2017.09.15

【ボリビア】

■アンモニア尿素工場が稼働 La Razónの記事
政府がコチャバンバ県に整備を進めていた、アンモニア、尿素工場が14日、稼働し始めた。9億ドルが投じて建造されたこの工場は、韓国のサムスンからの協力を得ている。国内でのアンモニア、尿素産出が可能となったことで、2億3300万ドル分の輸入が削減され、同時にブラジル市場などへの輸出が可能となる。

■ムニョス「主権議論の必要なし」 La Razónの記事
チリのエラルド・ムニョス外相は、ボリビアと主権について「話し合う必要はない」と断じた。ボリビアは1904年の平和条約に基づき、チリに対し主権ある海岸線を求めている。この件がハーグの国際司法裁判所に持ち込まれているが、ムニョス外相は主権については同司法の判断に関わらず、ボリビア側と話し合う必要のない事項だと断じた。

■大陸横断鉄道、2025年目標 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、国内鉄道網を活用し、ペルーのイロ港とブラジルのサントス港を結ぶ大陸横断鉄道について、2025年実現を目指す方針を示した。この年はボリビア独立200周年で、この大型プロジェクトは今後のボリビアの経済、社会発展を占ううえで重要であり、200年祭にふさわしいとした。パラグアイやウルグアイ、アルゼンチンも協力姿勢を示している。

■チリのストは終了 La Razónの記事
チリのストは終了宣言がなされた。同国の農業分野が要求行動から、道路封鎖などを予告していたものだ。しかしミチェル・バチェレ政権との対話が奏功し、封鎖などの実施は回避された。内陸国のボリビアは同国北部の港湾を外港として使用しており、封鎖が実施されれば貿易に甚大な影響が及ぶおそれがあった。

■アチャカチ封鎖、観光に甚大な影響 El Díaの記事
ラパス県アチャカチの社会闘争で、観光に甚大な影響が生じている。首長の辞任を求めた動きから、アチャカチとラパスを結ぶ道路の封鎖が続いている。ペルー国境、ティティカカ湖畔のコパカバーナは国内から孤立した状態で、この町を訪れる観光客が激減しているという。コパカバーナの市民は、アチャカチ市民のこの封鎖即時解除を目指し、デモを行なう方針だ。

■米国、ボリビアを名指し非難 Página Sieteの記事
米国政府はボリビアとベネズエラを、名指しし非難した。薬物政策において、この2か国の取り組みが遅れているとしたもので、両国の不十分な体制で北中南米全体に悪影響が及んでいるとしたものだ。薬物問題は現在は国境を越えた大きな問題となっている。一方米国は、ゲリラとの和平合意などを果たしたコロンビアを高く評価した。

■AASANA、ストを示唆 La Razónの記事
国内43の空港の管理運営を行なうAASANAの労働組合が、ストライキを示唆している。政府に対し、社会保障の拡充などを求めているものだ。9月21日から、空港でのストライキを行なう可能性があるとした。政府側はこの通告を受け、AASANA労働者組合との間の対話の姿勢を示している。

■新紙幣、2018年から Página Sieteの記事
国内では新紙幣が、来年から流通し始めるという。中央銀行(BCB)が明らかにしたものだ。現行のすべての紙幣のデザイン変更の方針をBCBは示していたが、この発行が来年になるとの見方が示されたものだ。新たに使用される肖像は未定だが、ティワナクやカサ・デ・モネーダなどの文化遺産、さらに動植物などがデザインされる見通しとなっている。

■ソラタ、不明者の捜索続く Página Sieteの記事
ラパス県ユンガス地方のソラタでは、不明となっている1人の捜索が続いている。この町に近い山で土砂災害が発生し、鉱山労働者ら3人が生き埋めとなった。このうち2人の遺体は発見、収容されたが残る1人については、依然不明となっている。この鉱山の労働者らが中心となり、この1人の捜索が続けられている。

■オレンジ線、28日にも試運転 Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)オレンジ線は、この28日にも試運転が開始される。エスタシオン・セントラルとプラサ・ビジャロエルを結ぶ2.6キロ区間に整備されたこの新路線は、10月に運転開始の予定だ。11月に開業予定の白線と、すでに営業している赤線を結ぶ役割を担う。ラパスのテレフェリコとしては5路線めの開業となる。

■UTO、ポオポ湖影響調査へ La Patríaの記事
オルーロ工業大学(UTO)のチームが、ポオポ湖の「消滅」と環境変化についての関係の調査を開始する。2015年12月、異常渇水により地域行政がこの湖の消滅を宣言した。以後水は戻ったが、現在再び水位低下が深刻化している。UTOは気候変動などの影響がこの水位低下にどれほどの影響を及ぼしたかなど、相関関係について調べを進める。

