2017.09.20

【ボリビア】

■エボ、トランプ政権を批判 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、米国のドナルド・トランプ政権を強く批判した。国連総会参加のためニューヨークを訪れたもモラレス大統領は、アントニオ・グテーレス事務総長と19日、会談した。この場でトランプ氏がベネズエラへの軍事介入の可能性を示唆したことについて、主権を脅かす行為だと批判し、米国政権の帝国主義的対応が問題との見方を示した。

■エボ再選への4つの方法 Página Sieteの記事
与党MASは、エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬を可能とするための4つの方法を示した。一つは二選までとなっている現行憲法の改正、二つめは議会で3分の2以上賛成を得て改正を図ること、三つめはモラレス大統領が任期満了前に辞任すること、そして四つめは大統領が憲法効力を一時停止することだ。昨年2月の国民投票で、憲法改正は賛成多数で否決されている。

■アチャカチ、対話の兆し見えず La Razónの記事
ラパス県アチャカチの社会闘争での、対話の兆しがまったく見えていない。首長辞任を求めた闘争からアチャカチ市民は2週間にわたり、道路を封鎖した。この封鎖は17日に警察が強制排除し、47人が逮捕される事態となっている。市民側は対話を求めているが政府側の腰は重く、行なわれる見通しは立っていない。

■アチャカチの11人、収監 El Díaの記事
ラパス県アチャカチの市民11人が19日、パタカマヤの受刑施設に送られた。社会闘争でアチャカチ市民はラパスとコパカバーナを結ぶ道路の長期封鎖を行なったが、警官隊が17日に強制排除し、47人を拘束している。指導的立場にあったとみられる男女11人が、収監されたという。これら11人は、弁護士と連絡がとれる状態にある。

■UMSA、女学生の解放求める La Razónの記事
ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学は警察に対し、拘束された女学生の即時解放を求めた。アチャカチの社会闘争で側面支援の活動にあたっていたこの女学生が、17日の警察官による封鎖強制解除の際に巻き添えで拘束されたという。大学や学生団体はこの逮捕は不当だとして、即時の解放を訴えた。

■ロシアと原子力合意 Página Sieteの記事
ボリビア、ロシア両国は、原子力センター建設について正式合意した。ボリビア政府は国内の電源開発を積極的に進めており、将来的な原発設置を目指すためエルアルトに原子力センターを建設する計画だ。すでに実績のあるロシアが、この技術面などで協力することが合意されていた。両国は2019年の竣工を目指し、着工することで合意した。

■アルゼンチン、国産尿素に関心 Página Sieteの記事
アルゼンチン政府は、ボリビア産の尿素に強い関心を示している。先週、政府がコチャバンバ県に設けた尿素、アンモニア工場が稼働し始めた。工業上、こうした物質の需要は高く、アルゼンチン政府はこの輸入を検討しているという。現在、国産尿素の調達価格と、ほかの国からの尿素との比較検討を進めているところだ。

■新大統領府、進捗75% Página Sieteの記事
ラパス中心部に建設が進められている新大統領府「カサ・グランデ・デル・プエブロ」の進捗率は、75%になった。現大統領府パラシオ・ケマードに隣接するこの建物は地上22階建てで、頂上にはヘリポートも設けられる。大統領府によると、新しいこの建物は2018年上半期内に、運用が開始される予定だという。

■BoA、苦情多い Página Sieteの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)に対する苦情は多いという。交通通信監督局が明らかにしたものだ。同局に寄せられたBoAへの苦情は今年、すでに136件と、突出して多い。BoAは国内航空市場の8割以上を占めるガリバー状態で、便数が多いため苦情が多いことは理解できる。しかし同局は、この数字を下げるための同社の努力の余地はあるとした。

■コチャバンバ、狂犬病死者か El Díaの記事
コチャバンバで、狂犬病発症による新たな死者が出たとみられる。シペシペに住む17歳の少年が、この症状を呈して死亡したことが明らかにされた。ただし少年が犬に噛まれたのは昨年4月と古い。狂犬病は感染し、その後発症すると致死率がほぼ100%という危険な感染症で、国内ではサンタクルス、オルーロ、コチャバンバ県で感染例が多い。


【ペルー】

■一斉地震訓練実施へ El Comercioの記事
国内ではこの10月13日、大地震発生を想定した訓練が一斉に実施される。国防省の機関が明らかにしたものだ。プレート境界に位置するペルーは世界有数の地震国として知られる。この日の20日大地震が発生したとの想定で、避難や救助などの訓練を行なうという。国内の一般家庭にも、この参加を広く呼びかける。

■コンビが谷に転落 Perú21の記事
カハマルカ県で17日夜、乗客を乗せたコンビ(乗り合いバス)が、谷に転落する事故が起きた。現場となったのはタカバンバとクテルボを結ぶ道路で、ピチュガン付近でこのコンビは道路を外れて50メートル下に落下した。この事故で4人が死亡し、19人が負傷している。このコンビはカハマルカ市内から、サンフアンに向かう途中だった。


