2017.09.08

【ボリビア】

■ゲバラの遺体は今もボリビアに Correo del Surの記事
エルネスト・ゲバラ(チェ・ゲバラ)の遺体は今も、ボリビア国内にあるという。スペインのジャーナリスト、ベニテス氏が新たに上梓した書物の中で明らかにしたものだ。1967年10月にビジャグランデのイゲラ村で処刑されたゲバラの遺体について、CIAへの取材を通し今もボリビア国内にある事実をつかんだという。キューバに渡された遺骸のDNA鑑定などはなされていないとみられる。

■アチャカチ封鎖、1週間 Los Tiemposの記事
ティティカカ湖畔のアチャカチとラパスを結ぶ道路の封鎖から、1週間が経過した。アチャカチの市民グループは、汚職疑惑が生じた首長の辞任を求め社会闘争に突入している。政府に対しても対話要求しているが、政府側は一地方自治体の闘争への関与に二の足を踏み、積極的な様子は見せていない。事態は膠着状態に陥っている。

■コパカバーナ、観光危機 Página Sieteの記事
ティティカカ湖畔の信仰と観光の町コパカバーナは、まさに危機的だという。アチャカチの社会闘争による道路封鎖の影響で、この町とラパスを結ぶ交通が途絶えている。ペルー側からこの町に向かうことは可能だが、この封鎖によりコパカバーナの観光業が完全に不振に陥っているという。

■コトカ、封鎖続く El Deberの記事
サンタクルス県のコトカでは、社会闘争による道路封鎖が続いている。市民らが、この地域の道路インフラの整備などを国や県に求め、道路をブロック封鎖しているものだ。現在首長が、市民グループ側との対話を準備している。市民側は、2010年にこの整備事業、公共事業が約束されたとして、早期履行を訴えている。

■サンタクルス-マイアミ線欠航 El Deberの記事
サンタクルスと米国マイアミを結ぶ路線は、欠航となっている。カリブ海では強いハリケーン「イルマ」が、フロリダ半島に接近していることが伝えられている。この影響で、アメリカン航空と国営ボリビアーナ航空(BoA)は、この路線を当面欠航とすることを明らかにした。少なくとも11日の便までは、影響を受けるという。

■ブラジル大使、ビジネス拡大を La Razónの記事
在ラパスのブラジル大使、ライムンド・サントス氏が、ボリビアとのビジネス交流の拡大に意欲を示した。7日はブラジルの独立195年の記念日で、これに合わせて同大使がメディアの取材に答えたものだ。ボリビアはブラジルに天然ガスを供給しているが、同大使は両国間の通商、経済関係の拡大は両国発展のために欠かせないとし、拡大のために力を尽くしたいと語った。

■アマスソナス、ウユニ-スクレ線 Correo del Surの記事
アマスソナスは、新たにポトシ県のウユニと、チュキサカ県のスクレを結ぶ路線を新設する。同社が明らかにしたもので、この路線は9月13日に就航し、週3往復運航するという。ウユニ塩湖は国内随一の観光地で、同じく中心部がユネスコ世界遺産に登録される美しい町並みを持つスクレとの観光の連携を図りたいという。

■ミシクニ水力発電所稼働 Página Sieteの記事
コチャバンバ県ミシクニの水力発電所が7日、稼働した。エネルギー担当のラファエル・アラルコン大臣は、この稼働により、120メガワットの発電が可能になったことを明らかにした。政府は電力を新たな輸出品と位置づけ、まずアルゼンチン市場への供給を準備している。政府は電源開発を進めるとともに、2025年までに原発稼働を目指す方針を示している。

■オルーロ、犬がヒツジを襲う La Razónの記事
オルーロ県で、野犬の群れが家畜のヒツジを次々と襲ったという。この事態が起きたのは県都オルーロの南東、キタヤの農村だ。突然現れた野犬らにより、ヒツジ63頭が殺されたというものだ。ヒツジたちは逃げることもできず、全滅した状態だ。オルーロ県ではインディヘナ(先住民)の習慣で犬を粗末に扱うことを忌避する傾向が高く、野犬の増えすぎが問題となっている。