■保健省、犬の去勢避妊事業 Página Sieteの記事
保健省は、国内の野犬の去勢避妊の事業を推進する。国内では野犬の増えすぎと、それにともなう狂犬病の発生が公衆衛生上の大きな問題となっている。犬の殺処分への非難が大きいこともあり、去勢避妊を通じて野犬増加を抑止する方針を示した。狂犬病が問題となっているサンタクルス、オルーロ、コチャバンバの3県でこの事業をまず進める。


【ペルー】

■マトゥカナで群発地震か Perú21の記事
リマ県北部、ワロチリ郡のマトゥカナで、群発地震が起きたとみられる。14日にかけて、合わせて10度にわたる揺れが起きたものだ。これらの地震で、リマと中央アンデスを結ぶ中央道では落石が生じ、一時通行が見合された。またこの地震を受け、ワロチリ郡内の多くの学校は休校措置が取られた。

■モリカワ氏、浄化に取り組む Correo Perúの記事
日系ペルー人の科学者、マリノ・モリカワ氏が、ティティカカ湖の浄化作業に取り組んでいる。この湖は鉱山廃水や生活排水の流入で、汚染が起きていることが報告されている。モリカワ氏は、この浄化システムを設ける作業を現在行なっており、今後15日で完了するという。この取り組みは、国の環境行政が支援している。


【チリ】

■コキンボ、復興60% La Terceraの記事
第4(コキンボ)州で発生したM8.4の大きな地震から、この16日で2年となる。この地震では揺れと津波で、住宅などの多くの建物に被害が生じた。住宅省はこの2年で、被災した建物の60%が復興したと発表した。パウリナ・サバル住宅相は、この2年経過を受け、被災地と復興現場を視察するという。

■メトロ、快速駅変更へ BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)2号、5号線で、快速列車「エクスプレス」の停車駅が変更される。市内では建設が進められていた6号線がこの10月に開業予定で、この運用効率アップを目的に5つの駅で、変更がなされるという。同じく快速便が運転されている4A線では、変更等は行なわれない。


【アルゼンチン】

■リネアCでトラブル Pura Ciudadの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCで14日朝、トラブルが生じた。走行中の編成がモレノ駅近くで動けなくなり、乗客が線路を歩いて近くの駅まで移動する事態となった。運営側は車輛のトラブルと報告している。この事態で同路線は全線で運転が見合されたが、1時間半後に再開されている。

■ミクロセントロで銃撃戦 La Nacionの記事
ブエノスアイレス中心部、ミクロセントロで14日、銃撃戦が起きた。この事態が起きたのはビアモンテ通りのミニスーパー「カルフール・エクスプレス」だ。この店に2人組の強盗が押し入り、駆けつけた警察官らとの間で銃の撃ち合いとなったものだ。強盗犯1人は射殺され、もう一人は逮捕されている。

■学校で集団中毒か La Nacionの記事
ブエノスアイレス州の学校で、集団中毒が起きたとみられる。この事態が起きたのはウルリングアムのビジャ・テセイにある学校だ。先週以降、この学校に通う児童29人が頭や腹部の痛みなどを訴え、次々と病院に向かったという。今の時点で原因は特定されていないが、何らかの集団中毒とみられている。

■失業率は8.7% Télamの記事
今年第2四半期(4~6月)の国内の失業率は、8.7%だったという。国立統計機構(INDEC)が明らかにした数字だ。この数字は昨年同期の9.3%から0.6ポイント下がっているものの、雇用に占める非正規の割合は高まっている。それでもINDECは、雇用政策などが評価できる水準にあると指摘している。

■7月の来訪客、9.8%増 Sin Mordazaの記事
7月に国内を訪れた外国人は、前年同月比で9.8%の増加だった。国内空港に到着した外国人数が明らかになったものだ。到着したうちの実に91%は、ブエノスアイレスの2つの空港が占め、次ぐメンドサ空港は3.4%となっている。来訪者の40%を占めるブラジル人は、来訪数が前年同月比で23%増えた。

■リネアE、新車輛導入へ Para Buenos Airesの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアEでは、新車輛が導入される。イタリア、フィアット製の12編成が導入されるもので、60年にわたり使用されていたGE社製の車輛は引退する。同路線ではレティーロへの延伸工事が行なわれており、2019年初めにも延伸開業の見通しだ。これに合わせ、輸送力強化の計画も進められている。


【エクアドル】

■訪米、4閣僚が同行 El Comerciooの記事
米国を訪れるレニン・モレノ大統領に、閣僚4人が同行する。モレノ大統領は国連総会参加のため、18日から24日までニューヨークを訪れる。政府はこの大統領訪米に、外相や通商相などが同行することを明らかにした。5月に就任したモレノ大統領にとって、大統領として初めての国外訪問となる。

