業者らが社会闘争 Página Sieteの記事
サンタクルス県では、陸運業者らが29日、社会闘争に突入した。内陸国のボリビアはチリ北部のアリカ、イキケ港を外港として使用しているが、同県内産の穀物などの輸送需要が大きく落ち込み、陸運業者が厳しい状況に立たされているという。業者や運転手らは道路を封鎖し、通商促進策などを求めた。業者らは、この運動を全国に拡大することも示唆している。

■PPK、ラパス-タクナ道に意欲 Página Sieteの記事
ペルーのペドロ・パブロ・クチンスキー大統領は、ラパスとペルー南端のタクナを結ぶ新道路の実現に、強い意欲を示した。9月1日に行なわれるエボ・モラレス大統領との会談で、この計画の前進を図る姿勢だ。ボリビアは外港機能をチリからペルー南部のイロ港に移す姿勢で、この新道路は両国間の新たな物流の動脈となることが期待されている。

■ソカボン寺院をバジリカ・ミノールに La Razónの記事
オルーロの司祭らはバチカン法王庁に、市内の「聖母ソカボン寺院」を教会建物の格の一つである「バジリカ・ミノール」に指定することを求める。連名で、ローマ法王フランシスコ1世あてに書簡を送り、要望するという。また国内の司祭らは9月に、この実現を求め同寺院でミサを行なう予定だ。

■犬、15%増 El Díaの記事
保健省は、国内の犬の数が大幅な伸びを示していると指摘した。同省の動物検疫局の調べによると、2016年時点の犬の数は、前の調査時から15%増えたという。4世帯に1世帯が、犬を飼っている状態だ。国内では狂犬病といった感染症の広がりが問題となり、その背後に犬の増加や飼い方のマナーの問題があることが指摘されている。

■山岳ガイドの標準化を Página Sieteの記事
国内の山岳ガイドらが、このガイド職についての標準化を、国などに求めている。アンデス山脈を抱える国内には、登山やトレッキングなどを目的に、多くの観光客が訪れる。しかしこの山岳ガイドについて周辺国のような標準化がなされておらず、知識や経験の足りない者がこの職名を名乗ることが可能となっている。

■サンタクルス、気温39度に El Deberの記事
サンタクルス県の一部地域では、最高気温が摂氏39度に達する予報だ。国内は冬から春に向かう時季で、通常この時期にはここまで気温が上がることは少ない。しかし強い熱波が入り、とくにブラジル国境地域を中心に気温が大きく上昇する見込みだという。同じく熱帯地方のベニ、パンド県も同様に気温が上がる見込みで、熱中症への注意が呼びかけられた。


【ペルー】

■バス車輛で断線、火災 El Comercioの記事
アンカッシュ県の港町チンボテで、バス車輛が断線による火災を起こした。ミラマールの街路で起きたこの事態で、隣接する三階建の住宅も延焼している。出火当時は停車中で乗客はおらず、この火災による人的な被害は免れた。この地域の住民は、各家庭からガスボンベを持ち出し避難した。

■受取送金、6.3%増 El Comercioの記事
ペルーが今年第二四半期(4~6月)、国外から受け取った送金額は7億6600万ドルだった。中央銀行(BCR)が28日、明らかにした数字だ。この額は、前年同期比で6.3%増えたことになる。アルゼンチンから19.0%、チリから16.8%増えたほか、米国5.3%、スペイン7.5%、日本1.9%といった伸び幅となっている。


【チリ】

■車輛29台燃える BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州で28日未明、車輛29台が燃える事件が起きた。現場となったのは州都バルディビアとサンホセ・デ・ラ・マリキナを結ぶ道路沿いだ。森林会社の敷地内の車輛が燃えているとの通報があり、消火活動が行なわれたものの全焼したものだ。地域ではインディヘナ(先住民)による「テロ」的攻撃が相次いでおり、今回もこの被害を受けたとみられる。