■7日はモレナーダの日 La Patríaの記事
9月7日はボリビアでは「モレナーダの日」だ。モレナーダは国内でもっとも一般的な音楽、ダンスのリズムで、各地のダンスイベントでは花形的存在だ。ユネスコ無形文化遺産のオルーロのカルナバルを主催するフォルクローレ委員会は2014年、この日をモレナーダの日とすることを決めている。オルーロではこの日を祝い、市内でモレナーダが踊られるという。


【ペルー】

■プーノ県で事故 Correo Perúの記事
プーノ県で7日朝、ミニバスが交通事故を起こした。現場となったのはアサンガロとカラプハを結ぶ道路の、マタロ・チコ付近だ。乗客を乗せたミニバスとトラックが衝突したもので、ミニバスは路上に横転した。この事故で乗客2人が死亡し、複数の負傷者も出ている。事故原因についてプーノ県警が調べを進めている。

■スマート・フィット、ゴールズ・ジムを買収 Gestionの記事
ブラジルのフィットネスチェーン「スマート・フィット」が、リマのチェーン「ゴールズ・ジム」を買収する。スマート・フィット側が明らかにしたもので、買収額は明らかにされていない。ゴールズ・ジムはミラフローレス地区やクスコなどにジムを展開しているが、スマート・フィット側は名称を含め、この体制を継続する方針だという。


【チリ】

■ペルーに文化財700点返却へ BioBio Chileの記事
チリ税関はペルーに、同国の文化財700点を返却する。ペルーは文化財の国外持ち出しを禁じているが、持ち出されたものがチリの税関に摘発される件数も多い。これまでに摘発した700点を一斉に、同国に返却するという。その多くはインカ時代やプレインカ時代のもので、もっとも摘発件数が多かったのは唯一の陸路国境のチャカルタだった。

■バス運賃、90%上昇 BioBio Chileの記事
国内のバス運賃は、90%程度上昇している。18日の独立記念日に合わせたパトリアス祭の連休には、多くの国民が国内外を旅行する。この交通の繁忙期を受け、需要に応じてバス運賃が上昇しているものだ。この期間中、サンティアゴからは50万人が各地にバスで移動すると予測されている。


【アルゼンチン】

■空の便、さらに拡大へ La Nacionの記事
アルゼンチンの空の便は、さらに拡大する。民間航空局は、新規に申請のあった路線についての公聴会を実施した。新たに5社から、国際線300路線、国内線203路線の申請があった。前政権時代、空の権益は保護的だったが、現マウリシオ・マクリ政権は開放路線を掲げており、とくにLCCの新規参入の動きが目立つ。

■対LCCスト、1万2千人に影響 La Nacionの記事
6日、ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港(アエロパルケ)で行なわれたストの影響で、117便に遅れや欠航が生じ、1万2千人に影響した。このストは、国内で相次ぐLCC参入の動きに航空業界関係者が反対の声をあげたものだ。国内でもっとも発着便数が多いこの空港の混乱は全土に波及し、さらに周辺国の一部にも影響を及ぼした。

■イグアス空港で爆弾騒ぎ Misiones Cuatroの記事
ミシオネス州プエルト・イグアスの空港で7日11時過ぎ、爆弾騒ぎがあった。ブエノスアイレス行きのアルゼンチン航空1720便に爆発物を仕かけたとの電話があり、空港施設内からすべての乗客、職員が避難したものだ。警察の爆発物処理班が駆けつけ対応にあたったが、結局不審物は見つからず、悪質ないたずらであったとみられる。

■AR利用、13%増 Télamの記事
アルゼンチン航空の便の利用者はこの8月、前年同月比で13%もの増加を示したという。同社がこの月の実績を示したものだ。13%という伸び幅は、きわめて高い水準だという。同社によるとこの8月の、全便に対する定時発着率は84%だった。この8月、同社は新たにエルアル・イスラエル航空、エティハド航空との新規提携を発表している。