■サルマの学校、また崩落 El Universoの記事
エル・オーロ県サルマの学校の建物が、また崩落した。学校施設の一部が13日夜、またこの事態を起こしたことが報告されたものだ。この学校では今年1月にも崩落が生じている。サルマでは長年の地下採掘で多くの空洞が生じており、こうした崩落が相次いでいる状況だ。行政側は地域に、非常事態を発令している。


【コロンビア】

■パナマと電力融通へ El Espectadorの記事
コロンビア、パナマ両国は、電力の相互融通に向けたプロジェクトに着手する。両国のエネルギー担当相が会談し、合意したものだ。両国間に全長500キロの送電網を整備し、400メガワット規模の電力融通ができる体制を整える。両国それぞれの、電力の安定供給体制に資するという。

■アルコール類販売規制に反対 Caracol Radioの記事
国内の商業店主らの団体は、政府が計画するアルコール類の販売規制に、反対の姿勢だ。国内では若年層の過度のアルコール摂取が問題になっていることから、議会は21歳未満の者に対するアルコール類販売を禁止することが検討されている。しかし商店主らは、販売の減少を招き、さらに年齢確認の手間が増えることなどを理由に、反対を表明した。


【ベネズエラ】

■アルマグロ氏、ロビー活動続ける Telesur TVの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁は、ベネズエラへの制裁発動に向けてのロビー活動を続けている。同総裁は、民主主義が損なわれているとしてベネズエラへの批判を強めている。新たに同総裁は、ローマ憲章に基づくニコラス・マドゥロ政権への調べを進める姿勢を示した。マドゥロ政権は同総裁の姿勢に、強い反発を見せている。

■欧州議会、制裁への議決 El Paísの記事
欧州議会は、ベネズエラへの制裁発動の是非についての議決を行なう。この審議入りについて、賛成の圧倒的多数で可決がなされた。コロンビアに事実上の亡命をした、ルイサ・オルテガ・ディアス前検察長官を議会に招聘し、事情を聴くことを議長側が提案している。同議会は、ニコラス・マドゥロ政権による人権侵害を重く見ている。

■ガイアナ、国境問題前進に意欲 Jamaica Observerの記事
ガイアナ政府は、ベネズエラとの国境問題の前進に意欲を示している。同政府は国連機関を通し、この件についての解決を図るべく、努力を続ける姿勢を示した。両国間には領土問題があることから国交がなく、両国間には合法的に通過できる国境ポイントすらない状態だ。今後国際司法裁判所にこの問題を提起する可能性も示唆した。

■ギネス登録のアイス店が閉店 HSBの記事
世界記録を集めたギネスブックに登録されたアイスクリーム店が、惜しまれつつ閉店した。メリダにある「マヌエル・ダ・シルバ」は1991年、368種類という数の多さが認められ登録された。しかし経済失政による物資不足で、アイス生産に必要な材料が入手できないとして閉店を決めた。閉店時点では、扱っていたアイスクリームの種類は591種だった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコ、余震1997回 El Universalの記事
メキシコ南部で8日に発生したマグニチュード8.2の大地震による余震は、すでに1997回発生している。同国の観測機関が14日12時30分時点での数字を明らかにしたものだ。余震のうちもっとも強かったのは、M6.7の規模だった。この地震ではこれまでに98人の死亡が確認され、オアハカ、チアパス州を中心に大きな被害を出している。

■「マックス」、メキシコへ El Universoの記事
太平洋上で発生した熱帯低気圧「マックス」は14日朝にハリケーンになり、メキシコの海岸に接近している。同国の気象機関は、このハリケーンがゲレロ州付近に上陸する可能性があるとしている。米国の機関によると、マックスはハリケーンとしてはもっとも弱い「カテゴリー1」となっている。現在アカプルコの南西85キロにあり、時速9キロで進んでいる。

■コスタリカ、マラリアに注意喚起 TVN2の記事
コスタリカの保健当局は、マラリアに対する注意を呼びかけている。13日、保健省が明らかにしたもので、国内でマラリア感染の事例が相次いでいるという。このマラリアは、ニカラグアからの移民により持ち込まれたケースが多いとみられている。ハマダラカが媒介するマラリアは、ウイルスが脳に入ると、死亡することも多い。

■ウルグアイ-ブラジル国境、封鎖か El Paísの記事
ウルグアイのリオ・ブランコとブラジルのヤグアロンを結ぶ、セロ・ラルゴ国境橋が封鎖される可能性がある。ブラジルの酪農業者などが、ウルグアイからの粉ミルク輸入の停止などを求めて、封鎖やストを通告したものだ。14日、ヤグアロンでは朝8時から、業者などがデモを行なっている。



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