2017.10.01

【ボリビア】

■司法、再選手段認める Página Sieteの記事
憲法法廷は、エボ・モラレス大統領の再選の「手段」を認めた。現行憲法の再選規定でモラレス大統領は次期選挙に出馬できないが、与党MASは「法の穴」探しを行なっていた。司法側は憲法に照らしこの方法を合法と認めたものだ。しかし現段階では最終結論ではなく、今後45日に反対意見などを聞き、最終的な結論を出すという。

■野党、司法に反発 Página Sieteの記事
野党は、憲法法廷が「法の抜け穴」を容認したことに、強い反発を示した。エボ・モラレス大統領は多選規定で次期選挙に出馬できないが、これを可能にする方法を手段として認めた。モラレス政権打倒を目指す野党は、この司法判断は「民主主義に対するクーデターだ」と反発している。野党党首や歴代大統領も、この判断に反対する声明を次々と出している。

■オレンジ線が開業 La Razónの記事
ラパスでは29日、テレフェリコ(ロープウェイ)のオレンジ線が開業した。エスタシオン・セントラルとプラサ・ビジャロエルを結ぶこの路線開業で、ミラフローレス、ビジャ・ファティマとエルアルトの乗り継ぎ利便性が、大きく向上する。今年開業した青線に続くもので、テレフェリコは合わせて5路線となった。年明けにはこのオレンジ線に接続する白線が開業予定だ。

■アチャカチ、闘争再燃も Página Sieteの記事
ラパス県アチャカチの社会闘争が、再燃する可能性が高まっている。汚職疑惑が生じた首長の辞任を求めた動きから、長期間にわたり道路封鎖などが行なわれたものだ。9月17日に封鎖が強制解除され、市民側と政府側との対話が始まっている。しかしこの対話が不調で、市民側は再び闘争の動きを起こす可能性を示唆している。

■オルーロ、ゴミ処理施設整備へ La Razónの記事
オルーロ市のエドガル・バサン市長は、ゴミ処理施設を新たに整備することを明らかにした。市内ではゴミはそのまま埋め立てられているが、この埋め立て地に鳥や犬が集まり、フアン・メンドサ空港を発着する航空便に影響が出ている。一日当たり180トンのゴミを処理する施設を、3300万ボリビアーノを投じて新たに整備する。

■航空当局、聴取行なう El Deberの記事
交通通信監督庁は国営ボリビアーナ航空(BoA)、民間航空局、そして空港を管理するSabsaから聴取を行なう。BoAの旅客航空便のトラブルが相次いでいる問題を受けたものだ。同社の運航体制のほか、管理体制にも問題がないか、確認をするという。国内からは市場でガリバー状態のBoAの慢心があるとの指摘がある。

■専門家、保護区尊重求める El Deberの記事
環境学の専門家が、ボリビア政府などに対し自然公園、保護区の尊重を求めた。マディディ、カラスコ、トゥナリなど国内には多くの公園、保護区がある。こうした存在がボリビアの生物学的多様性を維持していると専門家は指摘した。政府はイシボロ・セクレ公園内への道路建設計画を進めており、これに反対の立場を示したものだ。

■ラパス、音のアーカイブ Página Sieteの記事
ラパス市は、音のアーカイブ化を行なう。文化行政側が明らかにしたものだ。市内各地でこの10月、音のモニター観測をモニター観測を実施する。この音を「ラパスの音」としてアーカイブ化し、保存するという。この音を通じた、音楽などの芸術振興につなげたいという。市民に対しても、このアーカイブ化への参加を促す。

■テレフェリコ計画、中止を求める La Patríaの記事
オルーロ市議が、市内に建設中の観光用テレフェリコ(ロープウェイ)の計画中止を求めた。中心部とサンタバルバラ山を結ぶこのテレフェリコ建設は、資金ショートなどで中断したままだ。ウィリアム・トーレス市議は、このテレフェリコによる環境や周辺住民への影響調査が不十分だとして、計画そのものの凍結を求めた。

■バギー事故で選手死亡 Diezの記事
サンタクルスで、バギーの事故によりラリーの選手が死亡した。歌手ソニア・バリエントス氏の息子でもあるホセ・ミゲル・バカ・ディエス・バリエントス選手が、ラリー中にバギーで転倒し、頭部などを強く打ち死亡したものだ。現場はブエナビスタから35キロの地点で、バランスを崩したことが原因とみられる。


【ペルー】

■空軍、ペルー国民を救出 Perú21の記事
空軍機が、プエルトリコで身動きがとれなくなっていたペルーの63人を救出した。ハリケーン「マリア」接近による被害で、同国では交通などが甚大な被害を受けている。航空機の運航が見合されるなどし、観光などでこの島を訪れていた多くのペルー国民が帰国できない状態となっていた。空軍の特別機が運航され、これらの人々をリマに輸送した。