■国道34号で事故 Cadena3の記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州の国道34号で7日14時頃、大きな交通事故が起きた。カサレスのピント近くで、トラックと乗用車が正面衝突し、炎上したものだ。この事故で双方の車輛に乗っていた5人が死亡している。警察によると、乗用車側がトラックに突っ込む形で衝突し、その後全焼したという。

■スタバ、ネウケンへ Neuquén al Instanteの記事
米国のチェーン「スターバックス」が7日、ネウケンに初進出した。市内の商業施設「ポルタル・デ・ラ・パタゴニア」内に新店舗を設け、10時30分に営業を開始したものだ。この新店舗では新たに28人を雇用したという。また9日には、同じく市内のアルト・コマウエに2店舗めがオープン予定だ。スターバックスは2008年に、国内1号店をオープンさせた。


【エクアドル】

■マイアミ線など欠航 El Comercioの記事
キト、グアヤキルと米国のマイアミを結ぶ航空便は、欠航となっている。強いハリケーン「イルマ」が接近している影響で、この路線を運航しているアメリカン航空が欠航を決めたものだ。またフロリダ州のフォート・ローダーデールとキトを結ぶジェットブルーの便も、同様に欠航となっている。このイルマの状況次第で、欠航は長引く可能性がある。

■溶岩、海に到達 El Universoの記事
ガラパゴス諸島のフェルナンディーナ島のラ・クンブレ火山の活動による溶岩流が、海に到達したという。ガラパゴス国立公園が7日、明らかにしたものだ。この火山は2009年以来の活動に入り、火口から流れ出した溶岩が、海に達したものだ。火山活動が活発なこの島には居住者はおらず、人や人家への被害はない。

■国産ビクーニャ、30年越しの夢 El Universoの記事
エクアドルでは30年ごしの夢である「国産ビクーニャ」の産出が、ようやく実現しそうだ。アンデス原産のラクダ類の一種、ビクーニャは国内にも棲息している。しかし家畜として飼われ、珍重されるその毛が国産品として産出されることはなかった。チンボラソ県ではこの産出を目指し、野生ビクーニャの飼いならしやチリからの輸入を受け、ようやく実現に向かいつつあるという。


【コロンビア】

■法王、コロンビアへ El Universoの記事
ローマ法王フランシスコ1世がボゴタに到着した。6日夕方、エルドラード空港に着いた法王を、フアン・マヌエル・サントス大統領らが出迎えている。法王はこの10日にかけて国内に滞在し、メデジン、ビジャビセンシオ、カルタヘナを訪れる。法王の南米訪問は2015年7月のエクアドル、ボリビア、パラグアイ訪問以来だ。


【ベネズエラ】

■外相、英国を非難 Caracol Radioの記事
ホルヘ・アレアサ外相は、英国を強く非難した。同国のメイ首相が、ベネズエラの立法権が議会にある、と断言したことを受けたものだ。政府の意向を強く受ける制憲議会はこの8月、議会から立法権を剥奪し掌握したことを発表していた。同外相はメイ首相の発言が、内政干渉にあたると批判した。

■インフレ率、366% Portafolioの記事
国内の今年のインフレ率は、366.1%となったという。議会金融委員会が明らかにした数字だ。物価上昇などのデータは通常、中央銀行が示すが、政府側の意向でこの数字は発表されていない。このため野党が圧倒的多数を占める議会側が「正確な数字」を発表しているものだ。8月の物価上昇は33.7%だった。

■Odebrecht、贈賄を否定 El Universoの記事
ブラジルの建設会社Odebrechtは、贈賄の疑惑を否定した。コロンビアに事実上の亡命をした前検察長官、ルイサ・オルテガ・ディアス氏が、この汚職の可能性を今も探っている。ニコラス・マドゥロ政権を支えるチャベス派のディオスダード・カベーリョ氏に資金が渡った可能性を指摘しているが、同社はこれを否定した。

