2017.10.03

【ボリビア】

■エボ「影響は最小限」 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、憲法法廷の判断の影響は「最小限になる」との見方を示した。憲法の再選規定に関わらず、2019年選挙にモラレス大統領が出馬する手段について、同法廷が認めたものだ。しかしこの再選に反対する国民からの反発が生じ、コチャバンバ県のアイキレからスクレに向けた行進が行なわれている。しかしモラレス大統領は、社会的影響は小さいとした。

■カトリック教会、反対の姿勢 La Razónの記事
カトリック教会は、憲法法廷の判断に反対の姿勢を示した。再選規定にも関わらずエボ・モラレス大統領の次期選挙の再出馬の方法を認めたものだが、教会側はこの判断が「民主主義を著しく傷つける」内容と批判した。憲法法廷が、法の抜け穴を認めた形になり、法治国家として根幹が揺らぐとの見方も示している。

■米州機構も問題視 La Razónの記事
米州機構も、憲法法廷の判断を問題視している。エボ・モラレス大統領の次期選挙出馬の方法を認めたこの判断だが、法廷自らが「憲法違反」を容認するような形となった。米州機構はこの件についての特別ミッションをボリビアに派遣し、事実関係を確認する方針を示した。この内容によってはボリビア政府は、同機構からの強い圧力を受けることになる。

■キューバ副議長が来暮へ La Razónの記事
キューバのミゲル・ディアス=カネル副議長が来暮する。この9日、キューバ革命に身を投じたエルネスト・ゲバラ(チェ・ゲバラ)の処刑から50年を迎える。サンタクルス県バジェグランデではこの式典が行われ、同副議長が参列することとなった。この式典には、ゲバラの4人の子も参列予定だ。また政府は、ベネズエラの副大統領も来暮することを明らかにしている。

■オルーロ、トタン落下事故 La Patríaの記事
オルーロのテレフェリコ(ロープウェイ)建設現場で、トタンが落下する事故が起きた。サンタバルバラ山の聖母ソカボン像駅付近で、現場を覆っていたトタンが落下し、この直撃を受けた16歳の少年が重傷を負った。この男性は、交際相手と散歩中、この事態に巻き込まれたという。このテレフェリコは資金ショートで建設工事がストップしたままとなっている。

■コパカバーナ道、また封鎖 Página Sieteの記事
ラパスとティティカカ湖畔のコパカバーナを結ぶ道路が2日、また封鎖された。エルアルトの第7区の住民らが、サンロケ付近で行なったものだ。市や県に対し、同地域への公共工事の早期実施、約束の履行を求めた動きだ。コパカバーナ道は9月中旬にかけ、アチャカチの社会闘争で長期間、封鎖されたばかりだった。

■ベニ、1人の遺体を発見 La Razónの記事
ベニ県で、川に流された1人の遺体が発見された。2日、現地警察が明らかにしたものだ。1日、県都トリニダから11キロのプエルト・ヘラルダで、きょうだい4人がマモレ川に流された。このうちの一人である21歳男性の遺体が、見つかったという。この川一帯では、残る3人の捜索が、続けられている。

■80%、来年も参加 El Deberの記事
アンケートによると80%の企業が、来年も参加したいと答えている。サンタクルスでは先週にかけ、国内最大の見本市エクスポクルスが開催された。2360社が参加し、45万人の人出があったこのイベントだが、多くの企業が2018年9月の次回にも、参加したい意向であることが分かったものだ。

■BoA、8回の事故 Página Sieteの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は今年に入り、すでに8回もの事故を起こしているという。先月末、ラパスを発ったばかりの旅客機が引き返し、緊急着陸する事態が起きた。整備の不良などが原因のトラブルと後に判明している。民間航空局によると同社の事故件数は世界的に見ても多い水準だという。相次ぐトラブルについて、同社の「慢心」があるとの指摘がなされている。

■パントゥケ、狂犬病ではない El Deberの記事
ラパスの家庭で飼われているシャーペイ「パントゥケ」は、狂犬病ではなかった。動物センター側が明らかにしたものだ。この犬は8月、グラン・ポデールで男児を襲い、重傷を負わせた。この裁判で、犬への寛大な処分を求めるため18人による弁護団が形成され話題となっている。一方、この男児の両親に対する脅迫行為などが明らかになり、裁判の行方が見えにくくなっている。



【ペルー】

■LCC3社、参入検討 El Comercioの記事
ペルーの航空市場に現在、LCC3社が参入を検討しているという。国内では今年5月から、初のLCCであるビバ・エア・ペルーが運航を行なっている。新たにチリのラテンアメリカンウィングス(LAW)、ジェットスマート、コスタリカのボラリスが国内線や国内都市からの国際線の運航を計画しているという。

