2017.09.30

【ボリビア】

■司法、違憲と指摘 Página Sieteの記事
憲法裁判所は、エボ・モラレス大統領の現状での再選は違憲であると判断した。憲法の多選規定上、モラレス大統領は次期選挙に出馬できないが、与党MASはこれを可能にするさまざまな解釈を加えている。しかし憲法法廷は、憲法改正が行なわれない限り、モラレス大統領の再出馬は違憲であるとの見解を、正式に示した。

■COB、2.21尊重を求める Página Sieteの記事
有力労働組合連合COBは、昨年2月21日の国民投票の結果を尊重するよう、政府に求めた。この投票はエボ・モラレス大統領の再選を認めるかどうかが焦点の、憲法改正を問うものだった。反対多数で否決されたが、政府がモラレス大統領の再出馬を強行する姿勢を示している。ギド・ミトマ委員長は、この結果を尊重し、再出馬を見合わせるべきとの考えを示した。

■メキシコに物資第2便 Página Sieteの記事
ボリビア政府はメキシコに対し、支援物資第2便を送った。メキシコでは今月、二度にわたり大きな地震に見舞われ、甚大な被害を出している。政府は食料や衛生キット、毛布などの物資11トンを、空軍の輸送機で同国に送った。また政府は、ハリケーン被害を受けたアンティグア・バーブーダ、バルバドス、ドミニカ共和国に来週、物資を送ることも明らかにした。

■地域先進の原子力施設に La Razónの記事
エルアルトに整備される原子力センターは、南米地域先進の施設になるという。ロシアの原子力機関側が明らかにしたものだ。政府は、将来的な原発稼働を目指すため、同国の協力を得てこの施設を近く着工する。ロシア側は、この新施設について同国の高い技術を採用し、きわめて先進的なものになるとの見方を示した。

■トゥピサ、社会闘争に Correo del Surの記事
ポトシ県のトゥピサの人々は、再び社会闘争に入った。市民グループが、県都ポトシやアルゼンチン国境のビジャソンとを結ぶ道路の封鎖を開始した。地域では水道インフラが脆弱で、この施設改善や拡張を求めた社会闘争だ。県側などとの協議が事実上の物別れに終わり、この闘争が再開された。

■ラパス空港、最新鋭検査機 Página Sieteの記事
ラパスのエルアルト国際空港に、最新鋭の荷物検査機が導入された。新たに運用が開始されたのは、英国製のX線検査機で、税関が350万ドルを投じて導入したものだ。今年、米国当局が電子機器の機内持ち込みを一時規制するなど、機内安全のための検査体制の強化の必要性に迫られていた。新検査機はより精度が高く、処理速度も速いという。

■アルティプラーノの資源、来年判明 La Patríaの記事
アルティプラーノ(高地平原)のエネルギー資源の有無について、来年にも結論が出るという。国内では天然ガス資源開発などが、アマゾン低地などで進んでいる。ラパス、オルーロ、ポトシ県にまたがるアルティプラーノでは、こうした資源があるかどうかの探査が、ボリビア石油公社(YPFB)により行なわれているところだ。

■ウニオン銀事件、3人を逮捕 Página Sieteの記事
警察はウニオン銀行での横領事件で、3人を逮捕した。同銀行のシステムを悪用する形で、少額の「横取り」が続けられ、数百万ドル相当の横領が行なわれていたとみられる事件だ。警察はこの犯行に及んだ3人を特定して逮捕した。今の時点で、ほかにこの事件の関与者がいた証拠はないという。

■日本、ロメリオの病院支援 El Deberの記事
サンタクルス県サンアントニオ・デ・ロメリオでは日本政府の協力で整備された、病院が竣工した。日本側から8万9千ドルの支援を受け設けられたこの病院は、地域の8千人の医療拠点となる。この竣工式には、在ラパス日本大使館のインフラ整備担当、了泉庵達士参事官も参列した。

■鉱山廃水処理を求める La Patríaの記事
オルーロ県の環境団体が、国や県に対し、鉱山廃水の処理を行なうプラント設営などを求めた。オルーロ県は鉱山県で、県内には多くの鉱山を抱える。しかしこの鉱山から、強い酸性を示す排水が川などにそのまま流される事例が、今も起きている。水質、土壌汚染を防ぐため、こうしたプラントの設営が必要と断じたものだ。


【ペルー】

■恩赦反対の行進 Perú21の記事
リマ中心部では29日、元大統領のアルベルト・フヒモリ(フジモリ)受刑囚への恩赦実施に反対する集会、行進が行なわれた。フヒモリ氏は在任中の人権問題で25年の刑を受け服役中だが、健康問題が取りざたされ恩赦実施の世論が高まっている。しかし有罪の理由となった2つの事件の被害者らが、この恩赦実施に反対する集会を行ない、市街を行進したものだ。

