2017.09.22

【ボリビア】

■オルーロ空港、一時閉鎖か Los Tiemposの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港の一時閉鎖が提案された。地域選出議員が、同空港近くに鳥の大群が出現し、滑走路周辺に犬が多いことを指摘した。この報告を受け民間航空局側が、この空港の運用を30日間停止し、対策をとることを提案した。この空港滑走路のすぐ近くにゴミの埋め立て地があり、これが動物出現の原因になっているとの指摘がある。

■チリ、エボ演説に反発 La Razónの記事
チリ政府は、エボ・モラレス大統領の国連総会の演説に反発した。モラレス大統領は内陸国の「ハンデ」克服のため、海へのアクセス権を認めるよう国際社会に訴えた。ボリビアは1904年の平和条約に基づきチリに対し主権ある海を求めているが、チリ政府はこの演説に対し「ボリビアには主権を求める権利はない」と強く反発した。

■政府、橋3本着工へ La Razónの記事
政府は、イシボロ・セクレ国立公園内での橋3本の建設について、着工する方針だ。この公園内を通る道路建設を政府は推進しており、事実上のゴーサインを出すものだ。しかし公園内で伝統的生活を踏襲するインディヘナ(先住民)のコミュニティはこの建設に反対している。全長250メートル、120メートル、150メートルの橋3本についての着工を先行させる方針だ。

■野党、政府説明に納得せず El Deberの記事
野党側は、イシボロ・セクレ国立公園内への道路建設の政府側の説明について、納得していない。ミルトン・クラロス公共事業相が野党側の説明要求にこたえたが、野党側は自然破壊を起こしかねないこの建設工事を、政府側がなぜ強行しようとしているのか、説明が十分ではないと指摘した。地域のインディヘナは建設に反対しているが、ベニ県内では賛成者が多い。

■アチャカチ、新首長を検討 El Deberの記事
ラパス県アチャカチの市民グループは、新首長を一方的に選出する計画を示した。グループは汚職疑惑が生じた現首長の辞任を求め、社会闘争を展開中だ。しかし現首長は辞任を否定していることから、「第二の行政」を立ち上げ、新首長を選出することを検討し始めた。現行政に対するクーデターを起こすもので、再び現地では緊張が高まりつつある。

■カルデナス氏、政治的自殺と指摘 Página Sieteの記事
元大統領のビクトル・ウゴ・カルデナス氏は、現政権と与党が「政治的自殺」に向かっていると断じた。エボ・モラレス大統領は憲法の多選規定にも関わらず、次期選挙への出馬を強行しようとしている。カルデナス氏はこれを批判し、昨年2月に行なわれた国民投票で憲法改正が否決されたことで、モラレス大統領は再選を諦めるべきと断じた。

■セロ・リコで2人が不明 El Díaの記事
ポトシのランドマーク、セロ・リコで若い兄弟2人が不明になっている。銀鉱山内で地盤劣化などによる落盤事故が生じ、21歳と19歳の男性と連絡がとれなくなっているものだ。落盤が起きたのは20日夜で、この2人の安否はまだ分かっていない。このセロ・リコは16世紀のこの町の発展を支えた存在だが、長年の採掘で内部が脆弱化していることが指摘されている。

■国境3個所にスキャナー Página Sieteの記事
税関は、チリとの国境3個所に、新たにスキャナーを配備する。配備されるのはオルーロ県のピシガ、ワチャカリャ、タンボ・ケマードの国境だ。中国から導入されたこれらのスキャナー配備の車輛を置き、通関業務に使用する。ボリビアとチリの間では密輸の横行が生じ、この対策としてとられる措置だ。

■外相訪墨、延期へ Página Sieteの記事
フェルナンド・ワナクニ外相のメキシコ訪問は、延期されることになった。在メキシコのボリビア大使館が明らかにしたものだ。ワナクニ外相は25日、同国の首都メキシコシティを訪問し、政府高官らと会談の予定だった。しかし19日に同国中部で地震が発生し、首都などで大きな被害が出ていることを受け、延期が決まった。新しい訪問日程は、今後調整する。

■サンタクルスは振替休日 El Deberの記事
サンタクルスはこの25日、振り替え休日となる。24日はサンタクルスの記念日で、さまざまな式典や行事が予定されている。この町単位で24日は休日だが、今年は日曜日と重なる。このため特別措置で、休日は25日に振り替えられるという。この日、市内の学校は休校となり、店舗や企業の多くも休日と同じ扱いになる。