■輸出、370億ドルに El Comercioの記事
ペルーからの輸出は今年、370億ドルに達する見通しだという。輸出業協会(Adex)のカルロス・ゴンサレス会頭が明らかにしたものだ。この数字は、2016年に比して15%増加することを意味する。同会頭は、とくに農産品の輸出が今年好調で、輸出経済を大きく牽引するとの見方を示している。

■コパ航空、アレキパ乗り入れを否定 Gestionの記事
パナマのコパ航空は、アレキパへの就航を否定した。この6月、アレキパの行政側が同社がアレキパに定期便を就航する見通しであると発言した。しかしコパ航空側は現時点でこの計画はないと、否定した。同社はパナマシティとリマ、チクラヨを結ぶ2路線を現在、運航し、利用低迷で撤退したものの2015年までイキートスに乗り入れていた。


【チリ】

■巨大アヒル、沈む BioBio Chileの記事
サンティアゴで「巨大アヒル」が死んだ、と伝えられた。キンタ・ノルマルの公園の池に、このパブリックアート「ラバー・ダック」が出現している。しかしこのモニュメントが強風に煽られるなどして一部が沈み、動けなくなった。このモニュメントが同様の事態を起こすことは、実は珍しくないという。この展示は1日までで、その後はバルパライソに向かうという。


【アルゼンチン】

■ソンダ、吹き荒れる予想 El Nueveの記事
国内北西部では「ソンダ」が吹き荒れる予想だ。ソンダはアンデス山脈から吹き下ろす強風で、フェーン現象で気温が上昇する。メンドサ州などではこの風のため今後天候が荒れる予想で、一帯では林野火災などに対する警戒が必要と気象機関は指摘する。このソンダ吹き降ろしは今後数日、続く見通しだ。

■ガソリン、値上げの動き Télamの記事
国内のガソリンスタンドの多くが、10月1日からの価格の値上げを準備している。これまでガソリン価格は政府が公示してきたが、16年にわたる統制をやめ、この日から自由化されることになっている。この動きを受け、ガソリンスタンドが独自に価格を決められるようになり、各スタンドが「適正化」を図ることとなった。

■イナゴ、脅威続く Télamの記事
国内北部では、イナゴの脅威が続いているという。農業省側が明らかにしたものだ。この8月、イナゴの大群発生を受けフォルモサ、チャコ、サンタ・フェ、サンティアゴ・デル・エステーロの4州に緊急事態が発令された。以後、コルドバ、トゥクマン、サルタ州などでもイナゴが確認された。今は落ち着いているものの、いつ再発するか同省にも分からない状況にあるという。

■コルドバからウルグアイへ、増加 Cadena3の記事
コルドバからウルグアイへ、観光で訪れる人がこの9月、激増した。アマスソナス・ウルグアイが、コルドバとモンテビデオを結ぶ直行便を週3往復の体制で運航し始めたためだ。今の時点で平均搭乗率は40%前後と苦戦しているが、夏の観光シーズンにはウルグアイの海岸を訪れる人が増え、利用率の大幅な上昇が期待されるという。


【エクアドル】

■クリスマス商戦始まる El Comercioの記事
国内では早くも、クリスマス商戦が始まった。この週末、キトの大型商業施設では、クリスマスセールと銘打ったセールが展開され始めた。衣類やプレゼント品などを中心に、セール価格が提示されている。クリスマスは国内商業界最大の商機で、今後全土でこの商戦が拡大する見通しだ。

■キト、ホテルで客が変死 El Comercioの記事
キト市内北部のホテルの客室で、宿泊客が変死していた。29日、チェックアウト時間を過ぎても部屋から出てこないことから、宿のスタッフがこの部屋を空けた。すると浴室で、泊り客の36歳のコロンビア男性が倒れ、死亡していたという。警察によると暴力などの痕跡はなく、病死か自殺ではないかとみているという。


【コロンビア】

■アビアンカスト、影響2万5千人 La FMの記事
国内最大手、アビアンカ航空のストライキによる影響は、2万5千人に及んだ。労使交渉のこじれを受け、9月20日から操縦士の労働組合がストに入り、56%の便が欠航したり、遅れるなどした。この状況が10日間続き、多くの人に影響が生じたほか、国内ではホテルや飲食などの観光業関連にも被害が及んだ。

■ヘルメット規制強化 Caracol Radioの記事
バイク乗車時のヘルメット着用が、より厳格化される。現在国内の交通法で、バイク乗車時にはヘルメット着用が義務づけられている。今は罰則適用はなされていないが、来年3月以降はこの対象となるという。乗車時にヘルメットを使用していない場合、摘発されると罰金刑などを受けるようになるという。


【ベネズエラ】

■ロペス氏、アルゼンチンに謝意 Caracol Radioの記事
野党指導者のレオポルド・ロペス氏は、アルゼンチンに謝意を示した。反政府デモの責任を問われて14年の刑を受け、現在は在宅逮捕中の同氏は、アルゼンチンのホルヘ・ファウリエ外相とコンタクトをとった。同氏に、ベネズエラ情勢とロペス氏自身に関心を持っていることに謝意を示し、さらにベネズエラ政府に対し圧力を加え続けるよう、求めた。

