2017.10.10

【ボリビア】

■エボ、チェは解放者 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、エルネスト・ゲバラ(チェ・ゲバラ)はゲリラではなく「解放者」と呼んだ。9日、サンタクルス県バジェグランデのイゲラ村で、ゲバラが処刑されて50年となった。政府はこれを記念する式典を開き、モラレス大統領がゲバラの闘いの意義を強調し、今もボリビアの解放に向けた「革命」は継続中だと訴えた。

■イゲラ村に2万人 Página Sieteの記事
エルネスト・ゲバラ(チェ・ゲバラ)の処刑から50年となった9日、サンタクルス県バジェ・グランデのイゲラ村には、およそ2万人が集結した。政府主催の式典が行なわれ、ゲバラの4人の実子やキューバの副議長などが参列している。国際社会からの注目度も高く、321社の報道もこの地に集まった。

■アルゼンチン国境で爆弾騒ぎ El Deberの記事
タリハ県のヤクイバの国境で、爆弾騒ぎがあった。国境を接するアルゼンチンの税関に爆破予告があったもので、この事態を受け9日11時、国境橋の通行が差し止められる事態となった。両国の警察が出動し監視を強めたが、結局爆発物は見つからず、悪質ないたずらとみられている。

■59%、汚職増加と考える El Díaの記事
国民の59%は、汚職の状況が悪化していると感じている。NGO団体がラテンアメリカ各国の、政治行政の状況について調べを行なった結果だ。この数字はベネズエラの87%、チリの80%、ペルーの79%より低いものの、依然として政治行政への不信を払拭できていない現状を示す。また直近1年間に、何らかの賄賂支払などを行なった国民28%となっている。

■カトリック系病院、中絶応じず La Razónの記事
カトリック教会系の病院は、中絶に応じていないという。カトリックの司祭団体が明らかにしたものだ。ボリビアでは長らくタブーとされていた中絶の問題について、条件つきでこの9月に緩和の措置がとられた。条件に符合する場合、合法的に中絶手術は受けられるが、この緩和に反対しているカトリック教会側は現在もこれを認めていないという。

■中国からX線機器 El Díaの記事
サンタクルスのビルビル国際空港に中国政府から、X線検査機器が贈られた。税関が明らかにしたもので、この機材の使用が6日から開始されているという。米国での手荷物検査の厳格化を受け、国内空港でも検査体制の強化が図られている。同様の機材はラパスのエルアルト空港にすでに導入されている。

■コチャバンバ、強風被害 Los Tiemposの記事
コチャバンバではこの週末、吹き荒れた強風による被害が報告されている。7日、市内やティキパヤなどで強風が吹き、各地で倒木が相次いだという。エコロヒア通りではユーカリの木が倒れ、駐車中だった車輛を直撃したが、人的被害は免れた。母なる大地局によるとこの風により、少なくとも94個所で倒木や枝の落下があったという。

■トゥピサ、48時間スト Página Sieteの記事
ポトシ県のトゥピサでは、48時間にわたる市民によるストライキが行なわれる。9日から10日にかけて、市街で道路交通を阻む封鎖などが行なわれるものだ。市内では水道インフラが脆弱で、利用時間帯が限られたり、未だに供給されていない地域が残存する。市民らはこの改善を市や県、国に求めている。

■観光投資、0.31% La Razónの記事
国内9県の、観光分野への投資は全予算の0.31%にとどまるという。ボリビアは観光を今後の主産業と位置づけ、育成を図っている。しかし今季、各県によると観光地間の競争が弱まったことなどを受け、この分野への投資が減ったという。この数字は2012年時点で1.71%、2013年には1.31%だった。

■パリアの教会、進捗72% La Patríaの記事
オルーロ県パリアの古い教会の改修作業は、進捗率が72%となったという。この地はスペイン統治時代、アルト・ペルーと呼ばれた現在の国内地域の行政の拠点が置かれた。この地の教会は建造480年と、国内でもっとも古いものの一つとなっている。国と県の文化行政が行なっているこの改修は、12月5日までに終了する見通しだ。


【ペルー】

■クスコ、またストか El Comercioの記事
クスコでは教員らが、またストライキを通告した。教員らの団体はこの20日、24時間の時限ストを行なう方針だという。賃金などの待遇改善を求めた動きだ。クスコの教員らはこの6月から8月にかけ、長期間のストライキを行ない、教育現場は大きく混乱したばかりだ。同様の事態が再燃するおそれがある。