【チリ】

■バチェレ、メキシコ支援表明 BioBio Chileの記事
ミチェル・バチェレ大統領は、メキシコに対する支援をあらためて表明した。メキシコ中部では19日13時14分頃、M7.1の大きな地震が発生し、メキシコシティなどで建物が倒壊し、多くの死傷者が出ていることが伝えられている。バチェレ大統領はツイッターを通じメキシコへの見舞を述べるとともに、被災者支援に国として取り組む姿勢を示した。

■カジノ、文化遺産に BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州ビーニャ・デル・マール市は、市内のカジノの建物を文化遺産とすることを検討している。検討がなされているのは1940年代に建造された、市営カジノの建物だ。特徴的な景観であるとともに保存状態もよく、文化的価値が認められるとして市議会に提案がなされているものだ。


【アルゼンチン】

■移民肯定的、わずか10% La Nacionの記事
アルゼンチンの移民受け入れに肯定的な国民は、わずか10%だという。イプソスが行なった世論調査の結果だ。この直近5年に、移民の数が増えたと感じる国民は74%で、数が以上に増えたと答えた人は43%に達した。この調査は世界主要国で行なっているが、肯定評価の割合はロシア、トルコ、セルビア、ハンガリーに続き5番めに低い。

■バイア・ブランカ空港、56%増 Télamの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸の町バイア・ブランカの空港利用者が、大きく伸びている。同空港側によるとこの8月の利用者は4万58人と、前年同月比で56%の増加だった。路線数、便数が増えたことが大きく寄与したという。1~8月の利用総数も、前年同期比で37%の増加となっている。

■コルドバにアントーノフ124型機 Télamの記事
コルドバの空港に、世界でもっと大きな航空機であるアントーノフ124が飛来した。ロシア、ウクライナ製の同機は、ヒューストンから、火力発電所に使用される部品などを輸送するため、この町に降り立った。一度に150トンもの輸送が可能な同期の、国内空港の飛来はそう多くない。空港周辺には、航空機のファンなどがつめかけた。

■インドと通商拡大狙う Télamの記事
政府は、インドとの間の通商拡大を狙っている。農業、通商などの省庁から、インドのムンバイ、ニューデリーの企業などへの働きかけが強まっているものだ。とくに農産品輸出などの通商拡大を、政府側が強く図っているという。経済成長が著しいインドとの通商拡大は、アルゼンチン経済の今後を大きく占うと政府は評価している。

■キルメス、寄り添う犬 La Nacionの記事
ブエノスアイレス、キルメスで死んだ仲間の犬に寄り添う、犬が話題になっている。犬が車にはねられ、路上で死んでいた。この犬と一緒に行動していたとみられる黒い犬がこの死んだ犬に寄り添う姿が動画撮影され、SNSで拡散しているものだ。この死んだ犬の飼い主が、ひいた車と運転手の情報提供を求めている。

■アビアンカ、チャーター便運航へ La Nacionの記事
年内にLCCとして国内市場に参入予定のアビアンカ・アルゼンチンが、チャーター便を運航する。同社の運営側が明らかにしたもので、トゥクマンとミシオネス州のプエルト・イグアスを結ぶ路線を運航する。この便は旅行代理店が企画するツアー向けに運航されるものだという。チャコ州のレシステンシアとプエルト・イグアスを結ぶ便運航の計画もあるという。


【エクアドル】

■政治改革、74%が支持 El Comercioの記事
レニン・モレノ政権の政治改革路線を、国民の74%が支持している。Cedatosが行なった世論調査の結果だ。5月に就任したモレノ大統領は汚職根絶を最優先テーマに掲げ、新たなチェック機関を設けるなどの施策をとっている。こうした姿勢を、多くの国民が評価しているとみられる。またモレノ大統領を「信頼できる」と答えた国民は77%となった。

■動物虐待、700件 El Comercioの記事
キトでは今年1月以降、すでに700件の動物虐待の告発があったという。動物虐待抑止政策を受けた、動物愛護団体が明らかにした数字だ。このうち328件については、警察などの捜査機関の捜査に至っている。被害にあうケースが多いのは、多くの世帯で飼われる犬だ。団体は、こうした通報や相談を受けつける専用回線を用意し、対応にあたっている。


【コロンビア】

■グテーレス氏、コロンビアはモデル Caracol Radioの記事
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、コロンビアの和平実現が一つの「モデル」であると語った。コロンビアでは昨年、50年にわたり続いた左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との間で、和平合意がなされた。グテーレス氏はこのことを高く評価し、コロンビアで行なわれたこの交渉や事実が、今後の国際社会の紛争解決の大きな手本となると断じた。

■アビアンカ、チケット販売を中止 Caracol Radioの記事
アビアンカ航空は、この20~22日の便のチケット販売を中止した。同社の操縦士の労働組合がこの20日から、ストライキを行なうことを示唆している。この影響をとどめるため、チケット販売を中止する措置を取ったものだ。一方、労働省の斡旋による、労使間の再協議が行なわれているものの、ストの行方については予断を許さない状況だ。