■日本人カップルがインディヘナ婚 Correo Perúの記事
クスコ県、バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロで、日本人カップルが伝統的なインディヘナ(先住民)の結婚式の儀式に臨んだ。式を挙げたのはカタギリ・マイコさんとノウチ・ヨシロウさんで、大地神パチャママの前で愛を誓った。2人は30日、この婚姻の仕上げのためマチュピチュに向かうという。この式にはチンチェロのグアルベルト・サリョ首長も参列した。


【チリ】

■6号線、開業遅れる BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)6号線の開業は、遅れるという。パオラ・タピア交通相が29日、明らかにしたものだ。新たに新設されたこの路線開業は9月中とされていたが、10月にずれ込むことが発表された。今の時点で、具体的な開業期日は示されていない。現在この路線では、250人の新たな職員による試運転などが続けられている。

■子犬、投げ落とされる BioBio Chileの記事
第1(タラパカ)州で、子犬3匹が、井戸の中に投げ落とされたという。この子犬の処理に困ったとみられる者が、箱に入れた状態で15メートルの高さから投げ落とした。通報を受けた消防がこれらの子犬を救助した。当局は、悪質な動物虐待の一つとみて、投げ落とした者の特定を進めている。


【アルゼンチン】

■マクリ「物価はさらに安定」 Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、2019年には国内の物価はさらに安定する、との見方を示した。国内では長い間、南米各国の中でも高い水準の物価上昇が続いていた。経済再建を掲げるマクリ政権誕生後、この物価上昇は鈍化している。マクリ大統領は具体的な数字は示さなかったが、2019年のインフレ率はここ十年で最低水準になるとの予想を示した。

■運搬橋、30人が立ち会う Télamの記事
ブエノスアイレス、ラ・ボカの「運搬橋」再開に、周辺住民30人が立ち会う。この橋は船の航行を阻害しないよう、ゴンドラが人や車輛を運ぶもので、南米大陸唯一の存在だ。1914年建造のこの橋について、観光振興を目的に57年ぶりにこのゴンドラが使用されることになった。この「第一便」に、周辺住民らが参加するという。

■コモドロ空港、建設進む AND Surの記事
チュブ州コモドロ・リバダビア空港の、新旅客ターミナルの建設は着々と進んでいる。7123平方メートルの敷地に新ターミナルが整備されているもので、12のチェックインカウンターや2つの搭乗橋が設けられ、600台分の駐車スペースが整備される。この町は国内のオイル産業の中心地で、旅客航空便の需要は伸び続けている。

■ブエノスアイレス花火規制 Télamの記事
ブエノスアイレス州議会では、花火の規制、禁止についての法案の審議が進められている。花火の音により、野生動物やペットへの悪影響を抑止し、爆発の危険性を引き下げることを目的に、売買や流通を禁止、規制する新たな措置だ。また花火使用による、大気の汚染抑止も目的の一つだという。


【エクアドル】

■サルマ再建委員会 El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は、有識者らによる「サルマ再建委員会」を立ち上げた。鉱山町であるエル・オーロ県のサルマでは、地下空洞による地盤沈下で、建物の倒壊が相次いでいる。この町を安全に再建することを目的に立ち上げた委員会だ。今月には市内の学校施設が倒壊する事態が起きたばかりで、政府は鉱山の採掘を現在、停止している。

■イグアナ毒殺か El Universoの記事
エル・オーロ県都マチャラで、イグアナが毒殺されたとみられる。この街中にはイグアナが現れ、市民や観光客にとっても親しい存在となっている。しかしこの市街の中央公園で、イグアナの死骸が相次いで見つかった。何者かが毒物を与えた可能性が高いとみられる。また同様に数羽のハトの死骸も見つかっている。


【コロンビア】

■アビアンカ、司法の判断受け入れ El Colombianoの記事
アビアンカ航空の操縦士の労働組合は29日、司法の判断を受け入れた。同組合は労使交渉のこじれを受け、20日からストライキを続けている。司法は経営側からの申し立てなどを受け、組合側にストを中止し、75日間の交渉入りを提案した。組合側はこの提案を受け入れストを中止したが、29日も116便が欠航するに至っている。

■パナマとの送電網、ルート案固まる El Universalの記事
国内とパナマを結ぶ新たな送電網の、整備ルート案が固まった。両国は電力の安定供給を目的に、相互に電力を融通しあうことで合意した。この融通を可能とするための送電線が新たに建設されるが、このルートが内定したものだ。両国の電力会社が合意したもので、カルタヘナとパナマシティを結ぶルートになるという。

■トランスミレニオ、フリーWiFi Caracol Radioの記事
ボゴタのBRT、トランスミレニオの停留所で、フリーのWiFiサービスが始まった。運営する市側が明らかにしたもので、すべての停留所で29日朝6時から、このWiFiの無料での利用が可能となったという。市民や観光客のネット接続利便性向上を目的に、国と市側は市内1000個所に、フリーのアクセスポイントを設ける計画で、この一環での整備だ。