■ビバ・エア・ペルー、路線拡張へ Gestionの記事
今年国内市場に参入したLCC、ビバ・エア・ペルーは2018年、路線を拡張する計画だ。同社が明らかにしたものだ。参入した今年は国内市場での足がかりを得たが、2018年は成長基調に乗せたいという。現在同社はリマとアレキパ、クスコ、トルヒーリョなどを結ぶ路線を運航しており、来年には乗り入れ地を増やしたいという。


【チリ】

■2018年、3.0%成長目標 BioBio Chileの記事
政府は2018年のチリの経済成長について、3.0%とする目標値を示した。ニコラス・エイサギレ大蔵相が明らかにしたものだ。今年の経済成長については1.5%となる見通しで、来年はこれを上回る目標とした。またこの成長により、チリの国庫歳入額は7.5%増える見通しだという。

■コンセプシオン-カラマ線 BioBio Chileの記事
LCCのスカイ航空は、第8(ビオビオ)州都コンセプシオンと、第2(アントファガスタ)州のカラマを結ぶ直行便を開設した。国内の南北の地方都市を直接結ぶ路線の開設は、これが初めてだ。サンティアゴを経由しない、新たな交通軸が生まれることになる。同社はこの路線の動向を見ながら、地方路線の拡充の可能性を検討する。



【アルゼンチン】

■AR、操縦室が水浸し Clarín.comの記事
アルゼンチン航空の旅客機の操縦室が、水浸しになる事態が起きた。30日夕方、トゥクマンからブエノスアイレスに向かっていた便で、操縦室の窓が完全に閉まっていなかった。ブエノスアイレス付近で悪天候となったため、この窓から多くの水滴が室内に入ったという。この機は無事に着陸したが、機体そのものは現在使用できなくなっているという。

■トゥクマン-サンティアゴ線 Télamの記事
トゥクマンとチリのサンティアゴを結ぶ直行便の運航が始まる。チリのLATAM航空が新たに開設する路線で、この2日から週3往復の体制で運航する。トゥクマンからはLATAMペルーが、リマ線を開設したばかりだ。サンティアゴと国内を結ぶ路線は、スカイ航空がロサリオ線を開設したばかりでもある。

■9月の新車販売、10.9%増 La Nacionの記事
国内のこの9月の新車販売は7万8889台で、前年同月比で10.9%の増加だった。自動車販売業の団体Acaraが明らかにした数字だ。国内では新車販売が現在、好調になっている。1~9月の販売台数は70万348台で、前年同期比で28.3%もの増加となっている。9月、もっとも売れた車種はフォルクスワーゲン・GOLで4703台だった。

■チリ国境で多くの足止め Cadena3の記事
チリ国境で、多くの人が足止めされているという。週末、アルゼンチンからチリへは多くの人が、旅行や買い物で移動する。しかし標高の高い国境地域の悪天候の影響で、国境から戻ることができず、多くの車輛が足止めされているという。とくにロス・オルコネスの国境は降雪などの影響で、長い車列ができている状態だ。

■プラサ・デ・マヨ駅、改名へ En El Subteの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアAのターミナル、プラサ・デ・マヨ(5月広場)駅が改名する。市議会側がこの改名の議決を行ない、承認される見通しとなった。新しい駅名は「プラサ・デ・マヨ-カサ・ロサーダ」となる。大統領府であるカサ・ロサーダの名前を足すものだ。プラサ・デ・マヨ駅は開業104年、初めての改名となる。

■バイオエタノール、8%増 Télamの記事
コルドバ州でのバイオエタノール生産は今年、前年比で8%増えているという。同州では地域産のトウモロコシを使用した、この燃料の生産が始まっている。今年1~7月の生産量は21万3400立方メートルと、前年同期の19万7990立方メートルから1万4千立方メートルほど増えた。今年この生産には、53万トンほどのトウモロコシが使われている。


【エクアドル】

■FIFA、ホモフォビアで処分 El Comercioの記事
国際フットボール連盟(FIFA)は、ホモフォビア(同性愛憎悪)の告発を受け、エクアドルに処分を科した。9月5日に行なわれた、ペルーとのワールドカップ予選の試合の際、ナショナルチームのサポーターがホモフォビアの内容の歌を歌ったという。FIFAの憲章67条に抵触する行為にあたるとして、2万541ドル相当の制裁金をエクアドルのフットボール連盟に科した。

■アンバト、道路封鎖 El Comercioの記事
トゥングラワ県都アンバト市内で2日、商店主らが道路を封鎖した。封鎖を行なったのはマヨリスタ市場の、衣料品を扱う商店主らだ。この市場周辺などで、店を持たない商業主が路上販売を行ない、この市場での営業に支障を生じさせているという。行政などに対し、こうした路上商の取り締まりなどを求めた動きだ。


【コロンビア】

■航空運賃は安定 El Colombianoの記事
国内の航空運賃は、安定しているという。最大手のアビアンカ航空の操縦士の組合が先月20日からストライキに入り、多くの便が欠航している状態だ。供給不足となった市場では、運賃のつり上げなどが起こりやすいが、今回はこうした事態がほとんどみられないという。LCC型の航空会社が、価格つり上げが各社のイメージ低下になると判断したケースが多いとみられる。