【ペルー】

■メトロ1号、延伸へ El Comercioの記事
リマのメトロ(電車)1号線は、延伸されるという。交通通信省が明らかにしたものだ。現在、ビジャ・エルサルバドルとサンフアン・デ・ルリガンチョを結ぶこの路線を、ルリンまで延伸する計画だ。同路線は市内中心部のグラウとビジャ・エルサルバドルを結ぶ区間で開業し、その後サンフアン・デ・ルリガンチョまで延伸されていた。

■リマ、2万棟倒壊か El Comercioの記事
19日にメキシコ中部で起きた規模の地震が起きると、リマでは住宅1万5千~2万棟が倒壊するおそれがある。ペルー-日本地震防災機構のエンジニアが、指摘したものだ。市内全世帯の15%が、自身により倒壊する試算だという。世界有数の地震国であるペルーだが、リマでは1974年に大地震に見舞われた。しかし建物耐震化などの取り組みは、遅れている現状だ。


【チリ】

■第8州、レジ袋禁止に BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州とニュブレの海岸16の行政地域では、ビニール製レジ袋の使用が全面的に禁止される。12か月後を目途にとられるこの措置は、ビニール袋による海洋汚染や、海洋生物への影響を止めるためのものだ。第8州側が46の行政地域に呼びかけ、16地域が参加を承認したという。レジ袋有料化などの措置はみられるが、禁止はラテンアメリカで初とみられる。

■ガス漏れ、ガス会社の責任か BioBio Chileの記事
15日にサンティアゴのレコレタで発生したガス漏れ、ガス爆発事故の責任は、ガス会社にあると指摘された。この事故の原因調査などを行なっていた電力エネルギー局が結論づけたものだ。3人が重傷を負ったこの事故は、家庭内でガス暖房器具の使用により発生した。ガスを供給するメトロガス社の、メンテナンスなどの不備が原因であった可能性が高いという。


【アルゼンチン】

■2.7%成長 Télamの記事
今年上半期のアルゼンチンの経済は、2.7%の成長だった。国立統計機構(INDEC)が明らかにしたものだ。この期間の国内総生産(GDP)の伸びを示したものだ。第一四半期の伸びは0.7%だったが、第二四半期に2.9%の伸びとなったという。INDECはとくにこの期間中、民間消費が3.8%伸びたことが大きく寄与したと評価した。

■非正規雇用、33.7% Télamの記事
国内のこの第二四半期の、雇用に占める非正規の割合は33.7%だった。国立統計機構が明らかにした数字だ。この数字は、2016年同期の33.4%から、0.3ポイント増えたことになる。国内では経済が回復基調にあり、失業率の低下が報告されているが、一方で非正規雇用の割合は比較的高い水準となったままだ。

■トウモロコシ、記録的 Télamの記事
国内産のトウモロコシは今季、記録的な収穫になるという。農業機関が明らかにしたものだ。今シーズンの国内生産量は4950万トンと過去最高で、前のシーズンに比して24.4%増となる見込みだ。同機関は昨シーズンと同様に3000万トンが輸出に回されると予測している。ブエノスアイレスのトウモロコシ市場では、取引量が増えているという。

■スブテ駅でショウ Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)駅で、ショウが開演となる。リネアHのコルドバ駅構内で、21日19時から、スタンドアップコメディ(漫談、漫才)のショウが披露されるものだ。市の文化局とスブテの運営側が、駅を拠点とした新たな文化発信のため企画したものだ。このショウはすべての人が、無料で見ることができる。


【エクアドル】

■警察官志願者の試験 El Universoの記事
グアヤキルでは20日、警察官になるための体格、体力の試験が行なわれた。国内全土から、志願する若者ら60人が集まり、この試験に臨んだ。警察側によるとこの合否判定は、12月に明らかにされるという。検査は長距離走や水泳などが実施され、志願者らは真剣にこの試験に取り組んだ。

■キト、紫外線警報 El Universoの記事
キト市内には21日、紫外線に対する警報が出された。気象機関が注意を呼びかけたもので、紫外線が強いため肌や目などに問題が生じるおそれがあるという。時期的に紫外線が強まる時期で、さらにカリブ海で発生しているハリケーンの影響なども間接的に受けている。紫外線が強い状態は23日頃まで続くという。


【コロンビア】

■アビアンカのスト続く Caracol Radioの記事
国内最大手アビアンカ航空のストは21日も続いている。操縦士の労働組合によるこのストでこの日、国内線と国際線合わせて86便が欠航となっている。20日からこのこのストは、賃金などについての労使間の交渉がこじれたことが原因だ。ストは22日までの予定だが、組合側は今後数カ月にわたり、ストの可能性があると警告している。