■ボゴタ、自転車祭 Caracol Radioの記事
ボゴタでは10回めとなる、「自転車祭」が始まっている。28日から10月1日まで、自転車の利用促進や安全な乗り方を啓発するイベントが市内各地で開催されているものだ。市内では自転車を交通手段として利用する人が増えている一方、交通ルール、マナーの徹底が課題となっている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「自国の心配をしろ」 El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ大統領は、米国のドナルド・トランプ政権に「自国の心配をしろ」と批判した。トランプ政権は民主主義が脅かされているとして、ベネズエラに対する制裁強化を世界各国に呼びかけている。マドゥロ大統領はこの動きに反発し、ハリケーン「マリア」による甚大な被害を受けたプエルトリコ復興を優先させるべきとの考えを示した。

■ベネズエラ政府を63か国が支持 Telesur TVの記事
ホルヘ・アレアサ外相は、63か国がベネズエラ現政権を支持していると発表した。欧米などからの制裁圧力が高まる中、ベネズエラは外交ルートを通じ、同国政府への支持を各国に呼びかけた。この結果キューバ、中国、ロシア、ボリビア、イランなどからの政府支持を得られたという。欧米などは政府側による制憲議会を認めず、野党が多くを占める議会を支持している。

■反暴力のデモ呼びかけ Caracol Radioの記事
アムネスティ・インターナショナルは、反暴力のデモ参加を国内に呼びかけた。国内ではニコラス・マドゥロ政権の退陣を訴える反政府デモが長期間続いたが、政府や軍、警察がこれを力で排除する事例が報告され、死傷者も多く出した。この暴力に反対するデモを、週明けの2日に行なうという。欧米や周辺国は、このデモ排除に「過度の武器」が使用されたことを問題視している。

■給油、3~4時間待ち El Universalの記事
国内ではガソリン給油にかかる平均的待ち時間が、3~4時間だという。産油国のベネズエラだが、経済失政の影響で生産、精油に重大な問題が生じ、国内全土でガソリンの不足が起きている。スタンドの前には各地で長い車列ができており、長時間待たされている状況だ。国営オイル会社Pdvsaのオイル生産は、キャパシティの15%にとどまっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■米国、キューバ渡航者に注意喚起 Financial Timesの記事
米国政府はキューバに渡航する自国民に対し、新たな注意喚起を発令した。ハバナの米国大使館は、「音響攻撃」を受けたことが報じられ、米国側はこの大使館に勤務する外交官や職員の60%が、聴覚異常、不調などを訴えたことを明らかにしている。米国政府は渡航者に対し、同様のリスクが降りかかるおそれがあるとした。この勧告に対しキューバ政府側は憂慮を示している。

■スペインの155人、ようやく帰国 Caracol Radioの記事
足止めされていたスペインの155人が、ようやく帰国の途に就いた。プエルトリコを訪れていたこれらの観光客は、ハリケーンマリアノ接近とその被害により、一週間以上にわたりこの地への滞在を強いられていた。スペイン政府側によると、状況がようやく落ち着き、帰国が実現したという。この島に住むスペイン国籍者の希望者も、帰国する。

■エルサルバドルで土砂災害 Caracol Radioの記事
エルサルバドルで28日夜、土砂災害が起きた。中部のラ・リベルタのエル・マハワルで、大雨の影響で地盤が緩んだことにより、土砂災害が発生したものだ。この土砂により住宅が被害を受け、この家に住む5歳と8歳のこども2人を含む4人が死亡した。降った雨は局地的な豪雨で、周囲を流れる河川も急速な増水を示したという。

■パナマで浸水 TVN2の記事
パナマでは29日、大雨の影響による浸水が生じた。首都パナマシティ一帯で、局地的な豪雨が降り、地域を流れるアバホ川は著しい増水をみた。この雨の影響で、市内の街路の複数個所が浸水、冠水したという。この事態で市内の建物1棟も浸水する被害が生じた。場所によっては水かさは、人の腰の高さまで達したという。

■エルサルバドル、殺人の朝 El Salvadorの記事
エルサルバドルでは29日の未明から朝にかけて、殺人事件が相次いだという。同国警察によると朝9時までの時点で、国内では14件もの殺人が起きた。国内ではパンディージャと呼ばれる犯罪組織のメンバーの暗躍で、殺人が頻発している状態だ。この朝に起きた殺人の多くも、このパンディージャによるものだという。

■Wamos、グアテマラ線休止 Caracol Radioの記事
スペインのLCC、Wamosエアは、グアテマラ線の休止を発表した。同社はマドリードとグアテマラシティを結ぶ直行便をこの6月27日に開設したばかりだった。しかしこの27日から、同路線は休止しているという。この措置は一時的なもので、来年6月には再開するとした。同路線の利用者は4711人にのぼる。



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