【ベネズエラ】

■トランプ氏、ベネズエラは喫緊の課題 Reutersの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は、ベネズエラ問題が喫緊の課題であると語った。ブラジル、ミシェル・テメル大統領との会談で語ったものだ。同大統領はベネズエラの民主主義が危機に瀕しているとして、軍事介入の可能性を示唆している。トランプ氏はベネズエラがすでに「破綻状態」であるとして、早急な立て直しを図る必要がある、と断じた。

■ベネズエラ側は「主権侵害」 El Universoの記事
国連総会に参加したベネズエラ代表は、米国のドナルド・トランプ政権による対ベネズエラの姿勢が「主権侵害」であると強く訴えた。トランプ政権は民主主義が危機に瀕するとして、軍事介入の可能性を示唆している。しかしベネズエラ側は米国が、ベネズエラ国内の資源を狙っただけの侵略であると、この軍事介入を牽制した。

■マドゥロ「トランプはヒトラー」 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、米国のドナルド・トランプ大統領をナチスドイツのアドルフ・ヒトラーになぞらえた。「帝国主義のトランプ政権は、ベネズエラ国民を直接攻撃しようとしている」と述べ、この姿勢をヒトラーに例えた。トランプ氏は国連総会の演説の場で、ベネズエラの「独裁政権」を厳しく批判している。

■国内、メタボが絶滅 El Paísの記事
国内では「メタボリック症候群」が絶滅状態だという。カラカスの医療機関が明らかにしたものだ。国内では2014年頃から、食料を含む物資不足が続き、国民が総ダイエット状態であることが指摘される。メタボと診断される人は現在、国内では皆無となり、一方で極度の栄養不足と診断される子供は、月に20人を超えるという。

■国内、食料は豊富 Gestionの記事
国内には、実は食料は豊富にあるという。流通関係者が明らかにしたものだ。物資不足が続き、国内のスーパーなどでは連日、長い行列ができている。しかし流通の現場では、実は食料などは豊富にあるが、国民が求める価格帯ではないという。インフレの進行と通貨ボリバールの下落で、富裕層と庶民層の食生活の乖離が、大きく進んだだけだと指摘した。

■カード決済にも脆弱性 Venezuela al Díaの記事
国内の小売現場では、クレジット、デビットカードの決済にも脆弱性がある。通貨ボリバールの暴落を受け、国内では現在、再び通貨不足が起きていることが指摘されている。このため多くの小売店がカード払いを受けつけているが、通信インフラの不備、脆弱さなどから決済トラブルが相次いでいる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコシティ、M7.1の地震 BioBio Chileの記事
メキシコの首都近くで19日13時14分頃、大きな地震が起きた。震源はプエブラ州チアウトラ・デ・タピアの西7キロで、震源の強さはマグニチュード7.1、震源の深さは57キロだ。メキシコシティを含む国内中央部が強い揺れに見舞われ、死者は91人、29棟の建物が倒壊しているとみられる。国内では今月7日、南部で強い地震が発生し98人が死亡したばかりだ。

■メキシコ空港、閉鎖中 Publimetroの記事
メキシコシティの空港はM7.1の地震発生を受け、閉鎖されている。べニート・フアレス空港の運営側によるとこの地震の強い揺れで、空港施設にも被害が生じており、便の離着陸は休止しているという。また市内では停電や断水が発生し、さらにガス漏れが生じていることも報じられている。市内を通るメトロ(地下鉄)についても、運転が休止となっている。

■ブラジル司法、同性愛は「病気」 El Paísの記事
ブラジル司法は同性愛は「病気」であり、治療が必要との判断を下した。同性愛者に対し心理学、精神医療の専門家が治療を行なうことを認めたものだ。1990年代まで国内では同性愛を病気とみなし、治療を行なうことが行なわれたが、国連勧告を受け中止されていた。しかし今回、これを覆す判断を出したことになり、同性愛者団体などは強い反発を示している。

■グアテマラ、湖が消滅 Infobaeの記事
グアテマラで、湖が「消滅」したという。この事態が起きたのは中央部にある広さ5平方キロの、アテスカテンパ湖だ。雨の極端な減少などを受け水量が減り続け、ついに完全に水が消滅した。エル・ニーニョなどの異常気象や気候変動の影響とみられている。一昨年末にはボリビア、オルーロ県のポオポ湖でも消滅宣言が出され、周囲に衝撃をもたらした。

■パナマ、中国と航空交渉 La Estrellaの記事
パナマ、中国両政府は航空交渉を行なった。両国間の直行便の開設を認めるかなどを話し合うもので、パナマ側はコパ航空、中国側は中国国際航空や中国東方航空などの乗り入れについて、合意がなされた。パナマはこの6月12日、台湾との外交関係を破棄し、中国との関係を樹立した。今月にはパナマシティに、中国大使館が開設されている。

■アスンシオン、事故で建物破壊 ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンで乗用車が建物に突っ込む事故が起きた。19日午前4時頃、チョフェーレス・デル・チャコ通りを走行していた乗用車がコントロールを失い、建物に突っ込んだ。この事故で建物の壁が大きく崩落する事態となった。この車を運転していた高齢の女性からはアルコールが検出されている。



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