■母親の死骸のそばで1歳児保護 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州ビーニャ・デル・マールの住宅内で、母親の死骸に寄り添っていた1歳の女児が保護された。この母親は傷を負い失血死しており、何者かに殺害された可能性が高いとみられる。この女児は発見された際、低体温症を起こしていたが、今は病院で手当てを受け、回復しているという。警察によると女児は発見時、母親の死から12時間が経過していたとみられる。


【アルゼンチン】

■公共事業、オンライン公開 Infobaeの記事
アルゼンチン政府は、これから始まる公共事業について、情報をインターネット上にオンライン公開する。現在、アンデス山脈にまたがる新たなガスパイプラインの建設が計画されている。この入札、契約、そして進捗状況などをつぶさに公開し、事業の透明性を図る取り組みだ。汚職や不正などが入り込む隙間を、公開を通じて埋めるという。

■イナゴの脅威、続く Infocampoの記事
国内ではイナゴの脅威が、今も続いているという。北部の4つの州にイナゴの大群が出現したとして農業行政は、非常事態を発令している。このイナゴ対策は今も続くが、コルドバ、サルタ州にも波及するなど今もその脅威が続いている。サンティアゴ・デル・エステーロ州では10の行政地域で、イナゴの発生と被害が報告されているという。

■ブエノスアイレスに濃霧 Nueva Ciudadの記事
ブエノスアイレス一帯では28日朝、濃霧が発生した。霧の大きな塊が市街地上空をすっぽりと覆ったもので、市内の2つの空港も影響を受け、一部の便に欠航が生じている。気象機関はこの午後までに霧は晴れるものの、一方で雨が降りやすくなると予想している。この前日には隣国ウルグアイの沿岸が、霧に覆われていた。

■スブテ民営化議論が過熱 Noticias Urbanasの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の民営化の議論が、過熱している。スブテを管理するブエノスアイレス市側は、この管理運営を民間に委託する考えを示し、現行の運営会社メトロビアによる運営が今後6か月間のみとしている。しかし野党などがこの民営化に反対し、この議論が高まっているものだ。

■トゥクマン、国際線就航へ El Tucumanoの記事
9月1日に運用が再開されるトゥクマンの空港には、新たに国際線2路線が就航するという。現在この空港は全面閉鎖され、滑走路の延伸や再舗装などの工事が進められている。LATAM航空はこの再開に合わせ、トゥクマンとチリのサンティアゴ、ペルーのリマを結ぶ路線を就航することを明らかにした。

■AR、エティハドと提携拡大 El Diarioの記事
アルゼンチン航空は、アラブ首長国連邦のアブダビをベースとする、エティハド航空との提携を拡大する。エティハド航空はアルゼンチンに乗り入れていないが、ローマ、マドリードを経由して乗り継ぐためコードシェアを実施している。両社はこれらのルートのさらなる利便性向上を図ることに合意し、荷物を通しで預けられるなどの措置を新たにとる。

■バリロチェ、UAEに水 Río Negroの記事
リオ・ネグロ州のバリロチェは新たに、アラブ首長国連邦に「水」の販路を持つ。UAE側とバリロチェ地方政府の間で合意がなされたものだ。バリロチェ産の水や果物といった産品を、新たに同国に輸出するという。また両者は相互の観光交流の深化についても合意し、増加を図ることで一致した。

■ヨットに薬物、スペインで逮捕 Infobaeの記事
ヨット内に薬物を隠し持っていたとして、アルゼンチンの男性がスペインで逮捕された。カナリア諸島に到着したヨットの中から、実に400キロものコカインが発見されたという。このヨットに乗っていた54歳のアルゼンチン男性が、ほかの5人とともに逮捕された。このヨットは、スペイン本土に向かおうとしていた。