■政府、新たな調停へ Caracol Radioの記事
政府はアビアンカ航空の労使紛争について、新たな調停を図る。アビアンカ航空の操縦士ら702人が、9月20日からストライキに入り、国内線、国際線の便の多くが欠航となっている。先週、一度めの調停を図ったが不調に終わったことから、あらためて調停を図ることを政府側が明らかにした。組合側は賃金や待遇の改善などを求めている。

■ホモフォビア殺人で男を逮捕 Caracol Radioの記事
メデジンの警察は、ホモフォビア(同性愛憎悪)による殺人容疑で、市内に住む19歳の男を逮捕した。この男は5月25日、市内でLGBTの35歳の男性を暴行したという。この男性は搬送先の病院で死亡が確認された。警察の捜査の末、この男の犯行と判明し逮捕に至ったという。国内では同性愛などに対し、保守的な考えを持つ人は少なくない。


【ベネズエラ】

■9日に衛星打ち上げ El Paísの記事
ニコラス・マドゥロ政権はこの9日に、新たに衛星を打ち上げると発表した。この衛星「アントニオ・ホセ・デ・スクレ」は中国国内から、打ち上げられるという。2008年の「シモン・ボリバール」、2012年の「フランシスコ・デ・ミランダ」に続く、3つめの衛星だ。この新しい衛星は、国内の科学技術開発などを目的としたものと政府側は説明している。

■ガソリン不足、PDVSAのせい El Nacionalの記事
国内で深刻さを増すガソリン不足について、国営オイル会社PDVSAのせい、と指摘された。議会のエネルギー委員会側が指摘したものだ。産油国のベネズエラだが、オイル生産、精油の問題からガソリン不足が全土に広がっている。委員会側はこの不足は、PDVSAのサボタージュと汚職の蔓延から生じた、と断じた。

■医薬品密輸で逮捕 El Nacionalの記事
ミランダ州で、医薬品密輸の容疑で男が逮捕された。この男は、不正流通のこの医薬品を相場よりも高い価格で販売しようとしていたという。密告を受けた警察が、この男を摘発、逮捕したものだ。経済失政による物資不足の影響で、そのほとんどを輸入に頼る医薬品の市場での涸渇が生じている。

 width=■前長官「拷問が蔓延」 El Nacionalの記事
ルイサ・オルテガ・ディアス前検察長官は、国内の捜査機関で「拷問」が蔓延していると断じた。ペルー、リマを訪れ明らかにしたもので、とくに政治犯などに対する拷問は、日常化しているという。同氏はニコラス・マドゥロ政権批判を続け、制憲議会により一方的解職を受け、現在はコロンビアに亡命している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■メキシコと日本、空白域調査 El Universalの記事
メキシコ、日本の地震学の研究者らが「空白域」について調べる。メキシコではこの9月、大きな地震が相次いだ。20世紀後半以降の大地震の震源は列をなしているものの、ゲレロ州の一部のみ空白となっている。この空白域を震源とする大きな地震が今後起こるおそれがあるとして、両国の機関が共同で研究を行なうという。

■エルサルバドル、殺人急増 El Salvadorの記事
エルサルバドルではこの9月、殺人件数が急増した。公共安全局が明らかにしたもので、この月に起きた殺人件数は435件と、前年同月比で27%もの増加だったという。国内ではパンディージャと呼ばれる犯罪組織メンバーの暗躍で殺人が増加し、国を挙げて対策をとったことから事件は減少傾向だった。しかしこの月、殺人件数についてはぶり返した形となる。

■メキシコ西部で事故 Caracol Radioの記事
メキシコ西部、ハリスコ州でバス事故があった。1日19時30分頃、アトトニルコの道路で、走行中のバスのブレーキが突然効かなくなった。このバスは衝突事故を起こし、15人がし死亡し、37人が負傷した。このバスに乗っていたのはグループ旅行から帰る人々だったという。警察は、車体の整備不良が原因とみている。

■パナマ土砂災害、6人死亡 El Nuevo Diarioの記事
パナマ西部で起きた土砂災害による死者は、6人となった。チリキのセロ・コロラドで土砂が崩れ、住宅が巻き込まれたものだ。この家に住むこども4人、成人2人の合わせて6人が、相次いで遺体で発見された。またこの土砂災害で、同様に被害を受けた周辺住宅の10人は現在、避難している状況だ。


【国際全般】

■英国のLCCが破綻 El Universoの記事
英国のLCC、モナーク航空が2日、経営破綻した。同社はリゾート路線の定期便やチャーター便を多く運航しており、この突然の破綻で旅行中の11万人が被害を受け、30万人の予約に影響が生じたとみられる。同社は英国政府に対し、滞在中外国人や、国外滞在中の英国人の移動についての支援を求めた。同社の職員数は2100人となっている。



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