■食料不足、悪化中 Venezuela al Díaの記事
国内での主な食料品の不足の状況は、今も悪化の一途だ。国内ではこの2年にわたり、経済失政による物資不足が続き、食料などを求めスーパーに長い列ができ続けている。リテール側のまとめによると小麦粉やコメ、トウモロコシなどの基本的食料の不足がさらに進んでいるという。この食料不足で、昨年国民は一人平均、8キロ体重が減ったことが指摘されている。

■移民のためこどもを殺害 El Universoの記事
パナマに移民するため、こどもを殺害した19歳の母親と、その交際相手の23歳の男が逮捕された。カラカスに住むこの男女は、国内での生活が厳しさを増しているため、パナマへ移民しようとした。この移住をより簡単にするため、2歳のこどもに手をかけたという。経済失政で物資不足などが続く中、近隣国に逃れる国民が続出している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■イルマで10人死亡 El Paísの記事
強いハリケーン「イルマ」の直撃を受けたカリブ海地域では、これまで少なくとも10人が死亡している。この被害はバルバドス、アンティグア・バーブーダ、セント・マーティン島、英領バージン諸島などで生じている。このハリケーンは最も強い「カテゴリー5」を維持したまま、キューバから米国フロリダ半島に接近している。

■セント・マーティン島では死者6人 News24の記事
北部がフランス領、南部がオランダ領となっているセント・マーティン島全土は7日、強いハリケーン「イルマ」の影響を受けた。住民の話では、島内の住宅などの建物の60~70%が破壊され、公共建築物にも被害が及んでいる。島内は現在、水道水がまったく利用できない状況になっているという。隣接するセント・バート島でも、同様の被害が出ているとみられる。

■キューバ、観光客3万6千人に影響 Clarín.comの記事
キューバでは、観光客3万6千人に、強いハリケーン「イルマ」の影響が及ぶおそれがあるという。このハリケーンはもっとも強い「カテゴリー5」を維持したまま、キューバに接近する見通しとなっている。政府観光省によると、影響を受けるとみられる中部から北部の海岸を訪れている観光客に、事前の避難などを呼びかけているという。

■ハリケーン、現在3つ RTの記事
カリブ海周辺では、ハリケーンが3つ同時に存在する状態となっている。非常に強い勢力の「イルマ」に加え、メキシコ湾の「カティア」、そして大西洋上の「ホセ」がそれぞれ成長し、ハリケーンとなった。このうち「ホセ」は今後発達しながら西に進み、イルマと同じようなルートを取る可能性がある。すでに被害を出している地域に、追い打ちをかけるおそれがあるという。

■ウルグアイ、8県に注意喚起 El Paísの記事
ウルグアイの気象機関は、国内8つの県に、悪天候に対する注意を呼びかけている。タクアレンボ、リオ・ネグロ、ソリアノ、フローレス、フロリダ、ドゥラスノ、セロ・ラルゴ、トレインタ・イ・トレスに対し、上から3番めのランクの「黄色警報」を出したものだ。これらの地域では今後、雷をともなった雨雲が近づき、各地で大雨となるおそれがあるという。

■ウルグアイ、観光250万人 Ultima Horaの記事
ウルグアイは今年、すでに観光客250万人を受け入れているという。同国観光省が1~8月の観光目的の外国人来訪者数を示したものだ。この数は、前年同期比で7.5%のプラスだ。またこの間、観光客の国内消費による経済効果は、18億ドルと試算されている。昨年の年間観光客数はおよそ333万人だった。

■エルサルバドル、殺人36%減 Caracol Radioの記事
エルサルバドルでは今年に入り、殺人件数が大きく減っているという。同国政府側が明らかにしたもので、この1~8月の殺人件数は2434件で、昨年同期の3836件から1402件、率にして36.5%減少した。国内ではパンディージャと呼ばれる組織犯罪メンバーの暗躍により殺人が急増したが、国を挙げて取り組み一定の減少効果が得られたとみられる。



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