■Wingo、便乗プロモ Colombia.comの記事
LCCのWingoが、アビアンカ航空のストライキに乗じてプロモーションを実施している。27日までの便について、運賃を下げるなどの措置をとっているものだ。昨年国内市場に参入した同社はパナマのコパ航空傘下にあり、アビアンカと市場を激しく争う存在でもある。このプロモで、機内持ち込み、預け荷物の重さの制限も緩和している。

■選挙予算、1兆7千万ペソ Caracol Radioの記事
政府は2018年予算で、選挙費用として1兆7千万ペソを計上する。大蔵省が明らかにした数字だ。来年国内では、大統領選挙と議会議員選挙が行なわれる予定となっている。3月27日に投票が行なわれる予定のこれらの選挙の、この予算計上の作業が同省内で行なわれたものだ。フアン・マヌエル・サントス大統領は多選規定で出馬できない。


【ベネズエラ】

■ロシア、軍事介入に不快感 Caracol Radioの記事
ロシアは、米国のドナルド・トランプ政権がベネズエラに対し、軍事介入する可能性を示したことに不快感を示した。セルゲイ・ラフロフ外相が21日、国連総会の一般演説で語ったものだ。ベネズエラへの武力使用について「受け入れられない」とし、ベネズエラ国民を困難な状況に向かせないよう、対話による平和的解決を求めた。

■現金輸送で121人逮捕 El Nuevo Diarioの記事
現金輸送についての摘発で、合わせて121人が逮捕されたという。政府側がツイッターを通じて明らかにしたものだ。この逮捕者の中には8人のアジア人も含まれている。コロンビアとの間の違法な現金輸送で、国内で通貨不足が起きていることなどを政府側は指摘していた。これらの121人は、合わせて5500万ボリバールの現金を輸送していたという。

■原油不足、政権のリスクに El Nuevo Heraldの記事
国内西部で起きているガソリン不足は、ニコラス・マドゥロ政権にとって新たなリスクになりかねないという。現在6つの州でガソリン流通に問題が生じ、給油を待つ長い車列ができている。世界有数の産油国であるベネズエラだが、経済問題から生産、製油の上で問題が生じているものだ。この状態が長引けば、マドゥロ政権の求心力のさらなる低下を招きかねない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコ、時間との戦いに El Nacionalの記事
19日にM7.1の地震に見舞われたメキシコ中部では、時間との闘いとなっている。多くの建物が倒壊し、未だに瓦礫の中に閉じ込められた人々が多いとみられる。生存率に大きな変化が生じる72時間を迎えることから、各地での救出、捜索活動が懸命に続けられている。メキシコでは1985年の9月19日、M8.5の地震が生じ、1万人以上が死亡した。

■パラグアイ男性が犠牲に ABC Colorの記事
メキシコで発生したM7.1の地震で、パラグアイ国籍の男性が死亡したことが明らかになった。在メキシコの大使館によると、死亡したのはメキシコシティに居住していたホセ・リンさんだ。台湾系のリンさんは仕事場でこの地震にあい、崩落した建物の下敷きになり死亡した。リンさんの遺骸はこの週末にも、パラグアイに帰国する予定だという。

■マリアで10人死亡 El Paísの記事
ハリケーン「マリア」の影響で、これまでにカリブ海地域では10人が死亡している。このハリケーンはプエルトリコを直撃し、この島では90年ぶりとなる規模の被害をもたらしている。島内では最大で48メートルの風が観測され、50~60ミリの豪雨が降った。このハリケーンによりサンタクルス島やバージン諸島などでも被害が出ている。

■ドミニカでは停電 El Paísの記事
ハリケーン「マリア」の影響で、ドミニカ共和国では大規模な停電が発生した。このハリケーンの接近を受けた国内では、倒木が相次ぎ、住宅や1200棟が損傷している。送電施設の被害も大きく、当局側によると現時点で14万世帯が停電しているという。一方、この接近で運用が中止されていた観光地、プンタ・カーナの空港は再開された。

■パナマ、マングローブ林破壊 Criticaの記事
パナマのマングローブ林は2015~2016年に、その70%が破壊されたという。科学技術イノベーション局が明らかにしたものだ。ペルー沖の海水温が上昇するエル・ニーニョ現象にともなう異常気象で、この環境破壊が進んだという。国内のマングローブ林は、とくにこの異常気象による雨不足の影響を強く受けた。

■ウルグアイ、犬チップ義務化 El Paísの記事
ウルグアイでは、飼い犬へのチップ埋め込みが義務化される。飼い主などの情報を含んだこのチップを、肌の中に埋め込むもので、500ペソほどのコストがかかるという。国内で飼われている犬の数は17万4千頭にのぼり、今後これらの犬へのチップ埋め込み作業が本格化する。この義務化は、来年1月1日からの施行だ。



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