■BRT、コロンビア戦の影響 La Repúblicaの記事
リマのBRT、メトロポリターノ・ブスは、コロンビア戦の影響を受けるという。10日、2018年ワールドカップ出場権をかけた南米予選の試合が市内で行なわれる。スタジアムへの輸送を担うこのBRTは、試合直前、直後の時間帯運行体制が変更されるなどの措置がとられる。ペルーは現在5位と、大陸間の出場枠を狙える圏内にある。


【チリ】

■航空事故でチリの医師が死亡 BioBio Chileの記事
ウルグアイで小型機が事故を起こし、操縦していたチリの医師が死亡した。プラヤ・パスクアルでパイパー機が不明となり、同国航空当局による捜索が行なわれた。この結果、同機が墜落しているのが発見され、55歳の医師が遺体で収容された。ラグビー選手らが死亡した1972年の航空事故のメモリアル飛行に参加中、事故に遭遇したとみられる。

■ホモフォビア殺人を告発 BioBio Chileの記事
LGBT団体Movilhは、ホモフォビア(同性愛憎悪)による新たな殺人事件を告発した。第8(ビオビオ)州のチリャンで、36歳の同性愛者の男性が殺害されたという。ホモフォビア行為は、通称「サムディオ法」により禁じられており、この法に基づく処罰などを求めたものだ。サムディオ法は、サンティアゴで若い同性愛者男性が殺害された事件をきっかけに制定された。


【アルゼンチン】

■汚職対策、評価受ける Télamの記事
アルゼンチン政府による汚職対策は、前向きな評価を受けた。政治行政の透明性について、NGO団体が報告したものだ。ラテンアメリカ各国での汚職は今も蔓延した状態だが、アルゼンチンでは2016年、公務員が関わる汚職件数が大きく減るなど、政府による対策効果が強く見られたという。

■代表、アンデス航空機で移動 Informate Saltaの記事
アルゼンチン代表チームは、アンデス航空のチャーター機で敵地エクアドルに向かうという。2018年ワールドカップの予選のための移動だ。エセイサ国際空港からキトに向け、昨年LCCに転換したアンデス航空のボーイング737型機で移動したものだ。現在アルゼンチンは6位と、出場圏外にあり、厳しい闘いが続くとみられる。


【エクアドル】

■サルマ、影響調査 El Comercioの記事
エル・オーロ県のサルマでは、地盤沈下の影響調査が、あらためて行なわれる。この町は長年にわたり鉱山の町として栄えた。しかし町の地下部分に採掘跡である空洞が多く残り、これが原因の地盤沈下で建物が倒壊する被害が相次いだ。9月には市内の学校施設が、この沈下で全壊する事態も生じている。


【コロンビア】

■アビアンカ、スト継続 El Paísの記事
アビアンカ航空の操縦士の組合は、ストライキを継続する。労使交渉のもつれから、同組合は9月20日からストに突入している。先週末、司法がこのストを違法と認定したが、組合側はそれでもストの続行を選択した。スト開始以降、すでに同社の3800便が欠航となり、35万人の乗客に影響が生じている。

■航空運賃に影響なし El Heraldoの記事
クリスマス、年末年始の航空便の運賃が跳ね上がるなどの現象は、見られていない。最大手のアビアンカ航空のストが長引き、国内航空市場には不安要素が残る。しかし航空各社はこの事態による価格のつり上げなどはせず、むしろアビアンカの乗客を奪うためのプロモーションなどを行なっている。繁忙期となるクリスマス、年末年始についても同様の傾向がみられているという。

■モコア、909棟建設へ Caracol Radoの記事
政府は、プトゥマヨ県のモコアに、被災者向けの住宅909棟を建造する方針だ。この町では今年3月31日から4月1日にかけて、大規模な土砂災害が発生した。多くの建物が被害を受け、今も避難生活を強いられる人が多い。政府と地域行政は、公有地16ヘクタールに、こうした被災者向けの住宅を設ける計画を明らかにした。