【エクアドル】

■中国漁船、罰金2万ドル El Universoの記事
ガラパゴス諸島近海の排他的経済水域(EEZ)内で違法操業した中国漁船に対し、2万ドルの罰金支払いが求められた。この船は、領海内で、漁が禁止されているサメ漁を行なったとして拿捕されていた。ガラパゴスのサンクリストーバル島の裁判所が、この判決を言い渡したものだ。EEZに隣接する公海では、多くの中国漁船が漁をしている実態が報告されている。

■ガラパゴスに潜水艦配備 El Universoの記事
海軍は、ガラパゴス諸島に潜水艦を配備した。通常潜水艦は、マナビ県のマンタ港をベースとしている。しかしガラパゴス近海の排他的経済水域(EEZ)に隣接する公海に、多くの中国漁船が押し寄せていることから、EEZの警備強化のためこの配備を行なったものだ。中国漁船の違法な漁により、エクアドルの自然環境が脅かされていることも報告されている。

■ロハ、フクロウを保護 El Comercioの記事
ロハ県では野生のフクロウ3羽が、保護された。ボルハ・アルトで発見されたこれらのフクロウは、強風のため木にとまったまま身動きがとれなくなっていたという。環境省が保護したもので、現在は地域の動物園に預けられている。個体に問題がなければ、早期に自然に還す方針だという。


【コロンビア】

■法王を迎える準備完了 Caracol Radioの記事
フアン・マヌエル・サントス大統領は、ローマ法王フランシスコ1世を国内に迎える準備が完了したと宣言した。法王は9月6日から10日に国内に滞在し、ボゴタ、メデジン、ビジャビセンシオ、カルタヘナを訪れる。この準備状況がメディアに公開され、サントス大統領は準備万端であることを強調した。

■ベネズエラに越境を抗議 Caracol Radioの記事
コロンビア政府はベネズエラに対し、越境についての抗議を行なった。国防省によると、ベネズエラの治安部隊がラ・グアヒラ県内に越境し入り込んだという。コロンビア国内にベースを置く活動家の活動に対応した際、起きたものとみられる。外務省はベネズエラ政府に、抗議の書簡を送ったことを明らかにしたが、反応については明らかにされていない。

■アビアンカに行政指導 Dineroの記事
労働行政は、国内最大手の航空会社アビアンカ航空に対し、行政指導を行なった。同省によると、アビアンカ航空は操縦士に対し、過重な勤務を要求していたという。操縦士が加盟する複数の労働組合の訴えにより、この実態が明らかになった。行政側はアビアンカに、労働法制の順守などを求める指導を行なった。

■ククタ空港、夜明かしを禁止 Sumariumの記事
ククタの空港は、ターミナル内での夜明かしを禁止した。ベネズエラ国境に位置するこの町には、国内の混乱を逃れ新天地を目指すベネズエラ国民が押し寄せている。こうしたベネズエラ人らが、ほかの地域に向かうための航空便を、空港ターミナル内で待ち続けるケースが増えたため、夜明かしを禁止する措置をとったものだ。

■クンディナマルカにジャガー Caracol Radioの記事
首都ボゴタを要するクンディナマルカ県内で、初めて野生のジャガーの棲息が確認された。国内で活動する自然保護団体が明らかにしたものだ。県内に設置した山間部のカメラが、野生のジャガーの姿を捉えていたものだ。棲息環境の悪化などから、南米に広く棲息するこのジャガーの個体数が、大きく減っていることが指摘されている。


【ベネズエラ】

■オルテガ氏、汚職の一端を公表 Caracol Radioの記事
コロンビアに事実上の亡命をした前検察長官、ルイサ・オルテガ・ディアス氏が、ニコラス・マドゥロ政権の汚職疑惑の一端を公表した。ブラジルの建設会社Odebrechtにからみ、別の企業を迂回する形で800~1000万ドルが、マドゥロ大統領のもとに入ったという。同氏はこの件を、コスタリカの米州人権法廷や、米国の司法に訴える姿勢だ。