■プエルトリコ支援に批判 Aporreaの記事
ベネズエラ政府のプエルトリコへの支援に、批判が起きている。ハリケーン「マリア」による甚大な被害を受けたプエルトリコに、政府は支援物資としてガソリンを送った。しかし国内では経済失政のため産油、精油体制に問題が生じ、ガソリン不足が深刻化している。自国民の多くが困っている状態の中行なわれたこの支援に、批判が起きているものだ。

■ガソリン不足、米国のせい Venezuela al Díaの記事
エネルギー担当相は、国内でガソリン不足が起きている件について「米国のせい」と語った。産油国でありながら、国内では経済失政の影響でガソリン不足が全土で起きている。エウロヒオ・デル・ピーノ大臣は、米国からの圧力によりこの事態が引き起こされたと断じた。国営オイル会社PDVSAの生産体制は、キャパシティの15%まで落ち込んでいる。

■広がる飢餓感 Venezuela al Díaの記事
国民間では、飢餓感がさらに広がっているという。経済失政の影響で物資不足が生じ、この2年以上にわたり食料品の流通に支障が生じている。栄養不足が国民を覆っている状態で、昨年には90%を超える国民が、体重を前の年より落としていることが報じられた。事態は改善されるどころか今も悪化している状態にあるという。

■高血圧薬、90%不足 Diario de Los Andesの記事
国内では高血圧薬の90%が、不足しているという。経済失政による物資不足が長期間続いているが、食料と並んで深刻なのが医薬品だ。その多くを輸入に頼るため流通が滞り、多くの医薬品が不足、涸渇していることが報じられている。高血圧症の人が継続的に服用する必要がある医薬品についても、90%が不足し、生命の危機に瀕する人も少なくないという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■米国、大使館職員ら引き上げ News24の記事
米国はキューバ、ハバナの大使館の職員のおよそ半数を、引き上げる。ドナルド・トランプ政権が明らかにしたものだ。同大使館に対し、音響攻撃が行なわれ、外交官や職員の多くが聴覚に異常や不調を訴えている。米国政府側はこの事態を重く見て、職員の引き上げを決めたものだ。米国側は、外交関係の破棄については否定している。

■メキシコ中部地震、死者360人に Caracol Radioの記事
9月19日にメキシコ中部で起きたM7.1の地震による死者は、360人となった。メキシコシティのアルバロ・オブレゴン通りにある6階建ての倒壊建物の現場では、今もなお不明者の捜索活動が続く。この場ではこれまでに40人の遺体が見つかっているという。メキシコシティでのこの地震による死者は219人となっている。

■トランプ氏、サンフアン市長を批判 El Universoの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は、プエルトリコの中心都市サンフアンの市長を批判した。プエルトリコでは接近したハリケーン「マリア」の影響で、道路や通信、送電などのインフラに甚大な被害を受けている。被害を受け、混乱が生じている事態についてトランプ氏は、この市長の指導力のなさが原因だ、と批判した。

■軍、ロシーニャから撤収 El Paísの記事
ブラジル軍は、リオデジャネイロの「ロシーニャ」から撤収した。ロシーニャは、ファヴェラと呼ばれるスラム街で、市内有数の規模を誇る。このファヴェラを舞台とした組織犯罪の取り締まりのため、軍は兵らをこの地に投入していた。一応の展開が終了したとして撤収したものだ。この展開で、薬物売買に関わったとみられる24人が摘発されている。

■コスタリカ、危険な金鉱山 Caracol Radioの記事
コスタリカで、金鉱山の危険性が指摘されている。北部のラス・クルシータスは、かつてのゴールドラッシュの際に盛んに採掘がなされた場所だ。この地にある廃鉱山が、地域の環境汚染や、周辺住民の健康被害を起こしているとの指摘がなされた。この跡地から流出した水銀が、地域の水資源を汚染している可能性があるという。

■ニカラグア、観光桟橋 La Prensaの記事
ニカラグアでは、観光桟橋が新たにオープンした。太平洋岸に設けられたこの桟橋は、寄港するクルーズ船向けに整備されたものだ。クルーズ船寄港による観光業の効果は大きく、各国が誘致を進めている。米国のクルーズ船「レガッタ」がオープンしたばかりのこの地に寄港し、400人が降り立った。

■ホンジュラス、長時間停電 La Prensaの記事
ホンジュラスの西部地域では9月29日夜から、長時間にわたる停電が続いている。20時30分頃に送電が絶え、広い範囲で停電となった。地域によっては16時間にわたり停電が続いている地域がある。当局側によると、地域で降った雨で、送電施設に大きな被害が生じ、この事態に至っているという。



最近の記事