【ベネズエラ】

■与野党間対話、近く実現 Caracol Radioの記事
在カラカスのドミニカ共和国の大使は、与野党間の対話が近く、実現するとの見方を示した。与党と、議会で圧倒的多数を占める野党の対立が深まる中、同国の斡旋でこの対話が、サント・ドミンゴで行なわれることが発表されていた。予定よりも遅れるが、この対話は近く、実現する運びだという。この対話では、喫緊の課題である経済問題が話し合われることになっている。

■ティントリ氏、闘争継続訴え El Nacionalの記事
活動家のリリアン・ティントリ氏は、国民に対し闘争継続を訴えた。この15日に地方首長選挙などが行なわれるのを前に、ビデオメッセージを出したものだ。この国の自由、解放のために闘い続けることを、国民に求めた。同氏の夫は、2014年の反政府デモの責任を問われて14年の刑を受けた、野党指導者のレオポルド・ロペス氏だ。

■ベネズエラ、空の孤立 Telegraphの記事
ベネズエラは、空の交通網からの孤立を深めている。新たにアルゼンチン航空がカラカス線の休止を発表した。経済問題や安全性などから、外国航空会社の撤退、休止が相次ぎ、現在も維持しているのはコパ航空やTAMEなどだけだ。同国にとって外貨を得る機会でもある観光業も、こうした事態で凋みつつある状況だという。

■口腔衛生の危機 El Nacionalの記事
ベネズエラ国民の口腔衛生は、危機にあるという。歯科医師らの団体が明らかにしたものだ。経済失政の影響で、国内では物資不足が続いている。口腔衛生を保つための歯ブラシや練り歯磨きの入手困難さから、多くの国民の口腔衛生が悪化している現状だ。また虫歯などの疾患があっても、治療に向かえない国民も少なくないという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■フットボール会場で騒動 El Universalの記事
パラグアイのフットボールの試合会場で大きな騒動が起きた。アスンシオンの北450キロ、ペドロ・フアン・カバジェーロの競技場で行なわれたオリンピア対ソル・デ・アメリカの試合の際、サポーター同士の乱闘が生じた。現場では発砲により3人が、刃物により1人が負傷した。試合開始直後に起きたこの事態で、試合は中止された。

■ブラジル、小型機が庭に墜落 Caracol Radioの記事
ブラジル、サンパウロ近郊の町で、住宅の庭に小型機が墜落した。この事故が起きたのはサン・ジョゼ・ド・リオ・プレトで、墜落したのはビーチ・エアクラフト機だ。この事故で、乗っていた男性3人全員が死亡している。この機は、現場近くの飛行場に着陸しようとしていたことが分かっている。地上で巻き込まれた人はいなかった。

■世界でもっとも汚い川 Mundo Deportivoの記事
グアテマラの、「世界でもっとも汚い川」が、ネット上などで話題になっているという。サン・アンドレス・イツァパ近くにあるこの川は、川底がゴミに覆われている状態だ。同国の自然保護の現状を訴えたこの写真や動画が、SNSなどで拡散しているという。写真を撮影した活動家らは、国内で同様の状況にある川がほかにもあると指摘している。

■ホンジュラス、滑走路摘発 Caracol Radioの記事
ホンジュラスでは今年、勝手に整備された滑走路25個所が、警察などにより摘発された。これらの滑走路は農村部や原野などに作られていたもので、薬物輸送の小型機の発着に使用されていたとみられる。直近、摘発されたのはラグーナ・デ・イバンスで見つかった全長900メートル、幅15メートルの滑走路だった。

■コスタリカ、汚職悪化 Caracol Radioの記事
コスタリカ国民の実に65%は、国内の汚職をめぐる状況が悪化していると考えている。政治行政の透明性についての活動をするNGO団体が行なった世論調査の結果だ。現在の政府の対汚職政策について、59%は不十分と考えている。学校教職員や公共病院の医師などに「謝礼」などをこの1年間に払った国民は24%にのぼる。

■ブラジル、女性保育士に栄誉 News24の記事
ブラジル、ミシェル・テメル大統領は、火災の中こどもを助け死亡した女性保育士を称えた。ミナス・ジェライス州北部のジャナウバで、保育園の警備員が精神疾患から放火する事件が起きた。この43歳の女性保育士は、こどもたちを逃がすため施設内にとどまり、死亡した。この女性とこども8人の、合わせて9人がこの事件で死亡している。



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