■オルテガ氏「命を狙われている」 El Universoの記事
コロンビアに事実上の亡命をした前検察長官、ルイサ・オルテガ・ディアス氏は、ニコラス・マドゥロ政権による「命を狙われている」とした。コスタリカの米州人権法廷に、この件の申し立てを行なう方針を示したものだ。マドゥロ政権の不正を追及していた同氏は、制憲議会により一方的に解職され、出頭命令も出されていた。夫とともに陸路、水路を通じてボゴタに逃れ、コロンビア政府の保護下にある。

■ロドリゲス氏「制裁の意味ない」 Caracol Radioの記事
制憲議会のデルシー・ロドリゲス議長は、米国による制裁の「意味がない」と切り捨てた。民主主義が危機に瀕しているとして、ドナルド・トランプ政権はベネズエラに対する新たな制裁を発動した。しかしロドリゲス長官は、中国やロシア、インド、イランなどからの「支援」により、こうした制裁の意味がないと断じた。

■こどもの54%、栄養不足 Diario del Surの記事
国内のこどもの実に54%は、栄養不足の状態にあるという。国内で活動するNGO団体が、明らかにした数字だ。数年前から国内では、経済失政の影響で物資不足が続き、食料品を手に入れることが難しくなっている。この影響を、こどもの多くが受けている実態を報告したものだ。昨年一年間に、国民の8割が体重を落としている実態も、報告されていた。

■銀行も現金不足に El Nacionalの記事
国内の銀行も、現金不足に瀕しているという。国内ではインフレの急激な進行や、通貨ボリバールの下落で、紙幣不足が昨年末以降顕在化した。政府は高額な新紙幣発行を進めているが、抜本的解決に至らず、銀行の中にも営業を中止、縮小せざるを得ないところが出ているという。小売りの現場では、カード決済の普及が急速に進んでいる。

■アイスクリーム店、閉店相次ぐ El Universalの記事
国内では、国民にも人気が高いはずのアイスクリーム店の営業中止や閉店が、相次いでいる。物資不足にさらされる中、アイスクリーム生産に必要な牛乳や砂糖が涸渇し、または価格が高騰しているためだ。メリダのアイスクリーム店は、原料調達がままならず、利用客の需要に応えられないとして、やむを得ず閉店を決めたことを明らかにした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアテマラ危機 El Paísの記事
グアテマラが政治的危機に陥っている。同国の汚職実態捜査のため国連から派遣されていた、コロンビアの元行政官イバン・バスケ氏に対し、ジミー・モラレス政権が国外退去を命じた。この措置は同国の憲法に基づくものだが、ウィーン条約に抵触するものでもある。この事態で、同国の対汚職の捜査や実態解明が空転する可能性が高まっている。

■ウルグアイ、951人避難 El Paísの記事
ウルグアイでは現在、951人が避難を強いられている。国内は悪天候に見舞われ、大雨の影響でネグロ川が増水し、一部で氾濫している。被害が大きいのはカネロネス県で、このほかサンホセ、フロリダでも避難者が出ている。気象機関は国内の6つの県に対し、上から3番めのランクの「黄色警報」を継続している。

■パラグアイでも700人被害 Caracol Radioの記事
パラグアイのチャコ地方でも、悪天候による被害が生じた。先週末、地域一帯では大雨や強風などの悪天候に見舞われ、同地方では700人が、住宅損壊などの被害を受けたという。とくに被害が多いのはネウランド、テニエンテ・イララ・フェルナンデスの両地域だ。現在、同国空軍が、被害を受けた人々のための物資輸送などを行なっている。

■コーン島、脱奴隷176年 El Nuevo Diarioの記事
ニカラグア、カリブ海のコーン(マイス)島は、脱奴隷176年を祝った。この島では1841年8月27日、脱奴隷が宣言された。およそ10平方キロメートルのこの島はコロンブスの新大陸発見以降、奴隷貿易の拠点となり、また海賊の活動の中継地となった。現在は穏やかなビーチなどを目当てに、多くの観光客が訪れる島となっている。



最近の記事